糸魚川静岡構造線上と富士山のマグマ溜まりに現れているGPS変動異常 5月15日

 4月17日に気づいて公表している九州から関東にかけてのGPS変動異常は、先週は多少弱まっていたのですが、今週になって中部エリアに大きな変化を生み出しています。
 イラストに添付している本日5月15日公表のデーターでは、静岡県中部から長野県北部にかけての青色や赤でも動きの小さな部分は、他とは明らかに異なる動きであり、このエリアではマグマ溜まりが影響を受けていると思われます。他とのつながる部分でねじれたりして潰されるイメージです。境界域では特に顕著でしょう。
 イラスト左側の下は先週で上は本日のデーターです。静岡の構造線のエリアの沈下が激しく構造線のエリアは沈んで他は上昇しています。ユーラシアと北米のプレートの動きにおける隙間エリアのフォッサマグナと呼ばれる部分がそれぞれの動きから切り離されて動いています。関連するマグマ溜まりは大きな影響を受けることになるはずです。
 富士山と伊豆諸島のマグマ溜まりと浅間山から御嶽山などの関東北西部の火山も影響を受けており、既に長野県北部に地震を起こしています。5月12日のM5.1、震度5弱の分です。浅間山が主で御嶽山が協力した感じの地震でした。
 加えてこれまでの傾向である、中国四国関西の北と南では中央構造線を堺にして動きに差がまだ見られます。この結果は中央構造線の東西方向の動きであり、関連地震に注意が必要です。こちらも5月12日の伊勢湾のM3.8の地震につながった物でしょう。
 富士山のマグマ溜まりに現れているGPS変動異常は継続しています。今回は上下動でも大きな変化を見せています。大雪山は先週同様に周囲と同じになり、動きは弱まっています。

 今後も富士山には注意が重要でしょう。伊勢湾と紀伊半島南東沖の津波を伴う地震、柏崎刈羽原発近辺でも津波を伴うかも知れませんが、この関連への注意を促されているところです。
 本日はさらに続きがあって、14時丁度に山梨県東部・富士五湖での地震があり、4月20日と同じ位置での情報提供です。今後のために何かを教えてくれていると考えて解析を一部やり直しています。
 14時00分なのでここからも数値が出てきます。

201852x=14x14418

 以下組み込みの重要部分です。
4/20 山梨県東部・富士五湖M3.6
5/15 M4.6で同じ位置
富士山山頂と宝永火口 28.8km、宝永火口下部228.4度=1142x2
29kmも可能で、2018516が追加になる。288は2018520。
阿蘇山新火口 距離の除数が2572
玄海原発   870km、20184
御嶽山    144km、288度、2018520
柏崎刈羽原発 216km
那須岳    200km、いつでも、25.25度、クセンテンクと重なる
栗駒山    416km
那智の滝   350km、2018422、2018520
御在所岳   玄海原発に重なる
上海人民公園 距離の除数が119
ペンタゴン  27.6度、2018526
鬼界カルデラ 960km、20184、2018520
アトサヌプリ 25.6度、いつでも
尖閣列島   1835km、20185
神津島    174度、20184、144km、2018520
大室山    66.66km
西之島    932.3125km、29834
シエラネグラ隣 距離の除数が14918でこの時期に29834
十和田湖   580km、2018516、16度、2018520
諏訪大社下社 104km
大井川河口  104km
岩のドーム  303.48度
テヘラン池  299.42度
景福宮    1100km、20185、201861x

 見直しの結果ですが、富士山に29kmが組み込まれている事になり、2018516の明日も油断が出来ないとなります。
 GPS変動データーを気にしていたのでこの関連でも確認をしました。追加になるのは諏訪大社と大井川河口に104kmであり地殻変動の数値です。諏訪大社は今起きているGPS変動異常に注意を促す物かも知れません。
 大井川ですが、これは東海地震の時に注意すべき津波の遡上を起こすエリアです。今の時点でも大室山に6666の組み込みであり、駿河湾地震としての発生により津波になる可能性を持っています。
 この湾は広くて深いので、M7位の大きなエネルギーでないと津波になりにくいと思いますが、東海地震の時には備えが必要でしょう。今の時点はそこまでのリスクを感じませんが地震には可能性に備えが必要かも知れません。こちらとしては2019年のリスクだと勝手に考えていますが予断なしで望むべきでしょう。

 あとは参考ですが、こちらの愛知の実家と中部国際空港を角度で重ねています。那智の滝も2018520なので伊勢湾と紀伊半島南東沖の双方に注意が必要でしょう。
 長岡のCO2貯留実験サイトには、211.89kmが向けられており、105946x2を表現することで、柏崎刈羽原発での地震の原因がこの施設にある事を強調しています。この部分は前回の見逃しでした。
 この先の展開がどうなるかを場合分けして暗号解析の予定ですが、なかなか思う様には時間を使えずにいます。もうしばらくかかりそうです。
 本日15日のGPS変動データーの異常には、正直なところ大きな前兆であるとしか言いようがありません。目にしたことのないデーターなので仕方がないのですが、熊本地震のあとでプレートの動きを目立つ様にしていた部分に重なる動きです。
 こちらの科学が認められる様になれば、予想もさらに前進出来るでしょう。今のGPS変動データーは2週間前の物であり、動きの確定を待ってからの公表です。これに対して霧島の公表変動データーは変化があることをあらかじめ予告した上での、2日くらい前のデーターです。今の状況がGPSデーターとしてある程度予測出来るので、地震の予知上は大きな参考になるでしょう。特に今回の伊勢湾地震の部分は中央構造線の動きを予想しやすくなるのでありがたいでしょう。
 本来であれば微弱地震のデーターも使えるはずなので、大きな地震になる時にはさらに前兆を確認出来るでしょう。M6の伊勢湾の物は難しいかも知れませんが紀伊半島南東沖地震はM8まで可能性があるので、この部分は誰の目にも明らかになるデーターが発生しやすいでしょう。

 本日も油断出来ませんが、明日以降の変化に対する備えをお願い致します。富士山のマグマ溜まりが明日を教えてくれている可能性があるので、備えをすべきと思います。エルサレムなどの政治的な動きのみになるかも知れませんが、2018520の前後に向けて変化の準備をしていると思われます。
 本日のGPS変動データーの状況からは、富士山の周辺と御嶽山や関東北西部と長野県の火山のマグマ溜まりを活性化する状況が生まれてきます。こちらは純粋の地球と地震の科学ですので、災害の前兆として考えて頂ければと思います。災害の可能性はこれまでに書いてきた場所です。

稲生雅之
イオン・アルゲイン