現代医療に入り込んでいる偽善の側の姿 3 7月25日

現代医療に入り込んでいる偽善の側の姿 3

 最近になって一回2億円の薬まで登場です。この薬は遺伝子病で生まれて半年前後で亡くなる子供達を救う技術でした。オプシーボとは異なり効果の高い医薬品と説明されていました。
 科学の進歩は望ましいことです。2億円の内訳は特許料その物でしょう。こういったばかげた価格はノーベル賞も利用して、政治も協力する中で作り上げた物でしょう。これに対処するには、医薬品の国有化で十分に対応出来るでしょう。
 この対処には特許制度改革にも関わるのですが、国内で協力し合えば済むことですし、同じ種類の薬を作るだけです。完成までの数年間を資金繰りで何とかするだけです。特定の誰かにしか出来ない仕事など、衆知の前には知れています。そしてどんどんと過去の技術として時代遅れになるのでした。
 経済行為としてみる場合に、はっきり言って2億円は国家予算に対する彼らの挑戦です。結果で答えるように努力をしましょう。ご協力をお願い致します。恐らくくだらない特許を日本で認めないことで、回避すべき部分をまず回避出来るでしょう。現時点でくだらない政治的な問題であると感じる部分が多いです。状況を確認した上で必要であれば、日米合同委員会の奴隷として鎖を愛する特許庁の人材をまず排除すれば前進でしょう。客観的であるべき科学を政治で意図的に操作している可能性が高いと思われ、「科学の話を公開で客観的にしましょう」で解決する部分があると思えてなりません。
 日本の医療のあり方は、適切な方向に、命と健康を重視する物に変えることが出来るのです。国民の皆さんの協力があれば、偽善の側の悪事を情報公開することで、過去の事実に向き合い私たちとその子孫の未来を変えられるのです。

 まとめの最後もまた信じにくい話ですみません。今回の高度な文明を手放した2つの争いは、先史文明の遺跡によれば約12660年ほど前に始まっています。そして約5000年前から双方の陣営に準備か完了したという事で、本格的に過去を忘れる争いを始めて、現在に至るのでした。
 あの世に過去の文明の科学技術を預けてきたと考えて下さい。この記事ではノーベル生理学賞の間違いを3つ指摘しますが、物理の記事では同様にノーベル物理学賞の間違いを2つ指摘しています。ノーベル賞を受賞するだけでも大変なことなのに、その間違いをここまで単なる物理学科卒のただのおっさんで指摘出来ると思いますか。
 未来を計画出来る部分がまた信じにくくなるのですが、この現実が先史文明の遺跡群に残されており、1963年2月14日に愛知県半田市にある実家で生まれた私を呪っています。イタリアのオスティアにあるその遺跡から42.42度で誕生日を1999の乗数で組み込んでいるのです。199は終わり、90は命令がヘブライ語の意味です。
 同様に例えば、アンネの日記で有名なアンネ・フランク女史のアムステルダムの隠れ家は以下を満足です。

カーブル ベルリンと直線で3333.33マイル、流刑地に入る(ヘブライ語)x3
ベルリン 359マイル、悪魔(ヘブライ語)

 数字をヘブライ語で解釈すると大きな意味を持ちますしカーブルはアフガニスタンの首都で偽善の側の古い重要都市でした。ベルリンはもちろんヒトラー総統です。
 守護霊達の導きを感じることは普通出来ないのですが、これらの数値は否定の出来ない現実です。二つの争いに際して重要な方にはこの組み込みが確認出来ており、この後書く予定の二つの月の記事にてその内容を明確にするところです。小保方氏も再登場です。
 偽善の側がこの先勝利を手にする場合、地球に起きる地殻変動は大きな物となり、ごくごく少数の人類だけが圧政の中に生き残るでしょう。今よりもさらにひどい世界です。
 今の流れの先で善の側が勝利をする場合は、私たちは宇宙に広がる準備を始めることになるでしょう。現状で物理に関して常温核融合と質量制御の話を書いており、それぞれが実現することでしょう。続きでワープの概念も書いているので、この世界の空間理論が進展すればアンドロメダ銀河にも到達出来るようになるでしょう。
 この種の科学の進展ですが、守護霊達の導きも手伝って進展するはずです。少なくともこのHPに書いてきた科学は、彼らの後押しなくしてここまでを進めることなど出来なかったでしょう。適切な本を読ませて、様々な場所にもサインを送り、こちらの発想を助けていると考えて間違いないでしょう。
 彼らはPCを壊してみたり、本屋さんでは考えにくいけれども学ぶべき本が目の前に置かれていたり、間接的にこちらを導いてきたことは現実です。ここ数年のこの種の苦労がここに医療の記事を書かせているのでした。学ぶべきを学ばされてきたのであり、個人の実力などは大きく超えています。
 こちらの役割として、この時期に重要な情報公開をすることになっているので、ここまでの偶然が重なり記事を書かされているのです。あの世にある科学が偶然を装い、この世に送られてきたと言っても過言ではないでしょう。
 善の側が勝利すれば、善の側の意図に相応しい方々に、この種の情報が届くようになって科学は大きく進むでしょう。単純にはこの種の偶然をこれまで信じていなかった人々が、その現実味を理解して利用するように変わるからです。

 国民の皆さん、現政権にNOをする場合には、科学はそこから大きく進歩します。その果実は偽善の側の存在達には得ることの出来る物ではないのです。彼らをこの世界の人間の中から追放しない限り、進展する科学があなたの命と健康を、彼らの錬金術に使うだけになります。
 これから起きる政治的な変化の中で、自然災害も続いて世の中に情報公開の気運が高まるでしょう。真実を知り政治に参加し、署名による司法権行使を皮切りとして、この世界のあり方を国民主権の元に正しましょう。求める物は平和で永続し、自然との共存を達成する未来です。

 ここまでのまとめに続いて、本文は以下の項目です。

1)医療の問題を告発する方々と、重要な研究成果を公表する方々
2)客観性のない医学の現実、ノーベル生理学賞の間違いと問題、科学に共通する査読の問題とワクチン
3)医療における、国民を騙す典型的な犯罪的治療の典型例
4)がん治療
5)糖尿病治療
6)コレステロールと血管疾患、免疫と食事
7)アルツハイマー病とパーキンソン病の治療
8)心と体と魂の関係と精神医療
9)STAPと腸管造血説の詳細

 以下本文です。

1)医療の問題を告発する方々と、重要な研究成果を公表する方々
 こちらが医療の問題をここに書けるのは、以下の方々の努力があるからです。彼らの言葉の全てが正しいわけではなく、中には間違いもあるのですが、それでも国民が犠牲にされている部分を勇気を持って公表し、人々にその問題を問うことは重要な役割でした。
 こちらも含めて誰しも間違いをゼロにすることは難しいでしょうし、社会が進展する中で間違いに気づけば修正されてゆくだけだと思います。
 読者の皆さんには、もし彼らの著書を読まれるのであれば、こちらの主張と彼らの主張の違いや共通点など、興味を向けて頂ければと思います。こちらはひたすら客観性の追求が基礎であり、科学がベースの作業です。

a)眠っているがんを起こしてはいけない。 近藤誠著
 この方は、がん治療の問題点を明確に伝えている著書が多く、上記はこちらの感じる代表作です。全てを読む余裕はないので他にも良い本があるかもしれませんが、発行日の新しさで、その内容も最新の科学に相応しいと考えてのご紹介です。
 前出のがんの話のまとめに、膵臓がん、肝臓がん、肺がんのあり方の見直しが出てきます。その内容はこの方の紹介している事例より感じ取れる内容です。読者の皆さんにも同じ様に感じて欲しいので、少し長くなりますが事例を紹介致します。膵臓がんに対する注目を促されたことで、がん全体の中での臓器を中心とした区別を考えさせられて、出した答えがまとめの内容なのです。

千代の富士関の膵臓がん
・2015年6月、大変健康で還暦を迎えた九重親方は人間ドックを受け、膵臓がんを発見された。その月に手術。
・がんの切除は成功し、主治医から「早期発見だったため命に別状はない」と。本人も「もう健康体だから大丈夫」と大喜び。
・半年後の12月、検査で、肺や胃への転移が判明。医師から提案された抗がん剤を断り、女優の樹木希林さんと同じ鹿児島の施設で放射線治療を受ける。
・翌年7月31日逝去。

比較すべき昭和天皇の膵臓がん 1年8ヶ月の余命だった
・86歳の誕生日である1987年4月29日、天皇は吐き気をもよおし、食べたものを少し戻した。CT検査などが実施されたが、原因は不明。
・その後も吐いたり倒れたり。侍医団は「胃腸の通過障害」と診断。
・同年9月22日に開腹手術。
 がんは膵臓の「鉤部(こうぶ)」という、膵臓が十二指腸と接する部分に出来ており、がんが十二指腸をふさいだために食事が通過しなかったと判明。
 術式は「バイパス手術」。十二指腸と小腸の近いところに穴を開けて、つなぎ合わせ、胃から十二指腸に入った食事が小腸の方へ流れるようにした。つまり膵臓がん自体は切除せず、そっくり残して放置。
・天皇はまもなく公務に復帰
・手術から1年後の1988年9月19日に吐血。がん初発巣からの出血でしょう。
 輸血が繰り返し実施されるも、ザルに水を注ぐに似て、貧血症状は改善しない。亡くなるまでの輸血総量は合計3万1865ml。体格からすると、体の血を10回入れ替えたような物です。
・1989年1月7日逝去。
 直接の死因は、出血・貧血による衰弱死、言い換えるとがん死でしょう。

もう一つの比較例、翁長雄志・前沖縄県知事
・2018年4月の人間ドックで膵臓がんを発見。
・月末に開腹手術をすると、膵臓がんは約3cm。進行度(ステージ、病期)は1~4まであるうち「ステージ2」と、比較的早期。
・「肝臓に転移はない」と判断され、切除手術。
・その直後に(具体的な日時は不明)、検査で「肝臓への転移」が発覚。
・同年8月に入って、本人が「肝臓転移」を公表。
・同月7日には意識が混濁。肝臓の機能が低下したための「肝性脳症」。
・同月8日に逝去。享年67歳。

手術でがんが暴れ出す事例、Jさん59歳、アメリカ人男性
・2年にわたり頑固な下痢に悩まされていたJさんは、右腹部にシコリ(腫瘤)をふれて病院へ。
・X線検査で「大腸がん」と診断され、手術。
・開腹時、大腸のうち盲腸に近いところに大きな腫瘤があり、切除。
・外科医は肝臓の表面はなめらかで、転移はなかった、と。術後の回復は順調。
・手術から10週で死亡。
・解剖すると、肝臓が4700グラムに肥大し、ほとんどが転移病巣で占められていた。翁長さんと同じく、「肝性脳症」で死亡したのでしょう。
 Jさんを手術したハーバード大学の外科医は、「手術が死を早めた、という結論は避けられない」と述べています。(N Engl J Med 1950;242;167 医学の論文です)

 まずは天皇陛下ですが、侍医団のやりとりです。
 執刀した森岡恭彦・東大教授(当時)も、
「患部の切除は手技的には可能であった」と。
「黒川先生(光正・元侍医長)はおっしゃった。「おまえ(膵臓がんを)取るなよ」」とも。
 膵臓がんは、術後1ヶ月以内になくなる「術死率」が非常に高い。もしそんなことになったら、ごうごうたる非難が巻き起こるはずです。
 近藤氏は続けます。ここでのポイントはこの様に危険な膵臓がん手術が、今も盛んに行われているという事実--外科医は、下々の者なら術死しても構わない、痛痒を感じない、ということなのでしょう。

 彼はこうも続けます。どの部位のがんでも一般に、出血の程度が激しいほど、放射線で止血出来る可能性は高くなります。膵臓がんからの出血で、30リットル以上を輸血した昭和天皇は、もし放射線を照射していれば止血出来たことはほぼ確実です。
 単純にこの部分は放射線治療医だった彼の知識が勝るのかも知れませんが、天下の東大教授も侍医長も、知識くらいはあると思えます。リスクがあって出来なかったと言うよりも「放射線治療をすること=がんの告知」なので、これが「自分達のガン告知を隠した行為を隠すため」に出来なかった部分と、放射線治療のリスクを理解出来なかった他方よりも遥かに少ないレベルの混合でしょう。
 ここには延命治療よりも責任回避が大きな部分を明確に占めているという事です。天皇陛下の身を案じるのが右翼なら、ここで騒がずしていつ騒ぐというレベルの命を奪う悪事だったのです。保身の結果として一方は通例に逆らい余命を伸ばし、他方は同じく通例に逆らい縮めたのでした。

 はっきり書いてこの時、侍医団は自己の責任回避が主務であり、天皇陛下の命と健康を守るどころか人間的に信頼出来ない自己保身の治療と言う実績を残したのです。現在の雅子妃殿下の精神的な苦痛を含めて宮内庁の「考えられない程の無責任」なあり方は変える必要があるでしょう。最低限、天皇陛下にもセカンドオピニオンとそれ以上の様々な意見の奏上が必要でしょう。(恐らく日本に散在する錬金術師や宇宙猿人ゴリたちの)一方的でない意見、利害を離れた意見を聞く権利です。
 陛下のいまわの際の言葉が消された結果になったかも知れないのであり、歴史を変えたほどであるという自覚が必要です。彼らの人間性を尊重出来ない未来への無責任に向き合いましょう。今の宮内庁のあり方は、神を名乗る存在達を全くもって知らないし、人間性も無視なのです。自己の利益だけを求める根拠なき偽善の側の支配の宗教と同じなのでした。嘘の明確になる宗教など変えましょう。彼らの根拠なき利権は消滅で相当です。
 九重親方の例を見ても分かるとおり、がん治療においては教科書にその重要性が書いてあるのに、インフォームドコンセントなど全く機能していないのです。自分達の見せたい部分だけをよく見せて、その後に患者が亡くなるリスクがどれほどあるのか、教えないに等しいでしょう。
 事例では膵臓がんで手術をせずに10年以上の生存例も出されています。膵臓がんにおける手術と抗がん剤治療のあり方は、科学として、そして統計的にも、臓器がんの特質を無視しており、余命の観点から本質的に間違っています。
 がんに対してステージでの評価なら余命で再評価を行うべきでしょう。統計的に、明らかに余命を削るだけの治療が横行しています。臓器単位に余命で治療のあり方を見直さないと、不適切な治療で余命を奪われるだけなのが、がん治療の統計的現状です。

 この点は他の方の本ですが、抗がん剤10の「やめどき」長尾和宏著を読んで考えさせられています。本の内容は題名の通りですが、事例に選ばれた方の最後がこちらにとってはあまりにも哀れなのです。
 胃がんの転移で抗がん剤治療も虚しく、緩和ケアとなって自宅に戻ります。最後に家族に看取られて亡くなるのですが、亡くなった時にのどの奥に抗がん剤であるTS-1のカプセルが溶けかけで見つかっているのです。これを見て息子さんが泣き崩れたとあります。長尾氏も唖然とするのでした。しかも彼には2度もある体験事例です。
 こちらの感覚でも、この抗がん剤である薬を飲めばがんが治ると勧める医師の悪意に怒りが出るのです。この時点で既に効かなくなっているだけではなく、体にとって毒でしかないからです。余命を明確に縮めるのです。大切な余命を自己保身の嘘で削るのは、誰にとっても許しがたいでしょう。
 ここまで人を騙す現状のインフォームドコンセントは全面的に改めさせないと、患者を薬で殺して錬金術するだけになると本気で思えるのでした。「これを教えた医師は自分の利益しか考えない人間のくず」だと言うことです。あなたの周りにもたくさんいるかも知れません。この種の彼ら人間性の低い医師にとって他人の命と健康は、自分のための錬金術の材料なのでした。恐らく「緩和ケアを他者に押しつける」大病院ほど明確でしょう。そのあり方を変える時と思えます。
 もちろん生への執着を諦められない人間の存在も理解するのですが、医師が客観的な事実と予測を告げない理由はほぼゼロです。統計的現状は叶わぬ夢を見させられて、現実に向き合わずに、身内との別れの機会も失う人が多いのでした。

 残念なことに、これは似たものが他の本にも出てくるのです。一般に人が自分の死を受け入れる何段階もの受容という流れで、人の心は死を受け入れるのですが、これを平気で奪う物こそインフォームドコンセントを含む治療医達の言葉です。(エリザベス・キュブラー・ロス女史の死の受容プロセス)
 患者は助かる見込みがないのに、助かると信じて苦しい治療を行い、治療の中で生きたいと願って「副作用の急性麻痺など」で思いがけずに死んで行くのです。有名人の事例はこの本を読んでみて下さい。実際に多くあるのです。がん治療の現場の話です。そしてこの種の医療は医師にとっては他者にこそ向けられ、自分達には決して向かない物なのです。あなたは人道的にこれで良いと思いますか。
 あなたなら安らかにあの世に行きたいですか、それとも見込みがないのに嘘で助かると言われて苦しい治療の中で突然死にたいですか。大切な人たちへの別れも告げられないのです。余生があったら行きたいところや、やりたいことはないですか。何か好物を食べるなどにも工夫次第で可能性があるのであり、患者が選ぶべきであって、医師達の明瞭な嘘で患者の選択が奪われている現状は、心なき医師が死神と言われても仕方がないでしょう。
 今がインフォームドコンセントと治療のあり方を、現実の科学と人間の魂の尊厳に合わせて変える時なのです。

 近藤先生の本については二点ほど補足しておきます。この記事の全体に関連する部分です。
 やせてはいけないと言うことが6章に書かれています。これはこちら的にはミルク断食が生き残っていれば比較したい事例なのですが、残念なことに詐欺で消えていました。事例的には治る物もあるはずなので残念ですが、ミルク断食の方は体に負担をかけることで引き出すべき物を、殺人複数回にしてしまったので続かないのでした。
 悪性のがんは栄養を吸引するので、彼らのやりたいようにすると筋肉ががんに変わって行くのです。やせ衰えてがんで死ぬという流れです。
 がんは糖分を必要とするので、糖分を大きく減らすことでがん治療に役立てることも現実です。程度の問題が重要であり、やせるほどならどこまで可能かなどは、体力勝負であり命がけです。そこまでやるよりも、うまく出来ている事例を選ぶべきでしょう。
 以下簡単に上げておきます。

がん患者と共に命をつなぐ 鶴見隆史著 がんばって欲しい事例です。
 この本は断食治療ですが、海外での論文レベルの証拠まで提示しており、信頼出来るでしょう。やりすぎないという意味でもやせない断食だと思います。
 食事療法の所で改めて取り上げますが、動物性タンパク質抜きのベジタリアン健康法であり、過剰な糖を減らし、健康を保つ仕組みです。安心して取り組めるでしょう。

ケトン食ががんを消す 古川健司著
 ケトン食を、抗がん剤治療と組み合わせた事例が出されています。ケトン食だけでの治療はまだ取り組む人がいないと思われ、まずはここまでと言う所です。
 こちらの勧める長寿の仕組みであるケトン食は、現時点ではがんと糖尿病を防ぐ物であり、糖尿病にはこれから大きく改善という結果が求められる所です。
 ケトン食には改めての説明を行います。本は今後さらに増えるでしょう。

「がん」では死なない「がん患者」 東口髙志著
 こちらは普通の病院治療では、がん治療後の栄養が足りないという事を改善した結果です。がん治療の全体を如何に見ずに治療を行っているかが明確に分かる物です。今の治療の問題点であり、やせても適切な治療が受けられない可能性があるという意味でこの本を上げておきます。がん治療において、むやみにやせてはいけないことを知っておくべきなのです。
 失礼かも知れませんが、この方は文才もあると思えました。今後も医療に重要なことを書いて頂けるのではないかと思います。電車の中で立ち読みをして本屋さんから帰ったのですが、涙が出るほど感動したのです。本はたくさん読むので涙で恥ずかしい思いをしたのは珍しく特筆すべき内容でした。そのせいで意識の薄れた患者さんへの治療機器を提案するほどです。脳関連の項目での解説です。

 最後の一点は丸山ワクチンです。他の本で免疫療法に近づくなという本があり、こちらでは免疫療法をぼろくそに書いています。この本でも簡単に触れていますが、インターフェロンやNK細胞の治療などは、効果の非常に限定的な物を、その効果外の部分で詐欺的に行う者が多いことは、氏の指摘通りでしょう。この点は当該治療における3年生存率、5年生存率を提示することを法的に強制する必要があると思います。インフォームドコンセントも含めてこれをやらないと、詐欺その物だからです。
 近藤先生も、弘法にも筆の誤り、があり、丸山ワクチンの解説は、がんの免疫における丸山ワクチンのコラーゲン療法が理解されていないというか、あまり効かないという思い込みが強そうです。客観的数値は後で触れます。
 丸山ワクチン側にも問題があり、薬の効き方を申請するのに、濃いワクチンと薄いワクチンでの効果の差を出したと書かれていました。これだと効く効かないの比較実験ではなく、どちらが相応しいかの実験です。これは薬の効き方を調べる上では普通のことであり臨床研究です。教科書にも書かれているので、これでもって濃い方が効かないので毒としての薬であるという本の結論は科学として間違いです。

 単にその癌腫において薄い方が効果的なだけでした。専門家の間違いを見つけて子供が喜んでいるという程度の理解でお願いします。全体の知識でこちらががん問題の勝負など負けるだけです。こちらの得意の物理の世界には理論物理という分野があるので、こちらのやっていることはどちらかと言えば分野として理論医学でしょう。
 加えてこちらなど間違いには向き合ってこその進歩です。今後も間違いをするでしょうから、この程度など誠実な他者を笑う資格ではなくて、寿命を重力で調整する方法を明確にするまで学び続ける状況でしょう。そしてもちろん、宇宙猿人ゴリの一派を相手にした時には、それなりの対処をするでしょう。人類の迷惑だからです。
 丸山ワクチンはその始まりから、患者が濃さを選んで使って下さいが原則なのに、これも申請者側の事情でうまく使えていない様子でした。患者は丸山ワクチンを使いたいので、使わないプラセボ例との比較が残念ながら成り立ちにくいのが現状と予想されています。
 丸山ワクチンの続きはがんの項目でもう少し詳しく触れます。こちらの丸山ワクチンに関する信頼に揺らぎはありません。加えてこの種の薬を増やすことも提案します。

 がんに対する知識では、この本に最も助けられました。ありがとうございます。人間の未来に協力してくれているマウス君達にスポンジを手術で埋め込み、手術の肉体的負担でがんが暴走する医学論文のご紹介が本当にありがたい物でした。オプシーボへの批判はノーベル賞の批判の所で載せさせて頂きます。重ねて御礼です。
 放射線治療に関してもっと言いたいことがあるとのことですが、こちらとして同族と言えるPET検診の考えられないほどにひどい犯罪性を知った後なので、よろしければこちらの物理の知識でお手伝い出来るかも知れません。
 高度な科学を詐欺の材料にした物がたくさん隠されているのであれば、がん治療の適切化の為にもう一仕事をお願いしたいところです。細胞核の染色体をどこまで破壊しているのか、他にも例えばミトコンドリアは放射線耐性が小さいのかなど、この治療における広域な影響という物への自覚のなさを非常に憂慮しています。
 治療の現場で何が起きているかを国民が知るためには、大切な仕事かも知れません。この分野に関するこちらの知識はまだ十分ではないので、ご意見本はこちらにとっても国民の皆さんにとってもありがたい物になると思います。

4に続く