電荷と質量の関係に迫るヒッグスとZ粒子の電荷と質量の再評価について 5月12日 5月14日追記

5月14日の追加
 この記事は始めはヒッグス粒子の電荷と質量についての提案でした。もともと電荷ゼロの質量があり得ないと書いてきており、Z粒子も含む必要があり過去にも指摘をして来ていました。
 こちらは素粒子の専門家ではないので、この記事においてその部分の解析が後からになり、ヒッグス粒子のアトラス検出器のデーターにZ粒子の対生成が含まれている可能性の高いことまでを気づけました。こうなると記事の題名を直すレベルなので修正をしたところです。
 記事本文は読みにくくなると思うのでそのままにします。議論はヒッグス粒子の質量の125GeVをZ粒子の91GeVで換算するだけです。ヒッグス粒子の対生成が250GeVより少し上で計測出来ると思いますが、すでに達成出来ているかはこちらには不明瞭で微妙な感じでした。
 これに対してZ粒子の場合、180GeV以上から急激にノイズとしてのZとZの反粒子の信号が見られています。こちらにはZのプラスとマイナスの粒子対生成ペアも含まれるはずですとなります。
 粒子の生成過程にこの対生成を入れると、ヒッグス粒子の崩壊過程ではないZ粒子の対生成も評価が必要になるはずです。それぞれの生成確率の計算を確認すれば、対生成していたかどうかが明確になるでしょう。今は180GeV以上で立ち上がる信号ですが、この評価により91GeVよりもさらにきれいなピークに変わる予想になるでしょう。
 題名の通りにそれぞれの質量と電荷の存在の確認をお願い致します。

 聖書の暗号というこのHPのタイトルにはオカルト扱いが普通でしょう。こちらは「聖書の暗号」の本で有名になった偶然に見える情報にはほとんど興味がなく、今は注意を引くためのガセネタ扱いです。数学統計的に偶然を超えた情報を、統計的に評価して読み出すことを重視しています。そこには先史文明の遺物として有意な情報が含まれています。先史文明の遺跡に組み込まれている様々な情報を暗号として再現出来るレベルであり、遺跡よりもこちらの方が情報が多いのです。
 これを信じにくくとも、最近になって旧約聖書を暗号表として利用する手法で私たちに情報を渡しています。鍵は数百人も被害者を出して伝える震源地と遺跡への距離などです。たとえばファティマの聖母の教会を441mインチで指し示すことで、暗号表の鍵に441を使えという指定です。この使い方だと先史文明も何もないでしょう。暗号の知識があれば鍵を用いた暗号表の利用など普通のことです。
 この先に起きてくる少し大きめの自然災害が続くところで、自然の知性ある存在と、あの世の霊的存在の実在を世界の一般の人々が知る事になるのです。彼らの伝えたすでに準備済みの情報により、エセ科学とマスコミの嘘では事実を隠せなくなるのです。これまで隠されてきたこの世界の真実が明らかになり、いわゆる善に対する敵対勢力であるアメリカの軍産議会複合体と中国共産党他が、過去の悪事と自国の財政破綻の責任を情報公開されて消えてゆく世界が私たちの進むべき未来です。
 少し大きめの自然災害が起きてからで結構ですので、この記事の内容を真剣に考えて下さい。起きる前でも十分に素粒子物理学を進歩させる情報であると考えています。

以下5月12日の本文です。

 ゲージ場と不確定性原理の制約から、ニュートリノには微小な電荷が存在することを説明してきています。物理学者ならこの説明だけでも相対ゼロ電荷しか選べないことはすぐに理解出来るでしょう。以下の記事で詳細を説明しています。

査読の問題を教える量子もつれとニュートリノの電荷とバイオ技術1~7
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=926
ID@=926から930と、935と936がこれらのアドレスです。

 ニュートリノの電荷は、かの有名でノーベル賞学者であるウォルフガング・パウリ氏のプレゼントでした。当時の物理にはクオークの素粒子論が存在していないので、電荷ゼロの中性子から電荷ゼロのニュートリノが飛び出してくることは、余剰エネルギーの扱いとして普通に考えられることでした。
 今のクオーク論からは、電荷を持つクオークの組み合わせから電荷を持たないニュートリノを発生させることは、手品でしかないのでした。電荷ゼロを破片で作ることなど不可能なのでした。ごくごく微少な電荷をニュートリノに持たせて対発生させると、この世界の物質が反物質よりも圧倒的に多いという対称性の破れを説明する可能性までを指摘出来るのですが、間違いを呼び起こすパウリ効果の前には、まだ現実を広められずにいるのでした。

 この記事では、二つの月の社会科学の記事に載せる予定だったヒッグス粒子への電荷と質量の見直しのお願いをまとめる事になります。ヒッグス粒子もニュートリノ同様にゼロ電荷など選べないはずであり、2013年のヒッグス機構のノーベル賞には問題ありませんが、今計算されている質量には、ニュートリノが持ち出している部分のエネルギーが未計算でしょう。ヒッグス粒子が対生成されている可能性まで遡って、状況を調べることが重要でしょう。
 この問題に関連して、質量とは電荷を帯びたエネルギーではないかという可能性を指摘し、合わせて物質優勢の今の世界を作り上げた対称性の崩れについて、遠い将来ですがその証拠を探せる可能性を説明したいと思います。ニュートリノの微小な電荷は、ビッグバン時にも生み出されており、この時の電荷の分布が当時の対称性を崩すことに使われたかどうかを表しているでしょう。宇宙背景輻射と同様のビッグバンの証拠です。
 ニュートリノの電荷は、物質の崩壊において、その場の相対ゼロに電荷を合わせて量子対生成をする上での仕組みであり、自分が生み出された時の別の電位で生み出されている相対電位ゼロと、目の前にある崩壊で使わなければいけない相対ゼロの差分を、エネルギーに載せて放出して釣り合いを取る仕組みでしょう。ゲージ場の要請で良いかと思われます。ニュートリノの存在理由とも言えるでしょう。素粒子標準理論への組み込みまで必要と感じます。電荷は量子化していないとなる部分でもあります。
 電荷を持ったエネルギーは、質量としてそれを表現し、光速度にはなれないという制約を課されるのです。電荷として光子を放出出来る可能性はあっても、自身は特殊相対性理論の制約で光速度にはなれないのです。この世界における光速度有限を達成する仕組みの一部なのでしょう。

 この記事にはもう一つの目的があり、素粒子物理の研究者達に、天文学への関心を呼び覚ますことも重視しています。4月10日に乙女座銀河のブラックホール・シャドウの画像が公表されていますが、素粒子論的に考えるとブラックホールは陽子と中性子の時代の遺物です。関連してダークマターとダークエネルギーが生み出されているのですが、これらも一般相対性理論の宇宙方程式を無理矢理現実に適応した結果で生み出されているものです。回転運動の生み出す重力波は明確なのに、これが銀河レベルで重なって波になり重力と同じ空間の歪みになる部分がまだ計算されていないだけなのでした。
 これを直すとこの世界のエネルギーの4%だけが物質で、ダークマターが23%、ダークエネルギーが残りの73%という世界を物質が99%にまで回復出来る可能性が非常に高いでしょう。素粒子物理学と超弦理論などの統一理論に、間違いを組み込む必要がなくなるのです。ダークマターとダークエネルギーは天文学者が銀河の形成理論を無視してその「大きな力の存在を隠した」上で、アインシュタインの宇宙方程式に無理矢理観測結果を当てはめて生み出しているノーベル物理学賞の幻なのでした。
 以下が関連記事です。

M87ブラックホール画像の再評価は物理学に革新をもたらす
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=949
査読を宗教にしている現代科学の問題1~6
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=951
ID@=951と956がこれらのアドレスです。

 素粒子論の研究者の方にお願いしたいのは、素粒子論で考えた場合の中性子星の崩壊からブラックホールまでの物理です。昔は中性子よりも堅い物がなくて、特異点に全てが潰し込まれるという乱暴な議論でした。今はクオークとグルーオンで考える必要があり、ガンマー線バーストという現象を参考にすることで、重力が光速度に近い状況下での素粒子の振る舞いを評価出来るでしょう。
 ここにヒッグス場の存在が明らかになったことで、中性子を潰していって最後に残る3つのクオークである二個のdと一つのuクオークが、光速度を超えたところでグルーオンを失い電磁気力で3つが結合してガンマー線になって消滅する部分を教えてあげて欲しいのです。当然重力も消滅するので、特異点など生まれようがないのでした。
 この手助けにより、素粒子論を無駄に悩ませるだけのブラックホールの特異点、ブラックホールその物、ダークマターとダークエネルギーも自動的に消滅します。これらを手放すことで素粒子論の進展を大きく促すことが可能になるでしょう。
 天文学は実証の難しい学問であり、ブラックホール・シャドウの画像が2年も待たされてやっと公表されたことで、こちらとしては先に進める部分なのです。ここにブラックホールなど映し出されていないと理論で明確に出来るようになるのでした。
 素粒子論の側には実験物理であるというメリットがあるので、大きな問題はないところですが、やはり計測の難しい部分では間違いが生き残るのでした。不確定性原理は排他律のパウリ氏の時代からあるので、本来は始めからニュートリノの電荷が議論される必要があったのでした。これが最初に見逃されたことで、クオークに展開された時にも見直されず、査読が事実になってしまっていたのでしょう。
 異分野の検討は、その重なる科学を進める事になるでしょう。記事にある超巨大DUD中性子星を二つぶつけるとビッグバンが起こせるのであり、ここでも特異点を消せるのです。お互いの理解を深める科学の進展につながることを願っています。

 ここからヒッグス粒子の説明です。素粒子物理の方々にはニュートリノと同じくゲージ場と不確定性原理の制約でヒッグス粒子にも相対ゼロしか選べないと理解される方も多いでしょう。この記事は一般の方にも分かるように回りくどく説明します。
 この記事を二つの月の社会科学の記事から分離した理由は、ヒッグス粒子についても粒子対生成の可能性を感じる数値を目にしたからでした。この可能性を考える前にヒッグス粒子の説明をする本を読んでおり、その当時からその数値を目にしていたのですが、その意味を全く理解出来ていなかったのでした。
 この数値とはヒッグス場の真空期待値の246GeVです。125GeVx2個よりも少しだけ小さいのです。この言葉の意味は難しいところですが、私たちの世界の真空空間としては、ヒッグス粒子が粒子対生成で生み出されると困るという所です。2個分のエネルギーには足りないので、プラスとマイナスでヒッグス粒子がペアになって生まれることを明確に阻止している事になるのです。
 不確定性原理はここでもこの種の制約を広げて、粒子対生成を可能にするでしょう。それでもその確率は、非常に低く出来て、物質世界の安定度を損なうことにはならないのでしょう。

 この粒子対生成の問題の大きさは、何が続きで起きるかを考えると明らかでしょう。自然界で生まれてくるなら、原子の中にあるグルーオンの中でしょう。ここでは普段、クオークペアが生まれては消える世界です。このペアが陽子や中性子の中で、グルーオンに質量を持たせる役割を果たすのです。
 ここに何かの偶然でヒッグス粒子のペアが生まれるとします。すると中性子一つでも1GeVないのにヒッグス粒子は125倍です。これが二つも生まれるのです。この種のインチキは不確定性原理で許される部分があり普通は元のグルーオンに戻るのですが、確率的には周囲のクオークと相互作用して戻れなくなることにも可能性を持つでしょう。そうなると250GeVの爆弾が爆発するような物です。いきなり放射能が出てきてその周辺が汚染されるようなイメージでしょう。物質世界にダメージを与えるのです。
 これが頻繁に起きると、宇宙空間で放射線に当てられているような物であり、地球上であっても生き物が存在出来る優しい安全な空間になるか分からなくなるのです。
 この世界に質量という重要な性質をもたらすための素粒子ですが、こんな物が勝手にわき出してくるような空間を設計すると、人間が生きられないという事になるのでしょう。
 真空期待値の246GeVは、今の私たちにとっては単なる偶然の生み出した数値ですが、自然はすばらしい偶然を持ち込んでいるというのがこちらの感覚です。これはついでに粒子対生成が可能であることをそのまま表せるので、基本的なメカニズムとして相対ゼロのゲージ場の要請が標準理論に必要になると思えたのでした。

 ヒッグス粒子の教科書には、ヒッグス粒子の生み出される過程も書かれています。ヒッグス粒子に微小な電荷があれば、この過程は全て見直しになるでしょう。実験結果でヒッグス粒子を検出する側には、ニュートリノになって抜け出す微小電荷のエネルギーを加味することが必要でしょう。
 順番に説明します。本当はファインマンダイアグラムという線の組み合わせの図を書いて、全ての可能性を明確にして進む部分ですが、この作業は大変であり素粒子論の研究者達の仕事です。ここでは結論に大きな影響がないのでカンタンに説明します。 
 粒子対生成される場合は、衝突エネルギーが2個分あれば良いでしょう。これはぎりぎり達成出来ているかも知れないと思います。もう少し衝突エネルギーが必要かも知れませんが、今はノイズに埋もれて見えないだけで、計測をする気になれば250GeVに信号ピークを探せるのではないかと思います。見つかれば粒子対生成であり、電荷の存在でしょう。加えて125GeVのイベント計測との比率の比較は、素粒子の崩壊過程のいろんな事を教えてくれるはずです。
 現状の問題は1個をどの様に作るかです。
 普通に考えると、衝突により生み出されているニュートリノに相互作用して、このニュートリノの持つ電荷をそのまま引き継ぐことにします。グルーオンを二つ作用させるなどで、ここにエネルギーを125GeV渡せば良いでしょう。
 普通に考えるとニュートリノにエネルギーなど渡せるかという疑問が出てきます。この続きは素粒子学者さんの議論まで必要な深い問題になるでしょう。ヒッグス粒子がなかなか生まれない議論があるので、ここではこれが影響している可能性があるという所までの指摘です。ここではヒッグス粒子が生み出されているという結果があるので先に進みます。素粒子論を難しい数学の議論で進展させる部分でしょう。

 続いて検出側です。こちらは簡単なイラストでの説明です。素粒子論の研究者の方には、始まりの崩壊時にニュートリノが一つ以上飛び出すで良いでしょう。重さも電荷の量も不明瞭ですが、始まりで切り出さないと、続きの粒子対生成や光子生成を妨げるでしょう。
 単純にはこれまで考えていなかったエネルギーの漏れがあるという話です。ヒッグス粒子が125GeVに対してニュートリノの質量は数eV程度でしょうから、逃げ出すエネルギーは速度に付与されて光速度の何%とかでしょう。ほんの少し125GeVの数値を0.1や0.01Gevで修正することになるのかと思います。この大きさはカンなので再評価は科学者達の仕事です。
 実験物理としてはやっかいな問題が続きです。125KeVx2の現象が発生している時に、これを一つ一つに区別出来るかです。現実的にこれは無理で、250KeVが検出出来るかになるのかも知れません。この領域の計測に誤差のあるデーターを教科書で見ているので現状ではこれを探すことは難しいのかと感じます。今後の技術の進歩で変化する可能性のある部分でしょう。

 ヒッグス粒子の最後は、標準理論の問題です。ヒッグス粒子に電荷があると、議論は変化します。気になった部分ですが、理論的な質量の大きさです。専門的で分かりにくくなりますが、言葉で説明します。
 不確定性原理でインチキすると、ヒッグス粒子はトップクオークと反トップクオークに非常に短い時間だけ変身して、元に戻ることが出来ると教科書には書いてあります。
 ここに電荷を導入するとこの過程は不可能ではないかと思います。ヒッグス粒子はトップクオークと反トップクオークに非常に短い時間だけ変身する時に、微小な電荷部分をニュートリノで放出する必要があるのです。これは一つでありペアではないのです。
 すると元に戻りたくても、このニュートリノはどこかに飛んで行ってしまうので、回収出来ないのではないかと思います。ペアならお互いが引き合うのでその場にとどまれるのです。この続きのインチキも考えられるのですが、飛び出す物を押しとどめる可能性は低いでしょう。
 この話は、ヒッグス粒子の質量の理論的な補正計算が出来ないという話に対応しています。理論の破綻を明確にしている現象であると説明されていますが、これを振り出しに戻してやり直しですという議論の提起です。
 どの教科書にも、この解決に超対称性という理論が出てくるのですが、超対称性にはダークマターの解決の側面があるなど、こちらとしては無駄な議論の部分です。超対称性の可能性までは認めるのですが、続きは何とも言えません。
 続きはもう一度ニュートラルに戻り、この記事とM87のブラックホール画像の記事で修正になる部分を待ってから、統一場理論の進むべき方向と素粒子論の進むべき方向を考え直す方が効率よく客観性を保てるのではないでしょうか。
 古い2015年のニュースにはLHCはヒッグス粒子の成果が出たので次はダークマターを探すとあるのですが、これなど無駄になる可能性の非常に高い研究です。異分野にも関心を持つことで、自分たちの研究が狂わされることのないようにする部分も、今後は重要でしょう。

 記事の最後はビッグバンの証拠です。対称性を失わせる方法がどの様に実現されているのか、この議論です。
 ビッグバンが進展してエネルギーがクオークになりグルーオンになり、中性子や陽子になる時の話です。崩壊する中性子は陽子になるのですが、この時にニュートリノの放出が起こります。
 ニュートリノには電荷があるので、この電位が中性子の崩壊を抑止する大きさになると、反対に反中性子の崩壊が進んで中性子は壊れにくいでしょう。このほんの少しの差で、どちらかが優勢な世界を作れる可能性があると思います。
 物質側では相対ゼロしか取れません。この仕組みを空間の電位を操作することで、どちらかに優位に出来る可能性があると思えるのでした。一方のニュートリノは飛び出しにくいので反応速度が遅くなり、早い方の側の物質生成が促進されるのではないかと思います。
 一点から始まるビッグバンでは、ここにある特異点を作れるのは神様だけでしょう。こんな神様などいないというのがDUD中性子星を二つ正面衝突させる世界の姿です。
 これが実現出来るのであれば、その他にもほんの少し条件を付与すれば、物質優勢に出来るでしょう。極論をイラストに載せます。まずはお笑いのつもりで見てみて下さい。
 DUD中性子星を二つ正面からぶつける時ですが、その周辺には水素原子を多くして、空間の周辺には電子を飛ばすのです。これはDUD中性子星であるべきブラックホールを使うと自然に作り上げることの出来るアルフベン氏の宇宙回路の電位です。
 要するに中央部分はプラスが優勢です。ここでビッグバンを起こすと、相対ゼロはプラス側に変位するので、ニュートリノの一方の発生を抑止出来るのでした。可能性としては出来すぎているでしょう。やれば出来るのです。
 始めはこの機能は、コンパクト化した空間要素に持たされているのかと思いました。ここに来て相対ゼロをゲージ場が制約して実現していると思えるようになったので、ここをいじることは諦めたのです。その結果でここまでです。

 DUD中性子星を作り上げる部分にはあの世が出てきます。1917年のファティマの聖母の奇跡では、あの世の霊的存在とその者たちが使うエネルギーの存在まで明らかです。目撃者数万人でバチカンまで奇跡認定する物を否定するのは、科学ではないとしておきます。ブラックホールの特異点よりも酷い客観性です。信じにくくともこの世界の姿です。
 詳細は始めに取り上げた関連記事にもあるのでそちらを参照下さい。結局一時的な電位のシフトを実現する中で中性子を作り続けると、シフトした側の物質が増えるのでした。この積み重ねてDUD中性子星を作るのです。
 あと、あの世はこの世とはコンパクト化している空間要素の利用可能な次元が異なる世界です。その次元に共通部分があるのであの世からこの世に関与出来るのでしょう。私たちが空間理論を組み立てる中での条件にもなりますし、これから姿を現してくるあの世の存在と自然の存在を認めてからの議論で結構であり、目的があって隠されてきたこの世界の姿を私たちが知る時でもあるのです。二つの月の記事にて説明する部分です。
 ここまで進むと、過去のビッグバンで一点から空間とエネルギーが広がったという説明が如何にオカルトかが理解出来るでしょう。空間が生まれて広がる部分には理論的な裏付けなどゼロでした。物質とエネルギーの拡散しか計算出来ていないのに、それも分からないほどに天文学には客観性がないのです。

 証拠を見つける部分もイラストが分かりやすいでしょう。私たちの世界はどこに行っても相対ゼロ電位の世界なので、なかなか絶対電位を調べることが難しいのです。銀河の中にある太陽系は銀河の電位に影響を受け、地球はこれに加えて太陽の作り出す電位にも影響を受けるのでした。
 その状況下でも、過去に生み出されているニュートリノの電位分布を見ることには可能性があるでしょう。太陽の作り出すニュートリノ電位と、宇宙全体から来るニュートリノの電位分布を比較するのです。これが一致することはないはずであり銀河の電位の影響が区別されるべきでしょう。この区別が可能になって残る物こそ、ビッグバンのニュートリノの電位かも知れません。それぞれが相対ゼロのポイントが異なるので、一点から計測すると変化の痕跡が見られるはずと言う事です。
 言うは易しで、これを調べるのは大変です。ニュートリノの電荷など調べ様がないのが現状だからです。続きは宇宙に出られるようになってからでしょう。
 常温核融合で十分なエネルギーが確保出来ると、質量の制御技術で宇宙に出られるとして、検出器はカミオカンデのもどきで良いでしょう。これに磁場レンズの大型の物を建設するのです。電荷があるなら磁場で曲げられるでしょう。焦点位置にカミオカンデもどきを設置すれば望遠鏡になるので、方向性を持った計測が可能になるでしょう。後は時間の関数で結果が明らかに出来ると空想までは可能でした。
 天文学者なら、ワープを実現して銀河中心を見に行きたいでしょうし、素粒子論者でもニュートリノの電荷を調べる部分がビッグバンの姿に直結しているとなれば、やらざるを得なくなるのではないかと想像します。後はどの様に科学が進展するかでしょう。

 科学は異分野の進展にも理解を深めることで、自分の分野の進展にもつながる状況です。これまでの科学には、査読は特にそうですが、客観性を重視することが出来ていないのでした。これを修正すれば、嘘が蔓延する科学を手放せるでしょう。権力者が自分の利益のために科学をねじ曲げる姿がこれから明確になるのです。
 中世の教会の聖典に、査読の論文が相当する科学のあり方を卒業する時です。古い査読の正しさに狂わされず、客観性を重視して現実に即した科学を発展させましょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

5月13日の追記
 電荷ゼロの粒子にZがあり、こちらも粒子対生成の対象でしょう。検討する時間がなくて気づくのが遅れましたが、イラストの4枚目に載せたアトラスのデーターには180GeV以上に大きなノイズのピークが見られます。Wについてはもともと電荷があるのでデーターには載らないと思いますが、Wは160GeVでの除外で上手く処理出来ていることになるでしょう。
 こう考えると、Zの粒子対生成は、180GeV以上に見られるノイズの正体でしょう。ヒッグス粒子の崩壊過程だけではないという、この可能性を検討すべき重要なデーターではないかと思います。Zは91GeVなので、この2倍以上のデーターとしてここにノイズを構成出来るでしょう。

以上