地震に現れている自然の意図86 4月17日

 地震と台風の位置から自然の意図を解釈しています。
 九州から関東にかけての広域でGPS変動データーに異常が見られており、日本の広域で地震と噴火のリスクが高まります。富士山と大雪山のマグマ溜まりも同様です。米中貿易戦争の趨勢が決まる6月末までは、注意が必要な期間になると思われます。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

4月17日
 2014年の8月末と9月末に2度ほどGPS変動に異常データーが記録されています。この時は

8月29日 M6.0 日向灘 震度4
9月16日 M5.6 栃木県南部 震度5弱
9月27日 御嶽山の噴火

と大きな変化が日本列島に起きています。
 今回は少しゆっくり目にGPSデーターが変化しており、今現在でどうなっているのかは不明瞭です。トレンドに従う大きな動きが起きているのであれば、2014年と同様に九州から関東まで地震と噴火に注意が必要になります。
 前回は1週間でデーターが激変しています。これと比較すると今回は変化の途中に見えており、動きがゆっくりですが今がどうなっているのか不明瞭なので備える事が重要でしょう。表現がくどくてすみませんが、リスクサイドに立つ判断です。
 GPS変動に関しては20161021の鳥取県中部の地震M6.6がトレンドの変化の逸脱を教えており、この通常からの逸脱が大きな地震を起こしたのは現実です。今回も同様に備えるべきと判断しこの記事を書いて公表する物です。
 今回は富士山と大雪山のGPS変動の異常も加わります。南海トラフ関連の地震にも可能性を高めますし、御嶽山のマグマ溜まりと白山のマグマ溜まりなど、関東から中部にかけての一連のマグマ溜まりには地震と噴火のリスクが一時的にですが高まるでしょう。
 注意をお願い致します。

以上