査読の問題を教える量子もつれとニュートリノの電荷とバイオ技術3 3月3日

3)先史文明の存在の証明
 この項目はギザのピラミッドに組み込まれた科学の数値と、質量制御、潰れによる常温核融合、コンパクト化した空間の解析を促す組み込みの説明です。
 先史文明がどの様な物かについては、2018年の2月25日からまとめを公表している以下の記事を参照下さい。

先史文明が伝える古からの地球の歴史と未来まとめ1~13 2月25日
1)1366万年前の人類の始まりから8万年前までの遺伝子実験期間
1-1)月と人類の誕生と恐竜との共存 証明されていなかった恐竜絶滅と人類の始まり
1-2)プレート運動の歴史      ホットスポットの教えるプレートの動き
1-3)520万年前と現在の地殻変動、地震予知技術 約520万年前から現代へ解決策を託している
2)暦の遺跡の情報          2度の極移動と暦の変化の記録
3)歴史書と宗教書の情報       極移動に対応した宗教の変遷の記録
4)客観性のない科学の遅れ      権力の支配に利用されている愚かな姿
5)月、金星、火星、ティアマトの状況 忘れられた宇宙技術の遺跡
6)善と偽善の地球の遺跡の情報    世界に散らばる先史文明の遺跡の存在
7)ノーベル物理学賞の問題について  重力波の検出に疑義ありです

 合計13記事あるのですが、半分はイラストのページです。関連記事の2種類も上げておきます。2017年の記事です。

科学の進歩と署名による司法権行使と国際協力による温暖化対策1~9 12月26日
1)新しい分野の立ち上がりに必要な特許制度と、署名による司法権行使
2)署名による司法権行使で救える三人の大和撫子
3)未解明のあの世と宗教を客観的に科学する
4)常温核融合技術のもたらす未来と地球温暖化への国際協力による対策
客観性の追求による科学の進歩とノーベル賞の間違い1~5 12月29日
1)ガンマー線バーストとDUD中性子の存在について
2)素粒子論から見たブラックホールとビッグバン(らせんの力が出てきます)
3)ニュートリノ実験への提言

 これらの記事も人霊と自然の地の声の導きにより、情報を伝えられて書いている物です。もう1年以上が過ぎているのですが、ここまで来てやっと、これらの情報を本格的に広められるところに進めるのかも知れません。
 この記事のこの項目では、先史文明の遺跡に新たに加わる9桁の光速度とヒッグス粒子の6桁の数値が重要です。普通に統計的に考えて3~5桁の一致には偶然の意味を感じられるのですが、これが光速度の9桁になると天文学的という表現が使えるでしょう。あり得ない数値の一致です。ヒッグス粒子の6桁は3桁が二種類ですので数値としては100万分の1の確率であり、あり得ないに近いでしょう。
 あの世の存在である人霊達と自然の存在達は、今のタイミングで先史文明の存在を明確にして、同時に自分たちの存在も自然災害を通じて明確にする事で、この世界の現実を私たち人類に教えたいのです。

 これまで書いてきたように、この世界は二つに分かれて争う世界です。善と偽善の争いですが、善の側は争いに勝つだけではなく、偽善の側をこの世から追放することを求めて、難しい争いを進めて来たのでした。
 単純に目先の争いに勝つだけなら簡単なのですが、この状況を維持する事、勝利を恒久的な物にすることは単純には達成出来ないのです。実に1366万年もかけて達成する大切な目標なのです。
 彼らはここまで説明してきた科学の力を元にして、合計15桁の数値の一致が意味する自分たちの意図の存在を明確にしたいのです。過去に高度な文明が存在してギザのピラミッド群とスフィンクスを作り上げない限り、偶然では15桁の数値の一致など達成出来ないのです。先史文明の彼らは、この時期に先史文明の存在を明確にする為に、用意周到に準備をして来たのでした。同時に偽善の側である、欧米主体の軍産議会複合体と、中国共産党にも情報公開を行う事で、これまで隠されてきた彼らの悪事に情報公開の光を当てる計画です。

 こちらは9桁の光速度のデーターが、ギザの大ピラミッド(第一ピラミッド)に組み込まれている事は昔から理解していました。理由は不明なのですが、ピラミッドの中心から北へ約8mずらされているのです。この意味がここに至るまで分からなかったので、この数値の存在を広めることが出来ずにいたのでした。
 今回この理由が明確になったのは、2013年にノーベル物理学賞を取ったヒッグス粒子に関係する数値を探した結果でした。この作業をするまでは、ずれ量の8mの意味が分からないように配慮されていたのです。
 日本人としては、福島とチェルノブイリに存在する高レベルの放射性物質を月に運んで最終処分したいのです。その為には常温核融合のエネルギーと、質量の制御技術が必要なのでした。質量をゼロに出来れば、放射能汚染の源である事故原子炉を大きな困難なく月に運べるのです。
 この為の技術をあの世の存在が私たちに教えてくれる可能性があるのです。その可能性をギザのピラミッドとスフィンクスに組み込んで教えているのでした。もちろん敵である軍産議会複合体と、中国共産党がこの種の技術を手にすれば、悪としての支配が今後も続くことになるでしょう。従いこれを防ぐ事が技術を進める前提でしょう。
 彼らは自分たちの利益しか考えないので、今の流れで進めば地球に大規模地殻変動と地球温暖化による十数メートルの海面上昇を引き起こし、強欲な者の支配だけが残る世界になるでしょう。百億に近い一般市民は全て弱者として環境大変動の前に消えてゆくのであり、ごくごく小数の強者の専制支配だけが残るでしょう。普通の市民は生き残れないのです。ここに善の側が技術を渡すことなどあり得ないのでした。

 ギザに組み込まれている9桁の光速度とヒッグス粒子の6桁の数値の具体的な説明です。イラストを参照下さい。
 こちらとしては科学の進歩を促す必要があるので、ギザの大ピラミッドに29979の光速度だけではなく、ヒッグス場の数値があるかを確認しました。質量制御の技術の存在です。これを使う方が月に放射性物質を運びやすいのです。

ヒッグス粒子のパラメーター
質量125GeV
寿命1.56x10^-22s

 それぞれがありふれた数値(125は1/8)と地殻変動の数値なので、他の数値との関係性を調べています。すると次の数値での表現が可能でした。

125x156=19500
29975/125=2398

 大ピラミッドの中心の北緯ですが29.979175度位です。光速度が299792458です。緯度では少しのずれであり、距離は約8mのずれです。中心と光速度が合わせられていれば話は早いのですが、先に触れた通り、このずれ8mの意味を解釈できずにここまで来ていました。
 こちらが情けないというか、あの世の存在達のやり方が汚いというかは皆さんの判断に任せます。この意味はこちらがヒッグス場の数値を探すまでは、意味が分からない様に工夫されていたという事です。
 スフィンクスの祭壇が12660年前の春分の日の出の位置を表し、しし座に重なることを説明してきています。イラストの説明を見てみて下さい。スフィンクスには12660年前の春分の日の出が、しし座と太陽の位置関係で表現されているのです。
 ここに出て来る太陽の位置を表す太陽の祭壇の北緯は29.975175度です。対応する前足の間にある小塔スブラは29.975246です。
 単純に0.004度のシフトで、大ピラミッドの中心と299792458の光速度にに重なるのですが、ここにもう一つの工夫があり、スブラから第一ピラミッドの東面の中央の手前の祭壇まで19500インチです。角度は331.63度であり29847を使ってこの数値には意味があるとしているのです。
 195の意味が分からないと解けない部分であり、195に本当に意味があるのかが重要です。続きの工夫には驚かされており、大ピラミッドのこの祭壇からティーベのカルナック神殿の柱の間の入り口前にある偉大な前庭の入り口へ19500kインチです。丁度1000倍であり、大ピラミッド前の祭壇の位置次第で前庭の中心にある12本の柱の入り口を選べる関係でした。大ピラミッドの祭壇の大きさに対応していると思われます。

 スフィンクスの表す12660年前ですが、太陽の祭壇はそのまま大ピラミッドの中心に対応するのです。そしてスブラの小塔が299792458で表す光速度であり、太陽で表す自分たち大ピラミッドが、光速度を手に持つという表現です。8mのずれ量は12660年前の強調と、自分たちが光速度の存在である事を強調する工夫でした。
 さらに続きがあり、大ピラミッドは125x156=195で強調されているのです。光速度の存在がヒッグス場を使って大ピラミッドを建設したと明確にする物でしょう。
 屋久島と比較すると、ぎりぎり人力だけで動かせそうな岩で構成されているのが大ピラミッドです。中央にある玄室などには大きすぎる岩が使われており、重力制御技術を利用している可能性が高いと考えてきました。これでほぼ間違いなしと思われます。
 組み込みは屋久島の巨石群でも確認しています。195、125、156、2398が存在し、11360年前を表す巨石と、2075年を伝える伴星岩で一通りが含まれていました。屋久島の巨石群は質量制御を行わないと建設不可能なので、こちらでは始めから使用が前提でした。今回数値も確認出来たのでやはり、間違いないでしょう。

 ギザの組み込みはこれで終わりではありませんでした。先史文明の時代にあの世に預けてきた科学技術が、必要に応じて戻ってくる様子です。以下が確認出来ている組み込み内容です。

スフィンクスのスブラの小塔から大ピラミッド中央祭壇
331.633度、9倍して29847上で以下が可能
19500インチ ヒッグス粒子
1615フィート 8075x2 compact
1621.60・・フィート 60810235x8/3 spral
1620.4403フィート =1/3x486.133nm 水素のHγ線の光の波長
1645.6560フィート 411414x4 ティアマト
491.60m 6145x8 dimension

大ピラミッド中央祭壇からカルナック神殿 19500kインチ ヒッグス粒子
大ピラミッド中央祭壇からカルナック神殿 267.4191海里 ティアマト
スブラの小塔からルクソール神殿 268.06・・海里 ティアマト
ティアマト 911414/34=26806294・・
スブラの小塔からバビロンの彗星の中心 807.5海里 compact
スブラの小塔からカルナックの彗星池  162.16度 spiral
第二ピラミッドからカルナック神殿   162.04度 水素の発光波長
スブラの小塔からカルナック神殿の参道入り口 307.25マイル 次元x5

ヘブライ語の数値化情報
dimension 61044、6145
次元 3350、1350 ずれありだが屋久島でも3015=335x9
spiral 60810235、68206200、68200200、60301030
tiamat 911419、411419、411414、911414
compact 8075、8675
カルナックの彗星池 162.16度
60810235x8/3=162.160・・
60810235x8  =486481880

 数値が示す物をまとめます。

1)質量制御技術 ヒッグス粒子の数値で表す
2)潰れによる常温核融合 compact、spiral、水素の発光波長で表す。水素をらせんの力で潰して行うの意味。
3)compact化した次元の理解 compact、dimennsion
4)tiamat 惑星ティアマトの再生を求めている

 まずはここまでを確認出来ました。まだ続きがあると思いますし、惑星ティアマトの再生を求めるのであれば、必要な技術はこのレベルでは全く足りないでしょう。大きな進歩を促す必要があるはずです。
 これらの数値はスフィンクスのスブラの小塔と、大ピラミッド前の祭壇に組み込まれているだけではなく、500km以上離れた遠距離での組み込みを重ねることで、その数値の組み込みが意図された物である事を明確にしているのでした。
 compact化した次元の理解は、国際リニアコライダーの運用を通じての理解になるでしょう。質量制御技術においても、ニュートリノの電荷をカミオカンデと加速器で検証して、ヒッグスパラメーターを理解してゆく事になると思います。まずは物理の明らかな98%までの質量を制御し、続きを国際リニアコライダーの運用からヒッグス場の仕組みを理解して100%の制御に道を開くことが必要です。加速器にも質量制御技術を取り込み、新しい実験を追加することもさらに重要でしょう。この流れで進んで行けることでしょう。惑星ティアマトの再生は、月に放射性物質を運んでからになるでしょう。もちろん関連技術はその途上で作って行く物です。

 ギザの大ピラミッドとスフィンクスに組み込まれた、9桁の光速度とヒッグス粒子の6桁の数値は、意図して組み込まれた物である事を明確にしています。スフィンクスで最も重要な太陽の祭壇と、スブラの小塔の位置関係に対応しているのです。しかも29975と195の組み込みで、大ピラミッドの中心位置と、光速度の組み込み位置の関係も明確にしているのでした。
 これらの関係を知れば、9桁の光速度とヒッグス粒子の6桁の数値の組み込みを否定する事は難しいでしょう。加えてあの世の人霊達と自然の存在達が協力して、世界の各地の自然災害を連続する今のタイミングに合わせてこの情報が広まるのであれば、人霊達と自然の存在達にも、知性と意図が存在する事を明確に出来るでしょう。その時が来る事を待っています。

 先史文明の科学技術の高さを垣間見たところで、先送りにしてきたコペンハーゲン解釈の暗号通信文について、ここで説明をしたいと思います。旧約聖書の指定された場所にある暗号情報を開示するだけの単純な話です。彼らとその高い技術に触れてみて下さい。
 現実的には先史文明の時代に未来が計画されて、ここにその情報が組み込まれていることになるのですが、暗号通信文としては現状に即して必要な事を今の時点であの世の人霊達が選べる部分が重要です。
 12660年前に計画している部分が含まれるにしても、その後の未来の選択と変化の流れに対して臨機応変に伝えたいことを選べるのです。過去に計画したことが全てではなく、これまでに選び取ってきた未来の選択の上に立って、彼らが伝えたいことを鍵で送る事が出来るのです。
 選び取る未来の中にはこちらがこの情報公開を担当せず、例えば英語で活動する人になっていたかも知れません。すると、鍵も日本語に依存せず英語で解ける物を選ぶでしょう。伝えたい内容も単純に英語化するだけではなく、関係記事に出て来る3人の大和撫子に相当する海外の女性達の事例に変わるのかも知れません。目的とするギザの情報を公表することと、人霊と自然がこのタイミングに合わせて姿を現せるように配慮が出来れば、それで良かったのではないかと思える状況です。
 単純に未来の計画に従い全てが流れているわけではないのです。二つの争いがあるので、争いの局面では、決まっていない複数の未来の中からどちらかの望んだ未来が選び取られるのです。今私たちは善の側の望む情報公開の未来を選び取るところなのです。

 このHPに紹介している一通りの物理よりも長い時間をかけてもなかなか進まない、高度な科学の産物である暗号の細かい話をすると本が1冊書けてしまうので、ここでは簡単に進めます。単純に鍵で指定した場所には彼らの伝えたい言葉が、統計的にあり得ない確率を纏って登場するのです。ヘブライ語はアルファベット22文字であり、文字数が長いと22^長さの組み合わせとなり、その中から一つを選ぶ確率が低くなることは単なる統計的事実です。
 ここでは6文字を基本としています。普通にはこの長さになると任意の暗号指定位置に求める言葉を組み込むことが難しくなるのです。解析ソフトウエア上ではこの確率をEPとして5000以下を選んでいます。数字が小さいほど出現しないと考えて下さい。
 この続きは科学者の方々には結果を見る方が早いでしょう。普通の方でも他の暗号通信文との比較で、彼らの工夫を知る事が出来るのです。この部分は次の項目で国際医薬資本の暗号通信文を紹介しますので、こちらとの比較によりさらに簡単にご理解頂けるでしょう。

 コペンハーゲン解釈の暗号通信文は以下の4種類です。重要な項目をここに上げておきます。データーはソフトの販売ページより無料でダウンロード出来るように整備しますので、追加の解析も可能ですし、内容の検証もご自由にどうぞです。解析ソフトはデーターを見るだけなら約3万円で、データー処理も希望なら約6万円です。趣味の世界でしょう。しかしながら暗号にはもちろん、先史文明の科学のデーターも入れ込まれているので、あとは皆さんの使い方次第です。こちらは政治家志望として皆さんに科学を進めて欲しいです。ソフトの改善費用にももちろん充当させて頂きます。
 自然が動くとデーター公表の作業に注力する事になるでしょう。今は書き残している記事を仕上げることで大変な状況です。

キーワード        順位と内容
コペンハーゲン_882  12査読の嘘
コペンハーゲン_883  該当なし
コペンハーゲン_548  3統計平均、11重なりあり、14査読の嘘
コペンハーゲン_549  6不確定故、12猫の批判
コペンハーゲン_369  7統計平均
コペンハーゲン_304  6統計平均
 ここで369はミロクの意味で善の好みです。304はヘブライ語で悪魔の意味です。

シューレディンガー_882 48イベント対、53初期値不定
シューレディンガー_883 5収束あり、6イベント波動、16不確定故
シューレディンガー_548 8統計平均、11重なりあり
シューレディンガー_549 6量子統計、8統計平均、9査読の嘘、18イベント対
シューレディンガー_369 7イベント波動、11収束なし
シューレディンガー_304 52統計平均

441量子_882    7収束なし、12収束あり
*441量子_883    1収束なし
441量子_548    8収束あり
*441量子_549    1収束あり、14収束なし
441量子_369    21収束なし
441量子_304    13収束なし
 441はファティマの聖母の教会への鍵です。

441科学_882    該当なし
441科学_883    9収束なし
441科学_548    11収束あり
441科学_549    5量子統計
441科学_369    該当なし
441科学_304    12収束なし

 この種の暗号文は、科学を深く考えさせる為に、洗練された言葉が使われていると考えて下さい。加えて6文字以上という制限もあるので、工夫の痕が見られるのです。
 こちらが最も工夫を感じる部分が、*をつけた441量子_883と441量子_549です。5490は距離が少しあわない物を強引に使っている部分もあるので、ある意味参考なのです。しかし549は語呂合わせが強欲であり、しかも安倍政権の菅長官を批判する鍵にも使われているので、こだわってみた結果です。鍵の意味からも549が間違っていて883が正しいように感じられるでしょう。

 この続きが本質の科学です。まずは暗号の側面ですがこれだけ上げている中で1番がこの二種類です。よく調整したと感動します。強調したい意志は間違いないでしょう。問題はどちらが正しいのかです。収束は文字数の都合で収縮と読み替えて下さい。意味は似たような物でしょう。暗号における類推はこんな感じで重要と考えて下さい。
 答えが一つなら一方が正しいのですが、はたして答えはいくつあるでしょうか。量子量に応じて答えが変わっても良いでしょう。この意味で不確定性原理の範囲では波束の収縮ありですが、光の偏光面などの量子量には作用時の変化があるだけで、計測とは切り離されているのです。この意味で収束なしでしょう。工夫された暗号文は、この部分の混同を指摘していると思われます。その結果で査読の嘘なのでしょう。
 査読の嘘はシューレディンガー氏の側にも出されているので、氏の当時の理解ではまだ足りない物があるのでしょう。電子は雲だったと思いますが、これでは粒子性の顕在化時に問題があるのかも知れません。実際光は列なのに一粒でしたので、細部はまだまだ見直しが必要なのでしょう。超弦理論によれば電子も弦であり、その姿は不明瞭なので、科学としてはまだその未熟さをうーんとなげく部分です。
 あとは科学の混乱につながる話です。半分生きていて、半分死んでいる猫は、統計的な話です。この種の統計平均と、一つのイベントの状態を比較する時には十二分な注意が必要であると教えているのでしょう。加えて不確定性原理が適用される場面とそうでない場面、関係の切り離された量子量の切り分けも重要です。この種の混乱こそ、量子テレポートというあとからインチキを証明される物を生み出したのです。

 不確定性原理における波束の収縮ですが、ここにコンパクト化した次元空間はどの様に作用しているのでしょうか。私達はまだ何も知らないのであり、知らないことを知らないと言えないと、査読の嘘とあとから批判されるようになるのです。
 未知の隠れた変数にも検討を始めると切りがない部分があるので、濫用もまた科学の進歩を遅らせる危険がある状況なのですが、一定の配慮をしないとすぐに決めつけたがる権力欲的な物が顔を出すのでしょう。分かった気持ち、他の人に分からない事を知っている気持ちになりたがるのです。この種の欲は手放さないと科学の進歩にマイナスです。その分科学を進めることで、社会を豊かに出来る部分を喜びに変えて欲しいと思います。
 この項目の最後に古澤氏の本に出て来るシューレディンガーの猫にもコメントしておきます。実験結果は波束の収縮が起きる瞬間の様子を見せる物であり、科学としては素晴らしい成果です。古典論と異なる瞬間の存在を明確にしているのです。古い査読に毒された言葉の表現に避けられない問題があるくらいで、実験結果の意味には統計的要素が強いという程度です。古典では見えない物を見せてくれている部分が量子ビットの操作として立派な科学です。真空管レベルではなく、集積回路化した光量子コンピューターの基盤技術の完成をお願いしたいところです。

4に続く