関東広域に影響する千葉を中心としたGPS変動異常 7月11日 追記あり

 変化の始まりを西日本の豪雨に教えられた所で、早速関東にもGPS変動データーの異常が明確になっています。イラストを参照下さい。
 前記事に補足ですが、記事の完成後に川津波の発生位置が地震と台風に組み込まれている可能性に気づき、記事とイラストを修正しました。400分の1の確率で組み込みがあり、彼らの意図の存在を明確にしていました。
 先々週から北海道の苫小牧エリアでもGPS変動データーの異常が計測されており、こちらは厚真一カ所ですが今週まで3週連続での異常です。ここは石狩低地東縁断層帯に直接影響する場所ですので注意を向ける必要があります。
 地の声はしばらく前に樽前山にチェックメイトを向けていました。本日11日の台風8号は、千歳空港に41.6度の地殻変動の数値を向けていました。このエリアには大きな注意をお願い致します。状況次第で津波にも注意が必要なエリアです。苫小牧の海側まで断層が続く以上、注意すべき問題です。

 関東の問題ですが、変化は先週から始まっていました。こちらが北海道と琉球の状況に注意を大きく向けていたので、千葉県の状況を見落としていました。さすがに影響が大きくなった今週は一目で分かる異常なので、この記事を書く状況となっています。
 こちらの守護霊さん達はこちらの視界も時々いじるので、表を見る上で段を見間違えるなどその結果で意味のあるデーターを教える事があり、見間違いまで利用するのです。一度なら偶然ですが繰り返すのです。先週はこちらの不注意ですが、どこまで彼らの意図が反映しているのか、何とも言えないところです。
 もし先週気づいていても、7月7日の千葉県東方沖のM6.0を当てておしまいでしょう。当てていれば後続の地震をリスクの高い物として起きると判断出来るか、多少の懸念を残します。この意味では変化の始まり後が重要なので、本日の記事化で彼らの予定通りではないかと思います。
 新燃岳の噴火を予想出来なかったのは時間がなかったからですが、7日の地震のこちらの予想はM5クラスの繰り返しであり、特に注意するべき物ではなかったのです。GPS変動データーの異常を事前に知っていれば、恐らくM7くらいまでを予想出来たでしょう。これを当てるよりも本番に備えて欲しいという状況と思います。

 その本番ですが、これまでに見たことのない変化です。スロースリップが千葉県南部で起きていることはニュースでも流れて17日の群馬県南部の震度5弱の地震につながったと考えています。
 まず、左側下段のデーターですが、17日の地震の前日です。この時までに6月12日のM4.9の地震に加えて16日にはM4.5を最大にして群発地震化していました。まず最初の疑問がこのレベルの地震の繰り返しで、これだけのGPS変動データーの異常が出る物かという事です。普段の動きと反対方向になるのは、非常に大きなエネルギーと動きを必要とするでしょう。
 本日のニュースから以下をご覧下さい。ネットから拾ったNHKの首都圏のニュースです。

 「スロースリップ」は、陸側と海側のプレートの境界がゆっくりとずれ動く現象で、千葉県東方沖の周辺で先月初めごろから発生し、これに伴って地震活動が活発になっていました。
 この「スロースリップ」について、政府の地震調査委員会は10日開いた会合で、国土地理院や防災科学技術研究所の観測データなどを詳しく分析した結果、「先月下旬ごろから動きは鈍化している」とする見解をまとめました。
 一方、7年前の平成23年には、11月の初めごろに「スロースリップ」が収まったあと、およそ1か月後の12月3日に、千葉県で最大震度4の揺れを観測する地震が起きたということです。

 ニュースによればまだしばらくの間震度4レベルに注意する必要があるという警告です。
 こちらの見ているGPS変動データーの異常は6月23日までの物であり、10日の会合の時点では7月8日くらいまでのGPS変動データーを見ているでしょう。まだ確定していないデーターですが一定の信頼があるはずであり、検証にも耐えるでしょう。
 まず右上のデーターです。6月9日の物なので、この時点では既にスロースリップは始まっているはずですが、データー上は異常が見られません。念の為に6月2日の分まで遡りましたが、9日とあまり変わらない状況でした。これだと彼らの計測しているスロースリップを見ていることにはならないのがGPS変動データーであるとなります。
 こうなると今の時点、6月23日の異常なGPS変動データーをスロースリップだけが原因であると考えることは難しくなります。7月に入ってスロースリップが鈍化している部分がこちらでは分からないのですが、少なくともプレート上層部を大きく動かせば、その影響の及ぶエリアで地震や噴火などが起きるのは、過去積み重ねてきた経験則です。

 過去の2014年にその異常が起きた時には、日向灘のM6クラスの地震と、その後に御嶽山の噴火が起きています。広域の異常でしたが、境界面としての中部での噴火活動でした。
 2016年10月21日の鳥取県中部のM6.6の地震では、GPS変動がこれまでにない角度に達していたので、そこから起きてくる地殻の歪みが地震につながりやすいので警戒を公表していました。当時の評価イラストを再掲しておきます。
 現在の地震科学では、地震と噴火につながるマグマ溜まりの活動も、関連するプレートの運動も全くと言って良いほど考慮されません。マグマ溜まりの科学は知らなくても仕方がないのですが、プレートの動きを無視するに等しい部分には大きな問題があるのです。目の前にGPS変動データーの異常があるのに、過去の動きと照らし合わせるという簡単な科学さえも行われないのです。
 この辺りはこの先の大きな変化がどの様にして起きていたのかを、多くの人が知る事になるでしょう。それだけの動きをすると思いますし、今回の千葉県のGPS変動異常も苫小牧の物も、結果につながれば今後無視する事が難しくなるでしょう。

 ニュースによれば千葉県エリアの震度4レベルに注意という状況ですが、マグマ溜まりの科学とプレート運動を加味して影響を考えると、影響は題名の通りで関東の広域でM7クラスでも不思議はないでしょう。自然がこの大きさの地震を起こさないだけだと思います。M6のどの辺りで勘弁してくれるのか何とも言えないところです。
 イラストに載せたマゼンダの影響境界線があります。この周辺での断層型の地震はM6クラスでも局地的に影響が大きいでしょう。大きなエネルギーであれば被害も出ると思います。既に地震が起きているところの延長上に動きが予想出来るので、東京深部の地震、関東北部、富士山の周辺まで注意が必要でしょう。
 個人的には、スロースリップの位置が今地震の続いている勝浦付近ではなく、房総半島の先端よりであれば、富士山周辺にでている群発地震を関東大震災レベルに感じてしまうでしょう。動きのある部分が勝浦からだと東京湾の中心から北部ですが、半島先端からだと関東大震災と同じ動きに見えてきます。今回はそうでなくて良かったと思います。
 富士山周辺の地震は何かの準備に見えます。富士山のマグマ溜まりが動く部分では関東広域にM7クラスを起こしうるので、今の時点でガス抜きなのか分かりませんが今後に注意を向ける必要のある部分です。

 先日の大阪の地震でも死者が出ています。今回の今後の地震でも死者が出る可能性を否定出来ないでしょう。
 6月17日は千葉のスロースリップからのエネルギーを利用した地震です。群馬県南部にまで地震を起こせるのであり、注意すべきは関東の広域になり千葉県だけでなく東京も埼玉も茨城県までも備えは必要でしょう。
 偽善の側は今の時期に地震レンズを使って南西インド洋からエネルギーを関東に送っています。こちらがこの記事を書くことも予想出来ていたのでしょう。少なくともGPS変動データーの予想も出来るでしょうし、先週から続く動きです。彼らも少しでも影響力のある部分を見せようと必死なのだと思います。
 東京湾のくじらさんは、6月の下旬から調整を続けてくれている様子です。7~9日は目撃情報が続いており、そろそろ外洋に帰ることになるかと思っています。くじらさんの動きには今後も注意を向けることになります。その動きは神事と同じである可能性が高く、この時期に動物としての人間への協力を見せてくれていると思います。ありがとうございます。
 今週は偽善の側が喜ぶ13日の金曜日があり、新月にもなります。ここにも彼らの動きの出る可能性がありますが、16日の前後がその可能性を高めると感じています。
 地の声の組み込みも遺跡も7月20日が節目ですので、まずはここまでの警戒を継続して頂ければと思います。備える事が重要であり、こちらに直前の予想をさせることは可能性が低いでしょう。
 まずは関東にリスクの警告がありました。これまでに言及している九州から北海道まで油断の出来ない段階です。十分な備えをお願い致します。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

PS 実例がないと分かりにくい部分があると思いますので追記です。
 関東については予想が広域になるので、その例を挙げておきたいと思います。位置は変わると思いますが、何が起きるかの参考になるでしょう。

1855年江戸地震11月11日M7.0前後で震度6と推定されている地震
 この地震は、くじらさんの移動位置から考えると最も似ている地震になると考えます。荒川河口付近の浅い位置での地震です。津波はなかったとされていますが、木更津などの一部では海面変動の記録が残されており、津波にも油断の出来ない地震です。
 当時の死者推定10000人です。家屋の全壊・焼失が14346件です。今の耐震基準であれば大半の家が大丈夫だと思いますが、液状化の影響を受けたり、高層マンションでは家具が高速で飛ばされて凶器になるなど、新しい種類の災害に注意が必要でしょう。今のうちに固定対策をお願いしたいです。

1931年西埼玉地震9月21日M6.9深さ3km震度5
 関東平野北西縁断層帯の地震にされています。死者16人、負傷者146人、家屋全壊76、半壊124件です。当時の人口密度の低さも影響していると思います。
 関東には北西方向から南東方向に走る断層が未知の物も含めて多数あるはずです。川の周囲では液状化にも注意が必要であり、思わぬ所で家屋の損傷が起きうるのです。利根川や荒川、多摩川も含めて川沿いのリスクの見直しをこちらは求めています。

2005年千葉県北西部の地震7月23日M6.1深さ73km震度5強
 負傷者38人、重傷者そのうちの4人、12棟の住宅で一部損壊の被害です。被害は少ないですが、現在東京湾の深部で続く地震の震源地に近い地震です。この位置でもう少し大きくなったり津波を起こしたりも出来るでしょう。震央は千葉市の東京湾付近でした。
 M6.1で済んだのでこのレベルですが、M7前後の揺れの場合、大きな被害を出すでしょう。エレベーターの閉じ込めも当時は47件でしたが、数が増え得ると対処が追いつかなくなるでしょう。しばらくの間エレベーターの利用さえも可能な限り控える必要があるという、ここまでを考える必要があるのですが、起きて困ってから身に刻む被害になると思います。

石狩低地東縁断層帯主部による地震の被害予想
 厚真町の公表資料です。
 石狩低地東縁断層帯主部による地震では、3 種類の地震の中で最も被害が大きくなり、全体では全建物件数 5,700 件に対して、全壊棟数は 1,190.5 件(20.9 %)、半壊棟数は 1,388.4 件(24.4 %)と合わせると 45.3 %の建物が被害を受けることが予想されます。また、住宅でみると、全住宅件数 2,294 件に対して、全壊棟数は 566.3 件(24.7%)、半壊棟数は 662.9 件(28.9 %)と合わせると 53.6 %と半数が被害を受けることが予想されます。
 死傷者数は倒壊率と地区別の人口から計算しているため、住宅と住宅以外でわけることができませんので、全体で想定します。本町で最も頻繁におこるであろう十勝沖・釧路沖の地震では、死者数 0、負傷者数も 0.2 という結果になっています。
 石狩低地東縁断層帯主部による地震では、死者数 11.3 人、負傷者数 78.2 人、うち重傷者数 4.3 人、軽傷者数 73.9 人と推計され、死者数が 3 種類の地震で最も多く出ることが予想されます。
 人口密度の高い苫小牧ではさらに被害が広がるでしょう。備えをお願い致します。ここには津波が抜けていますので、海沿いの地区では高台に逃げる部分までを考えて下さい。

以上