査読の問題の補足記事 これから進展する科学について1 3月6日

 ギザのピラミッド群を始めとする先史文明の遺跡には、光速度の9桁とヒッグス粒子の6桁の数値が組み込まれており、先史文明時代に既に高度な科学技術がこの世界に存在した事を明確にしています。ヒッグス場の数値を調べる必要性を感じた2019年まで、この数値の存在を明確にさせない工夫がなされており、今の時期になってやっと世界の人々がこれを理解する時を迎えたのです。
 合計15桁あって、スフィンクスとの組み合わせでこの数値の意味を教えています。先史文明を認めたくなエジプト学が嘘を重ねても、科学的な現実の前にはムダでしょう。偶然では説明できないからであり、キリスト教の一神教という教義を守る為の嘘は、ここで続かなくなるでしょう。唯一絶対の神の知らない先史文明はあってはならない物であり、これが否定出来なくなるところが支配の宗教の潮時です。科学が進むと維持できない嘘だったのでした。キリスト教とユダヤ教は偽善の側が支配に利用したした宗教、イスラム教は善の側がキリスト教の支配を抑制するために作り上げた、それぞれが人工的と言える宗教だったのでした。
 宗教感の変化は、人々にも大きな変化をもたらすでしょう。人霊達と自然の存在達が同時期に姿を現す予定とされているので、私たちはこの世の姿とあの世の姿を学び、人間と言う物がこれらにどの様に関わっているかを知る事になるのです。
 いわば再スタートの時期です。これから進むべき道も同様にギザを始めとして遺跡に組み込みがあるので、これを元記事で紹介してきました。以下の項目です。

1)質量制御技術 
2)潰れによる常温核融合 
3)compact化した次元の理解 
4)tiamat 惑星ティアマトの再生を求めている
 
 惑星ティアマトの再生は大目標であり、これに必要な技術はもっとたくさんあるでしょう。当面をチェルノブイリと福島に残されている放射性物質を月に運んで最終処分する仕事と、地球の温暖化による海面上昇を止める部分に少なくとも注力が必要です。
 これらの技術はエネルギーを確保して、重量物を運べるようになるという意味での輸送とエネルギーの改革です。コンパクト化した次元を使うと重力の制御とワープに道を開く可能性があるのですが、こちらには時間もかかりそうです。まずは輸送とエネルギーの改革が必要にされています。
 関連技術は既に関連記事にも書いているのですが、ここでもう一度触れることにしています。これはこれらの技術の進歩に国際リニアコライダーの利用が重要な役割を果たすので、これをしっかりと推進して欲しいという意味です。世界情勢がこの先先行き不明瞭になる時期を迎えるので、出来たら日本で推進できると今後の経済問題が起きる時にも適切に対応して、遅滞なく技術開発を進めて行けるでしょう。
 日本では、まだ続きがあって特許制度改革も重要なのです。今の特許制度は他者の足引く物ばかりであり、技術の開発を独占するために、協力し合って関連技術全体をより早く結果を出すように進めると言う事が、全く出来ないシステムなのです。この部分の変化は日本が先陣を切りやすい部分なので、この種の変化も利用して新しい科学を社会の利益に変える部分も、速やかに対応出来る様になると思えます。
 この記事ではこれらについて簡単に説明をしたいと思います。

 まずは1)の質量制御技術と3)のコンパクト化した次元の利用です。古い記事からの転載です。進展した部分は状況にあわせて書き換えています。
 
宇宙へアクセスする技術 質量の制御とワープについて
 先史文明の遺跡では巨石とその加工技術が目につきます。これまで巨石を動かす部分で質量の制御技術について触れてきましたが、これは同時に加工にも利用出来る可能性があることに気づきました。この事もあるので質量制御の技術に対してもイラストを準備して説明したいと思います。
 イラストに載せたバールベックの巨石ですが、この土台に使われている三石の大きさは、長さが約18メートル、高さと幅は約4メートル、重さは650トン~970トン。建築物に使われた切石としては世界最大であるとのことです。
 南方の岩と呼ばれる巨石はバールベックのジュピター神殿から南西に約1キロ離れた場所に存在している。その大きさは、長さが約21.5メートル、高さ4.2メートル、幅4.8メートル、重さはなんと2000トンもある。とのことです。これを当時は少ない人口で運んでいるのです。
 善の側の例ではこれに対して、加工の技術が加わります。サクサイワマンでは石組の技術の高さが伺えます。隙間なくどの様に加工して積み上げた物か、当時の技術水準を理解出来ないレベルです。

 世界に目を向けると、ハドソン湾極時代も含めて巨石の加工技術はエジプトでも目につきますし、日本の巨石遺跡である屋久島の巨石群にも1万トン以上の重さの天柱岩や、割られて並べられているトーフ岩などが目につくのです。巨石は運搬だけでなく加工もされていると言う事でした。
 エジプトの巨石は採石場にその切り出しの手法が残されています。巨石よりも固い小さな岩を繰り返し繰り返しぶつけることで、柔らかい巨石を削って切り出しているのです。この点は証拠から明らかなのですが、運搬手法は全くお手上げです。
 こちらとしては、現代の科学を利用して何が出来るかを考えています。質量は物質の元からある性質ではなく、後天的に、電気的に獲得される性質なのでその獲得メカニズムに干渉が可能であると考えています。この手法を見つければ良いでしょう。
 あの世の存在に教えられたらせんの力です。どの様に応用出来るかも含めて考えた結果がイラストの回転電場の適用です。
 物質を構成する中性子の場合ですが、その質量はその構成物質であるクオーク3個の質量の和では数%にしかならないのです。残りは真空にあるクオーク・反クオークのペアとの電気的抵抗力がその原因になるとされています。陽子の場合でも同様です。
 これに干渉する手法ですが、回転電場を加えるとクオークペアは回転運動を受け取りエネルギーが増えることになります。その量が多ければ多いほど高速に回転して距離を伸ばすでしょう。回転は電気的遮蔽を生み出すので、その場をクオークが横切る時にはその電気的抵抗値が低下するはずです。回転により+と-のバランスが取れるようになり、電気的抵抗が時間平均で見て減るという事になります。

 回転中も電気抵抗が低下すると思いますが、らせんの力を加えるのを止めた時にも、与えたエネルギーが大きければ大きな変化を生み出すと思います。クオークペアには回転力が残っているので回転をしばらく続けるのですが、エネルギーが失われるに従いそれぞれのクオークペアの揃った回転が維持出来なくなると思われるのです。ペア間の長さがエネルギーの失われ方に準じて変化するので、確率的にはしばらくすると各ペアはばらばらに動き始め、ここでもそのランダム性が電気的遮蔽に近い状況を生み出せる可能性があるのです。空間に電位の周期性が失われるので、その結果で電気的に中和するのです。
 ここまでは質量を失わせる部分でしたが、これを加工に利用する部分を検討します。結果としては実験するしかないのですが、物理としては非常に興味深いのです。
 らせんの力を加えて質量を減らす場合、クオークペアにエネルギーを渡す時間は有限です。この間徐々に変化し、エネルギーを渡すのを止める時も徐々に元に戻るでしょう。
 この過渡期に質量のある物質で切り刻むことが出来る可能性があると思います。単純には質量のない物を質量のある物の慣性で動かすのです。電気的な結合は残っている状況ですが、内部にある電気的な抵抗力がなくなると、それを支えていた電子と陽子の間の電磁気力も影響を受けるでしょう。硬さが変化する可能性を指摘していることになります。
 単純には質量のある物で質量のない物を削るという加工です。硬さが影響を受けて簡単に削ることが出来るのではないかと思える状況でした。
 理論は素粒子論になるので分かりにくいかも知れませんが、質量が物質にある特有で先天的な物ではなく、メカニズムを通して後天的に獲得できる物である事は既に明確です。これに干渉できれば質量の制御技術に道が開けるでしょう。
 この点は日本の屋久島の巨石遺跡は1万トン以上の重量の巨石を足場のない山頂に載せている部分で過去の姿が明確です。月や火星、金星に行ける技術があれば、山の上に巨石を設置できるでしょう。彼らは今のロケットとは異なりUFOの様な乗り物を利用していたのでしょう。この点はインドのマハーバーラタ、ラーマーヤナの記述からも想像できる部分です。

UFOに関して残りはワープの技術です。
 物理学科出身のこちらには理解できても物理に詳しくない一般の方には判りにくい部分なので、イラストを準備して簡単な説明を試みました。
 イラストの左図のホースは巻き上げられた次元を説明する例えとして、以前からよく使われている物だそうです。(ワープする宇宙より)
 この様な感じで潰れた微小の空間が存在し、微小部分ではこの様な構造をしていると考える必要があるのです。遠くからはホースは線にしか見えませんが、近付くと立体的である事が分かるのです。遠くからは2次元の線、近くでは3次元という意味です。1次元分がコンパクト化されて見えなくなるという説明です。
 このホースはこの様に次元が減らされてコンパクト化された物の例えになるのです。実際のコンパクト化はこの様に単純な物ではなく、イラスト左下の肌色のカラビ・ヤウ多面体に近いと考えられています。
 ここには6次元分が組み込まれていますが、拡大して利用する場合には、この空間の曲がりを近道に利用する部分は続きの説明と共通です。

 イラスト中央の図の①から④は、コンパクト化した次元が近道になる概念を簡単に説明した物です。左図の①から④に対比しています。
 空間の曲がりを利用すると、コンパクト化するときに丸くなってつながる部分が近道に出来るのです。
 コンパクト化している次元空間をエネルギーの注入により大きくすることが出来ると、その曲がりの性質により遠方の空間を近傍に持って来ることが出来るのです。イラストの近道の通りです。
 この時空間は空間だけを曲げる物になり、そこにある物を動かすわけではありません。その結果、直線で行けば赤の点線の距離を、青の曲線の距離まで短縮できる近道を作る事になるのです。目標とする建物の裏側に近道が現れるのです。
 宇宙の始まりは不明瞭ですが小さな空間が今の大きさに拡がったことはほぼ間違いのない事実でしょう。膨大なエネルギーが空間を広げているのです。コンパクト化した空間は1x10^-33cmという小ささですが、これをkmサイズに出来ればkmの近道であり、大きさ次第で銀河間もワープできることになるはずなのです。
 加えてシリウスの中性子星や銀河のブラックホールの近傍での空間の歪みを利用すれば、エネルギーを投入せずとも元々空間に存在する曲率を利用できるのでさらに遠くの場所を近くに持って来る事が出来るはずでしょう。個々のコンパクト化した次元も重力場の影響を受けているので、強重力場では遠方への移動が容易になると思われます。

 コンパクト化している次元空間にエネルギーを注入することで拡大できれば、大きさに応じて近道できる距離が長くなるのです。
 物理学者は今、この種の次元を探す実験をしている所であり、遠からず見つかると思っています。
 1x10^-33cmの小さな物にエネルギーを渡す方法はまだ存在しないのですが、1x10^-9cmの大きさの内部の物を全て大きくして、さらにその続きでその中の1x10^-9cmの領域を大きくするなど工夫の余地はたくさんあるのです。これまで誰も行っていないだけであり必要が生まれると手段が複数生まれてくるのも、この先の科学になるでしょう。
 ワープの説明は判りにくいかも知れませんが、考えて欲しいのは具体的なワープのアイデアがこれまで存在していないことです。ブラックホールに飛び込んでホワイトホールから出て来るというのは数が多いSFですが、その双方にアクセスする技術がありません。
 タキオンという光速を越える粒子もおとぎ話です。物質を光速度に加速する物も同様です。小さなゴミとの衝突でUFOはバラバラです。
 ワープを真剣に考えたのは、実は太陽の伴星を観測するには何が必要かを考えた時でした。伴星への距離の半分まで加速して、残りを逆噴射するのがこれまでの技術の延長線ですが、途中で小さなゴミにぶつかるとおしまいでした。高速度においては小さなゴミは凶器その物です。これを回避するにはどうしてもワープが必要なので考えてみた結果がコンパクト化した次元の利用でした。

 ここでは一つのコンパクト化した次元を考えていますが、特定領域のコンパクト化した空間の全てを大きくしたり、小さくしても良いでしょう。大きくすると重力を弱め、小さくすると重力を強めるはずです。簡単な表現ですが実現するのは大変でしょう。この空間を使いこなすとワープのみならず、重力効果をも制御できるようになる可能性があるのです。

 続いて2)潰れによる常温核融合の説明です。

 常温核融合技術は身近なところから宇宙技術までをカバーする広がりを持ちます。身近な技術は発電所と、ウランを触媒に利用した電池です。一般家庭向けに1年くらい交換不要の電池で必要な電力を供給出来るでしょう。現在の発電と送電の仕組みは、エネルギーを送電に捨てているので効率が非常に悪いのです。
 簡単に今の状況から見通せる近未来の開発とその様子をイラストに描いています。軍産議会複合体への牽制でもあるので、皆さんにはすみませんが核技術者には判るちょんぼも混ぜてあります。自国の利益を守る為です。
 こちらは特許制度の推進と企業の利害が衝突した場合に調停する立場を保てるようにしたいと考えています。ここで公表しない技術の詳細は制度を通じて身内になる皆さんに無償で公表し特許を取ることは行いません。
 その分こちらの紛争調停の公平さを信頼して頂ければと思います。立場は国立の研究所の人と似ており、彼らは国税の節約であり研究者としての能力評価が利益です。こちらは政治家として、企業献金も断ることになるので、特許制度への国民の皆さんの支持が願いです。連続型の常温核融合炉が完成できるまでの約10年間はこの姿勢で努力したいと思います。

 常温核融合技術その物についてもコメントしておきます。こちらはらせんの力を方程式に出来ており渦がエネルギーを伝える基本式です。電磁波のマックスウエルの方程式と同じレベルの基本的な発見であり、新しい科学です。波と渦の違いであり、これを質量、電荷、磁場に拡張出来るのであり、非常に重要な発見なのです。
 電磁波は通信に利用されたり電子レンジですが、らせんの力はこれから今までになかった新しい製品を世に送り出すでしょう。大きな変化につながるのですが、まだこれを実感することが難しいでしょう。応用面で電気自動車の特許に拡張して見せましたが、新しいエネルギーであり治療にも質量制御にもその可能性を持っています。質量制御が達成出来れば、輸送面の効率を劇的に改善することになります。輸送船は輸送機になり空を飛ぶことが主流になるでしょう。
 このレベルの新しい科学ですが、発見のきっかけは霊能力者がこちらの前に座って拳を二つぐるぐる回して、こういう力があるんだよと教えてくれたことです。エネルギーになる事はすぐに理解出来たのですが、約2年くらいかかって方程式にたどり着きました。ヒントがなければ二重星の重力波からここまでを解くことになり、もっと時間がかかっていたでしょう。方程式は現在一般相対性理論で計算されている二重星の重力波放射を、ニュートン力学やマックスウエルの電磁気で解いた物と同等です。まともな科学者には否定される心配はありません。

 あの世の介入と考えると、こちらがもしこの特許を取れば、この先のこの様な協力は消えてしまうでしょう。特許を取ると軍産議会複合体が権力を利用して自分たちも使えるように様々に動くのです。軍事的に必要な物の場合なら何でもやるでしょう。
 この心配があるので、電子軌道の潰れと言う常温核融合技術の基本特許の部分を公表しているのです。他国も同様に技術に参加出来て、軍産議会複合体が不正に有利な立場になる事を防ぐことが重要なのです。彼らの技術的優位は既に崩れており、イカサマさせない事が重要です。
 日本が国のレベルで実施する特許制度には干渉させないようにする工夫が必要であり、この一つが署名による司法権行使の義務化です。口だけやると言っても他国の場合こちらからの情報公開要求に対して強制力がないので、簡単には進まないのです。軍事機密を理由にイカサマが横行するだけでしょう。現実的な方式が確認出来る事と国単位での参加が条件になるでしょう。

 保護が出来たとします。常温核融合でも、何らかのあの世のお助け介入があると思いませんか?助けてくれる可能性はゼロではありませんし、実際にヒントは既にありこちらはシステムを検討済みです。この情報は未公表であり特許システムが完成したところで参加者の皆さんと共有したい情報です。もちろん正しいかは判らないとしておきますが、ヒントがこちらの検討に耐えた物である事は事実です。
 あの世のインチキに見えると思いますが、誰が発明するかよりも、それを社会にどの様に実現するかが善の側のあの世とこの世の大きな問題なのです。それ故の私たち日本人への協力です。自然と社会の利益を目指して和で進めるのです。自己の利益しか考えない軍産議会複合体には間違っても出来ない事なのです。
 この部分には既に続きの地の声によるヒントがあって、衝突型の常温核融合炉の基礎設計がこちらの頭の中では完成している状況になりました。2018年末の話です。続きは特許制度改革で、日本の技術者の皆さんと情報を共有するところからが始まりです。

A)ウラン電池の技術
 基本はナノテクノロジーであり、細管にウランと水を交互に通すことで、水分子の水素をウランの核に潰し込んで吸収させて核融合にする事が可能なはずです。放出される熱エネルギーを上手く電力に変換する部分と、ウランと水の分子レベルの操作が必要になると思われます。お手本は細胞のイオンチャネルです。誰がこんな物を設計出来たのかと思うほど、自然は素晴らしい仕組みを備えています。突然変異の進化ではあり得ない科学的な設計技術の賜物です。発電効率を確保する部分が難しいですが、熱の電力変換は可能であり苦労があってもナノテクでの開発が出来るでしょう。
 細胞のイオンチャネルに倣い、ナノテクの細管に原子と水分子を交互に取り込み衝突させる。ウランU238はネプツニウムNpを経てプルトニウムPuに原子転換して常温核融合になる。Puは毒性もあるので2段目のチャネルで速やかにアメリシウムAmへと原子転換し、ここでも電力にする。電池は利用後回収し、さらに反応させてヘリウムHeをはき出させるとU238に戻り、再利用が出来る様になる。
 家庭での電力がバッテリー程度の大きさで1年間持つくらいに出来るはずです。パソコンなど内蔵すると廃棄が心配ですが、社会の在り方次第でしょう。

B)発電技術
 こちらはすぐにも実証可能でしょう。ウランを電極にして水を電流で流し込むだけでエネルギーが取り出せるでしょう。この実証をしたところでITERは不要になり、予算を環境保護に回せるでしょう。イラストを参照下さい。
 発電技術には重要な開発が続きます。水を介して温度からガスタービンを回すのはまずは単純な方式でしょう。この場合でも電極への電流密度が高まると発熱で溶けてしまうのでこのリミットが発電能力になるのです。Hが4つ取り込まれるとHeが出てくる部分も核分裂を促す可能性を持つので制御が必要になります。
 低いレートで核分裂物質が出ても発電方式を連続式に変えるときに核分裂をしない方式へと転換させるので、当面は放射能漏れに注意し一時的な発生分は次に述べる方式で月に運んで処分する。始めに出来る物は恒久的な技術にはほど遠く安全性も劣ります。
 電力をなるべく直接取り出せるように、反応を制御することが必要になる。結局温度がエネルギーなので、流す電力が核反応で増幅されることを目標にして直接電力を出力したい。これは以下に述べる航空機などの大型輸送機に利用したいからである。
 発電効率を上げるためには様々な工夫が必要になり、電気陰性度をパラジウムに見せる工夫と、電極表面にナノ構造を持たせることで強電場を発生させることも重要になる。加えて外部から超音波、らせんの力、磁場も電場も含めて様々な加速の工夫が効率を改善する。特許保護の観点で詳しいことには触れていません。

 続きはこれまでに説明した技術を産業の発展に生かすための特許制度改革の説明です。こちらも古い記事の始まりの部分からの抜粋です。必要性は技術の説明の中でも触れてきた物の具体案です。

1)新しい分野の立ち上がりに必要な特許制度と署名による司法権行使
 現在の特許制度で個人の権利を保護することは、結果として社会全体での科学の進歩を遅らせており、経済成長への足かせでした。私達は既にこの状況を歴史から学んでいるので、社会を豊にした分があなたの得る物であるという、利用された部分への対価の支払いに移行することを提案したいと思います。モーターによる強磁場放射を対策する基本特許になる物を権利を求めず公表しますので、誰かの特許になっていた場合に実際にどの様な影響があるかを、企業とユーザーである皆さんの立場で考えて頂ければと思います。

 新しい分野の立ち上がりでは、基本特許が生まれやすく、この種の特許の効果が切れるまで、一般の人々には利用できなくなる状況が過去繰り返されています。この時間は数十年にも及ぶのであり、特許の取得者にさえも十分な利益をもたらしてはいないのです。
 新しい分野に対しては、その市場が大きく立ち上がるまでは、お互いの特許を公表し誰でも利用できるようにすることが重要です。関連技術が充実し多くの人が利用できるようになってから、使われた特許の範囲で費用を回収すれば良いのです。あらかじめ特許費用を製品の5%に押さえるなどその内容は参加者の同意で決められるでしょう。費用を使われた部分の割合に基づいて配分すれば特許費用の支払いも紛争が減らせてスムーズです。
 協定を結んだ国内参加者は、特許は申請直後に見られるものとし、18ヶ月の据え置き期間は一般向けです。科学の論文も査読不要でまずは直ぐに身内に公表です。情報の共有により無駄な投資を省くと共に、参加者の全てが製品投入までの問題に集中できるようにするのです。例えばこれを10年間継続し成果を蓄積すれば、他国の競争者との間に大きな差を生み出せるでしょう。
 数ある試行から基本特許の宝探しに成功する、一人の幸運なだけのスターの総取りとその後の独占よりも、関係協力者の努力にふさわしい利益が行き渡る方が良いのです。その方が適切な競争の維持により、より良い技術を迅速に生み出せるのであり、その分市場も早く立ち上げることが出来るのです。会社経営における研究開発投資のリスクも大きく低減できて、国民も市場の成長と利便性により、これまでよりも豊になれるのです。
 常温核融合の基本部分の公表も同様に未来の利益を早く実現するためです。制度が出来たらこの続きの開発についての詳細を身内になる皆さんにお話しする事で、多くの技術者、研究者と協力出来て、日本の経済成長力を高めるように進められるでしょう。ご理解とご協力をお願い致します。この制度を多くの分野に広げることで、日本の社会として利益を企業と国民の皆さんで分かち合えるように進んでいける事を願っています。

2へ続く