遺跡と遺物に残る巨人の可能性 7月6日

 先史文明の残した遺跡の伝える情報を公表する為に様々に努力をしてきています。ここに来てやっと善と偽善の二つに分かれる争いの原因を調べる所です。
 今の争いは核戦争を経てこの地を滅ぼしかねない動きに可能性があるので、これを止めること、平和に向かって争いを止めるには何が出来るのかを考えています。この意味で争いの原因を知る事が重要なので、その原因を様々に知るべく遺跡だけでなく遺物にも解析を続けてきました。
 日本の古文書であるホツマツタエがハドソン湾極時代を伝えていることと、そこに身長2.4mで寿命が300才近い人が登場します。アマテル君(今で言う所の天照大神)の身長が2.4mというのは誇張に取られる所ですが、他の遺物との比較にも意味があるでしょう。この関連を調べました。
 イラストに紹介するエジプトの遺跡では、神が巨人として描かれており、人の大きさと比較出来るようにされています。巨人像の隣に小さな人の像が置かれているのです。この事には早い時期から気づいており、神話も旧約聖書も巨人を滅ぼしたとしている部分があるので、これはエジプトの神々を滅ぼしたことを意味しているだろうと考えていました。
 巨人の可能性には言及出来ていますが、物証が全くもって乏しいのです。イラストには参考になる物を載せていますが、骨の化石など見るべき物がないのが現状です。人とは思えない不思議な物はあるのですが、これだと巨人の証明にはならないのです。原因は巨人の数が非常に少ないので、化石も少ないと言うことだと思っています。

 実際に過去において、旧約聖書に出て来る巨人の化石を見つけたという話はたくさんあるのですが、大半がお金目当ての捏造でした。マンモスや象の骨を持ち込んでの捏造であり、これらが一段落して今の状況がある様子でした。残されている物がないのです。記録では2~3mの身長になると思われる骨が見つかっているのに、博物館から消えてしまっているのでした。
 偽物をつかまされたと言う事で処分した物もあれば、実際に古い人骨と分かっていてもトラブルを避ける為に黙っている部分もあるのかも知れません。少なくとも人類の最高身長が2.72mとのことなので、ここまでの人骨なら存在しても良いはずですが、ネット上での簡単な検索では探すことが出来ない状況でした。
 ここではこの続きで何が出来るかを考えて、今分かる範囲を埋め合わせる仕事をしてみました。

 イラストの1枚目はエジプトの遺跡の状況です。有名なアブシンベル神殿では、神々の立像に人が寄り添って作られています。観光客の後ろ姿も写っているので、比較が容易いでしょう。同様にルクソール神殿にもカルナック神殿にも、人と神が並ぶ構図での配置にされています。カルナックの分は座像が破壊されており分かりにくいですが、人も座像で並んでいます。見るからに神の像は大きく高さ10m前後に思える所でした。
 遺跡に残されている物なので、何らかの訴えたい情報を持たされていると思います。良く見ると人も一回り大きく身長2m以上に見えます。この部分では誇張があって巨人像も現実よりも大きい可能性があるでしょう。その理由まで知りたくなる所ですが、まずは状況を確認します。巨人と人の大きさを比較出来るような遺物を他で見つけたいのです。
 神話を調べた所で、メソポタミアのギルガメッシュが身長4m程度に見える構図を持つことを知りました。ギルガメッシュは神話の中では2/3が神で1/3が人であると書かれています。イラストに載せているレリーフでは抱えているライオンが小さく見えるほどで、アッシュールバニパル王のライオン狩りのレリーフと比較するとその大きさは身長4mといえるレベルでしょう。遺跡に残る証拠としての巨人像であり人との比較が可能な条件を満足しており、バビロン側でも巨人の存在を否定しない物になっていると思います。旧約聖書の述べる所のネフィリムであり巨人の半神半人でしょう。

 神話としては続きがあって、メソポタミアの星座がギリシャ神話で巨人にされていました。こちらにもイラストを載せます。ギガントマキアと呼ばれる巨人との戦いがあり、そこに登場する巨人がメソポタミアの立てる神々と同じデザインでした。これは偶然ではなく意図して描写した物でしょう。しかもヘラクレス座に相当します。怪力という事でもあり、その意図を残した物でしょう。
 星座を始めて見た時に、へびが足の先についており不思議なデザインと感じたのですが、これに巨人を表す意味と蛇への崇拝が込められていたのでしょう。ここでは直接的に身長の大きさを知る事は出来ませんが、偽善の側が巨人と呼びたい物がバビロンにあることは明確でしょう。
 メソポタミアの星座は一部がデンデラの天文図にも出ています。こちらの気にしていた部分を一部載せました。こちらも参考程度ですが、ニンマク女神といういすに座った高貴な婦人の構図に問題を感じるのです。デンデラでは片手で子供を手のひらに載せており、子供は立っているのです。相当の力がなければ出来ないはずですし、子供も四肢が長くて大人に見えるのです。
 こちらの調べている星座は、ムル・アピンと呼ばれる粘土板に書かれている星座と星々です。この粘土板によれば一年は360日ですし、当時矢と言われたシリウスは、想定よりも高い高度にランク付けされています。一年360日の暦が残されてハドソン湾極時代を思わせる資料であり、デンデラのイラストに載せたイナンナ神の持つ弓矢がそれを表しています。矢の位置の高さは位置の回転により重ねると、ホルスのハヤブサの位置になります。今の位置では矢の先端が敵であるプレアデスを持つ牡牛座に向いています。
 エジプトでも神を巨人に描いていますが、バビロンでも状況は同じであるという可能性があるところでした。

 ここまでは遺跡の状況です。もし巨人が存在したならば、巨獣も存在出来たでしょう。この点は非常に興味深い状況を見せており、第四紀の大量絶滅と呼ばれています。
 これらはwikiによれば、

 更新世の後半、おおむね最終氷期とその終了後(約7万年前-1万年前)に起こった。主に絶滅の対象となったのは「メガファウナ」と呼ばれる巨大型の動物相である。これらは特にアメリカ大陸やオセアニアに発達しており、大量絶滅もこの地域で最も激しかった。

とされています。イラストに絶滅の状況を載せました。アフリカを除いて大量に絶滅が起きていることが明確です。体長が4~5mもあるような巨獣はこの時期に絶滅しているのです。象やバイソン、類人猿も含めて巨大な生物には環境変化などの大きな負荷がかかった様子でした。
 遺跡は6万年前と3万年前の2度の極移動と、1万2660年前の彗星の墜落を教えています。3万年前の極移動ではシベリアに代表されるマンモスなどの大量死が冷凍保存されている状況であり、大きな変化が起きたことは間違いありません。1万年前以降の氷河期の終わりに際しても、彗星の墜落による直接的な被害とこれに伴う気象変動による環境の変化は更なる絶滅を促したでしょう。人も増え始めており大きいほど簡単な狩りの対象にされて、数を減らしていったと思われます。
 7万年前にはトバカタストロフが起きていると考えられており、インドネシアのトバ湖の破局噴火は大きな被害を生物に残したでしょう。この時期がこちらには6万年前の極移動に重なったのではないかと思えます。
 現実の状況から考えると、この二回の極移動では、太平洋の海面に大きな変動が起きたのだと思われます。ハドソン湾極時代のアトランティスと呼ばれた部分は今の中南米と思われ、ここに津波を起こすのみならず、ムーと呼ばれた文明に相当する日本やアジアのエリアでは同様に津波に大きく影響を受けたのでしょう。離れたアフリカには中部に500mなどの高度があるので、その分津波の影響が少なかったのかも知れません。
 6万年前にも津波はおこされていると思われますが、この時もアフリカには被害が少なかったのでしょう。これは現実の生き残りの数値が残す予想です。

 暦の変化は地球に変形と、関連して重力作用の増大をもたらします。屋久島の遺跡には地球の半径と思われる数値が入れられていました。

25530.55m x 1/4=6382.63キロメートル
25511.67m x 1/4=6377.92キロメートル
25469.69m x 1/4=6367.42キロメートル

 この数値を370日、365日、360日の暦に合わせて重力の強さを計算すると、グリーンランド海極時代からハドソン湾極時代に向けて、0.5%の重力増大でした。
 ここに地区別の絶滅状況を考えると、0.5%ではそれほど大きな影響はなかったのではないかと思える所ですが、地球全体でより大きな巨獣がいなくなっていることは現実です。気象にかかる環境変化も大きく影響していると思いますが、重力の変化と環境変化が重なる部分は、巨獣にとっては生き残りを厳しくしていたと思われます。
 そして人としてみると、私たちは二足歩行です。四つ足の動物に比べると高い位置に心臓を持ち、足先の下から頭の上までを高い血圧でカバーする必要があるのです。その分重力の増大には敏感に反応するでしょう。
 こうしてみる時に、約10万年前に絶滅しているギガントピテクスが事例になると思われます。類人猿で身長3mでした。今のゴリラが身長180cmですので、人と変わらぬ大きさです。同様であれば人も10万年前までは3mの身長が可能であったはずでしょう。人を生物としてみる時に間違いなく仮定に出来ると考えます。
 遺跡と化石に残る証拠からはグリーンランド海極時代には、身長3m前後の人類も存在出来たでしょう。旧約聖書が正しければ寿命も数百年です。ホツマツタエにも似ている長さでしょう。
 ここまでを前提に考えると、エジプトの身長10mは大げさかも知れませんが、ギルガメッシュの4mには可能性を感じます。現状の最大が2.7mですので、一回り大きくなれることには可能性を感じる所です。

 旧約聖書もギリシャ神話も、巨人を滅ぼしたとしています。何故滅ぼす必要があったのかがこちらの調べたい大きな問題です。
 旧約聖書によれば、これはイスラエルの人々が多産であり、数が増えることが問題のようでした。出エジプトの前には10人くらいから始まり数百年で約60万人に増えていました。
 これをエジプト側で見ると、恐ろしい数の増加でしょう。この意味ですが、エジプトの神々は兄妹婚までしている程の数の少なさだと思われます。大きい分生殖が難しいのかも知れません。妊娠期間が長くなるのみならず、母体にも負担が大きいのかも知れません。普通の人と比較すると数は増えませんが、大きな分、力は強くて支配力は強いでしょう。エジプトの権力者であり日本でも、メソポタミアでも権力者です。
 ホツマツタエにはこの状況を考えさせる記述があり、アマテル君の妊娠期間がなんと96ヶ月で今の10倍です。前後の記述では他の人は10ヶ月で生まれるとありますので、巨人が特別であると見る事も出来るのです。今は象の22ヶ月が動物最長の妊娠期間です。当時の寿命が10倍くらいまで可能である事を伝えようとしたのかも知れませんが、実際には象との比較で想定出来る数倍が妊娠期間になるのではないかと思えます。人口増加率には明らかな差があって、この点に対しては不利を抱えていたと思われるのです。
 権力者は自分の権力の維持を考える物であり、自分達よりも数が増えて権力を持つことにつながるイスラエルの人々は脅威でしょう。現実的にこの脅威がイスラエルの人々を外部に押し出すことになり、その後も争いが続いたのでしょう。その結果がグリーンランド海極時代の終焉であり、当時の破局噴火と370日から360日への暦の修正による巨獣全般の弱体化でした。
 今となってはここにどの様なやり取りと正義があったのかは分かりませんが、この動きがなければ今の人類の発展はなかったでしょう。人口は100億人さえ目に見えていますが、当時では考えられない数でしょう。遺跡も少なければ人口も少なく遺骨も少ない状況で当然です。

 今回の解析は、7月1日の胆振地方中東部のM5.1の地震により促された物です。この地震は偽善の側の起こしてくれた物ですが、アブシンベル神殿に299.79度を向けていました。通常向けることのない光速度側の数値です。この神殿について調べる事を、こちらの願った地震を起こすことで促したのでした。この先の展開次第ですがCO2貯留実験の問題を明確にして行ける可能性を高めてくれています。
 関連して善の側の地震がバールベックやサクサイワマンなどのグリーンランド海極時代の遺跡に強調を向けていました。こうなると当時何が起きていたのかを調べる事が必要です。客観性を念頭に置いて調べていますが、今回はどちらが善なのか疑問に感じざるを得ない部分を感じました。
 実際の所にはまだこれから続きの調査と検討が必要ですし、始めに出した仮説に囚われすぎてもいけないでしょう。もし騙そうとしているのであれば、ここまで準備して来た情報公開をさせない為の動きであると考える必要もあり慎重になる必要があります。
 この程度は彼らも考えているでしょうから、こちらとしては今の時点では人口が問題になったと伝える部分が重要であると考えます。善の側も続きで伝えたいことを何か新しく出してくるでしょう。

 今の時点では、巨人達の持っていた権力が人口の増大を押さえつけており、この部分が大きな問題で争いになり当時の文明が滅んだと思えます。1千万年前に作り上げた人の遺伝子がここに来て、人口を増やせる条件が整ってきたのでしょう。その結果を目の前にして、それぞれの利益を求める欲が前面に出てきたとも言えるでしょう。隠していた本音が出てきた所かも知れません。
 巨人は滅んでいますが、輪廻していた魂達は今の私たちの肉体に宿り、活動を続けているでしょう。ハドソン湾極時代は偽善の側の時代でしたが、これを善の側が取り返したと言えた物だった可能性が高そうです。
 そして現在は、滅ぼされた側の偽善の側が、劣勢を覚悟してこの地の破壊をちらつかせながら、彼らの主張する何かを実現しようとしている所でしょう。その答えがどこにあるのかを私たちは知る必要があるのです。お互いに歩み寄れる部分を歩み寄り、永続する未来に向かって協力協調出来る様に、話が出来るようになることを願っています。
 今回こちら的には無理して巨人の話を書いています。根拠がこれまでの先史文明の遺跡の話よりも少ないので、オカルトにされやすい部分があると思っています。それでもこれを進めるのは、偽善の側の主張が知りたいからであり、彼らの不満と善の側の抱える不満や主張も知りたいからです。今後の流れで多くのことを知る事が出来ると思っています。

 この先に情報公開が立ち上がる時には、地の声というあの世の存在の関与がこの世界にある事が明確になるでしょう。旧約聖書にもホツマツタエにも妖術が出てきますが、今の私たちにとってあの世の存在がある程度自由に地震を起こしたり台風などの気象を操る部分は奇跡であり、当時の妖術と同じ物でしょう。
 常識は私たちが作り上げて、自分の心の中に新しい物を認めないようにする壁でもあります。この壁には利用価値があるので、この世界の偽善の側である軍産議会複合体はマスコミを利用して、自分達の悪事をニュースに載らないように調整が出来ています。
 これを変える時が情報の立ち上がりになるでしょう。911同時テロ事件は米国政府の加担なくして実行出来なかったのであり、当時の軍産議会複合体こそがその犯人である事を国民が知る必要があるのです。ニュースを送る側のマスコミが軍産議会複合体の使用人であり、国民の為に客観的なニュースを提供する存在ではないのです。
 今トランプ大統領は、彼の名付けたワシントンのエリートという軍産議会複合体と争っています。CNNニュースが嘘ニュースとして名指しで攻撃されていますが、実際に嘘を流しながらもその姿勢には変化はまだ起きていないでしょう。彼らの押した大統領候補のヒラリー氏はFBIが捜査をしても有罪にならないのですが、有罪になるに十二分な私的メールの束を公表されています。米国ではお金と銃の暴力次第で何でも出来たのでしょう。
 日本でも軍産議会複合体につながって仕事をしている政治家は多く、これからこの問題に私たちが向きあう中で政治が変化する事になってゆくのだと思います。
 隠されてきた真実を知り、未来を一部の人の望む物から、一般の私たちのような人々が望む未来へと変えてゆく事が必要です。その準備は出来つつあり、これまでに起きなかった出来事が起きる部分がこの先の未来を変えてゆくのでしょう。あの世の存在と協力出来るようになる時が始まるのだと思います。

稲生雅之
イオン・アルゲイン