査読を宗教にしている現代科学の問題1 5月2日 5月7日追記

 科学を使った権力・権威の嘘の構造が、「M87ブラックホール画像の再評価は物理学に革新をもたらす」の記事の公表により明らかになるところです。当該記事に書いているように、天文学者達は素粒子論的には存在出来ないはずのブラックホールが、画像解析で検出出来たとしています。
 素粒子の理論は陽子と中性子の時代を経て、クオークの時代に発展しています。天文学者達が宗教レベルにまで高めてしまっている一般相対性理論は1910年代の理論であり、その後の大きな進展はないままです。統一場理論に電磁気も素粒子論も含めて統一されるべきですが、まだその道半ばです。
 陽子と中性子の時代は、望遠鏡の彼方に見える星が燃え尽き重力に負けて潰れる時に、中性子よりも堅い物質が存在していませんでした。これが潰れるとどうなるかで生み出されていたのがブラックホールですが、数学的にもその実在が証明出来ない代物でした。

 時が流れてクオークの素粒子論の時代になると、光速度を超える世界は素粒子論が成り立たない世界であると明確になっています。素粒子がやりとりする光子のエネルギーが、素粒子間をつなぐことが出来なくなるからです。こうなると中性子を構成する二つのdとuクオークは電磁力により引き合って合体し、ガンマー線になって消滅するのでした。質量としての重力の源は消えてしまうのです。2014年のヒッグス場の理論により、質量の仕組みが明確となりやっとここまで言えるように進歩したところです。
 天文学者達は、過去の積み重ねでブラックホールの話をしているだけであり、素粒子論を無視している状況は明確です。それでも天文学者の誰も、この状況を批判しないのでした。科学の専門化が進んだ結果でもあるのですが、異分野の事をあまりにも知らないし、批判も受け付けないのが今の宗教に等しい姿です。彼らは電磁気さえも無視しているので、自分自身の天文学の理論の発展さえも、大きく阻害しています。

 M87のブラックホール・シャドウの問題については詳しく説明をしました。その記事にはダークマターとダークエネルギーも、一般相対性理論が生み出した幻であるとしています。そこでは可能性の指摘ですが、天文学の宇宙論に関連する大きな問題なので、この記事では宇宙論と銀河の形成理論についても触れることにしています。銀河の形成理論の説明により、素粒子だけでなく電磁気の問題も明らかにすることで、一般相対性理論が一神教の宗教のごとくに扱われている状況が、一般の方にもはっきりと目に見えるようになるでしょう。
 素粒子論も電磁気論も彼らの手にかかると、邪教として排斥されてしまって来たのでした。もちろん邪教にされる側にも理論の未発展という問題はあるのですが、結論の出せない物に無理矢理白黒をつける権威のあり方こそ、大きな問題でしょう。査読はこの権威が暴走して、自分が間違っていても、一部の者が故意に嘘をついていても、他者には分からなくなるところまで来ているのです。
 この現状は科学の進歩を妨害する状況であり、目の前にある情けない姿を率直に客観的に認識して、このあり方を手放す時でしょう。他の事例も挙げることで、大きな進歩を私たちの社会が実現出来るように、変わって行けるようになる事を願っています。

 この記事には自然科学を使った権力・権威の嘘を、今の社会の進歩に重要な部分でまとめています。社会科学を使った権力・権威の嘘の批判は、このあとに続く二つの月の記事にまとめる予定です。
 読者の皆さんに訴えたい要点は2つです。

・「専門家や大学教授が言うから正しいという理論を捨てる必要がある。」
解説
 彼らは見たい物を見ているのであり、見るべき事象の全体像を把握することは、その必要性さえも理解出来ていない人が多いのです。一般相対性理論しか知らずに宇宙科学を語っても、電磁気や素粒子論など他の理論が動かす部分から崩れるのです。一般に科学者は異分野・異理論を知らない人の集団で、知らないと分からない事があるのに無視です。
 ノーベル物理学賞の間違いに代表される問題の原因は、理論的な根拠がないのに自分は正しいと査読で過信する結果です。これは聖典が正しいという中世の教会レベルです。優秀な科学者の査読は単なる権力闘争の道具であり、正しさなど全く保証しなかったのです。科学の真実、理論の正しさは、査読という多数決もどきには根拠がないので決められないです。このタイミングで私たちは客観性の本質を学び、科学のあり方に修正が起きるのです。優秀な科学者の多数決により、科学の進歩が阻害されて来たと言えるのでした。

・「客観性を知らず、一般人を誤魔化す嘘で資本家に利益を誘導して、自分も利益を得るという御用学者の多さを知ることが重要です。」
解説
 現状ではまず、資本家の御用マスコミが連れてくる科学者は疑いましょう。放射能、電磁波と地球温暖化の問題に特に顕著です。科学者なのにみんなで嘘を流せば怖くないの世界です。査読を悪用して、嘘で真実をねじ曲げている者のなんと多いことかです。
 二つの月の別記事でのテーマですが、現状のこの世界は「資本家の、資本家の嘘による、資本家の利益のための政治」なのです。国民の、国民による、国民のための政治が必要です。資本家がお金で御用学者に嘘を作らせ、御用(フェイク)マスコミで広め、政治(御用政治家)を買う世界を変えましょう。この記事にある署名による司法権行使を法制化すれば可能です。

以下この記事の項目です。

1)天文学
 a)銀河の形成理論
 b)宇宙論
2)常温核融合
3)地球温暖化と海面上昇
4)人間の健康
 a)電磁波
 b)放射能
 c)薬漬け医療
 d)GMOとIPS
 e)署名による司法権行使

1)-a)天文学の銀河の形成理論
 天文学が無視している主要な理論には以下があります。
あ)素粒子論
い)電磁気論
う)らせんの力;質量、電荷、磁気の回転による渦がエネルギーを放射する仕組み
 銀河の形成理論では、電磁気論とらせんの力が重要になります。ビッグバンが終わって宇宙の温度が下がり、水素ガスが発生して各地に星々が生まれるところから、銀河がどの様に形成されるかを見てゆきたいと思います。
 イラストの順番に説明します。一枚目のイラストを見て下さい。ハッブルの音叉図と呼ばれる銀河の分類を載せています。ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した銀河の写真で大きく3つの分類を明確にしています。楕円銀河、渦巻銀河、棒渦巻銀河です。
 現代天文学ではこれらがどの様に生み出される銀河であるのか、まだ不明瞭なままです。ここに彼らの無視する自然科学を適応すると、この分類がどの様に起きているのかが、大きな区分の存在として明確になります。

 まずは楕円銀河です。ビッグバン後のガスの広がりが大きく、ガスの塊の中央部分に重力で生み出される濃い部分が存在せず、ガス域の全体で星がまばらに生まれる状況だったと考えて下さい。
 楕円銀河においては、ガスの重力で星々が生まれるが、全体を動かし得るほどの中心になる大きな星が生まれていない状況です。全体で緩やかに重力結合し、楕円銀河になる。銀河の薄く平らな回転面は生まれない。
 これは銀河初期の状況であり、もちろん時間の経過につれて中央部分に重力が集中するので重い星が成長して、M87の様に超大型のDUD中性子星を持てるでしょう。
 しかしながらこの状況下なので、同様の時間の経過でも、銀河の薄く平らな回転面は生まれないでしょう。

 続いて棒渦巻と渦巻銀河の生成過程です。始まりはよく似ており、イラストの様に棒状に銀河を生み出すでしょう。
 ガス雲の中心域に非常に重い星が発達すると、重力の集中により超巨大DUD中性子星になってゆくはずです。ブラックホールの場合は中心に落ち込んで消える質量と電荷の問題があるので棒形状の発展を考えてこなかったのですが、吸い込んで消える物がなければ重力と電磁気とらせんの力の組み合わせで、続きの説明が可能になります。
 こうなるとM87の超巨大DUD中性子星同様に、回転軸上にジェットを放出するとともに、軸上に流れる電流を形成するのです。この電流のZピンチ効果で軸周りにガスを集めて、さらにはDUD中性子星の降着円盤の磁場も影響することで、生まれる星々を軸周りに回転させることになるでしょう。二種類の磁場の存在がこれを大きく促進するはずです。差動回転から渦を生み出しやすく、星をも生み出すでしょう。

 Zピンチ効果は、電磁気の現象です。電流が直線を流れる時にその周囲には円形に磁場が発生します。直線の周囲には円筒状に磁場が展開するのです。この電流が大きくなると磁場が大きくなって、磁場に捕まえている物を内部に潰し込むのです。プラズマ粒子や磁性体などは中心に向かって潰れるのでした。ガスはこの力で星にもなれるでしょう。星々の誕生を促すのです。
 Zピンチ効果は電磁気的に非常に強い力です。この力を利用して核融合を達成する研究もあるくらいです。この意味で銀河の画像を見ると、銀河の腕の中心部分が銀河の中心に向かって光の列を形成していることが多いことに気づきます。これらは重力によるガスの集中でもあるのですが、このあと説明する銀河の腕のつなぎ替わりの現実を見ると、たとえばM51銀河においては、質量の集中だけよりも電流の集中にもよるZピンチ効果で、星々が赤く輝いていると感じられるでしょう。

 続きも重要です。この過程で中性子星を発電機にした宇宙回路が完成するので、軸の先端からDUD中性子星に戻る流れを生み出し、ますますガスを集めて棒が長く延びてゆくはずなのです。ノーベル賞学者アルフベン氏の宇宙回路の誕生こそ、その後の銀河の形状に大きく影響するのです。周辺のガスを超巨大DUD中性子星の発電機で広げられる最大範囲に電磁場を展開し、内包するガス類をプラズマ化して集めることになるのです。
 棒が完成すると同時期に、近傍の銀河にある同様の棒や楕円銀河にも、重力の影響が発生してくるはずです。この続きは軸の回転の強さで未来が分岐する事になります。二枚目のイラストでの説明です。

 ここでらせんの力の登場です。棒の形を支える物理の説明です。
 まず、回転する二重星のペアを考えます。ここでは色別に書きました。イラストでは軸の同じ高さに同じ直径での星々の回転ですが、現実の銀河では星は同じ高さで半径を増減しながらたくさん存在するでしょう。
 これらを加えて考えるので、内側と外側にも同様の二重星を考える事になります。星々の引力に加えて重力波の重なりが、波の重なりとして重力と同じ効果になり、上下の星々が引き合うことが明確になるのでした。この力で棒が構成され、この力を超える遠心力がないと、折れ曲がらない事になります。
 言葉ではぴんとこないでしょう。普通の重力は質量の周りに方向性を持たずに均等に発生するのですが、この種のらせんの力は、回転軸周りに周囲に向かう力としての発生です。しかもお互いの上下にもある程度の影響があるので、ここに力の釣り合いが生まれるのです。下のドーナッツは上のドーナッツを全周域で引きつけているのです。この様にドーナッツが積み重なっており、イメージ的にはトッピングのクリームで、ドーナッツがつながっている感じでしょう。

 物理としては重要な部分がもう一つあります。地球の例です。地球の周辺にはたくさんの恒星があるので、1千光年分のエリアの重力を地球上でまとめると、方向性のない力になるでしょう。どこにも動かされないのです。これを銀河全体で考えると、普通は銀河中心を向くでしょう。
 太陽の伴星についてほんの少し触れてきています。質量が太陽の10%の鉄の塊で約3万年で太陽の周囲を巡っています。この星と太陽の軌道長半径軸ですが、銀河中心ではなく、銀河の棒渦の先端部分を向いていると思われます。約5度くらいですが、銀河中心か離れているのでした。この力こそ質量の解析では平均化しない回転運動のもたらす力です。
 棒状部分を棒状に保つ力には、らせんの力としての質量では平均化しない力があって、それぞれのドーナッツを回転面で均等に支えるからこそ、遠心力に負けずに回転出来る部分を持つのでした。
 イラストで見てみて下さい。これらのらせんの力は、方向性があるのでエリアで平均化すると外側の棒状のシェルに重力発生源が形として現れて、この形状を面として維持する部分を明らかにします。
 質量は平均化すると赤い軸と中央の赤丸の中心点に集約され、これを回転すると棒を維持出来ずに崩れることが明らかです。棒が曲がっても重力的な影響が少ないという意味です。質量の点の重力では棒の形状を維持出来ず、回転する重力の発生面がその形状を維持するのです。
 面を曲げるには様々な部分に力がかかるのであり、それを構成する力の全てを変える必要があるという事です。回転する独楽のジャイロ効果のような物であり、軸回転が全体の形状を維持するのでした。

 天文分野には重要なはずなので、もう少し詳しい説明を続けます。続きは棒の形状に注目してみて下さい。イラストでは棒を円筒状に描いていますが、4枚目のイラストに載せるNGC1300棒渦巻銀河では、腕は円錐状になっています。この時のドーナッツに働く力の軸方向での大きさを考えてみて下さい。誰が考えても単純に外側にゆくほど小さくなるでしょう。
 その結果で、遠心力に負けるところですが、その力が急激に変化するので90度に折れ曲がるのです。棒に対して支える力の変化率が小さければ、棒はゆっくりと曲線状に曲がるでしょう。一枚目のイラストに戻って、棒渦巻銀河の形を見てみて下さい。らせんの力の物理に明確にしたがっていることが分かるでしょう。あとは天文学者としてしっかりと計算して欲しい部分です。
 ドーナッツに戻ると、大きさが上に向かって小さくなる円錐状のドーナッツの山を揺らすと、揺れに応じて揺れているのですが、揺れに際してあるところからポッキリと折れやすいでしょう。
 比較する同じサイズの円柱状のドーナッツの山ですが、トッピングのクリームの接着剤が適切であれば、ドーナッツの棒は折れる前に曲線を描いて曲がるでしょう。少なくともこの曲がりを、円筒型のドーナッツ集団では、円錐型のドーナッツ集団よりも長く大きく見ることが出来るでしょう。それが銀河の腕の形状の物理に類似だからです。
 さて、生み出された棒は以下の二つに分かれてゆくのでした。

棒渦巻銀河
棒の回転が速く、他銀河に引かれても一部で棒状を保てる強度がある。

普通の渦巻銀河
棒の回転が遅く、こちらは棒の折れ曲がる部分が棒の中心に近く、棒状部が目立たないだけと思われる。

 ビッグバンが終わって銀河の誕生する時期ですが、宇宙の各地で同時に銀河が生まれてくるでしょう。しかも、それなりに近い距離に存在しているのです。
 始まりはお互いがガスの塊ですから、大きな重力の発生はなく、隣のガスを引き込む程度でしょう。これが大きな棒状になって質量が集中すると、大きな重力的な影響を隣の銀河に及ぼせるようになるでしょう。
 実例としては地球の存在する天の川銀河です。研究により色々な推定があり、アンドロメダ銀河が天の川銀河に接近したのは30~100億年前の幅があります。それでも接近その物には肯定的な意見でしょう。手元の教科書には100億年前にハロー領域が重なったとされているので、数万光年単位のニアミスといえるでしょう。この時にそれぞれの棒がお互いの重力で引き合い、棒として回転運動を促されているのでした。

 一般的に考えると近傍の銀河からは、その引力で棒を回転するイメージになるでしょう。引力は近いところに強く作用するので、棒の一方が引かれて回転してゆくことになる。
 この回転モーメント、回転する勢いは非常に大きいのです。アンドロメダ銀河によって作り出されているこの力は、銀河系の中心にあるDUD中性子星の回転軸を、すでに90度回転してしまっているのでした。電波計測より明らかです。
 2枚目のイラストのこの図だと、中心のDUD中性子星の回転軸は軸方向ですが、時がたって銀河の回転モーメントを含んだガスの吸着・接触が続くと、アンドロメダ銀河からの回転モーメントが、元から存在するDUD中性子星の回転軸のモーメント、勢いを上回れるのでした。
 これは結果論です。元から存在する軸の回転する勢いよりも、約100億年くらい前にアンドロメダ銀河に接近して受け取った、棒の回転面で回転する勢いの方が強いのでした。銀河の形成理論には、近傍銀河の重力的影響を考えないと成り立たないのでした。これはさすがに正直、驚きの結果でした。

 銀河の形成理論の最後は、腕の巻き込みの問題です。4枚目のイラストに様々な銀河の例と、腕の巻き込みの問題を説明しているイラストを載せています。
 腕の巻き込みとは、銀河の星々の回転速度が、ほぼ一定であるという観測結果より得られる問題です。速度が同じであれば中心ほど回転数が大きくなるので、銀河の腕は何十にも巻き込まれている必要があるのです。現実はイラストに見るとおりでせいぜい数回の巻き込みなのです。
 この問題も古くから知られており、密度波の回転とする説明が教科書にはあるのですが、棒渦巻を説明できませんし、これから説明する腕のつなぎ替えなど考えられないでしょう。これを可能にする物理は、電磁気に求めることになりました。例によってZピンチです。
 実例の方が早いでしょう。イラストの3枚目が、M51銀河の腕の巻き込みが変化している部分の解説です。
 イラストでは、白実線が巻き込みについて行けず延びた部分、切れているに等しい部分です。白点線は、腕につなぎ替えの起きている部分です。
 銀河において、電気は中央に向かって流れるので、重力の都合で腕が中心から遠くなる時には、電気は短い距離に経路を求める事になります。もちろん電気が流れやすいという条件が優先での結果です。そしてその結果で、電気が流れて発生する磁場が、Zピンチ効果により物質を集めて星々が生まれることになるのでした。星間ガスの量にも依存するはずですが、普通に考えても近傍の腕が何度も通過して星間ガスを振りまいている空間です。電気が大量に流れ込めば、そこにはガスの集中から星と腕が新しく生まれる事になるでしょう。
 このM51のイラストには複雑な構造も見られています。これらは過去のつなぎ替わりの痕跡で説明が可能であり、腕は何度も何度も伸びてちぎれては、また、再び再生するのでした。

 4枚目のイラストも見ておきましょう。
 アンドロメダ銀河の紫外線画像からは、腕の巻き込みが一様ではなく所々に交差している部分が明確になりました。可視光の画像では腕の分離が難しかったのでこの画像を利用して分岐の存在を明確にしました。
 M81棒渦巻銀河は腕の巻き込みがいくつも交差しており、何度も何度もつなぎ替えが起きたことを他と同様に明確にしているでしょう。
 下左図は私たちの住む天の川銀河の想像図です。棒渦巻銀河であり、地球は腕の破片であるオリオン腕に存在しています。
 オリオン腕は、50億年以上前に棒渦巻き部分の先端に引き寄せられて生み出された50億歳前後の腕かも知れません。天の川自体は100億年の年齢があると言われています。
 今の天文学では腕のつなぎ替わりを適切に説明することは出来ておらず、自分の住む場所の形成理由もまだ、解明されていないのでした。腕が動いて生み出された時に流れた電流が、当時の太陽系を生み出していると思います。これが太陽の誕生に影響している可能性は非常に高いでしょう。
 90度に折れ曲がった腕が特徴的なNGC1300棒渦巻銀河です。この腕の形成理論は天文学の教科書にも書かれておらず、これだけの構造を作り出す大きな力が無視されて、宇宙の全体像をアインシュタイン方程式から計算したのが2011年のノーベル賞です。この力は質量の生み出すらせんの力であり、ダークマターにされているのが現状です。

 巻き込み問題のイラストの説明です。銀河に働く力が質量からの重力だけだと、左図のように腕が何十回も巻き込むほどの時間が過ぎているので、その姿であるはずです。
 現実は宇宙回路の電流が流れることで、短い距離に調整されるように何度も何度も繰り返しつなぎ替わりが起きている。
 分岐の存在はこの状況を明確に示し、棒渦巻とつなぎ替えを説明出来ない密度波の回転理論は現実を表せていないのでした。出鱈目ですが、教科書はこれを書くしかない程現実的には一般相対性理論的であり、お粗末だったのです。

 銀河の腕の形成理論は確認が重要です。
 イラスト3枚目の右の図は銀河の電流経路図を書いてみた物で、アルフベン氏の宇宙回路です。DUD中性子星が銀河の中心にあると仮定出来るようになったと考えるので、続きの電気の流れの解説です。
 DUD中性子星が銀河中心において発電機として働く結果で電気回路が完成します。超巨大ブラックホール以上のエネルギーを放出しているので、ここから生み出される電気的影響の大きさも重要な検討項目でしょう。
 銀河系の太陽はオリオン腕に存在し、ここにもこの大電流は流れているはずです。この電流が作り出す磁場を地球が通過する時には、フレミングの法則に従い地球に大きな力がかかります。この時期はこちらの推定では5月と11月です。
 太陽の伴星の磁場を12月でとらえている可能性のあるLIGO、VIRGOの地球重心系の天文学で計測を詳細に行えば、この電流と磁場の存在を明確に出来るでしょう。確認出来れば大きな進歩です。現状の地震科学の統計評価を超えて、地球重心の動きを説明し、統計的にもその影響力の姿を可視化出来るでしょう。
 LIGOは一辺が4kmあるので、これを地下に向けることは難しいでしょう。それでも、例え500mや1kmでも、地球重心である真下からの動きを計測すると、これまでには得られなかったような情報を目にすることが出来るかも知れません。各地の比較ももちろん重要でしょう。地球重心の動きを追えると、この微小レベルので重心の動きを大きく理解する助けになるでしょう。重力と電磁場の影響を切り分けるほどに計測出来たら、ここでも大きな進歩になるでしょう。地球重心だけでなく、月や太陽にも重なる遠くの星、銀河の影響が計測出来るか、ここにも挑戦があるかも知れません。

 棒渦巻銀河の物理は特徴的なので、棒の理論を証拠で明確にするために、特殊な事例にも触れておきます。5枚目のイラストを参照下さい。
 このイラストは、棒の軸回転が極端に速いと、リング状銀河を形成出来るという実例の説明です。ここに紹介する銀河はリング銀河と呼ばれる物もあり、その形成理由が不明な物にされています。ホーグ・オブジェクトはその有名な物でしょう。
 この種の中空は、その場所を小さな銀河が通過すると形成されやすく、その種の実例も存在します。ここに上げている物にはその影響すべき他の銀河が無いように見える物を選んでいます。自己完結での説明がこのイラストの説明です。

リング銀河の出来方、こちらの検討例です。
1)棒の軸回転が極端に速い銀河の場合、中央のDUD中性子星の周りにガスがたくさんある間は、リングの外側に向けてガスを送り続けて、リングを太くする。
2)ガスが減ると、棒はやせ細ってくる。棒の部分の回転が維持しにくくなる。
3)リングに送れるガスがなくなると、棒の部分は駆動する電流がなくなるので維持出来ない。どんどん巻き込まれて、最後は楕円銀河状になる。イラストの上段中央の画像に近い状態。

リング銀河の例
ホーグ・オブジェクト 棒状部分は、楕円銀河レベルに縮小している。
NGC1291    棒状部分はほんの少しの棒を残し楕円に見えている。
NGC7742    棒状部分は、楕円銀河レベルに縮小している。
NGC5754    棒状部分はほんの少しの棒を残し楕円に見えている。棒の先端には、リングは接触していない。あとは中央が丸くなるのみ。

 棒渦巻銀河の棒状部分は、軸回転が高速だと大量のガスを外側のリングに送り続けることが出来るのです。それだけのエネルギーを回転運動と中央に抱える星間ガスの量で得ているのでした。
 リングには全体の宇宙回路を通じて電流の供給が続くので、中央部分が輝く星の寿命を迎えても、中央に向かう見えないイオン電流があるはず。この電流がある間は重力元として発電機能が残りリングを活性化し続ける。

 天文学者が電磁気も無視し、一般相対性理論しか考えて来なかった事で、科学の進歩を大きく遅らせているのである。アルフベン氏の銀河の状況を表す宇宙回路は1981年の本に書かれているのであり、38年を無駄にしてきたと言えるでしょう。関連して述べられたプラズマ宇宙論には問題もあったので宇宙回路が無視されていると言い訳するところでしょうが、一般相対性理論の問題に向き合ってこなかったことも事実でしょう。銀河を形成するほどの力を無視出来た部分です。
 アンソニー・ペラット氏のプラズマ宇宙論の教科書には、銀河の形成論のシミュレーションも出てきています。この時に腕のつなぎ替えを気づけていれば、彼らに正しく解き明かせたでしょう。プラズマ宇宙論側も、何でもプラズマで説明しようとする一神教的な部分があったので、重力理論との共存には成功出来ていなかったのでした。ここにこの事実を書くのは、電磁気で腕のシミュレーションが可能である部分をアピールしたいだけです。大きな力を働かせることが可能なのでした。
 らせんの力については何度も繰り返し書く所です。霊能力者がこちらの目の前に座って、両手の拳をぐるぐる回しながら、こういう力があるんだよと説明をしなければ理解の遅れた部分です。当時は太陽の伴星の存在に気づいていた頃で、伴星軌道の長軸が銀河中心からずれている部分を調べていた頃です。二重星の重力波の重ね合わせから、らせんの力を想像出来たと思います。しかしながら、これを電場と磁場に拡張する部分が非常に重要なのですが、彼らの助けがなければこの部分の科学は進んでいない可能性があるのでした。
 電場と磁場への拡張はこのあとの説明になる、電気自動車の電磁波対策で利用しています。重要だからこそ、あの世の存在達がヒントを寄越した物でしょう。

 少し脱線しておきます。あの世の存在達は、1917年にファティマの聖母の出現として奇跡を起こし、万人単位の聴衆に光を乱舞させる奇跡を見せています。霊的存在はこの時に証明されているとこちらは考えるのですが、普通の世界では霊と宇宙人は存在しないことにされています。続きは二つの月の記事に書くところです。
 この記事は銀河の腕の巻き込みの問題を解決したいと思ったので時間を投入した物です。霊的存在は地震の震源位置を通してこちらに数値を伝えており、自然災害が起きるのを待たされています。この時間が長いのでこの記事が生み出されたと言えるのでした。
 「M87ブラックホール画像の再評価は物理学に革新をもたらす」の記事には、当初重力波の説明は予定していませんでした。ここでも待ち時間が伝えられたのでこれに対応した結果がこの部分の追加記事です。
 この世界には霊的存在と自然の存在も、知性のある実在として私たちに影響しているのです。自然災害が続くことで、自然の存在が明確になるだけでなく、彼らが人間達に願う内容も明確になる所です。この記事は自然科学ですが、二つの月の社会科学の側に、この状況を詳しく書く予定です。
 彼らに使われているのはこちらだけではないのです。二つの月の記事は敬称略で

アンネ・フランク
エディス・フェルマン
マーシャ・ロリニカイテ
マララ・ユスフザイ
ナディア・ムラド
伊藤詩織
小保方晴子
雅子妃殿下

 が登場します。始めの3人は第二次世界大戦時のユダヤ人虐殺の被害者です。残りはノーベル平和賞であり、日本人の名前は誰にも分かるでしょう。
 科学者ではこちらの尊敬するノーベル賞学者の南部陽一郎先生も、大阪城の記事で登場です。私たちは彼らに使われている部分があるのですが、誰もその事実を認識出来ないのです。結果に表れるのでした。この事実も重要なので、二つの月の記事になるのです。
 この関連記事は自然科学の進歩を大きく促す記事になると考えています。これを促すのはあの世の存在達であり、こちらとしては人間としてこれに答えたいという願いで進めている作業である事を、読者の方にはご理解頂けるとありがたいです。

2に続く
5月7日 先頭部分に要点を二つ追記しました。