2027年に6mの海面上昇は海流が変えられて温暖化がさらに暴走する限界点だった 9月16日

 2月のトルコの大地震に加えて、モロッコの大地震とリビアの大洪水が今年は続いており万人単位の死者を出して、自然は人類への警告を続けていると言える状況です。
 モロッコの地震は死者約3000人に増えそうであり、この地震から予告されていたリビアの大洪水では1~2万人の命が失われている様子であり、海に流された人々の被害の状況は今も不明瞭なままです。死者の冥福を祈ります。
 モロッコの地震の地の声は、2049~75年の太陽の伴星接近における、地震と噴火の災害の拡大への懸念を伝える物まであるのでした。これがあるのでトルコの大地震も見直したところで、同様の懸念がある部分を知ったのでした。この部分はこの後書く記事にまとめる予定です。超高層のビルやアスワンダム、三峡ダムなどの大規模構造物は、この時期の地震には耐えられないという警告です。三峡ダムの破壊だと下流域の億人単位が濁流に呑み込まれ亡くならざるを得ないでしょう。産み出される津波は小さくなっても日本に届きうるでしょう。2049年までに対処を完了せよという話です。

 モロッコの地震はパナマ運河とスエズ運河にも組み込みを入れており、パナマ運河は地震で壊れると、途中にある淡水湖の水を大きく減らして自然が迷惑して、利用も難しくなるという話だと思います。これに対してスエズ運河の何が問題なのかがすぐには理解出来ませんでした。
 この先何も温暖化への対策をしないでいると、2027年までに6mの海面上昇が起きると言われています。どうしてこの警告をするのかが今まで理解出来ていませんでした。2027年以降がどうなるのかも気になって普通でしょう。
 海面が6m上昇すると、スエズ運河の140kmの長さを通して、海流が産み出されて、紅海の温かい海水を地中海に自然に流すことが可能になる様子です。元々1.2mくらい地中海の方が低いので海流は起こりうるのですが、潮の満ち引きと途中にある湖が緩衝作用を持つので、海水の出入りは非常に少ないのでした。
 海面の6mの上昇によりここが大きく変わって、海流が新しく生み出されて、ジブラルタル海峡から大西洋に流れ出すでしょう。この部分は大西洋の海流を変える事になり、暖流を増やす結果で北極海を温暖化してグリーンランドを温めて、さらなる温暖化の暴走を引き起こすのでした。ここまで予想出来て、その先こそ海流が安定するまで、気象変動が暴走してから安定するまで、何が起きるのかが予想出来ないままに、温暖化の暴走でさらに海面上昇を招くでしょう。今とは様変わりする気象環境が、2027年以降に起きるという警告こそ、2027年に6mの海面上昇が意味する物だったのでした。
 この内容が理解出来たので、あの世の警告と科学の解説をこの記事にまとめます。まずはあの世の警告情報です。以下の記事より抜粋です。詳しくは元記事側ですが、臨死体験でこの世に持ち帰ってくる未来の情報には、当たる物、警告として伝える物、外れる物が含まれており、統計的に示唆に富むのでした。未来の計画が存在するからこそ出来る、あの世の導きの一種なのです。

らせんの力による霊界体験館の臨死の科学の仕組みと過去の例の解説1
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2182

 米国ビジネスマンのネッド・ダガーティーが1984年に臨死体験して、未来ビジョンを見てきた。

”First Lane to Heaven”より以下要約。
「・神の名の下に自称過激派がテロが中東で開始される。
・同様なテロが、イタリアで起こり教皇が標的になる。
・中東、アフリカ、ヨーロッパでテロ戦争が継続し、戦火はアフリカ、ヨーロッパからロシア、アジア、中国へ飛び火する。
・世界の存続と平和の最大の脅威は中国から来る。この国は世界最大の軍隊をつくって世界戦争と世界支配の準備をしている。
・西半球は主に自然災害に蝕まれる。季節外れの天候、大洪水、竜巻が猛威をふるい、記録的積雪、大寒波、記録的猛暑、大旱魃、破壊的ハリケーンが増える。
・保険社会の大損失により、金融機関と銀行が次々倒産する。米国は政治的、経済的、社会的混乱に投げ込まれる。
・米国政府は累積債務によって破産する。米軍基地は自然災害によって破壊され、戦闘能力と国防力を失い、外国の軍隊、特に中国の侵略にさらされる。
・陰の世界的支配者らが、世界政府を創設し、私的自由の許されぬ物質主義の世界を実現し、世界金融と銀行組織の再編を試みる。
・地軸が移動して、気象の変動と、大地震、噴火、大津波が世界各所に起きる。
・地理的地勢的変動により、海辺と低地は人口が減り、山岳部などの安定する地域が望ましくなる。
・霊的心を持つ人々は新しい自給自足生活と自給社会を作り出すために集まる。
神の計画に心を合わせ幻を受ける先駆者たちが新世界を建設する。」

 どこまで実現するかは不明だが、「人類が神に応答することによって、グローバルな地殻変動は修正されるか、遅延されるか、回避される。」と述べている。
転載ここまで。

 気象変動には以下の部分が関係しているでしょう。

・西半球は主に自然災害に蝕まれる。季節外れの天候、大洪水、竜巻が猛威をふるい、記録的積雪、大寒波、記録的猛暑、大旱魃、破壊的ハリケーンが増える。
・米国政府は累積債務によって破産する。米軍基地は自然災害によって破壊され、戦闘能力と国防力を失い、外国の軍隊、特に中国の侵略にさらされる。
・地理的地勢的変動により、海辺と低地は人口が減り、山岳部などの安定する地域が望ましくなる。

 地軸を動かす地殻変動は2062年に起こせるけれども、善と悪との争いが続かないと起きない物なので、この未来は失われていると考えています。
 これまでは、気象変動についても2027年に6mの海面上昇を防ぐことが出来れば、それ以上の悪化は起きにくいだろうと推定してきていました。海面上昇を一度大きく起こすと止められないので、これを防ぐことこそ重要だという考えでした。
 この考えは今も有効なのですが、6mの海面上昇をゆっくりとした物であっても起こすなら、その先には激変の世界が待っているでしょう。海流の変化こそ気象の激変なので、これを防がないといけないのでした。
 臨死体験者は、海流が激変した先の世界を見せられているように感じるのでした。ここに取り上げている3項目共に、海面が6mを超えて上昇し、世界の気象変動が激しくなって恐らく海辺の米軍基地を破壊する程なのでしょう。空母戦闘群などなり立たなくなるのかも知れません。
 季節外れの天候、大洪水、竜巻が猛威をふるい、記録的積雪、大寒波、記録的猛暑、大旱魃、破壊的ハリケーンが増えると言う表現も、今の気候の安定が失われるという物であり、その結果で海辺と低地は人口が減り、山岳部などの安定する地域が望ましくなる。という事なのかと思います。
 こういった未来が予想される中で、国際石油資本は金融資本と協力して、地球温暖化の問題への対処を狂わせて、海面上昇を引き越してからの世界を求めているのでした。
 彼らはここまで温暖化を暴走させてきた責任を取りたくないので、予見される未来を隠している姿です。以下の記事より抜粋です。

コンビニ代表の711を核燃料再処理施設に例えるモロッコ地震の地の声4
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2300

 必要な嘘はこれで一通りですが、もう一つ自然が強調して伝えている物があるので、最後にその解説を続けます。2027年に6mの海面上昇が起きてくる未来の話です。温暖化問題を国際石油資本が隠してきたことで、まもなく急激な海面上昇が起きざるを得ないのでした。もちろん自然はこれを座視できないので3つ以上の大噴火を起こしてこれを阻止すると考えていますが、人間の努力も重要になるはずなので、ここでその問題を取り上げておきます。

海面上昇の説明について
 地層の研究によれば海面上昇は加速する時期があり、年70mmの上昇が十数年続いて数メートルの海面上昇を起こしています。様々に研究があるので40~60mmとも言われています。
 現在の海面上昇は2013~2022年で年4.62mmですが、2000年との比較で2.7倍以上の速度です。グリーンランドと南極の氷床が崩壊して、海面上昇を引き起こすことは当たり前の議論です。これから起きてくることが左図の1万4000年前に似ているのであれば、海面はいきなりcmかmかの単位で上昇するでしょう。
 このイラストは2023年の3月に描いた時にはまだ2018年までのデーターで年3.7mmでした。これは平均値であり2023年の今ではもう年5mmを超えて加速しているでしょう。
IPCCが過去を無視している部分を説明します。非常に重要な議論だからこそ、これを無視したいのでしょう。
 左下のグラフに注目すると、2万年前から1万4千年前までに、コンスタントに20mほど海面上昇が起きています。20m/6000年で年平均3.33mmの上昇量だったのでした。私達は短い時間でこの上昇量を超えてきているのでした。あなたはこの先に何が起きるかを知りたい人で普通です。今がもう年5mmを超えているのであり3.3mmが何かの限界ならもう、70mmへの変化が目の前でしょう。限界の約1.5倍です。
 グラフの未来はそこからいきなり年70mmの上昇量の世界に突入しているのでした。もちろん温暖化の暴走的なことが起きるのでしょうが、それは今年の夏のように、世界的な気温上昇を伴っていて普通でしょう。
 下の2つの図には、メルトウオーターパルス1Aとされる過去の急激な海面上昇が出て来ます。中央の図に従うなら40~60mmの海面上昇が400年とか続いた時代になるのですが、この様に平均的に長く海面上昇が続くのかには大きな疑問があるので右図のような説明もあるのでした。結局古い時代なのでよく分からないのでした。
 自然は2027年までに6mの海面上昇が起きると警告を続けており、4年で6mの上昇は1年で1.5mにもなるのでした。これは過去の観測データーに合わないのですが、南極やグリーンランドの氷床が溶け出して海に突入すると可能になるのでした。津波を伴って海面は急激に上昇し、時々起きる津波が合計6mまでの海面上昇を引き起こして現代の科学の推定となるのでした。もちろん自然は過去を知っているのでこの警告が出来るのです。
 この種の変化が起きることは既に研究されているのであり、IPCCやその他の国連機関に予想出来ない理由はないのでした。国連とIPCCを動かす国際石油資本を筆頭に国際金融資本も軍産議会複合体もこの責任を取りたくないので隠しているのでした。6m海面が上昇すると悲惨な別世界になるので、資本家が手元のお金で得するその時を待ってから、難民達を助ける振りをして、さらなる支配力の強化を求めているのが今の姿です。

 5月29日に以下のニュースが流れていました。一部を機械翻訳して抜粋です。

Rapid changes in cryosphere demand urgent, coordinated action
雪氷圏の急速な変化には、緊急かつ協調的な行動が必要です
ジュネーブ、2023年5月29日(WMO)-世界気象機関は、海氷の減少、氷河の融解、氷床、永久凍土と雪が海面上昇に与える影響が増大していること、水関連の危険と水の安全保障、経済と生態系を考慮して、雪氷圏を最優先事項の1つに引き上げます。
WMOの最高意思決定機関である世界気象会議は、より協調的な観測と予測、データ交換、研究とサービスを求める新しい決議を承認しました。それは活動を強化することを提案しており、通常予算と予算外資金からの資金の増加が提案されています。
世界中の代表団は、極地と高山地域で起こることが地球全体、特に小さな島嶼国と人口密度の高い沿岸地帯に影響を与えるという懸念を表明しました。
「雪氷圏の問題は、北極と南極だけでなく、世界的な問題です」とWMO事務総長のペッテリ・ターラス教授は述べています。

 この中で年4.62mmの上昇速度の記述があり、現実の今はもう5mmを超えている部分が想像できるのでした。
 ここまで数字が大きくなっているなら続きの議論が可能なのでこのイラストを準備したのでした。いよいよ40~60mmへの変化の始まりにおいて、何が起きるかを私達は目撃できるのですが、こんな悲惨な物を目にするよりも、地球を冷やして海面上昇を回避する方が良いに決まっています。国連が進めるSDGや水素社会など、目先の問題から目を反らすための目くらましのおとりであって、全く意味のない物であったとあとから理解するでしょう。
転載ここまで

 海面上昇についてはここまでの理解で進んできたのですが、今回は2027年に6mの以後こそ大きな問題だと教えられたことになるので、この続きの根拠を検討したのでした。
 まずは過去の海面上昇がどうして急激に起きているのかです。答えは、海流の大きな変化が起きると一時的に温暖化が加速するという事になります。
 約120m程海面が低かった約2万年前以降の話です。この時期に前後して寒冷化から温暖化に変わっている様子であり、以後海面の上昇が続き、今に到るのでした。その中にある3回ほどがデーターがある程度得られている海面上昇が加速した時期です。

1)MeltWaterPulse1A
1万4200年前に13.5m上昇とする。-90から80mくらいへの変動。

 この急上昇は、-120mの海面が普通だった時代の、その時に形成されている氷河の解け方で決まっていると思います。
 地形の条件にもよるのですが、-90mで温暖化が急に進むのであれば、-100mレベルでの水深での、海流の大きな変化が存在して、この海流の変化こそが温暖化を加速して、海面の急上昇を招いている可能性が高いでしょう。
 世界の海底地形を調べてみると、-100mや-90mでの海流の変化を予想させる場所があるのは現実問題です。

a)グリーンランドからノルウエーの周辺におけるこのレベルの海域の存在
 これは北極海へ流入する海流の姿その物であり、この場所を経由して新しく生み出された海流が北極海を温暖化したのであれば、その結果としての海面上昇も肯定せざるを得ないでしょう。

b)英国東部の北海エリアの温暖化
 ここにも-100mや-90mでの海流の変化を予想させる場所があるのでした。大西洋の海流の流れを変えることになる変化なのでここでもその結果としての海面上昇も肯定せざるを得ないでしょう。

c)ベーリング海峡エリアの温暖化
 議論はb)と同様です。大陸棚部分が-120mの海面に対応するので当時の海面上昇にそのままに寄与したでしょう。

d)オーストラリア大陸西部とハルマヘラ海峡の流量増大について
 当時は今のオーストラリア大陸北部とは異なり、ニューギニア島とオーストラリア大陸の間を海流が流れて、今の気象条件を保つ姿はありませんでした。
 狭い回廊で、オーストラリア西部から、ほとんど海流のなかったハルマヘラ海峡と、ミンダナオ島の南側にある回廊を通じて、太平洋に海流を運んでいたはずです。
 ここが温暖化により海面が上昇することで、海流を大きく変える事が出来たでしょう。ハルマヘラ海峡を抵抗ありで通過するか、抵抗なしで通過するかの違いです。ここが通ると、インド洋の熱をそのまま太平洋に持ち越せるので、温暖化を大きく加速出来たでしょう。

 MeltWaterPulse1Aの議論は難しくて、世界の各地で-120mの海面に付随した、-110m氷床が存在できたでしょう。
 この氷床が大規模に崩壊した時が、MeltWaterPulse1Aの時期でしょう。候補はここに見る様に複数挙げられるので、複合要因での海面の急上昇であったと思えるのでした。長い時間がかかった部分もこの状況を説明出来るでしょう。

2)MeltWaterPulse1B
1万1500年前に7.5m上昇とする。-55から45mくらいへの変動。

 この海面上昇は少し時が流れて、12660年前に起こされた彗星の墜落による温暖化の加速後の事象です。
 彗星の墜落は地上のゴミを舞い上がらせるので、目先は地球寒冷化です。ヤンガードリアスと言われる時期の寒冷化に相当するでしょう。これを過ぎて本格的な温暖化が始まるのでした。氷床を解かすために彗星由来の砂礫を地上にばらまいたので、太陽光を吸収して氷床を解かすのでした。これがなければ1~2千年くらい、温暖化の進展が遅くなって善と悪との争いに支障が出たはずなのでした。この時期の温暖化の加速で、今の善と悪との争いが描かれているのでした。
 この時期に海流を大きく変える場所ですが、ベーリング海になるのでした。ここにある氷が溶けると、温かい太平洋の海水が冷たい北極海に流入するので、北極エリアを海流を変えるレベルで温暖化して、さらに海面の上昇までも促すのでした。
 海面は-30~50mとされているので-55mよりも高いのですが、極域では大きな低気圧が発生して嵐を呼び込むので、海面は大きく変動できて、極氷を解かせたでしょう。広い開口部もあるので、その影響が大きくて、その結果で海流を変えて地球を温暖化して、海面のさらなる上昇を招いたと考えます。

3)MeltWaterPulse1C
7600年前に6.5m上昇とする。-18から12mくらいへの変動。

 続きはこの時期です。ここでは東南アジアの海峡が海流を変えるほどに開通した時期だと思えています。

スンダ海峡 狭い部分で24km、深さは20mしかない。海図がないなども含めて、以下のマラッカ海峡が主要なルートだった。
マラッカ海峡 全長は約900キロメートル、幅は65キロメートルないし70キロメートル(北西側の海峡入口付近では約250キロメートルに広がる)ほどの北西方向から南東方向へとつながる細長い海峡であり、スンダ陸棚上にあるために平均水深は約25メートルと浅く、岩礁や小さな島、浅瀬が多い[3]。このため、大型船舶の可航幅がわずか数キロメートルの箇所もある。

 この状況ですが、-25mの水深があるなら海流が呼び込めるのですが、細長い海峡である部分がマイナス作用で、海面の高低差が大きくならないと、海流を呼び込めなかったという状況でしょう。マラッカ海峡とスンダ海峡のそれぞれでの評価です。
 ここに海流が通じるとその北側のインド洋や東側の太平洋に、エネルギー交換を提供するでしょう。その結果こそ海流の変化であって、温暖化による急激な海面上昇を招いていると思えるのでした。

 これで海流の変動こそ、海面上昇を伴うほどの、気象の大きな変化を産み出していると統計的にも科学できるでしょう。
 参照例には続きがあって、ダンスガード・オシュガー・サイクルという物があるのです。これはデーターをイラストで見て頂く部分です。ここまでは3万年前以降の温暖化の話で進んできたのですが、この続きはそれよりも古い、12万年前までを遡ります。イラストを参照下さい。以下の解説はwikiからです。

ダンスガード・オシュガー・サイクル(Dansgaard-Oeschger cycle)は、最終氷期に起こった急激な気候変動である。数十年間で最大10℃の急激な温暖化と急激な寒冷化を繰り返したことがウィリ・ダンスガード(英語版)とハンス・オシュガー(英語版)によってグリーンランドの氷床コアの研究により提唱された(過去の気温は、氷床コア中の酸素の同位体から算出することができる)。
このような短期的な急激な気候変動は、ミランコビッチサイクルのような地球と太陽との位置関係による気候変動とは異なり、大西洋の海洋循環と関係する説が有力である。
現在の気候システムでは、暖流であるメキシコ湾流がグリーンランド沖まで到達することによって北米や北欧が比較的温暖な気候であるが、そのような暖流が停止すると、これらの地域は急速に寒冷化すると推測される。メキシコ湾流の停止は大規模な淡水の流入によって引き起こされることが提唱されており、北米に最終氷期にあったローレンタイド氷床(英語版)が温暖化とともに減少するとき、その内陸部に巨大な淡水湖(現在のアガシー湖の位置)が形成されたとされている。この湖から大量に淡水が大西洋に流入し、それによって一時的に北米や北欧を中心として急速に寒冷化したイベントがヤンガードリアスであるとされている。
また、このヤンガードリアスはダンスガード・オシュガー・サイクルの最後の寒冷化イベントであるという考え方がある。このような大量の淡水流入が繰り返し生じた原因として、さらに氷床の消長が関係していると推測されている。

 このデータの解釈は実際には難しくて、6万年前よりも古い時代はグリーンランド海極に極軸があった現実を、6から3万年前はハドソン湾極時代を表すのですが同様にこの場所に極軸があったことを意識しないと現実の姿に対応しないのでした。3万年前から現代までは、もちろん今の北極です。
 これを踏まえてデーターを見ると、ハドソン湾極時代にダンスガード・オシュガー・サイクルが増えた理由を推察できるのでした。
 グリーンランド海極時代には、1)a)のa)グリーンランドからノルウエーの周辺は極域であり、凍り付くでしょう。これよりも距離がある1)c)c)ベーリング海峡エリアは離れているので、時々解けては温暖化に寄与できたでしょう。
 これと比較するハドソン湾極時代ですが、1)c)c)ベーリング海峡エリアだけでなく、1)a)のa)グリーンランドからノルウエーの周辺も極軸からは離れているので、この双方が時々解けては温暖化に寄与できたでしょう。こう考えると、ハドソン湾極時代にダンスガード・オシュガー・サイクルが増えている部分を説明出来るのでした。温暖化が少し進むとこれらの場所が解けるので、温暖化を加速するのでした。その後に寒冷化してはまた、似た現象を繰り返し続けていたのでした。

 最後は3万年前以降の現在の北極軸における温暖化の状勢です。3万年前からを考えると3回ほど小さなサイクルが見られるますが、大きな発達にはなっておらず、本格的な温暖化が進展した約1万4千年前こそ、大きな変化になっているのでした。
 重要な事がもう一つあって、同時期の南極には大きな変化が見られないことです。これは地形に対応している現実であり、南極では大陸が一つあって周辺が海なので、複雑な地形で海水面の変化を問う状況ではないのでしょう。北極域との比較で、気象変動が少ないのでした。
 ここにある姿こそ、北極周辺でのちょっとした海流の変化が北半球の気象変動を促す姿であり、これがグリーンランドの氷に気象変動のデーターとして残るのでした。極域では10度温暖化したり、その後に寒冷化するのですが、距離が離れるほどにこの極端な変化はどんどん小さくなるが期待値でしょう。海流の変化の影響次第ですが、これは現実的にも南極の安定に寄与する姿その物でしょう。
 データーはここまでを見事に語るので、これをスエズ運河の6mの海面上昇に対応させるのは難しくないでしょう。140kmの長さがあるので、マラッカ海峡の様に今のままでは海流を生み出せず、深さが6mあるなら海の潮汐に負けずに、海流を生み出せるのでしょう。加えて一度流れが生み出せると、昔海峡であった部分までを砂が流されて元に戻すので、海底がさらわれて海流は強い物へと変化するのでした。その先には地球規模の海流と気象の大変動が待つのでした。リビアでダムが破壊されて大洪水が起きて死者が増えたのですが、スエズ運河に重なる地形的なダムが破壊されると、地球規模の大災害であって死者は比較できなほどに増えるのでした。
 ジブラルタル海峡は以下の説明をされています。

かつて地中海(テチス海)と大西洋は、現在のジブラルタル海峡の北側もしくは南側で連絡しており、ジブラルタル海峡の一帯は陸地であった。約600万年前、何らかの変化により両海の連絡ができなくなり、地中海の塩湖化(メッシニアン塩分危機)が進んだ。それが533万年前に解消された際に、一番低地であった場所が、ジブラルタル海峡であると考えられている。

 この説明が現実かどうかを調べると、現在のジブラルタル海峡の北側もしくは南側で連絡しており、と言う部分は確認が出来ないのでした。地形的に無理だという話ですが、これをこの学説を書いた人達には理解出来なかったのでした。悪魔くん達の介入の賜かと思うのでした。
 現実はスエズ運河の位置に当時の海峡があって、古い時代こそ今よりも海面が高くてここに海峡が存在できたのでした。6m以上でもありですし、さらなる過去にはそれ以上に高い時代も存在しているそうでした。海水は当時豊富にここから地中海に供給できていたのでした。
 ここを干上がらせて塩の地層を作り上げてから、ジブラルタル海峡を産み出して今の姿があるのでした。ここまでの過去を理解すると、これから6mの海面上昇を起こせば、ここに海峡が再び生み出されて、ジブラルタル海峡を通じて海流を大西洋に送り出す大きな変化を産み出す部分が理解出来るでしょう。その結果こそ地球規模の海流の再調整であり、安定するまでの間は温暖化という大きな変化に変化に苦しめられて、その後に安定化した海流により寒冷化の苦しみも産み出されるのが過去の、ダンスガード・オシュガー・サイクルの教える現実でしょう。この様な未来に向かってあなたは進んで行きたいでしょうかという話になるのでした。

 現状で自然が警告する未来は2027年に6mの海面上昇ですが、これを過ぎたあとの最悪は推定が難しいのでした。ここから温暖化はこれまで以上に暴走するので、さらに10mとかの海面上昇を引き起こすでしょう。
 それだけではなくて冒頭に触れたように、極端な気象変動が引き起こされて、農業にも打撃となり人類としても存亡の危機となるのでした。低地に住めなくなるし、農耕生活が気象の不安定化により、非常に大きく脅かされるのでした。
 今のままに何もなさずに2027年に6mの海面上昇を引き起こすなら、それは地獄に通じる門をスエズ運河に開くことに等しいでしょう。悪魔達の勝利の喜びだという意味です。ごく少数の物が力で他者を支配する、悪魔達の望む世界になるでしょう。

南極標高171m点から 20276を組み込む地の声で使われる場所
スエズ運河のスエズ側 560mインチ、56、プレゼント
スエズ運河の地中海側 14360km、359x4で悪魔x4
 悪魔のプレゼントだとされているのでした。

 今ならまだ間に合うのです。2027年に6m上昇する海面上昇の問題に向き合えるでしょう。自然の存在と、私達の祖先である神を名乗る人霊達の存在を知り、彼らのアドバイスに従い未来を見つめることで、最悪の未来を避けて進んで行けるでしょう。人間と自然で協力し合ってこの地の未来を産み出すのであり、自分の欲しか考えない悪魔達のあり方をあの世に送り返してこその、人類の未来でしょう。ここまでを教えてくれた自然と人霊とも協力して、あるべき姿の未来に進む必要があるのでした。
 この記事のあとで2049~2075年に太陽に接近する太陽の伴星のリスクの話をします。このリスクまでを超えて未来に私達の子孫を導く必要があるのであり、永続する平和な未来を達成すべく、私達の努力は今後も続くのでした。もう悪魔達には負けない所まで来ているでしょうから、足を掬われないように注意しながらあるべき姿の未来を目指しましょう。自然と協力協調して宇宙に広がる未来のために、自分に出来る事を重ねる中で、子供達の為にも頑張りましょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン