パンとサーカスの自公政権による司法犯罪を使った福原秋本木原劇場3 8月10日

 続きはプレサンスの社長さんの逮捕と秋元司氏の逮捕のニュースと解説です。

冤罪の被害額は70億円、248日間の独房暮らし 「それでも検察は謝罪も検証もしないのか!」東証1部上場企業創業者の怒り
 大阪城公園のほとりにひときわ目立つガラス張りの超高層ビル「クリスタルタワー」での栄華を誇った社長生活から一転、たった3畳の独房暮らしへ。分譲マンション供給戸数が全国有数で東証1部上場(その後東証スタンダードに移行)の不動産会社プレサンスコーポレーションの創業社長だった山岸忍さん(60)は、無実の罪で大阪地検特捜部に逮捕され、拘置所での勾留生活を余儀なくされた。会社倒産の危機を前に、一代で築いた売上高2000億円超の会社も泣く泣く手放した。
 だが山岸さんは約2年後、無罪判決を得て冤罪を晴らす。検事のからめ手による攻略にも、うそなく認識通りのことを答える「単純で率直な思考」の流儀で対抗した。無罪確定後も検察サイドが謝罪も検証もしないことに怒りを隠さず、国を相手取った賠償の請求や言論活動で闘いを続けている。その心境を聞いた。(共同通信=武田惇志)
 ▽21億円横領事件に発展
 2015年12月、山岸さんは当時の部下から「この土地をプレサンスで買うことを検討したいんです」と持ちかけられ、“21億円横領事件”に巻き込まれた。「この土地」とは「明浄学院高校」(大阪市阿倍野区)の敷地のことで、移転を検討していた学校法人が現校地を売却しようとしていたのだ。
 ターミナル駅であるJR天王寺駅へ歩いて行ける距離かつ文教地区で、住宅地としては非常に魅力的だった。
 しかし話はスムーズに進まず、その後、部下から「案件を前に進めるため、社長個人のお金、18億円を貸してください」と頼まれてしまう。当然貸したくなかったが、学校は再建資金(移転費用など)を確保してからでないと現校地を売ることができないのだろうと山岸さんは理解し、最終的に貸付に同意する。もちろん、18億円は学校に再建資金として貸し付けられるという前提だった。
 18億円の貸付が実行された後、2017年に学校法人は敷地を売り、21億円の手付金を得る。この手付金の一部が、山岸さんへの18億円の返済に充てられた。ここまではすべてが問題なく進んでいるように見えた。
 しかし2019年になり「学校法人で21億円が所在不明になる」などと新聞報道される。大阪地検特捜部の捜査が始まり、資金不明事件は“21億円横領事件”へ発展していった。業務上横領の主犯として元学校法人理事長の女性が逮捕されると共に山岸さんの元部下らも共犯として逮捕されることになる。
 この間、「自分は悪いことをした認識がない」山岸さんはほぼ毎日地検の取り調べに任意で応じていたが、2019年12月、ほどなく自身も逮捕されてしまった。それ以降、保釈を勝ち取るまでの248日間、大阪拘置所の独房で孤独に苦しみ続けることになった。
 ▽彼女は天才、敵ながらあっぱれ
 山岸さんは当時を振り返って言う。
 「逮捕された時、『裏切られた!』と思いましたよ。ただ、検事も演技がうまいんですよ。『私はあなたの味方であって、逮捕状なんて出るはずがなかったのに』という口ぶりでね。だから拘置所に行った時も『こいつにはめられたのか? 違うのか?』と感情の葛藤ですわ」
 それでも山岸さんは当時、弁護士よりも担当検事の山口智子氏を信頼できると思っていた。弁護士の接見は1日わずか1時間に過ぎないが、検事とは毎日たっぷり8時間の長い取り調べを共にしていた。
 じっとしていることが大嫌いで、孤独が苦手だった山岸さんにとって、話し相手があることは何よりありがたかった。山口検事は、弁護士のように事実確認の厳しい突っ込みもなく、のらりくらりと雑談にも興じる。
 「3畳の独房に鍵を掛けられて気がおかしくなりますよ。立ってはいけない、寝転んではいけない、何してもいけない。朝起きたら検察官が取り調べに来てくれるのが待ち遠しくて仕方がなかった。午後3時とかに取り調べが早く終わっちゃうと、『え、もう帰っちゃうの?』って思ったほどで。一番ショックだったのが『今日で起訴します、明日からは来ません』と言われた時ですね」
 山岸さんはそのように倒錯した心理状態となり、逮捕後に弁護士から完全黙秘を求められても、抵抗を感じて取り調べに応じ続けた。大学は法学部法律学科出身だが、学生時分の不勉強がたたり、刑事司法はまるで無知。「正義の味方」は話せばいつか分かってくれると思っていた。
 「逮捕後もまだ山口検事を信頼していて…。彼女は本当に天才です。何かしゃべらせるんですよ、関係ないことでも。人間、しゃべらされたら事件のこともしゃべってまうでしょう。どう喝する検事だったら僕も黙秘してますよ。彼女は敵ながらあっぱれでしたわ」
 実は山岸さんが学校法人に貸したつもりになっていた18億円は、主に、逮捕された元理事長個人に貸し付けられ、彼女が学校法人を“乗っ取る”ための関係者の買収費用に使われていた。学校の再建費用に使われるとの元部下の説明はうそだったわけだが、山口検事に18億円の金の流れが記載されたチャートとともに指摘され、寝耳に水だった。
 当然、取り調べは「山岸さんは18億円が(一部でも)買収に使われるということを認識していたのか」という点に集中していた。山岸さんは、何度も「僕が渡した18億は学校に入ったとの認識。面識すらない女性の手に渡って学校再建以外の目的で使われているとは思わなかった」と反論し続けた。
 後に取り調べの録画映像を確認して分かったことだが、検事の誘導に乗って自白と取られかねない供述をしそうになる瞬間が何度もあった。ただ、「邪気を持たずに認識通りのことを言い続けた」ことで、ぎりぎりのところで踏みとどまった形になったという。
 ▽人質司法は「あり地獄」
 逮捕翌日、プレサンスコーポレーションの株価は急落し、ストップ安に。現役社長の逮捕で経営の先行きに不安が広がっていた。山岸さんは即座に社長の辞任を決断、副社長が社長に昇格した。起訴後も保釈が認められず勾留が長期化する中、不動産大手オープンハウスに株式を全て売却すると決めた。「断腸の思いですよ。当時はとにかく会社を守らなあかんとしか考えてなかったですね」
 信念は「今が一番幸せじゃないと気に入らない」。そのために努力も仕事も遊びも一生懸命やってきた。「減収減益は嫌だ」との意地にかけて、今まで血のにじむような努力をして一代で育て上げてきた会社を一瞬にして失ったのだった。業界関係者の多くは「あの男は終わったな」と冷ややかな視線を送った。
 結局、保釈請求は計5回却下された。検察側は「海外逃亡や部下らとの口裏合わせによる証拠隠滅のおそれ」を主張し、山岸さんの心身が限界との訴えに対しても「負担が限界に達しているとは到底思えない」と反論した。罪を認めないと保釈が認められない「人質司法」の状況を、山岸さんは「あり地獄だった」と表現する。先の見えない拘禁状態のストレスにより、普段の人格を失うほど精神的に追い詰められたという。
 「(極限状態で)取るに足りない一言で腹が立つようになってしまってね。奥さんが面会に来てくれて、『久しぶりにご飯を食べに行ってお酒飲んだ』と聞いただけで腹が立つんですよ。『おまえ、コロナになったら面会に来てくれへんようになるやないか!』って」
 当時の日々は、これまでの人生からぶつっと切り離された存在と思えるほど、本当に自分に起きたこととは思えないトラウマ的な経験だった。
 2020年8月、6度目の請求でようやく保釈を勝ち取った。無罪主張は維持していた。ただ住居玄関への監視カメラ設置や預金口座の支払い停止措置など、厳しい条件を飲まされた。かくして248日間もの長期勾留を耐え切った。今は、理由をこう分析する。
 「大学卒業後、大手不動産会社に新入社員で入った時の方がきつかったですね。拘置所はご飯食べられますもん。当時は数字取らなかったらご飯食べさせてもらえんかったですから」
 「あとは(戦えた理由の一つとしてあるのは)経済力ですね。普通のサラリーマンの方だったら、家族も心配だし、(検事の取り調べで)折れちゃいますでしょう」。山岸さんは刑事弁護のプロや元検事、元裁判官の弁護士を集め、一流の弁護団を結成していた。
 ▽検察控訴せず完全無罪
 「検察なめんなよ。命賭けてるんだよ、俺達は。あなたたちみたいに金を賭けてるんじゃねえんだ。てんびんの重さが違うんだ、こっちは」。案件を山岸さんに持ちかけ逮捕された元部下に、取り調べの男性検事が言い放った言葉だ。だがその言葉と裏腹に、検察の捜査はストーリーありきのずさん極まりないものだった、と指摘する。
 「検察はそもそも、証拠をまともに見ていないんですよ。例えば、検察から証拠開示された電子メールなどを約20人の弁護団員で全て分析するのに1年ほどかかってるんですよ。一方、検察は関係各所へのガサ入れ(家宅捜索)で証拠押収してから2カ月足らずで僕を逮捕していますから、証拠を吟味していないんです。弁護団の分析からは、僕の認識と違う客観証拠が一点たりともなかった。にもかかわらず検察は(僕が横領に関わったとのストーリーで)関係者の供述をねじ曲げて起訴したんです」
 2021年10月、懲役3年の求刑に対し、大阪地裁は無罪を言い渡した。検察は控訴せず、文字通りの完全無罪だった。日本ではほぼ100%負ける特捜事件の公判で勝利したのだ。判決は、検事の取り調べが元部下に虚偽の供述をするよう追い込んだ可能性にも触れていた。
 判決確定後、山岸さんは「公益を代表する国の機関がこれほどの過ちを犯したんだから、事件の調査や検証がなされるはずだ」と期待していた。しかしそんな動きが起こる気配はみじんもなかった。
 「今回の冤罪で私の受けた被害は、単純計算で70億円超です。われわれ民間企業がそんな大きな失敗をしでかしたら、普通は第三者委員会を開いて検証するでしょ? ところが検察はやらない。これだけの冤罪事件をなかったことにするのは許せない。厚生労働次官だった村木厚子さんが逮捕された冤罪事件の後に僕の事件が起こってるわけで、このまま放っておいたら『またやりよるで』と思ったんです」
 そこで山岸さんは2022年3月、国に対し被害の一部である7億7千万円の賠償を求めて損害賠償請求訴訟を起こした他、元部下らを威圧的に取り調べた男性検事2人を証人威迫容疑などで刑事告発した。検察庁はこの2人を不起訴としたが、山岸さんはさらに付審判請求を行い、2人のうち1人については特別公務員暴行陵虐罪で起訴するよう裁判所に求めた。大阪地裁は請求を棄却し起訴を認めなかったものの、「机をたたき、怒鳴り、時には威迫しながら、長時間一方的に責め立て続けた検察官の言動は、陵虐行為に当たる」と認定した。
 「村木さんの事件後、検察上層部は『あたかも常に有罪そのものを目的とし、より重い処分の実現自体を成果とみなすかのごとき姿勢となってはならない』とする『検察の理念』を作りましたね。でも、現場の人は正反対のことばっかりしている。われわれ民間企業なら、たとえ経営者が素晴らしいお題目ばっかり唱えても、末端の従業員に守らせなかったら、経営者失格ですよ」と舌鋒するどく批判する。
 ▽「巨大化した個人商店」を反省
 山岸さんは今、京都で規模は小さいが同じ不動産デベロッパーの会社を立ち上げ、再起を図っている。プレサンスコーポレーションで手腕を振るっていた時分は、第三者委員会の報告書でも指摘されたように「巨大化した個人商店」だった。トップがワンマンで即断即決して会社を急成長させたが、いつのまにか誰にも相談できない体制になっていたと反省した。今では部下に「こら」と叱りつけるのもやめたという。
 これらの得がたい経験は2023年4月、著書『負けへんで!東証一部上場企業社長vs地検特捜部』(文藝春秋)で詳細にまとめて世に問うた。人権団体の講演会や刑事司法のシンポジウムなどでも、自身の体験を精力的に話すようにしている。
 「時間の許す限り協力はしていきたいと思っています。ただ、手応えはないですね。一般の国民が人ごとだと思ってますからね。世論は動かないし、国会議員も動かない。それでも、やらなあかんのじゃないか。(検察が)変わるとまでは思わないけど、少しでもくぎを刺すことができれば。二度とこういうことが起きないように」

事実無根 私はこうして特捜に嵌められた
著者であるあきもと司・前衆議院議員は、2019年12月25日、「IR汚職事件」で東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。そして2021年9月7日、東京地裁において懲役4年の実刑判決が言い渡される。だが著者は「すべての容疑は事実無根である」と一貫して無罪を主張し続けてきた。
本書は著者による冤罪の証明である。
著者はなぜこの事件に巻き込まれ、いかにして有罪判決を下されるまでに至ったのか。
著者は言う。「検察はまず有罪ありきで物語を作る。物的証拠はほとんどないにもかかわらず自分たちに都合のいいように物語を創作するのです」。一方、著者は自らの無実の証明のためにいくつもの証拠を列挙して見せた。贈収賄が行われたとされる時刻、移動距離、移動時間、スケジュール等、全てにおいて犯行が行われた形跡はなく、むしろ「犯行は不可能だった」という証拠が歴然と存在しているというのだ。当然、これらの証拠は裁判にも提出され争われた。しかし、それらの証拠を「一顧だにしない裁判長によって有罪判決が下された」(著者)。
本書は「冤罪の構図」ともいうべき検察組織の膿を暴露し、同時に自らの潔白を詳細な証拠とともに明らかにした内容となっている。
本書の主な内容
序 章 検察の横暴
事実無根の事件に巻き込まれる/私が政治家だったから事件に巻き込まれた/何がなんでも私を陥れたい検察
第1章 賄賂疑惑
300万円は誰が誰に渡したのか/スケジュール表に入っていない面会はありえない/「有罪ありき」で進められた裁判/ことごとく否定された私の主張
第2章・講演と視察
2人のブローカーが考えた計画/賄賂姓が問われた北海道留寿都村への視察/裁判では検察の取り調べの供述のみが証拠として採用
第3章 証人買収
押収された紙幣の帯封から私の指紋が検出された真実/誤解を招く行動が結果的に証人買収罪に
第4章 取り調べと勾留
逮捕当日は自ら指定のホテルへ向かった/有罪ありきで進められた取り調べ/要職に就いていた私が検察のターゲット/元秘書、豊嶋氏への執拗な検察の取り調べ/約1年間過ごした勾留中の生活
第5章 主張の相違点
議員会館へは立ち寄っていたのか/証人買収罪はそもそも成立するのか
第6章 憤り
今回の事件で私は被害者/私を陥れた人物への憤り/私の信念と政治活動
特別寄稿 弁護人 弘中惇一郎
今回の事件は「事実無根」です

IR汚職、秋元司被告に懲役4年の実刑判決 東京地裁
2021/9/7 22:20
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた衆院議員、秋元司被告(49)の判決公判が7日、東京地裁で開かれ、丹羽敏彦裁判長は懲役4年、追徴金約758万円(求刑懲役5年、追徴金約758万円)の実刑判決を言い渡した。現職国会議員が贈収賄事件で実刑判決を受けるのは異例。秋元被告は即日、控訴した。
秋元被告の保釈は取り消され、弁護側は保釈を請求。地裁は保釈を認める決定をし、地検は東京高裁に抗告した。秋元被告は弁護人を通じて次期衆院選に地元の東京15区から立候補する意向を明らかにした。
判決では、収賄と証人買収のいずれも認定。争点となった議員会館で現金300万円を供与したなどとする贈賄側の供述は「客観証拠や状況と整合し、核心部分が合致している」と認め、現金を授受したとされる時間帯には現場にいなかったとした弁護側の主張を退けた。丹羽裁判長は、収賄については「執行猶予の余地があった」とした上で、証人買収を「前代未聞の司法妨害」と指摘。「公人としての倫理観はおろか、最低限の順法精神すら欠如している」と述べた。
収賄罪の共犯に問われた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(42)に対しては懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決によると、秋元被告はIR担当の内閣府副大臣だった平成29年9月~30年2月、IR事業で便宜を受けたい趣旨と知って計約758万円のわいろを受け取り、令和2年6~7月、現金提供の見返りに虚偽証言をするよう贈賄側に持ち掛けた。

「全然納得できない」「むかつく」。秋元司被告の弁護人を務める弘中惇一郎弁護士は7日、判決後に記者会見し、秋元被告が判決について不満をあらわにしたと明らかにした。判決前には、「6割ぐらい(の確率で)無罪になる」と、自信を見せていたという。
判決前日の6日夜には産経新聞の電話取材に応じ、「公判の中で、無罪であることは証明させてもらった。それも客観的な証拠に基づいてね」と、自信をのぞかせていた秋元被告。「公正な判断が出ると思っている。その前提で準備をしている」とも語り、次期衆院選への意欲も示していた。
だが、判決では秋元被告側の主張は全面的に却下された。弘中弁護士は「議員会館での現金受領はなかった」と改めて主張。「控訴審でこの誤りを是正し、無罪判決獲得に向けて行動していく」と話した。

 秋元氏を有罪にしている検察のでっち上げは、二人が嘘の証言でお金を渡したとする部分にあり、もう一つこの場所に秋元氏がいたかどうかが問題です。
 検察は嘘の証言に飛びつくので、これを仕掛けられると非常に苦しいでしょう。これを覆すためにその場に秋元氏がいられなかったとするのですが、ここで秋元氏の提出した証拠が不当に無視されていると言えるので、彼を有罪としているのでした。
 その証拠はコピーのコピーですが紹介しておきます。大臣室での写真に時計が映り込んでいる部分と、iPhoneのヘルスケアアプリで移動状況が記録されていた部分です。裁判ではiPhoneのヘルスケアアプリは信頼できないとのことですが、これは裁判官の良心であって憲法の規定通りに中身がなくて、悪魔に変身できる部分でしょう。この裁判官こそ嘘つきの人間の屑の姿であり、ここにある物こそ、無間地獄に行くに相応しい自己の利益に溺れる悪魔の行いなのでした。
 ジェド柱を立てると嘘が通らないので、お金を渡した部分から崩れるでしょう。検察の作り上げた嘘が消える前例になって欲しいところですし、裁判官の良心ほど悪魔になれる道具であると知って欲しいのでした。再審請求よりも前に政権の利益の為に犯罪を重ねる悪魔の姿丸出しの丹羽敏彦裁判官と検察が免責条項でゲロしろです。これで政権の利益の為に犯罪行為を重ねる司法の実体だと私達は知るべきなのでした。

 この記事の最後は、鈴木宗男氏と三井環氏の冤罪です。
 まず鈴木宗男氏の冤罪です。三井環氏の裁判で無茶な嘘を重ねた直後なので、生け贄の羊としての犯罪者が必要だったのが、政権と司法の上層部の現実だったのでした。自分達の嘘に国民の意識が向くことがないように、ワイドショウの喜ぶ悪事を描きたかったのでした。
 まずは鈴木宗男氏への評価です。4件の有罪判決で公民権を失うのみならず、約1年ほどを収監されているのでした。以下の4件です。

やまりん事件 関連会社の落札開始の働きかけ及び随意契約による利益確保
島田建設事件 受託収賄事件
政治資金規正法違反事件 政治資金規正法違反
モザンビーク共和国洪水災害国際緊急援助隊派遣介入事件 議院証言法違反

 始めの3件までは、検察が証人をでっち上げる類いの冤罪でしょう。この中にあってモザンビーク事件だけは、多少性質が異なり、鈴木氏の過失があると思えます。しかしながら本質は外務大臣の職権であり、鈴木氏に全ての責任をなすりつけることには無理があるでしょう。
 こちらの目で見てこの1件のみ問題を起こしたでしょうが、これで公民権停止になる程の罪になるのかは、もちろんですが、再検討の余地があるでしょう。鈴木氏を告発するよりも外務大臣をつるし上げろという意味でもあるのでした。この議論はゼロでしょう。無能な外務大臣こそまずは批判されるべきであり、鈴木氏のやり過ぎはその後に来る物で普通なのでした。職権のない政治家がわめくとも、我慢して任務を遂行せよです。
 関連する鈴木氏の偽証は偽証で評価されるべきなので、ここではその事実は偽証であろうと思います。しかしながらこれでどこまで公民権の停止と収監するほどの犯罪行為に仕立て上げられるかは、改めて検証すべきであって、検察と裁判所のやり過ぎがこちらの見た目です。モザンビークの件に付いては鈴木氏にも問題はあったのですが、本質は職権を持つ外務省と大臣の落ち度なのに、問題を鈴木氏の介入にすり替えられているのでした。ここに公平性などゼロでしょう。
 鈴木氏は維新から参議院議員になれるほどに状況を回復できています。北海道の人々には重要な人材なのでしょう。この先も北海道の皆さんの期待に応える活動をして欲しいと思います。

 最後に三井環氏の、非常に重要な問題です。以下wikiから転載です。

2002年4月22日に暴力団組長の親族名義で、競売された神戸市のマンションを落札したが、居住の実態がないのに登録免許税を軽減させたとして、詐欺容疑で逮捕される(三井環事件)。逮捕当日、三井は裏金問題に関してテレビ朝日の報道番組『ザ・スクープ』の収録および『週刊朝日』副編集長との対談が予定されていた。現職検察幹部が初めて裏金問題について、「検察庁が国民の血税である年間5億円を越える調査活動費の予算を、すべて私的な飲食代、ゴルフ、マージャンの「裏金」にしていることを、現職検察官として実名で告発する……」として証言するビデオ収録当日の朝に任意同行を求められそのまま逮捕されたことから、三井の支援者およびマスコミからは検察による口封じであると批判され、『ザ・スクープ』をはじめテレビや新聞、週刊誌でも口封じ逮捕に関する特集が組まれる事態へと発展した。
その後、収賄罪や公務員職権濫用罪で起訴され、5月10日に懲戒免職となった。
また、拘置中には持病の糖尿病治療が満足に受けられず、獄死させられる危険も指摘された上、意識朦朧になり裁判をまともに受けらないおそれがあった。2003年3月12日に15回目の請求で保釈保証金800万円で逮捕から11ヶ月ぶりに保釈が認められた。
裁判では無罪を主張したが、2008年8月29日に最高裁(中川了滋裁判長)で懲役1年8か月、追徴金約22万円の実刑判決が確定した。これにより法曹資格を失った。2008年10月17日大阪地裁への出頭を経て大阪拘置所収監(数ヵ月後には静岡刑務所に移送されている)。2010年1月17日の深夜零時に満期(懲役1年8ヶ月だが5ヶ月間の未決勾留が算入されているため実際の刑期は1年3ヶ月)。18日朝に釈放、静岡刑務所出所。
2010年9月27日、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件に関して小林敬大阪地検検事正、玉井英章大阪高検次席検事(前大阪地検次席検事)、大坪弘道京都地検次席検事(前大阪地検特捜部長)、佐賀元明神戸地検特別刑事部長(前大阪地検特捜部副部長)につき、犯人隠匿罪での告訴状を検事総長の大林宏に送付し、10月6日に受理された。同年10月1日に大坪京都地検次席検事および佐賀神戸地検特別刑事部長が逮捕され、両人とも大阪高等検察庁総務部付に異動した。 2011年3月、「市民連帯の会」を発足、代表に就任。裏金問題や冤罪を生む法務省・検察庁・裁判所の暴走にくわえ、福島原発事故の真相隠蔽についても糾弾している。

 続きのこちらはネットの拾い物です。
検察裏金告発者「一度口を開いたら二度とムラにいられない」
 内部告発はいわば「義憤」の面もあるが、実際に内部告発をした人々はその後実にキツい報復を受けることも多々ある。仕事を与えられない…、不本意な部署に異動させられる…など様々だ。しかも、国家権力と相対するとなると、告発直前になって“口封じ”されてしまうケースもある。現職の大阪高検公安部長として、検察の裏金問題を告発しようとした三井環氏(73)がそうだ。当時、同氏を支えてくれる人は、ごくわずかだったという──。
 * * *
 内部告発のシナリオはできていました。ところが、朝日新聞記者と打ち合わせをした3日後、私が自宅の玄関を出ると、待ち受けていた“同僚”の捜査官3人に逮捕された。身に覚えのない詐欺容疑でした。
【2002年4月22日に逮捕された三井氏に掛けられた容疑は、実際に住んでいないマンションに住民票を移し、税軽減の措置を受けるための証明書を詐取したというものだった。「大阪地検特捜部」の手掛ける事件としては、異色の“微罪”である。同年4月半ばから、三井氏は検察庁が組織ぐるみでプールしていた年間7億円にも上る裏金(調査活動費)の実態について実名告発する準備を進めていた】
 5月の連休明けの朝日新聞にスクープ記事が出たら、野党の民主党(当時)が国会で質問する。現職幹部の私が実名証言し、その日のうちにバッジを外す──という運びになるはずでした。
 逮捕された日も、記事が出た後に放送するための民放のインタビューを大阪市内のホテルで収録する予定でした。私とメディアの接触を察知した検察は生放送と勘違いして、慌てて強硬手段に出たのでしょう。
 いきなりの逮捕。さらに再逮捕と続き、保釈を勝ち取るまで、拘留期間は325日にも及びました。
 銀行口座が凍結されたので、カネも引き出せない。弁護士費用を工面するにも妻が知人に借りてこなければなりませんでした。
 告発したことに後悔なんてない。正しいのは自分だから、そう思います。
 でもね、内部告発をしてから、検察の同期や先輩後輩から連絡は一切なくなりました。かつて500~600枚は来ていた年賀状も、数枚になりました。裏金のことを知っているからこそ、捜査権を持つ組織を敵に回す怖さを知っているからこそ、近寄りたくないのでしょう。
 そういう国ですよ、日本は。一度口を開いたら、2度とその“ムラ”にはいられない。だから、ほとんどの人は矛盾を感じていても口を噤むのです。
※週刊ポスト2017年8月4日号

 この当時何が起きていたのかですが、検察が崩壊するほどの事件なので、政治家に泣きを入れて、自民党の言う事を何でも聞くので、検察の裏金問題をなかったことにして下さいという物だったのでした。ここには多少の推定もあるのですが、この時以降、検察は政治権力の「犬以下」に成り下がっているのでした。今に見る犯罪を請け負う組織に堕落したのでした。
 流布される情報では、元法務大臣の後藤田正晴氏の事務所に、当時の原田検事総長と松尾邦弘法務事務次官、古田佑紀刑事局長が訪れて、三井氏の敵であった加納氏の人事が承認されないと裏金問題で検察が潰れると泣きを入れたらしいのでした。
 この滅茶苦茶ぶりを事実からご理解を頂きたいのでした。三井氏の罪など普通ならギリギリでも微罪であって、当時の慣習に照らすなら無罪でしょう。これを無理やり、しかも最高裁まで使って有罪にでっち上げているのでした。ここに裁判官の正義など、憲法上の中身の規定されない良心など、人間的な正義という意味においてゼロなのでした。裁判官こそ無罪に等しい行為を極悪非道の犯罪行為にすり替えられるのでした。これこそメッチャクチャなのです。しかも憲法こそ馬鹿げたこれを許せるのでした。
 その結果で三井環氏は犯罪者にされて、法曹資格も失い、検察の裏金問題はないことにされて落ち着いているのでした。この状況のどこに正義があるのでしょうか。
 検察というか司法は、この前までは日米合同委員会の奴隷だったでしょう。これは敗戦国なので仕方がないのですが、三井環氏の事件を経て、自公政権の奴隷以下の人間ではない、思考力の乏しい「犬以下」に成り下がったのでした。他者を不法に傷つけても何も感じない狂犬という意味です。これで現実の現在の司法の姿なのでした。
 この後半年くらいで国会議員石井鉱基氏の暗殺事件を自公政権が起こす上で、司法が全面的に協力した姿こそ、いとあわれでしょう。この国の司法は国会議員の殺人事件まで目をつむるのでした。CIAと自民党の案件でしょうが、堕落した司法である事を明らかにした事件でしょう。
 信じがたくとも、今目の前で前橋地検は証拠を捏造してか弱い女性を死に向かわせていますし、小保方氏に続いて、福原愛氏をワイドショウのネタに仕立て上げて、苦しめながら人目を引くおもちゃにしたいのでした。他人の不幸は蜜の味という自公政権の陰謀劇場なのでした。
 このレベルの悪事がいつまで続くのかを、私達はまもなく知るでしょう。今後の憲法改正においては、検察の特捜制度の廃止と人質司法の廃止も必須になるでしょう。特捜の犯罪を利用した暴走ぶりは明確ですし、世界に悪だと批判される人質司法も愚かだった司法のあり方として歴史に刻んで止める時でしょう。国民に自分の悪事を告発させない司法という絶対権力が、当然のごとくに腐敗したこの例を日本の歴史に刻み、国民が司法制度を、不正が起きてこないように監視しましょう。政治家に任せきると彼らも利益を求めて不正を働くのであり、国民が監視できる姿こそ、最も重要になるでしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

イラストへのコメント
 秋元氏としては非常に重要で、国民の皆さんにアピールできる資料なのに、HP検索ではこのページに載せた画像が出てこないのでした。
 気になって秋元氏のHPにも飛んで見たのですが、ここにもないのでした。元々のページからアメブロに変わっており、アメブロにはこの画像を載せるなと言う圧力がかかっているが推定です。載せるとアメブロから追い出されるという意味です。元々のページを消された部分が痛いというか、証拠を載せたくない者達の工作かと思います。
 このHPも主要な記事は検索できなくされているので、ここもあっと言う間に同じ扱いでしょうが、データーはここに残り、ジェド柱霊界ラジオがニュースになる時に役に立ってくれるでしょう。そして、この状況はさすが猿人達であり、何が重要な証拠なのかをわざわざ教えてくれているのでした。裁判官がこの証拠を不当に扱っている部分が丸出しなので、猿智慧に頼るのでした。頭隠して尻隠さずのような物でしょう。
 ここにある姿は、福原氏に対して、長女が引き渡されなかった事実を無視して、長男を不当に引き渡せとする裁判官と同じレベルです。不当に現実を無視する姿だからこそ、都合の悪い証拠を隠したいのでした。これで裁判官の良心の普通の姿だと、私達は知る時なのでした。そこに正義などないのであり、憲法で規定される中身のない良心の、中身が悪魔になった姿です。彼らにはどの様な良心の中身と、客観的な証拠に基づいた判断なのかを公表させるべきですし、憲法改正後こそこのレベルの開示が重要になるでしょう。加えて司法関連の嘘つき達を弾劾する仕組みも導入となるでしょう。
 以下は勝手に転載する秋元氏のブログ記事です。

2021-09-16 12:23:05
テーマ:ブログ
東京地裁で判決を受けて。

このように疑いを持たれた、一連の騒ぎになってしまった事は忸怩たる思いです。
しかし、一昨日の判決における裁判所の認定は、あいまいな贈賄側の証言だけに基づいたものです。
判決では,あたかも贈賄側の証言が,多数の客観証拠に裏付けられているかのように指摘されていましたが,9月28日に議員会館で秋元と面会をして金を渡したということを裏付ける証拠はありません。
 むしろ,9月28日当日,私がわざわざ議員会館に立ち寄って贈賄側と会って現金を受領することは時間的に無理であったことや,当日の私の予定の全てが機械的に記載されていたスケジュールに彼らとの面談予定が載っていないことといった,私の主張を十分に裏付けているまさに客観的な事実は,ことごとく無視されました。
一例を申し上げますと,裁判所は,9月28日に私が国交省に到着した時刻は13時55分頃だったと認定していました。そう認定しなければ,私が贈賄側と議員会館で面談して現金をもらったという裁判所の認定に支障をきたすからだと思います。しかし,私は,13時57分頃に,海保隊員らの表敬訪問を受けているのであり,その様子が撮影された写真が証拠として採用されています。隊員は10名以上いましたし,役人も立ち会っていました。そういった挨拶を受ける際には,直前に段取りの説明を受けるなどしてから部屋に招き入れるのです。13時55分に国交省玄関に到着して,そのわずか2分後に,4階の私の副大臣室で整然と整列した隊員らと面談するなど,時間的に絶対に不可能です。
そういった当たり前のことさえも,裁判所には考慮していただけませんでした。
私としては,裁判所には,もっと真剣に当日の私の行動を検討し,本当に,私が議員会館に立ち寄って贈賄側と面談するような時間があったのかを考えていただきたかった。
言葉は悪いのですが,一審判決は,秋元は悪であるとの結論ありきだったといわざるを得ず,到底承服できません。
そのため,私は,高等裁判所において,先入観なしに,まっさらな頭で証拠関係を見てご判断いただきたいと思い,今回控訴することとしたものです。

 くどいですが、再審請求よりも前に政権の利益の為に犯罪を重ねる悪魔の姿丸出しの丹羽敏彦裁判官と検察が免責条項でゲロしろです。自殺に逃げると悪魔の招待室であり無間地獄に送られる可能性を高めるので、生きている間に罪を償いましょう。

以上