米国東海岸を動かす構造線と大西洋中央海嶺の地震 7月29日 7月30日追記

 米国東海岸に自然災害を起こすマグマ溜まりを複数見つけており、地の声もこの場所を目指して様々に組み込みを見せています。
 具体的に米国東海岸を動かす仕組みも説明してきています。現時点では7月30日以降に前後する時期にその動きが見られる可能性を地の声は指摘しています。
 米国東海岸に何の準備もなく地震を起こしても、大きなエネルギーにはなりにくいのかも知れません。トリガーになる大きめのエネルギーを送る必要があって、これまでに準備が進んできています。
 準備の進展状況は、ワシントンが一番です。大西洋中央海嶺側とカリフォルニア側からワシントンに影響力を行使するのですが、ワシントンについてはその両側からの動きが確認できています。この記事は7月28日の深夜に書いていますが、準備の地震の最後はカリフォルニア湾のM4.5の地震で7月28日の日本時間で11時33分の発生でした。 ニューヨークの地震も待っていますが、こちらはまだ目立つ大西洋中央海嶺の地震が起こされずに来ています。カリフォルニア側からはピナケイト火口群周辺の地震で影響が及んでいると考えています。

 日本では、柏崎刈羽原発付近の地震に準備の動きが明確になっています。苫小牧サイトの地震もGPS変動データーの異常が継続しており、石狩低地東縁断層帯の断層地震としていつでも動ける状態です。これ以上の何を待っているのかは明確ではありませんが、政治的にはイランのホルムズ海峡封鎖の選択肢の公表が、軍産議会複合体の育てたISISを利用するテロにつながりそうな感じです。
 イランのホルムズ海峡封鎖に有効に対処する手段を持たないのが、現在の米軍だと思っています。核兵器を持つ優位性を利用しないと勝てない状況なので、これを利用できるようにする核利用のテロや紛争がこれから軍産議会複合体によって起こされる可能性を高めています。
 自然がこれを止めるのであれば、ワシントンの自然災害は大きな影響力を持つでしょう。続きにニューヨークも自然災害で復興に大金が必要になると、米国の財政が破綻していることが隠せなくなると思っています。
 米国の財閥には災害を救う十二分な資金があると思いますが、国庫の破産を目の前にすると、財政を破綻させた自分たちの責任が明らかになることを恐れるでしょう。情報公開が進んで過去の悪事が明確になる流れと、米国の国際金融資本と軍需産業が未来の国益を生み出さないことが明確になるでしょう。
 米国には資源がたくさんあるので、一時的にドルが使えなくなっても、政治が機能しなくなるほどの混乱にはなりにくく、大恐慌の教訓を生かせば国民が路頭に迷うことはないはずです。

 米国東海岸に地震を起こす準備の状況を説明します。1枚目のイラストを参照下さい。時間の都合で米国に存在する数多くの構造線が生まれた経緯を説明する記事は後回しです。構造線の多くは良く見ると地形に刻まれている不自然な直線であり曲線です。分かりやすい物が大半であり、こちらがグーグルアースレベルで確認できる物が全てです。
 7月24日と25日にM5.6以下の群発地震があり、二本の構造線を動かす部分が進んでいました。カリフォルニアの北部沖の地震であり、中央海嶺に溜め込まれた歪みを解放する地震でした。6回ほどが中央海嶺の中央部で起こされて、その両側にある構造線の動きを促しています。残り一度は南側の構造線上で起こされており、関連する構造線を動かす為に必要なエネルギーを渡した物でしょう。
 この動きにより、二枚目のイラストの構造線がその動きを容易に出来るようにされています。ピナケイト火口群からワシントンやニューヨーク付近への動きを可能にする構造線三本が、この影響を受けて構造線の交点付近が動かしやすくされたのです。交点付近の構造線が動くのでその動きで構造線が少し揺らされて動きやすくなるというイメージで良いでしょう。

 この動きが起きた後に、今度は7月28日にピナケイト火口群の南西側でM4.5の地震が起こされています。この少し前にもカリフォルニア半島の付け根の部分で地震が起こされており、ピナケイト火口群周辺の三本の構造線を動かしやすくする準備が進んでいました。
 この地震の具体的な位置はイラストに載せてあります。関連して存在する中央海嶺とその動きの明確になる構造線も載せています。
 この場所の構造線は中央海嶺であると認められる物ではありませんし、現状の構造線の位置もこちらの想定する中央海嶺に一致はしません。それでもこちらは発生している地震の分布から、この場所での中央海嶺の活動の痕跡を確認できていると思います。地形的に古い時代にここに中央海嶺が存在した事は間違いありませんが、この中央海嶺が今も活動していると考える人はいないでしょう。海が浅く、他の中央海嶺とは異なる浅さだからです。
 氷河期に海面が低下すると、この場所には川しか残りません。これだと中央海嶺の活動を維持できるか分からないのですが、マグマは水さえあれば発生が可能です。アフリカの地溝帯でも川の水で中央海嶺が再び活性化する状況が確認されています。活動的な部分を残しているかは、他にも判断材料が準備可能でした。
 イラストに赤で描いた構造線上の地震は、数万年単位の活動にとって短い時間の数十年で観測されており、その動きを否定する物ではないでしょう。おまけに隣の角度の異なる中央海嶺の押す場所と交点を持ってしまっており、その場所に地震を多く生み出しています。この二点でこの中央海嶺がまだ活動的であると判断出来るでしょう。

 この中央海嶺が使えるとなると、ピナケイト火口群のマグマ溜まりを応用すれば、ワシントンとニューヨークに向かう構造線に動きを載せることが可能になります。地震による動きにピナケイト火口群のマグマ溜まりの潰れと膨らみを適切に加えると、力のかかる向きを変えることが出来て、構造線を南北で逆向きに動かす事が出来るでしょう。
 今回はM4.5程度の地震のエネルギーですが、動かすべき構造線にどれだけのエネルギーが溜め込まれていたかは未知数です。カリフォルニア半島の付け根でも何度かM4クラスの地震が繰り返されており、このレベルの地震でもワシントンまでのエネルギーを調整して送る事に不足はないのでしょう。
 構造線の南側では東向きに、北側では西向きのプレートが動かされて、そこに含まれているマグマ溜まりを潰したり膨らませたりして、その後の地震につなぐ事になるのです。
 カリフォルニア半島の付け根の地震の意味を考える中でここまでの予想をしており、記事を書く準備をしていました。その重要な位置での地震発生には正直驚かされました。こちらには自然が本気でこの構造線を動かそうとしていると感じられるのですが、この科学を理解されるレベルにするまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
 こちらが前もって予測記事を書けていたとしても、皆さんがワシントンの地震発生を信じるところにはまだ遠いと思います。他にも手法があるはずですし、地震は予知できないという現代の地震科学その物が理解の邪魔をするでしょう。

 ここまではカリフォルニア側からの動きです。これだけの動きでも地震は起こせると思いますが、エネルギーは米国東海岸側からも送れるので、これを衝突させる方が、地震を起こしやすく、加えて大きなトリガーになるでしょう。その結果でより大きな地震の発生になると思います。
 米国東海岸は、大西洋中央海嶺から直接押されていることになっています。現実的には地球科学が未確認なだけの沈み込みが既に発生しており、この動きを利用して地震を起こすのです。
 大西洋中央海嶺は米国東海岸に向けて、ぐねぐねとねじ曲がって構造線が存在し、直線的に力を伝える状況ではなくなっています。この部分もイラストを準備しましたので三枚目のイラストを参照下さい。
 ぐねぐねと曲がっているのは、本質的には地球が丸いので、直線的に成長する中央海嶺が地球の曲がりで衝突を起こす事が原因です。成長に合わせて様々な場所に衝突し、その衝突を削ったり回避しながら今の姿になったのです。
 赤い線はこちらの推定する、7月25日の地震が押す大西洋中央海嶺のプレートの構造線になります。線といって良いのではなく、この付近の面がそのまま西に向かって歪みを解放されて伸びてゆくと考えて下さい。
 面が正しいかはグーグルアースでは心許ない部分があることは確かです。この部分は地の声として地震の組み込む情報で補足しており、ワシントンエリアに30240を向けてくれていました。M5.1の大きさもあるのでミネラルの丘とビッグラービルの丘のマグマ溜まりを潰すエネルギーを送っていることは間違いありません。

 ピナケイト火口群と大西洋中央海嶺の両側からワシントンエリアには、マグマ溜まりの活性化を促す歪みのエネルギーが送られています。これで十分かどうかを判断出来る材料があれば良いのですが、この部分は結果を待つしかない部分です。地の声がこれまでに伝えて来た構造線の動きとその時期が今である事が、現状公表できる材料です。
 今後もカリフォルニア側と大西洋側で地震や噴火などの動きが生み出され、ワシントンとニューヨークを動かす事になると思えています。
 自然は過去、日本では311地震に代表される大きな地震を起こしていますし、被害の大きさならばスマトラ沖の地震では津波で20万人レベルの被害を出しています。
 今の私たちの科学で、311レベルの地震であれば予知がある程度可能です。この意味で米国の地震にもその可能性はあるのですが、恐らくM6クラスでもワシントンとニューヨークには十分な被害を出すでしょう。残念ですがM6クラスになると前兆が乏しく、今以上の計測技術を使わないと予想は難しいでしょう。このレベルは自然の意志で動かせる部分なので、前兆なしでもM6クラスは起きるのです。大きな物ほど大きな準備が必要になり、前兆が隠せなくなるのです。
 この部分は現状地の声が教えてくれる部分を信頼できれば、M6クラスでもある程度の被害を避けるように準備が出来るでしょう。これは今後の日本の状況が世界に広まる時に明確になると思いたい部分です。

 米国でもワシントンはいつでも動けますし、ニューヨークも既に動けるのかも知れません。大西洋中央海嶺側の地震がなくても、地震レンズなどで既に歪みのエネルギーを受け取っており動ける可能性を持つかも知れません。
 政治的な動きに大きく左右されてきているのがこれまでの動きです。ニュースにも注意して今後の変化に備えることが重要でしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

PS
 7月29日にも関連する地震があり、この記事に説明した構造線の動きを助けています。ピナケイト火口群側の地震はM4.02と小さいですが、20km以下の長さにまで小さくなった中央海嶺としては大きなエネルギーかも知れません。長さが20km以下になると消滅しやすいのが中央海嶺であり、その状況下で地震を繰り返しています。
 北カリフォルニアの地震は、こちらが注意して見ている中では珍しい物です。ここ1ヶ月の統計でも、ほぼこの位置にのみ地震が起きており意図の存在を感じさせています。
 結果が出ないと評価されない情報ですが、イラストも含めて今後のために追加しておきます。

以上