シャッキー海台と地殻変動時の中央海嶺の誕生 8月25日

 昨日の記事でシャッキー海台の関連をお伝えした所ですが、足りない所があったらしく本日ひげそり時にカミソリに噛みつかれ、血を見て仕方がないので関連事項の見直しをしました。
 シャッキー海台については一点重要な部分を見落としており、この裂け目からも中央海嶺を生み出して地殻変動を穏やかな物に変える方法が残されている事を知りました。相変わらず優しくない導きですが、地殻変動については非常に重要な部分であり、ありがたい情報でした。本記事にも追加する部分になりますが、独立した記事にまとめてその重要度を明確にしておきたいと思います。地球の未来を穏やかな変化で進めてゆく方法が二重に準備されていたことをありがたく思います。

 大規模な地殻変動がニュージーランドの北側で発生すると、プレートの裂け目がフィジー諸島に届くことになり、太平洋プレートが回転できるようになります。
 その後はニューギニアの北側からマリアナ海溝につながる裂け目が拡がることで、さらなる太平洋プレートの回転を促す事になると考えて来ました。これに対して自然は既に生まれているもう一つの裂け目を利用すれば、中央海嶺をシャッキー海台付近に生み出してハワイの南にあるマントル溜まりに届けることが出来ると教えてくれました。
 この状況について説明したいと思います。イラストを2枚準備しましたので参照下さい。

 1枚目は裂け目の拡がり方を説明する物です。
 まず、500万年前に生まれた太平洋プレートの裂け目です。赤線で書いたこの避け目の方向にプレートが動けるようになり、溜め込まれていたマントルが東アジアから日本に向けて解放されたのが当時の地殻変動でした。
 この時赤線と同時に生まれたと思われる物が黄線の裂け目です。赤線の方向は動きを伴ったのですが、この向きには力が少なくなるのでプレートの動きは小さかった様子です。その結果、シャッキー海台に裂け目が届いた所で避け目は分厚い岩盤に遮られて止められた可能性があると思います。
 イラストの白い楕円の部分は、マントルが海台を持ち上げたときに生まれた裂け目かも知れないです。折れ曲がりの存在はかかる力の変化を表しているので、持ち上げるときに海溝に垂直な裂け目が北海道側から生まれ、海台に届いたと思われます。
 水色の矢印の中心あたりに流れてきた余剰マントルの中心が来ると考えると、日本海を3km持ち上げるなら、シャッキー海台も3km位持ち上げられると考えられるのです。グーグルアースで良く見ると川の痕跡とも言える水の流れた痕が残されています。
 加えて、裂け目の両側に火口が列をなしており、同時に水の流れた痕跡も見られます。500万年前に裂け目が生まれてマントルが届いたときに、この部分の動きが大きく火山活動を伴ったのかも知れない状況です。

 続いて未来の地殻変動が起きるときの状況です。
 AD4160年までに起きる地殻変動について、ニュージーランドの北側の①の裂け目が始まりになる可能性があると考えています。その後②になるか、③になるかは決まっておらず、③の方が小さな力で裂け目を動かして太平洋プレートの回転運動を起こす可能性があると新たに教えられました。
 ②よりも③が裂ける方が、太平洋プレートの回転運動はプレート端面のでこぼこした抵抗が少なく動きやすいかも知れないのです。回転運動には邪魔になるでこぼこがマリアナ海溝やニューギニアの北側に多くあるので、この部分を考えると③の裂け目が動いて太平洋プレートを回転させる方がスムーズです。必要な力の観点からは③が起きやすい可能性を感じます。
 ③の場合にはその後の動きに続きがあります。2枚目のイラストを参照下さい。
 裂け目の先には折れ曲がりがあるので、ここで力の向きが変わることになります。その時には太平洋プレートの回転運動の方向がピンク矢印の向きになるので、裂け目の折れ曲がり部分に拡げる方向の力が働く事になります。
 この動きは海水の流入を促しアイスランドのように活発な中央海嶺が生まれる事になるでしょう。ガラパゴスは3角形の広がりでしたが、ここでは直線の幅方向が広げられる方向です。海水の流入を招いて中央海嶺に発達する事になりやすいでしょう。
 まだ続きがあって、太平洋プレートの回転の動きから中央海嶺が生み出されると、左右に広がることになります。一方は日本に届き他方はハワイの南側にあるマントル溜まりに届く事になり、地殻変動を穏やかな物に変える可能性が高まるのです。

 富士山の噴火が生み出す中央海嶺と、地殻変動が生み出す中央海嶺は、どちらもマントル溜まりの過剰なマントルに対処出来る可能性があると考えます。
 地殻変動が起きてしまったとしても、中央海嶺の誕生が可能な③の裂け目を生み出せるのであれば、ハワイの南側のマントル溜まりに向けて中央海嶺を生み出して行ける可能性があるのです。
 自然がこのタイミングでこの状況を教えてくれる部分には多少の不安を感じますが、今すぐにシャッキー海台を動かす必要はないでしょう。神事の人の情報からは、リスクが高まっていることは理解できました。
 2011311における東日本大震災において、シャッキー海台の動きが抑止されていることも分かった気がします。未来への優先事項としてシャッキー海台側ではなく日本の東側を動かして調整するしかなかったという事でしょう。予定通りに東日本大震災を起こすしかなかったという言う物ですが、これはシャッキー海台の動きを抑止する為であり、地殻変動の発生時期を2011311から2049年以降まで先送りする物であったかも知れません。

 2011311については原子力発電所の問題と、地震予知、常温核融合の開発に向きあうことが重要でした。それでも無慈悲に2万人もの被害を出した部分を正直な所快く思っていませんでした。
 手法は様々にあるので被害を減らすことは今でも可能であったと思いますが、問題の本質を知らずに目先の被害を抑えるだけでは、未来を危うい物にするだけなのでしょう。私たちの科学はまだ非常に遅れていますし、様々な問題に向きあう政治的な姿勢にも足りない物がたくさんある状況です。
 自然の存在達も含めて、様々な存在達と協力協調して未来に進んでゆく事が必要で重要です。目先の自然災害は何かを教える為の物になると思われます。良い方向の未来に進んで行けるように変化する事を願っています。

稲生雅之
イオン・アルゲイン