失われた惑星を伝える太陽系の自然と遺跡2 7月27日

 テオティワカンの遺跡が伝えることをこの記事の最後にまとめます。この遺跡の意味を知る上では、ナスカの地上絵が非常に役に立ちました。ナスカの地上絵を解析する必要性はイカの刻線石からの連想です。ここにはナスカの地上絵と同じ図柄の猿やコンドルが描かれており、同じ文明である事を物語ります。
 それなら恐竜もあるはずなので、この恐竜をナスカで探したかったのです。世界の壁画にはごく少数ですが恐竜が描かれており、米国、オーストラリア、フランスなどに遺されています。
 恐竜の土偶もたくさん残されており、こちらはイカの近くではないかと思われ、刻線石とも似ている物になります。
 この様に見てゆくと、グリーンランド海極の時代には、恐竜と巨獣がまだ数多く生き残っていたのではないかと思えるのです。

 ここでエドガー・ケーシーのリーディングと呼ばれる情報に触れておきます。1877年3月18日 - 1945年1月3日を生きた予言者です。催眠状態に入ると、複数の存在の言葉を伝えることが出来ました。神事をする人とは少し異なる手法ですが、あの世の情報を伝える物でした。
 彼については本がたくさんあるので、知りたい人はそちらを参照下さい。ここでは地球の過去を語る情報が非常に少ない中で、彼の言葉には参考になる物があるので取り上げます。
 彼はアトランティスという前文明のことを数多く伝えた人になるでしょう。ソクラテスから始まるアトランティス探しです。この文明は彼のリーディングによれば3回崩壊しており、3度目で海に沈んだとされています。ちなみに人類の始まりは1050万年前だそうです。寿命も1000才でした。
 この時期は3度目がBC10500年頃、2度目が約3万年前、1度目がBC5万722年でした。ここでこちらが注目するのは、3度目と2度目の時期がこちらの推定と一致することです。1度目がずらしてあることには理由があるでしょう。

 こちらは沖縄の神事にも教えられている部分があり、時期は明確でありませんが彗星の墜落による激変と、約3万年前のムーとアトランティスの崩壊を教えられています。これを聞いた当時はその前のグリーンランド海極時代の崩壊については知識がなかったと思います。遺跡を解析する中で、テオティワカンの遺跡がハドソン湾極の向こうにグリーンランド海極を重ねていることに気づき、そこからこの時代の事への理解を進めてきた言う流れでした。
 旧約聖書の暗号でも12660年前の彗星の墜落と、6万年前と3万年前の伴星接近については調べています。一年の長さが異なるので、マヤ暦で調べる伴星周期に変化が記録されているのです。当時の崩壊の具体的な内容を調べるのはこれからですし、統計的な操作を詳細に調べるのもこれからです。
 正しい情報をくれるわけではないのが人を介したこの種のあの世の情報です。月の成り立ちには嘘がありましたし、当時の崩壊にも正しいことを伝えてはいないと思います。こちらが調べる必要があるからです。

 ケーシーのリーディングにも大きな問題があり、彼はキリスト教の捏造に関連する情報を伝えることはありませんでした。これをすれば自分達が殺されるレベルなので仕方がなかったと思えます。あの当時に処女懐胎も磔刑も復活もなかったとはキリスト教徒として言えなかったでしょう。こちらの記憶ではこの時期に日本も沈没する部分が多かったはずで、これらも外れた予言でしょう。情報は明らかに嘘を含むのですが、その嘘の意味にも注目する必要があると思っています。
 こちらが調べたいことは、巨人と巨獣、恐竜に関連する事項です。当時何が起きてグリーンランド海極時代の崩壊を招いたのかが知りたかったのです。
 彼の情報を伝えるアトランティス物語という本によれば、この目的は野獣や鳥に対して国を守る、地球を徘徊する巨獣達を撃退せん、などと書かれています。
 この撃退の手法にはケイシーの当時の科学にはない方法がとられたらしく、詳細は不明瞭です。それでも破壊爆弾が使われたとの記述はあります。正しいかは問題があり、こちらの期待する水蒸気爆弾による地球の自転周期の操作とは全く読み取れないようにされています。重なるのは爆弾の部分ですが、当時は携帯爆弾が使われたことになっていました。

 ここで一旦ナスカの地上絵に戻ります。この地上絵には様々な物が描かれていますが、恐竜に思える物はトカゲの絵とシャチとくじらが当時の海竜に似ている程度でした。巨人の絵は描かれていますが、一般に巨人と呼ばれている程度で、チリのアタカマにも85mサイズの巨人は描かれていました。こちらは馬のシルエットの動物がたくさん描かれており恐竜にするには無理のある状況でした。
 ナスカの地上絵には有名な猿やハチドリ、蜘蛛やコンドルに加えて非常に数多くの直線が引かれています。この中で最も目立つ物を選んで解析しました。イラスト参照下さい。
 この直線は2本が並べて書かれており、長さは10km丁度に調整されています。この向きにはなんとテオティワカンの遺跡群があるのでした。
 その距離も工夫されており、4600km丁度になるように選ばれています。2本の始点と終点を選ぶことで、4604kmも4560kmも可能でした。ここでやっとテオティワカンがティアマトの管理をしていたことを教えられたのです。指し示す先にはスンパンゴ湖、ナバール・カリーリョ湖、呪いのサークルに、ピラミッド群でした。
 そしてこの直線はハドソン湾極への角度もさりげなく組み込んでいます。直接指し示す事は避けていますが、書かれた角度を反対に向けるとハドソン湾であり、屋久島でも使われている手法でした。
 細かく見ると、当然のように現在の北極にも向いている線がありました。ここまでを見ると、この地上絵はハドソン湾極の崩壊後に、今の遺跡と同じ情報を伝えるために残されたと考えるべきでしょう。イカの刻線石の方が古く向こうがオリジナルであり、恐竜を意図的に抜いて地上絵にしたのでしょう。この意味は現実的にも恐竜と巨獣の消滅を表した物でしょう。テオティワカンの意味は後で詳しく説明します。ナスカの地上絵はグリーンランド海極時代との違いをイカの刻線石を利用して教える部分も持たされていました。
 ナスカの位置からは日本の奈良も距離の2倍がテオティワカンでその関係を教えています。同様に紫禁城に17000kmと340度で、月の34にこだわるハドソン湾極時代の存在である事を伝えていました。

 イカの刻線石には恐竜と共存する巨人が描かれています。BBCがこの石を捏造している部分を報道したのでその信頼性を貶められていますが、お土産に偽物を作るのはどこにでもある普通の姿です。お金儲けになるなら何でもありでしょう。これを持ってその全てを嘘にするには無理がある情報を伝えているのです。
 イカのエリアには河岸神殿から12400kmで248の冥王星、バビロンからは暦の数値の13665.60kmが可能でした。天柱岩からも16800kmであり18倍して30240でした。遺跡はイカを意識しており解析を促しているのです。
 本に書かれている部分では、心臓外科手術の様子や、恐竜を飼い慣らしている部分、彼らと戦ったりしている部分は非常に現実的な部分と、今の文明からは独創的な部分が大きく非常に苦労する硬い岩への彫刻を大量に行う意図に乏しい部分が真実味を物語るのです。お金儲けにしては数が多すぎるのみならず、独創性が説明出来ないのです。
 こちらは当初翼竜に乗って飛んでいる姿が信頼出来なかったので、何か問題があるのかと思っていました。この点はこちらの調査不足であり巨獣の中にダチョウの分類になる3mクラスの地上を走る巨鳥がいて、人を乗せて走れることに気づきました。恐竜よりも早く動けるので、狩り場や戦場などの重要な部分では役に立てたでしょう。巨人を乗せて飛ぶのは重量的に無理だと思うので、この部分はこの説明で自分を納得させています。
 イカの刻線石でこちらにとって重要な部分は、望遠鏡で彗星を観察する人がたくさん描かれていることです。加えて同性愛と帝王切開の増加による社会問題の発生です。これらを書き残すことを目的の重要な部分に選んでいるように感じられるのです。

 ここまでの情報で状況を考えると、科学に遺されている証拠は巨獣全般の絶滅が6万年前後に明確になっていることです。もう少し早い時期かも知れません。ケーシーの語る巨獣は実際に滅んでいますし、イカの刻線石の恐竜も消えているでしょう。
 イカの刻線石はもう一つの想像を促します。こちらの計算では重力は0.5%の増大ですが、直立歩行の人類には影響が大きかったでしょう。心臓が血液を低い所から高い所まで送り届けるには高い血圧が必要であり、この流れを妨げる働きになるのが重力の増大です。
 この結果は、巨獣が絶滅していった事実から考えても、人類にも大きな影響を及ぼしたでしょう。その結果胎児の発育に問題が生まれるのみならず、妊婦の側にも自然分娩に問題が生じたのでしょう。刻線石の伝える帝王切開は出産に伴う命のリスクが高まったことを示す物であり、同時に同性愛が増えるほどに女性の数が減ったのでしょう。重力レベルの環境変化は弱者に厳しかったのです。
 遺跡を見ていて不思議に思ってきたことがあります。チベットの高地のポタラ宮は標高3千kmですし、南米のサクサイワマンの周辺も標高3kmです。極移動の対応としての高地への避難であれば、そこに町を移すほどの長期間の滞在は不要でしょう。ずっと分からずにいたことでした。

 ナスカの地上絵の一部である直線がこの部分に補完する情報をくれていました。テオティワカンにティアマトと小惑星ケレスの情報を重ねるのであれば、当時戦ったのはテオティワカンとエジプトではないかという事です。長らく巨人と我々の祖先の人類が戦っていたのだと考えていましたが、その理由はハドソン湾極時代の旧約聖書における出エジプトの記述です。巨人から彼らが逃れてその後に争いになったと考えて来ました。ナスカにはエジプトのホルスの神殿に向けられた5kmの直線が確認出来たので、この仮定を後押ししてくれていました。
 グリーンランド海極時代の最後に戦ったのは巨人同士であるとすると、生き残った巨人は強まった重力の中での生活を強いられるでしょう。
 この対処方法に高地での生活による順応が選ばれたのだと思います。高さの3kmで低下する重力はそれほどではないと思いますが、気圧は確実に低く、血液を圧力で送り出している人間にとっては少し楽な状況だったでしょう。酸素が少なくなるので少し慣れが必要ですが、体調としてはお風呂とは行かないまでも楽になるでしょう。ポタラ宮はハドソン湾極の極点から10300kmですので、丁度赤道にも当たり高地のわりには暖かかったでしょう。
 人類はアフリカより生まれてアジアを経由して拡がっているというのが、遺伝子上の解析結果です。一部はサクサイワマン周辺にも存在したはずですが、この部分はまだ認められない科学です。チベットに日本人の遺伝子と同じ民族がいることは既に書いてきた所です。実際のその可能性を否定出来ない状況です。
 こう考えると私たちはエジプトの巨人達の末裔であり、体が小さくなったのは巨獣を排除するための重力増大に対応した結果でした。その過程でユダヤ人もエジプトで生まれて、自立を求めて別れていったのでしょう。
 恐竜の存在にはもう少し証拠の蓄積が欲しい所ですが、これを否定することにもまた、イカの刻線石の情報が反対します。この部分はこの先追加の情報が見つかってくるのでしょう。

 彗星を観察する人にはどの様な意味があるのでしょうか。ここでもう一つの情報であるシュメールの粘土板の情報を検討します。セガリア・シッチンの遺した物なのでオカルトに分類されてしまいますが、重要な事は粘土板として残されている事であり、現代語への翻訳に問題があるのであれば、今後の見直しに期待が持ているでしょう。
 シュメールの粘土板はニネベ定数として知られており、こちらとしては暦の数字とその計測地の積で表される高度な数学の産物です。こちらはハドソン湾極時代のその数値をイナンナ定数としていますし、現代の物はイシス定数として同じく暦の数字とその計測地の積で表されています。
 この情報には論文に書いた続きがあり、神話に出てくるニビルは太陽の伴星の予想されるプラズマ電流とその前後の地球の状況を伝えていたと思われます。

・大いなる星よ。現れると暗く赤くなり、天を二つに引き裂き、ニビルはそびえ立つ。
・天の王座にいるその惑星が、もっと輝きを増すとき、洪水や大雨がやってくる。
・そしてそれが通り過ぎる日に、光はなくなり、凍るように寒くなるだろう。

 現れると暗く赤くなり、天を二つに引き裂き、ニビルはそびえ立つ。とのことですが、これだと太陽から太陽の伴星に流れる電流が天を二つに引き裂いて見せるでしょう。その先で電流を受け取る伴星は鉄の塊ですので、電流により表面の温度が上昇すれば鉄のように赤く光り始めるでしょう。こちらにとってはその他の岩絵の証拠と合わせても、イメージに一致が見られるのです。

 グリーンランド海極時代の最後、極移動に際して何が起きたのか、シッチンの説明とイラストを紹介します。ここにも正しいことが書かれているのではなく、地球の素朴な一般人の視点での描写であり、一部の高度な情報を持つ人が後世のためにこれを改竄していると考えて下さい。こちらの解説も後で行います。
 まず太陽系の図です。印章に彫られている太陽系の図が有名です。こちらの解釈ではニビルが載せられているのではなく、ティアマトと月、地球と月のペアが載せられており、水星、金星、火星、木星、土星、海王星、天王星で説明を満足出来ます。こちらの組み合わせはグリーンランド海極時代の惑星の配置その物でしょう。ティアマトもその月も大きさは地球と変わらないので地球から見ても明るい惑星とその月だったでしょう。
 この太陽系にニビルが入り込み、ティアマトに衝突したとするのが粘土板の神話です。ニビルの軌道が変わったことにされています。
 こちらとしてはニビルの軌道が変わることなどほとんど不可能ですので、ここはこれに近い位置に現れた彗星にします。当時の文明は彗星を操って地球を温暖化するほどですので、彗星を利用して伴星に流れるプラズマ電流を操作する事も簡単だったでしょう。
 神話にはこの攻撃への理由が添えられています。ティアマトとのその月の暴虐に悩む他の惑星達は救世主の到来を祈願したとのことです。そこに現れたのがニビルにされています。
 ニビルはティアマトとの衝突前に土星でも衝突を起こし、その惑星をはじき飛ばしたとされています。その惑星は現在冥王星と呼ばれているとのことです。
 ニビルとティアマトは互いを見つめて対峙したとのことで、その時稲妻と雷光が飛び交ったそうです。最後にはニビルの衛星がティアマトに衝突しティアマトを2つに割いたそうです。
 その後半分はティアマトと共に地球とその月になり、残りの半分は小惑星帯になったとされています。

 類似の物を他で探してきます。まず印章の惑星図ですが、中国の咸陽の遺跡に組み込まれている大きめのピラミッドがこの配置を取っています。イラスト参照下さい。ピラミッドは100m前後の幅の広さで、高さも5~10m程度あり簡単には崩せない大きさです。
 それでも現在は都市になっている咸陽ですので、知らないうちに削り取られた物もあるかも知れません。それでもこの遺跡には12個ではなく小惑星ケレスと冥王星という組み合わせも追加されており、ティアマトとその月がこの姿になったことを伝えています。
 もちろんこの意味は小惑星ケレスと月を元のティアマトレベルに戻すことを求める組み込みでしょう。ケレスには地球が重ねられる組み込みでした。
 見つけられた類似の物はここだけでしたが、惑星と月のペアを二つ残している所はインドにありコナーラク寺院でした。ここでも小惑星ケレスと冥王星のペアになっており意図は同じだと思われます。地球と月、ティアマトと月を表現した物でしょう。
 粘土板の表現の解説に移ります。太陽系内に入り込んでいるニビルは彗星で間違いないと思います。ティアマトが二つに割れて地球と月になったとのことですが、これはティアマトが消滅したことと、その月が冥王星にはじき飛ばされていることに対応するでしょう。一部が小惑星帯になった部分も記述としては正しいでしょう。
 地球と月は歴史の語る通りで地球は40億年以上の歴史を証明する惑星であり、月は後から人工的につけられた衛星でしょう。この衛星が後から生み出されたことをここでは間接的に示していると思います。

 ティアマトの破壊ですが、太陽の伴星の電流と彗星による電流の操作で、ティアマトの海に水蒸気爆発を起こさせて、爆風をティアマトの内部に入り込むように操作した物でしょう。始めは単なる爆発でも、そこに深い穴を空けるように進めると、深い部分での爆発は自分自身の地殻を割って進む事になるはずです。後は惑星の内部の高温と海水が引力で引かれて自分で自分を破壊するようになるので、惑星を二つ以上に引き裂くことでしょう。
 彗星ですが2007年のホームズ彗星が良い参考になると思います。以下Wikiの記述です。

 彗星によっては、短時間の間に急激な増光(アウトバースト)を起こすことがある。特にホームズ彗星が2007年10月下旬に起こした大増光は印象深い。2日足らずの間に17等から2等級まで(約40万倍)明るくなり。肉眼でも「明るい星」として容易に見ることができた。その後、この増光で放出されたと思われるダストが球状に広がり、その直径は太陽よりも大きく広がった。ホームズ彗星は一時的に太陽系最大の天体となったのである。

 こちらの説明はこの時太陽フレアの高密度ガスの直撃を受けて、同時に流れる電流で表層の氷が溶けてプラズマが拡がった物と考えます。
 これを伴星電流で起こす時、同様かそれ以上に大きくかつ明るく光って惑星の様に見えるでしょう。これを操作しているのでニビルから新しい軌道の太陽系に入り込む惑星が飛び出してきたように見えたのではないかと思います。
 あと、イカの刻線石には一つの石に3つの彗星の描かれている物があります。このうちの2つは非常に大きく一方は白い彗星でもう一方は黒い彗星です。上記ホームズ彗星は青白く光り輝いています。これに対して伴星電流を受ける伴星としてのニビルは暗く赤く光るのです。石に刻むのであれば前者は白で後者は黒でしょう。この時の状況を表している様に感じるのです。
 情報を正確に伝え残す事の難しさを感じる所です。シュメールの神話は正しいことを書けない理由があるのであり、イカの刻線石には言葉がないのです。

 正しいことを書けない理由には一部を想定して書いておきます。
 こちらの結論は、この争いはテオティワカンの巨人達とエジプトの巨人達の起こした物になります。その後に残ったエジプトの巨人達は、勝者の語る歴史として自分達を悪く書けないのです。
 神話には、ティアマトとのその月の暴虐に悩む他の惑星達は救世主の到来を祈願したとの表現が見られます。少なくともティアマトを良い物とは見做していないのですが、これはエジプトの立場でしょう。テオティワカンの人々はそのままの自然を守りたかったのでしょう。
 ハドソン湾極時代の宗教を見ても、ここに一定の歪みが残されている様に感じるのです。何度か書いてきたヒンズー教のバカバド・ギーターですが、結果を憂うことなく行為に没入するのは、その中に悪があってもそれを行うしかなかったことを表していると思います。敵も人間で死後あの世に帰るのであり、本体は霊だからこの世界でのやり取りを憂うことなく行為に没頭するという事でしょう。
 実際には巨獣の排除という目的があったのですが、ここにはその目的は出てこないのです。巨獣をどちらかと言えば神話より排除しており、自分達のやましい部分を遺さなかった物でしょう。仏教の場合もよく似ていると思われます。輪廻転生から解脱により楽になるという概念は、罪をある意味で滅却したいのでしょう。この様に見える部分があるという事です。
 それぞれの宗教を批判しているのではなく、当時の人々の思いが表れた物が宗教であったと説明したいのです。支配にも利用されていますが、宗教は基本人々の経験の蓄積であり、これから永続と平和を求めて変えて行ける物でしょう。私たちと、その文明の進歩にあったあの世の情報の蓄積が進むのであり、人の神を名乗る彼らが人々を支配する物ではないと思います。彼らは人々の進むべき道を示すと共に、それを支える立場であると思います。 
 テオティワカンの存在達は、現在偽善の側に立っています。これは弱い立場故に強い支配力を持つためである事と、もう一つは情報公開に際して自分達のしてきた事が自然の為であり悪ではなかったと再評価される事への期待でしょう。
 再評価に際しては、力による支配を利用して利益を求めて来た人間達が問題の大きな部分を占めていた事が明らかとなるので、その先の永続する社会における問題に向きあうことを促したかったのでしょう。自分達だけのための利益を求めて争えば、再びこの地を破壊する事にしかならないのです。

 テオティワカンの遺跡の伝えたい物をこれから説明します。新しく気づいた組み込みをまず見て下さい。

1)呪いのサークルの中心から、スンパンゴ湖の中央にある島の建物まで 
 27828.57mでx7により1948となる。グリーンランド海極時代の火星の会合周期の1/4、角度は330度で33を強調している。
2)呪いのサークルの中心から、ナバール・カリーリョ湖の島の建物まで
 11386.416km=474.434x24が可能でティアマトの会合周期
3)呪いのサークルは直径が3.3km丁度で、330度でこの解析を促している
 中心から北西端まで1763.47kmx17 =29979
 中心から南東端まで1536.76kmx1/2=768.38 現代の地球に換算したグリーンランド海極時代の火星の会合周期
 中心から南東端まで1534.6kmx3   =4.604 小惑星ケレスの公転周期
 中心から北西端途中の堤まで905.6km  =冥王星の会合周期
 29979と地球の視点と小惑星ケレスと冥王星を重ねることで、光速度側にティアマトの再生を促している。
4)呪いのサークルの中心から、ケツアルコアトルの神殿
 2049xmになり伴星接近の始まり。
5)呪いのサークルの中心から、太陽のピラミッド
 21413.57mx14=29979
6)呪いのサークルの中心から、月のピラミッド
 21923.80m=4604x21 小惑星ケレスの公転周期
 21873.90m=17089x128 冥王星の軌道傾斜角
 21875.00m=875/4 875隠ろ日で月の数値
 小惑星ケレスと冥王星と月を重ねることで、ティアマトの再生を促している。
7)スンパンゴ湖の中央にある島の建物から日本の中央海嶺誕生場所
 313.6度 =784x4 火星の入植時期78400年前の4倍
 11138km=7799/7と7792/7が可能。火星の変動の前後を表す。
8)トラロック山の山頂の遺跡からトバ湖
 16934.4km=784x216 火星の入植時期78400年前の216倍で歳差運動値の強調つき。
9)ギザを呪う位置の池と農園からトバ湖
 321.44度=784x41 火星の入植時期78400年前の41倍 
 16871.11kmx18=30368 トバ湖の端で30368の強調
10)ナバール・カリーリョ湖とピラミッドの領域からビキニ環礁
 10192km=784x13 火星の入植時期78400年前に不吉な13を組み合わせる。

 テオティワカンの遺跡を衛星レベルから見ると、目立つ物は中央にある呪いのサークルであり、その続きは大きなナバール・カリーリョ湖とスンパンゴ湖になるでしょう。ピラミッドは見にくいのでまずはこの大きな人工池とサークルが目につきます。
 ここには11360なども組み込まれていますが、ここまで様々な距離が組み込まれている事にこれまで気づけていませんでした。やはりティアマトを強調したいのであり、小惑星ケレスと冥王星による再生を光速度側に求めていると考えられるでしょう。
 784も強調されており、この時期に水爆での地球の汚染が起きて火星への動植物の退避が起きた事を暗示していると思います。金星にも遺跡があれば明確になる部分でしょう。
 二つの争いはこの時期から始まっており、トバ湖とビキニ環礁を利用する事で当時の地球の状況にも示唆を与えています。恐らくこの時に放射能の浄化のために、トバ湖の破局噴火を起こしたのでしょう。他の火山も噴火している物があると思われ、放射能を火山灰で取り込み汚染を地下に取り込んで経時変化で処理をしている様です。
 二つの争いは地球の状況を悪化させており、再びグリーンランド海極時代の終わりに戦い大きな変化を生み出したのでしょう。ティアマトは失われて地球の巨獣の生存も失われました。ティアマトには当時地球の約1/4の太陽光が届いていたはずなので、地球よりも寒冷ですが、赤道環流と水蒸気を利用すればそれなりに温暖にも出来たはずです。
 当時はここにも巨獣がいたはずであり、これを滅ぼさないと地球にまた巨獣が甦ると考えたのかも知れません。地球に人が住み、巨獣がティアマトに分かれてすめば良かったのでしょうが、双方とも温暖な地球にこだわって奪い合いをしたのでしょう。

 これから作り上げる事になるティアマトの再生惑星ですが、多少は太陽に近づけられるので1/3の太陽光が届くようになるかも知れません。これだとまだ寒冷なのでどうしても恐竜時代の地球のように海流の赤道環流を利用した温暖化対策が必要になるでしょう。
 今地球ではCO2による温暖化が問題化していますが、温暖化は水蒸気でも可能です。1億年前などの恐竜の生きた時代にはこの赤道環流の供給する大量の水蒸気が、地球を隅々まで温暖化出来ていたでしょう。南極にも植物が生長出来ていたと記憶しています。
 今と大きく環境を変えずに赤道環流で温暖化をするには科学の支援が必要かも知れませんが、人間であればそれを可能にするでしょう。地球は遺伝子を保存する聖域にして、恐竜を甦らせるかは自然の判断次第でしょう。人間は遺伝子操作で恐竜を復活出来るレベルにも届くと思いますので、彼らの希望に合わせるのです。
 火星と金星には植民して、人工環境ですが金星では地球に近い重力が得られるので生物には優しいでしょう。地球の軌道と金星でまずは文明を維持し、ティアマトの再生を数万年で達成することになると思われます。

 この先自然の存在は善も偽善の側も人々にティアマトの再生を求めるでしょう。人々にはその現実味はまだ分からないのですが、これまでに書いて説明してきた常温核融合と質量の制御技術、らせんの力の技術が一般化することで科学の進歩が実感出来るはずです。恐らく今後の数年でこの現実味が理解されるようになると思います。
 これまでに科学の進歩は大きく抑制されてきたと思います。客観性を全く保証しない査読の仕組みは、権力を持つ側に都合の良いことを行う為の道具に近いでしょう。
 これまでにも911同時テロにおける不自然な映像を解説してきました。科学として正しい放射能の反動の論文も、アメリカ物理学会が公表させないなど、一部の米国の権力者の意向で科学も動かされているのです。彼らは自分達の利益と優位な立場が失われることを恐れています。
 ここに書いた情報が広まる時に、今回の火星のモニュメントの情報はNASAの権威を大きく失墜させるでしょう。彼らは火星における宇宙の文明の遺跡に遺された技術の独占を願っているのであり、嘘をついてでもその調査情報を独占出来る様に進めてきたのでしょう。軍事技術における優位性にも直結しているので、この種の力が権力側から強く働き、科学者もそれを利用してきているのでしょう。
 人工物を見て人工物でないと散々批判してきたのですから、今後その研究をする資格がないに等しいでしょう。今のままなら今後も解析すべき人工物を人工物ではないと結果を出すのです。これでは科学にならないでしょう。
 客観性のない科学には進歩は望めないのであり、力を背景にして脅しを利用してもさらに進歩は阻害されるでしょう。自然の教える理論に合わない不自然な部分に正面から向き合わなければ、科学は進まないでしょう。査読が隠されているこの種の不正を可能にしてきた現実と向きあう時でしょう。

 ハドソン湾極時代の崩壊後、先史文明の人々と自然の存在達は遺跡に組み込む未来の計画を立てているはずです。未来の計画の一部ですが遺跡によれば2017年には核戦争への準備が進展する状況です。2018年にこれを回避して平和な世界を達成する必要がありそうです。
 自然の存在達も善と偽善に分かれていますが、本質的にはつながっている部分が大きいでしょう。二つの争いの演出を続けて、自分達の望む地球の聖域化を達成しようとしていると思います。
 人間もこれを利用して、人間の中にいる偽善の存在である力を利用して支配する一部の権力者を排除することを考えたのでしょう。彼らの行為に情報公開の光を当てることで、彼らは一般市民に顔向け出来ず消えてゆく事になるでしょう。少なくとも償いをする事になると思われます。
 自然との共存を願い、彼らとの利益の調整を行えば、平和な未来に向かって進んでゆく協力が得られると思います。この地には情報公開によって支えられる民主主義の社会が必要であり、これまでの一部の権力者が嘘で国民をだませる社会では社会を滅ぼしてしまうでしょう。社会の永続に責任を持たず、自分の利益しか考えず地球の環境を破壊し続けるからです。

 自然はこの状況に出来る対処をしてくるでしょう。このままでは地殻変動に向かって進む未来が近付くのであり、原発やCO2貯留実験施設など自然環境を大きく損なう物から自然災害によって破壊されることが増えると思います。
 自然は地の声で自分達の願いを伝えてきます。この情報を知ることで彼らと協力協調すれば、人間の中にいる偽善の存在達の犯罪行為に責任を追求出来るように動けるでしょう。安全ではない原発やCO2貯留実験施設が自然災害により破壊される時に、彼らの責任を追及出来る様になるでしょう。
 一般市民として権力者を恐れることは現実的問題ですが、民主主義の力は主権者である国民に利用出来る物です。何度も書いてきた署名による司法権の行使が、権力者の不正に情報公開の光を当てる簡単な手段です。国会で嘘を付き合う人々には、情報公開が重要でしょう。官僚達も多くの情報を隠していると思いますが、統治に必要な情報は基本公開が原則でしょう。隠されているメモにしても忖度の状況にしても、司法権で介入しないと、今の仕組みでは権力者の隠す行為に踏み込んでゆく部分が機能しないのです。
 良い方向への変化は国民から起こすことも可能です。この先の自然環境の変化の流れの中で必ず政治への変化を起こせるでしょう。存在達との協力協調を続ける中で、情報公開に向かって進んで行けると思います。

 二つの争いは78400年前を始まりにして、6万年前と3万年前にも繰り返されています。今再び争う事になれば、四度目の崩壊を起こしかねないでしょう。今回は月を突き飛ばす確率が非常に高いので、一度恐竜の時代に戻る事になり、人間はその後地球に戻るまでには長い時間が必要になるでしょう。1億年後に戻れるかも定かではないでしょう。
 この争いの本質には、善と偽善の争いと言うよりも、自然と人間の争いがあると思われます。始まりと6万年前は巨人の争いでしたが、3万年前の争いでは自然の介入があって崩壊が起きている様に感じられるのです。双方が滅ぼし滅ぼされを続けているようなのです。
 実際に自然の側の3割の存在が人間の排除を願うので、今の時点で偽善の側の人間を排除出来ても、自然の中の偽善の側に立つ存在達は、再び偽善の人間達をこの世界に招き入れるでしょう。これでは繰り返される争いがいつまでたっても終わらないのです。
 ハドソン湾極時代にユダヤ人がエジプトから出て行っているのも、自然の中の偽善の側に立つ存在の協力ではないかと思います。排除しても再生してくる部分に協力し、自分達への協力を求めてきたのでしょう。実例まであるのです。
 人間には想像力があり、科学技術を利用して自然の存在達よりも大きな事が出来るのです。自然の彼らには月を作ったりティアマトを再生することは出来ないでしょう。当時の巨人達にもティアマトの再生は労力の問題で出来ない物だったのでしょう。
 今の私たちは自然の協力の下にその人口を大きく増やしています。社会として行動する時には、未来の科学力があれば、月の81個分のティアマトを再生することには大きな可能性があるでしょう。人口を増やす部分で人間の幸せに協力してくれているのです。このお返しをティアマトの再生に求められています。

 過去人類は自然を甘く見て、その願いを無視してきた部分があるのでしょう。ティアマトの崩壊に現れた現実です。その後の社会運営は崩壊する社会を現実化しており、彼らの望みを無視することの代償が崩壊である事を教えられています。
 人間の手にしている科学力では自然に敵わない部分があるのです。この先の未来の科学でも同様です。お互いに協力し合わないと、相手のことを考えて利害を調整しなければ、この社会の安定、安心して暮らせる世界を作り上げることが出来ないのです。
 私たちは8万年近い時間をかけてこの事を学んでいます。この現実に向きあわなければ、自然の存在達との協力協調がなければ、この世界は繰り返し崩壊してしまうのです。これを繰り返してきたこれまでを変える準備は先史文明の人々が私たちに遺してくれました。
 地球における安定した社会の達成は一時的な物になります。その後ティアマトを再生してこちらに移り住むことが重要です。そうしないと未来の科学は簡単に社会を滅ぼしてしまうので、社会の再生に必要な自然の動植物を地球の聖域に残す必要があるのです。
 自然の側にも抱える問題はあるのですが、今は人間がその能力で彼らの欠点をカバーしてでも永続する未来につないでゆく必要があると思います。彼らは既に自然破壊という犠牲を払って人口の増加に協力してくれています。今度は私たちが自然の願いを聞いて、地球環境の回復とその後のティアマトの回復と地球の聖域化にまでつなげる必要があるのです。
 これまで繰り返してきた問題に向きあって、安心して暮らせる世界を作り上げ事が出来るように、自然の存在達と協力協調する事が普通の社会に変えられる様にご協力をお願い致します。

稲生雅之
イオン・アルゲイン