小惑星ケレスと金星と火星の利用について 7月18日 7月19日追記

 この先の未来において科学が進歩して地球から金星と火星を経由して宇宙に様々な命の循環する環境を作り上げる話をしてきています。こちらはその様に考えるのですが、暗号解析の結果で出すなどの証拠があると理解も得られやすいと思います。
 暗号解析ではそれなりの情報を提供できるところですが、可能性の指摘レベルです。遺跡でも何らかの分かりやすい情報を提供出来るはずです。この事を考えて数値を探してみました。
 これまでここに書いてきた常温核融合も質量の制御技術も、こちらにとってはリアリティがあっても大半の方にはSFでしょう。内容的にもグリーンランド時代の罪を償うなど理解の得られにくい部分があると思っています。
 遺跡には惑星の会合周期が組み込まれている所を過去調べていますし、フランスのカルナック列石では惑星の質量を組み込んで見せています。
 数値を残しているだけであれば、そこには科学の水準を見せる部分しかありません。それ以外に何かを訴える物があれば、必要な工夫をするはずです。
 ここでは宇宙に拡がる時に、人工の月を利用した循環する環境を持つ惑星を作る事を書いています。適切な大きさで安定した太陽のある惑星を見つけることが出来れば、そこに人工の月を作り上げることで、地球によく似た循環する環境を作り上げることが出来るでしょう。

 ここまではこれまでの議論ですが、よく考えてみると、月が作れるのであれば惑星も作れるかも知れないと思えました。
 こちらの考えている部分は、かつて小惑星帯にあったかも知れない惑星の回復です。この惑星が存在したので、今はその場所に破壊の痕跡としての小惑星帯があるのではないかと思えるのです。
 この点は自然の存在やあの世と宇宙の存在もいずれその現実を教えてくれると思います。現状は遺跡の組み込みからの想定の議論です。
 現在小惑星帯には小惑星ケレス(セレス)が存在し直径は952kmと大きな物になります。既に重力を纏って球形なので、適切に隕石と小さな小惑星を衝突させて行けばもっと大きな星になれるでしょう。
 小惑星帯には月の1/35の分量しか破片が残されていませんので、これを全部合わせても月には大幅に不足です。太陽系から広く集める必要がある状況です。
 太陽系は太古の昔に太陽の伴星の爆発を経験しています。この時に吹き飛ばされた物が宇宙をさまよっているので、直系1000kmもの大きさの星まで見つけられる状況です。大きいままで運んでくるのは難しいですが、分解して運んでくることは問題ないでしょう。時間と労力の問題だけになります。
 月の10個分の重さで火星が誕生出来ます。これだと月を作る労力の十数倍でかなりの大きさの惑星に出来るでしょう。重力が人間や動植物にとって十分になれば、循環する環境も容易く実現出来るのではないかと思います。

 単純に岩石を集めても、今の地球のように内部に熱を持ってプレートを循環させる惑星に出来る事はないでしょう。この点は科学の進歩でどこまで工夫出来るかです。
 ウランなどの重量のある原子を集めると、内部での核反応にも可能性があると思っています。こういった部分を私たちはまだ知らないのですが、実際に小惑星セレスを核にして惑星化する場合には、その内部の状況を知ることになるでしょう。
 ここでは太陽系の最大の特徴である、太陽の伴星の電流を利用して、内部に熱を送り込むことを試せると思います。
 元々地球を人工の月と組み合わせるアイデアを実現する段階で、太陽の伴星を利用する部分は計画その物だと思います。3万年に一度流れる大電流を様々に利用する事を考えてこの惑星系を選んだのでしょう。
 2049年以降になると、実際の太陽の伴星の影響も生まれるので、どれほどのエネルギーを利用出来るのか現実的に理解出来る所に進めるでしょう。その結果でセレスの内部に3万年に一度26年間ほど、内部を電流で過熱出来るのです。アーク溶接と呼ぶ電流で金属を溶かす技術があるのですが、本質はこれと同じです。内部を電流で溶かすことで、金属コアの形成を進めるのです。
 これには太陽の伴星の破片である鉄を集めてくる必要があるかも知れませんが、そこまでしてでも可能性があるなら回復させたい惑星の環境です。

 こうして考えると、宇宙に拡がるグループは新しい人工の月を作り上げてその地に循環する環境を作り上げるのですが、この地の軌道上と、金星と火星に残るグループには、惑星の復活がその仕事になれば良いと思います。月を10個作ると思えば良いのであり、その後に命の循環する環境を回復出来るでしょう。
 こちらは恐らく遠い人類の祖先がその場所にあった惑星を破壊していると考えています。行き場のなくなった自然の存在は今地球に身を寄せていると思いますし、人間を恨む3割ほどの存在になっているかも知れないと思います。
 月を作り上げる技術も惑星を回復させる技術も似ている部分が多くある物ですし、惑星回復後には月の作成に回るだけのお話しです。破壊した惑星への罪滅ぼしには最低限の活動に出来るのではないかと思います。環境が回復出来れば、失われた様々な命と自然の循環を取り戻して行けるでしょう。彼らの恨みも減じることが出来るかも知れません。
 民主主義の人間としては、環境を破壊したら惑星レベルであっても必ず元に戻すなどの責任を問うようにすれば良いと思います。少なくとも内部に熱のあるコアを持たない重力のある惑星を作り上げることは時間と労力の問題で可能でしょう。その後にそこに循環する環境を作り上げられると思います。
 今現在火星も金星も廃墟ですが、まずはこの部分から植民して、人間だけでなく動植物の住める環境へと変えてゆく事になるでしょう。その後に惑星の回復を行えば良いと思います。

 技術的にはこの状況と考えます。自然の存在達への償いとして惑星を小惑星帯に回復するのは私たちの子孫の重要な仕事になるでしょう。
 この考えは小惑星セレスの情報を探す中で、遺跡に導かれています。遺跡には惑星の会合周期が含まれているので、まずは回復すべき金星と火星、そしてもしかしたら目標にされている小惑星セレスも組み込みがあるかも知れないと考えて確認しました。

会合周期
金星  583.9日
火星  779.9日
セレス 466.7日

 これらはそのまま扱われる事もあれば、整数にしてそれぞれ584、780、467でも利用されていました。
 遺跡にはこの倍数での組み込みがあるのでその状況を検討します。するとこの三つを組み合わせることも可能であると分かりました。

467x5=2335
584x4=2336
780x3=2340

となって、23xxでのまとまった組み込みに期待が持てることが分かりました。
 これを調べた結果をイラストに載せています。屋久島、バビロン、中国の茂陵で調べています。
 屋久島では大きな岩に人工の切り出しの痕跡が見られるので、イラストの場所を意識している可能性は高いです。個別に467の倍数位置に巨石が存在する事も確認しています。屋久島ではこの3つの惑星をまとめて表現していました。
 バビロンでは三つ同時にはならなかったのですが、584と4667が組み合わせられていたので、この二つの環境回復を願った物であると考えました。セレスには今のままでは住めないので、火星規模には大きくすることを願ったのではないかと思います。
 中国の茂陵は、一つのピラミッドに3つの数値をまとめてくれていました。こちらもこの三カ所を人と動植物の住める循環する環境を整える場所に選んでいるでしょう。
 遺跡は環境回復についての推奨を残してくれたのだと思います。

 人類の過去がどの様な物であったのか、この先さらに情報が増えると思います。遺跡だけでなく旧約聖書中の暗号化された情報にも更なる解析が重要になっています。今の言葉だけを出すだけでは十分とは言えないでしょう。グラフを使って時期との相関を明確に出来ていますが、この続きの作業を残したままになっています。PCパワーとプログラムの労力が必要ですので、この先のこちらの状況次第でしょう。
 今の時点で自然の存在達と人間の間にある大きなわだかまり、不満を解消するには人間がその科学を適切に利用して彼らの永続を図ることでしょう。今は地球を聖域化すべきだと思いますし、金星と火星を利用出来るように回復させるだけでは不十分であると分かりました。
 今後宇宙に広がってゆく上でも、破壊した環境はそのままにせず、元に戻すべきだとと言う理念で行動すべきでしょう。こう書くと太陽系以外にも破壊された惑星がたくさんありそうですが、ここまで増えた人口を利用すれば、それらにも回復の手段が持てるかも知れません。自然は私たち増えることを許してくれましたので、その結果で得られる利益である惑星の回復にも繋ぐべきでしょう。
 どんどんSFが先に進む感じかも知れませんが、遺跡の導いている部分があることをご理解頂ければと思います。先史文明の人々はここまでを考えて、自然の存在達にも了解を頂き、遺跡の中に情報を残したのだと思います。これを実現するのは私たちの役割であり今を生きる人間としての責任でしょう。
 前の記事の追記のつもりだったのですが、長くなってしまったので別記事にしています。遠くない将来の話です。

稲生雅之
イオン・アルゲイン 

ウランバートルの人工池に組み込まれている小惑星ケレス 7月19日の追記

 小惑星ケレスを破壊される前の大きな人の住める惑星に回復させる事が重要であれば、その組み込みがあると考えて相応しい物を探しました。
 その結果、ウランバートルの計測中心の緯度は、この小惑星ケレスを強調するために選ばれていることが明確になりました。
 屋久島とバビロン、中国の茂陵だけでなく、ウランバートルにも数値が23xxで存在し、金星と火星の組み合わせでの強調は同じスタイルです。
 違いは23.xxkmの位置から北極点を4670km丁度に選んでいることです。これは小惑星ケレスの会合周期の整数値467日の10倍です。この二つの和になる位置に計測中心が選ばれており、それぞれの位置を真北に向けて重ねていました。
 今後他の遺跡でも小惑星ケレスを強調する物を探せるかも知れませんが、先史文明の人々がこの小惑星を特別視する必要のあったことは間違いないでしょう。
 火星と金星との組み合わせで強調し、かつ小惑星ケレスが最も重要であるとする情報には、この記事に書いている小惑星ケレスを人の住める星に回復させる事の重要度を表していると思えます。
 当時何が起きてこの惑星が失われたのかは分かりませんが、今過去の位置に残る小惑星ケレスを利用すると、この位置やもう少し太陽に近い位置に惑星を作り上げることが出来るでしょう。近傍の惑星になる火星への影響など様々な制限もあるのですが、適切な対処で人の住める惑星に出来るでしょう。
 月の10倍の作業量で火星サイズですが、もう少し大きくして重力を地球に近づけることにもその努力に意味があると思います。人工の月や惑星を作り上げることは、環境操作の重要な技術として循環する環境とそこに住む命達のために、人間が責任を持って行うべき役割でしょう。 

続きの補足です
 意味の強いと思われる小惑星ケレスの組み込みを他で探しました。まだあると思われますが、目につく部分をあげておきます。

エジプトのアドビスのオシレイオンから屋久島の宮之浦岳の山頂まで9340km
 屋久島は23xxの組み込みで小惑星ケレス、金星、火星の組み合わせを伝えているので、他のエリアに向けられている物を探した物になります。
 オシレイオンは過去の記事に書いたように、巨石の加工技術をデモンストレーションしている場所になります。467日の会合周期を20倍して9340kmにすることで、小惑星ケレスに技術を適用して元の惑星に戻すことを伝えているのかも知れません。

エジプトのギザの第一ピラミッドとスフィンクスから京都御所の南東端へ9340km
 こちらは巨石を無数組み上げて世界最大のピラミッドにした第一ピラミッドと、組み合わされているスフィンクスで9340kmを表現しています。
 小惑星ケレスを大きくするには、ピラミッドを組み立てたように地道な繰り返しの作業が必要であることと、その場所を日本の政治の中枢に向けることで、この作業を現実的に進める事を促しているのかも知れません。

ニュージーランドの北の裂け目の候補地からイタリアのボーブ山とグランサッソ山へ18,680km
 こちらは距離が467日x40=18,680kmの強調です。裂け目の候補地も二つの火山も大きな物なので18,680kmでの重なりが偶然起きている物でしょう。
 この位置は地殻変動を起こす場所であり、この場所からその対極にある小惑星ケレスの回復を表す数値の40倍です。
 偽善の側の自然にこの二つの火山が選ばれていることには、この地理上の偶然があるのかも知れません。地殻変動を起こさないで済ませるには地球からの巣立ちが必要であり、加えて過去に破壊した惑星を、小惑星ケレスを使って元に戻すことを意図しているのかも知れません。この偶然の組み込みには考えさせられました。

以上