地震に現れている自然の意図710 9月11日 9月13日追記

 地震と台風の位置から自然の意図を解釈しています。
 次の節目は9月11日を経て20日以降です。9月20日から30日の間が大きな転換点になりそうです。ウクライナ戦争はロシアが一方的に停戦を宣言できる9月末まで続きそうです。12月末までかかって停戦ではなく終戦になる可能性が出ています。日本では南海エリアと中部・近畿の地震と津波、これに加えて伊方を筆頭に、敦賀、柏崎刈羽原発の周辺に注意を向ける必要があります。2019年の12月の始めから結果を出すといって出さず、ずるずるやっているだけですが、この続きこそ重要になるでしょう。その続きは一つずつ崩して行くという感じです。
 博多の地震は3回目の延期で2021年の6月以降まで延ばしてやると伝えています。8月以降になるとリスクはさらに高まっているでしょう。これまで騙した分には最低限人間全般との協力関係の再構築が必要でしょう。取り敢えず人間が責任を持って回避に向けての努力をする事になります。
 「汚職のバイデン氏」陣営の不正選挙の証拠が一通り揃ったので、続きの変化でまずはトランプ大統領への再選(任)待ちです。

 死亡率が高めに偽装されている新型コロナウイルスは、治療方法が解熱剤に頼るとその部分で死亡率を高めます。スペイン風邪の治療法が隠されており悪質な犯罪行為です。当時の教訓に従い解熱剤を使わず、熱を出させてウイルスを殺すべきです。医薬品を使わなくても可能なほどの、当時の実績である免疫強化が相応しい治療方法です。解熱剤こそ人間の免疫を阻害して、ウイルスを増殖させて体力を奪って死に至らしめるのでした。
 生け贄という言葉には、神は悪いことをしないという思い込みのある人には強い違和感があるでしょう。現実に戦場において味方を犠牲にしないと勝てない戦いの最中です。勝利を得るまでは、味方を犠牲にせざるを得ない悲しい戦略を自称むごい神ミロク大神様は人間と共に断行しており、勝利の後にその態度を手放す意味と覚悟で旗印として消える予定です。善の側としてのアラーの神も同様に振る舞うでしょう。今は大きめの地震や津波並みですが、新型コロナウイルスでどれほどの被害を出すかの勝負が実際に起きているのです。400万人の中の一人にならない様に行動も出来るのです。
 生け贄というこの言葉は生きる選択肢を持てる人に、生け贄にならずに済ませて欲しいという願いです。尊い犠牲になりたければどうぞであり、現実でない神の姿と、オカルトに特徴的な人間の姿を知らずに綺麗事の自己満足を語る局面ではないのです。
 100年前のスペイン風邪のパンデミックにおいて、実際に起きていたことは米軍の使用から始まったワクチンの薬害であり、当時の不完全なワクチン技術に加えて12種類もの無理矢理の混合が人間の免疫を破壊していたのです。その治療法にアスピリンという解熱剤を今の数倍も過剰に投与し、そこから誘発される肺炎で殺してきたのです。あとから調べて分かる主原因の肺炎こそこの事実の証明です。
 ワクチン学を筆頭に医学の教科書にはこの現実を隠すための嘘が満載です。ワクチンの起こした薬害という現実をないことにする嘘を教科書に書いて医師達を洗脳して、人を殺して薬を大量に使う治療法で利益を得るという人間性のないビジネスモデルこそWHOでありCDCであり現代の医学です。AIDSの拡散とがんや糖尿病にも利用されている、嘘を教科書に書くというこの手法を変える必要があるのです。
 5千万~1億人と言われる死者はペンタゴンワクチン風邪とアスピリンの薬害の被害者であり、医療業界はWHOも含めてこの事実を隠して、新型コロナウイルスでの2匹目のドジョウを狙っているのでした。ミロク大神さまと未来の計画を立てた人間達は当時のこの被害を見過ごすことで、見殺しにすることで、大きな悲しみを抱えて今の情報公開で彼らの悪事をこの世から追放したいのです。これほどたくさんの味方を、言葉は悪くとも生け贄にしないと、犠牲にしないと勝てない悲しい戦いの現実に向き合ってみて下さい。勝利のために非情を貫かざるを得ない、そのつらさと苦しみが分かるでしょうか。人間としても、自分が感情が希薄になる人霊になるとしても、あらゆる種類の命という物の大切さを知ることになるでしょう。

 この記事に出てくる数値は、数字の羅列だけ見ても意味が分かりませんし、初めて見る方には事前に知るべき内容が多すぎて困るところでしょう。これまで隠されてきた先史文明の遺跡、地球の過去、今の未来の計画など簡単に説明するのは改めての作業です。
 まとめ記事は何度も書いているのですが、すぐに本1冊分になる状況です。自然災害の流れと政治の変化について、簡単に知るには以下の記事で数値の意味を調べて下さい。自然と人霊達が、地の声という地震からの距離と角度の情報で、様々なことを日本語とヘブライ語で数値化して伝えてきたのが1366万年前の過去から延々と続くこの世界の現実です。

地の声の情報の見方と基礎知識へのリンクについて
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1057

これから起きる構造線型地震の地震科学としての発生メカニズムとその候補の説明記事
自然の力と意図の存在を教える大規模地震の仕組み1~3
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1062
DB_ID@=1062、1063、1065がこれらのアドレスです。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

9月11日
 ウクライナ側の虚勢でしかない攻勢も、長くは続かないと明らかになる状況です。

ゼレンスキー氏、東部で奪還した集落「30超えた」…住民に戦争犯罪の情報提供呼びかけ
読売新聞 2022/09/10 22:08
 【キーウ=梁田真樹子】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日のビデオ演説で、ウクライナ軍が今月1日以降、東部ハルキウ州でロシア軍から奪還した集落数が「30を超えた」と発表した。ウクライナ軍の南部方面部隊の報道官は10日、南部でも反攻が進展していると強調し「露軍が住民を標的にしたミサイル攻撃などで報復に出る」可能性を指摘した。
 ゼレンスキー氏は、ウクライナ軍が解放した地域の住民に対し、占領下でのロシア側の犯罪行為について情報提供も呼びかけた。今後、露軍による戦争犯罪が明らかになる可能性がある。
 米政策研究機関「戦争研究所」は9日、ウクライナ軍が今回のハルキウ州の反攻で奪還した面積は「約2500平方キロ・メートル」に上るとの推計を明らかにした。
 戦争研究所はウクライナ軍が、州南部にある露軍の軍事拠点イジュームへの補給路を、「数日中に」遮断するとの見方も示した。イジュームは、露軍が隣接するドネツク州攻略に向けた出撃拠点にしている。
 露国営テレビは9日、ハルキウ州の占領地域に増派される露軍部隊の映像を繰り返し放映した。露国防省は占領地の喪失を認めていないが、ハルキウ州の親露派幹部は9日、一部地域がウクライナ軍の管理下に入ったことを認めた。
 ハルキウ州知事は10日、SNSで、州都ハルキウなどが9日、露軍の激しい砲撃を受け、14人が負傷したことを明らかにした。

 このニュースにある補給の拠点は次のニュースのクピャンスクの事であり、愚かなウクライナ軍はハリコフから100kmも離れた場所を攻撃して、ロシア軍の反撃の餌食になるのでした。これは分かり切っている結果であり、ウクライナ側にとっては、一時的にでも良いのでクピャンスクの安全を脅かせたことが、西側へのアピールになれば良いという姿です。突入部隊はまもなくロシア側の増援部隊に鎮圧されて、消えてなくなるでしょう。連中も、ミサイル攻撃などで報復されて負けるだろうと、予想までを垂れ流すのでした。

軍隊の移動と住民の避難:SVOのハリコフ方向の状況について知られていること
短いリンク2022年9月10日 14時13分ロマン・シマエフ
ハリコフ地域の当局は、ウクライナ軍による砲撃の増加により、解放された地域の住民に戦闘地域に家を離れるよう呼びかけた。これに加えて、ロシア国防省は、重火炎放射器システムTOS-1A「ソルンツェペク」を含む軍隊と装備のハリコフ方向への移転について報告しました。
ハリコフ地方の軍民行政長官ヴィタリー・ガンチェフは、ウクライナ武装組織による砲撃の激化に関連して、解放された地域の住民に、戦闘地域に家を出るよう要請した。
「残念なことに、敵は私たちの都市や町を破壊しようとますます試みています。現在の状況では、民間人の死を許すわけにはいかないので、戦闘地域を離れることを強くお勧めします」と彼はビデオメッセージで語った。
彼によると、ウクライナ軍から砲撃を受けている入植地は間もなく解放されるだろう:「しかし、その前に、最も重要なことは生命と健康を救うことである。
9月8日、ガンチェフはクピャンスクとハリコフ地方のクピャンスク地区とイズウム地区から女性と子供の避難を発表した。9月9日、クピャンスク地区のマキシム・グビン地区長は、困難な状況について報告したが、ロシア軍はクピャンスクという都市を十分な治安で拘束していると付け加えた。その後、地区行政の報道機関は、CAAの代表者がクピャンスクに残っていると報じた。
「砲撃は沈静化していない。行政は機能しており、市内に存在しています。その一部は、避難中に住民に同行するために地区の外を移動します、「RIA Novostiはメッセージのテキストを引用しています。
ロシア連邦国防省の前夜に、装甲車とロシア連邦軍の人員をハリコフ方向に移動させることを報告した。特に、重火炎放射器システムTOS-1A「ソルンツェペック」について話しています。

 ロシア側は増援部隊を送り出したとニュースを流すレベルであり、自信を持ってこのレベルの侵攻など踏みつぶしてみせると宣言しているレベルです。前線全体を何万人もの兵力と戦力で押し上げるならともかく、ここにあるのはハリコフ周辺に存在する森林の隠蔽効果を使って少数の戦車部隊を一時的に前進させたというかりそめの姿です。
 馬鹿げていることに、その最前線に補給物資を届ける手段など、ないに等しいでしょう。これから狩り場になって、駆られておしまいこそ、隠れる場のない突出した戦車部隊の姿でしょう。悲しい結末など、分かっていながらの前進だったでしょう。
 結局全体像では負ける以外に答えはないので、この戦争を引き起こした責任者の一人であるストルテンベルグは、次のニュースのように負けるとうそぶくのでした。卑怯者の姿その物であり、歴史に刻むべき人間の愚かさを明らかにしている態度です。

NATO長官、ウクライナは崩壊する可能性があると警告
そのようなシナリオを避けるために、キエフはロシアとの戦いを続けなければならない、とイェンス・ストルテンベルグは言った
ウクライナは厳しい冬に向かっている、NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグは木曜日に警告し、キエフにロシアとの戦いを続けるよう促した。さもなければ、国は独立国家として「存在しなくなる」かもしれない、と彼は言った。
「もしプーチン大統領(ウラジーミル)とロシアが戦いを止めれば、我々は平和を得るだろう。もしウクライナが戦闘を止めれば、ウクライナは独立国家として存在しなくなるだろう」とストルテンベルグは、ウクライナの外国人支持者を集めたドイツのラムシュタインでのアメリカ主導の会合の傍らでAP通信に語った。
ストルテンベルグは、紛争がいつまで続くかの時間枠を与えることを避けたが、ある時点で交渉で終わると述べた。しかしながら、これまでのところ、モスクワがウクライナでの目的を放棄する「兆候」はない、とNATO長官は述べた。
紛争におけるロシアの究極の目標は「ウクライナを支配する」ことだと彼は主張した。「少なくともこの冬に備える必要がある」ストルテンベルグは、西側は適切な冬の制服、発電機、テントなどを含む「支援を提供し続けなければならない」と付け加えた。
「冬が来て、ウクライナの戦場では冬が厳しくなるだろう。ウクライナ軍の規模が、昨年の冬のおよそ3倍の大きさになっていることは分かっている」とストルテンベルグは付け加えた。
しかし、NATOのボスは、「ウクライナでの戦争は極めて重要な瞬間に近づいている」と主張し、進行中のロシアの攻撃はドンバスや他の場所で「停滞」したと主張した。「ウクライナ人が反撃し、反撃し、領土を取り戻すことができたことが分かる」と彼は語った。
モスクワは、アメリカや他の欧米諸国に、ウクライナに武器や他の軍事装備品を「汲み上げる」のを止めるよう繰り返し求めてきた。ロシア高官は、キエフの継続的な支援は、紛争の最終的な結果を変えることなく、流血を長引かせるだけだと主張している。
ロシアは2月24日、ドネツクとルガンスクの地域にウクライナ国家内の特別な地位を与えることを意図したミンスク合意をキエフが履行しなかったことを理由に、ウクライナに軍隊を派遣した。ドイツとフランスが仲介した議定書は、2014年に初めて署名されました。元ウクライナ大統領ピョートル・ポロシェンコはそれ以来、キエフの主な目標は停戦を利用して時間を稼ぎ、「強力な軍隊を創設する」ことだったと認めている。
2022年2月、クレムリンはドンバス共和国を独立国家として承認し、ウクライナが西側の軍事ブロックに決して加わらない中立国であると公式に宣言するよう要求した。キエフは、ロシアの攻撃は完全に挑発的ではなかったと主張している。

 ここまで進んで、キエフ政権が反転攻勢が上手く進んでいるとガセネタを流している時に、これに冷や水を浴びせるセリフを平気で吐けるのでした。「ウクライナは独立国家として「存在しなくなる」かもしれない」これが彼の本音なのでした。
 上手く立ち回れればキエフにも勝ち目があると言いたいのかも知れませんが、現実の前線にはそんな物などどこにもないのです。彼にはその姿が見えているので、リスクを警告している姿ですが、同時にこれは負けたあとに向けて自分の立場を保つための言い訳でしょう。こんな物まで今の時点で出てくる程に、ボロ負けの姿が軍事的には明らかなのでした。
 笑えると書ける部分は、軍事専門家ではない、資本家のストルテンベルグでさえも理解出来るほどに、事態は悪化していて、キエフ側に勝ち目などゼロに等しいと見えている部分なのでした。
 この続きに何を見せてくれるのか、ロシア側の反転攻勢しかないところですが、ロシア側にとってはくだらない前線突破のマイナスを巻き戻すだけであって、勝利を誇示する姿にはなりにくいでしょう。
 こちらの予想では元通りにウクライナとキエフの劣勢が明確になるだけだと流すところでしょう。嬉しい勝利ではなくて、弱点を突かれたのでそんな物など挽回したが、そのメインの答えでしょう。誇るべき物ではなく、出来て当たり前であり、ウクライナ側の攻勢などこの程度で防げるのだと明確にする所でしょう。
 突破されやすい前線が森林地帯には存在できるので、これを敵に利用されただけが、長続きしない敵の今の姿でしょう。非常に愚かなキエフと米英の軍事部門は、目先の一時的な勝利で多くの人々を騙せると勘違いしているのでした。その結果がこの先の未来に現れるでしょう。

9月13日の追記
 ロシア側がすぐに反撃をする状況では無さそうで、しばらくはウクライナの喜びを伝えるニュースで溢れそうです。
 上に転載しているロシア軍の移動を援軍の派遣だと考えていたのですが、下に続けるニュースでは兵力が8倍もあったとのことで、これだと直ぐには立て直せないでしょう。大きな被害を敵に産み出している部分と釣り合わない情報なので、実際の所はまだ何かを隠していると思います。チェチェンのカディロフ氏は直ぐにも取り返すと口にしていますが、ロシア側はプーチン大統領も言及なしです。

ウクライナ兵はロシアの8倍、先週のハリコフ州の反攻=ロ当局者
2022/09/12 19:10
[モスクワ 12日 ロイター] - ウクライナ東部ハリコフ州に駐在するロシア側当局者は12日、ウクライナ軍が先週、同地域で行った大規模な反転攻勢について、ウクライナ軍の兵力はロシア軍および親ロシア派の8倍だったとの見方を示した。
ハリコフ州のロシア当局者、ビタリー・ガンチェフ氏はロシア国営テレビで、ウクライナ軍はロシアがこれまでに制圧した同州北部の集落を奪還、ロシアとの国境に迫ったと述べ、「約5000人」の民間人がロシアに避難したと語った。
「状況は刻々と厳しくなっている」とし、ロシアのベルゴロド州との国境は現在閉鎖されているとした。
ロイターは、戦況に関する発言が事実かどうか確認できていない。
ウクライナ軍は週末、ハリコフ州の要衝イジュムと、イジュムの北にあり、ロシアが一方的に任命したハリコフ州政府が拠点を置いていたクピャンスクを取り戻した。

【解説】 ウクライナの反撃、「奇襲」で成功 危険も残る
BBC News 2022/09/13 10:53
ウクライナは、ここ数日で3000平方キロメートル以上の領土を奪還し、ロシア軍を押し返す大きな成果を上げたと発表した。これほどの成功をなぜ収められたのか。戦争に勝つためにウクライナ軍が今後直面するであろうハードルは何なのか。BBCのジョナサン・ビール防衛担当編集委員が詳しく見ていく。
「ウクライナの奇襲能力を見くびるな」。ある米軍幹部が私にそう言ったのは今年の夏だった。当時、ロシアはドンバス地方で前進を続けていた。
ウクライナの奇襲能力は、この戦争の特徴になっている。ロシアをキーウから撤退させたことに始まり、最近ではクリミアを攻撃した。現在はウクライナ東部で、新たな驚きが生じている。
これまでの進軍のほとんどは、ロシアによるものだった。過酷な状況で犠牲を被りながらも、ゆっくりと前進していた。しかし今、軍を前に進めているのはウクライナだ。わずか数日で、数千平方キロメートルの領土を取り戻した。
ウクライナにとって最も大きいのは、東部ハルキウ市周辺を奪還したことだ。イギリスの最新防衛情報の報告書によれば、ウクライナは英グレーター・ロンドンの2倍の面積を解放した。ただ、記者は前線での取材が認められておらず、進軍と戦闘がどれほどなのか確認するのは難しい。
ウクライナは、戦略的に重要なイジュームとクプヤンシクを占領したと説明している。ロシアはそれらを、ドンバス地方の部隊への補給拠点にしていた。この損失だけでも、ロシア軍にとっては大打撃だろう。
ウクライナの前進の鍵は「奇襲」だ。これと、米英の長距離多連装ロケット砲など西側兵器の賢い利用によって、ロシアの補給線、弾薬庫、司令部を破壊してきた。ロイド・オースティン米国防長官は先週、ウクライナ側の長距離砲が夏の間に、400以上の重要な標的に命中したと述べた。
これらの兵器が登場する以前は、ロシアは砲兵の面で常に数的優位に立っていた。しかし今や、形勢は逆転したように見える。米情報当局によると、ロシアは数百万発の砲弾を補給するのに北朝鮮の助けを借りなければならない。これは、半年にわたる戦闘で備蓄が著しく枯渇していることを示している。
西側からの兵器の効果と、領土を取り戻すことへの決意が相まって、ウクライナはロシア軍とその代理勢力を、混乱した退却と思える状況に追い込んでいる。ソーシャルメディア上の画像からは、戦車や装甲車、武器、弾薬が慌ただしく取り残され、放置された様子がうかがえる。
興味深いのは、ウクライナの東部での前進が、南部でのヘルソン市に向かう攻勢よりも、はるかに速いペースで進んでいることだ。ウクライナは南部の攻勢についてかなり前から情報を発していたが、東部での計画は秘密にしていた。今考えれば、これも計画の一部だったようだ。東部で準備していたものを隠す目くらましだったのだ。
ロシアに不意打ちを食らわせたのは明らかだ。この数カ月、ロシアは南部の防衛を強化するため、東部の軍を振り向けている。その結果、どちらの前線も弱体化している。
しかし、ウクライナは南部での前進に苦労している。見通しのよい田園地帯で戦わねばならず、敵に見つかりやすい。ロシア側の防衛軍に打ち勝つには、より多くの兵力と火力が必要だ。
現在のウクライナにとっての危険は、戦争初期にロシアが直面したものと似ているかもしれない。複数の戦線で前進しようとすれば、弾薬、装備、兵力に犠牲が出る。戦果を上げるほど補給線は長くなり、防衛する側に狙われる。最も深く進軍した部隊が、相手に包囲される危険性もある。
楽観的な見方が出る一方で、ウクライナのオレクシイ・レズニコフ国防相は東部のウクライナ軍について、ロシアの反撃に弱いかもしれないと警告している。領土を確保するだけでは不十分だ。地盤を固めなければならない。現地住民の支持を得られれば、それは容易かもしれない。
ウクライナの2正面攻勢はリスクが高い。簡単に失敗し得る。だがこれは、単なる領土奪還ではない。たとえそれが最終的な目標であるとしてもだ。
ウクライナは今、世界にシグナルを送っている。この戦争に勝てると本気で信じているのだ、というシグナルだ。ウクライナはすでに、一連の成果を強調して、西側にさらなる兵器供与を訴えている。攻勢は重要な時期に行われている。冬になれば戦闘は困難になり、西側諸国の意志が試される。今はその直前だ。戦争はまだ終わっていない。ウクライナは改めて、形勢をひっくり返して世界を驚かすことができるとアピールしている。

 BBCの嘘の解説は今後の参考になるので選んだ物です。

1)キエフからロシア軍が撤退した理由を延々とウクライナの反転攻勢だとしているが、幼稚な嘘になるまでの間の話になる。BBCにとって一般人は軍事の事など知らないので、幼稚な嘘で騙し続ければ良いという、あからさまな態度です。
2)「ウクライナの奇襲能力を見くびるな」とのことですが、7月からヘルソンに対して一般市民向けに避難を勧告したのに、この部分へは何も出来ず、約3千人は死者を出したでしょう。ヘルソンにも奇襲をすれば良いのですが、ヘルソンには兵士と戦車を隠し守る森がないので、奇襲など無理なのでした。BBCは素人でも分かる奇襲が成功した理由を書かないのでした。航空機のエアカバーが使えないので森カバーですが、これで出来る事など場所限定であり、ここに兵力を8倍動員できた部分が良い作戦だったと認める部分です。ここでは通用しても他では通用せずに、ボロボロに負ける姿に変わりなしです。
3)とにかくウクライナには反撃能力が今も残されていると、西側の一般人向けにアピールしたいのでした。一時的に見せる事の出来る幻想なのですが、ここに他の嘘まで重ねて必死だと言えるのでした。ロシアの砲弾が尽きるので北朝鮮に頼るや、イランからドローンを導入するなど、根拠の示せない情報を軍事筋としてこれまでも多用し、この戦争の始まりから嘘まみれに進んできているのでした。
4)森がないと勝てないのに、西側にもっと援助をすれば、ヘルソンやクリミアまでも奪還できると誤解をさせることが目的であり、今のウクライナにはロシアの不意を突くくらいが精々でしょう。これから反撃されることを国防相が懸念するほどであり、補給も含めた領土奪還作戦であったのかが、結果に表れて前線を崩すことになると思います。
5)アピールすべきロシア側の損失も、ウクライナ側の損失にも触れず、ザポリージャ原発での特攻攻撃にも触れず、何の損失もなく反撃できたと記事にするのは詐欺でしょう。死者は5千人以上で、負傷者を含めて1万人以上が戦列を離れるでしょう。その先にある物が領土の防衛ならともかく、進みすぎた前線が崩される姿だとするなら、ただただ西側に戦況を誤魔化して武器と資金を得るための、単なる取り込み詐欺の作戦だった事になるでしょう。主に米軍の協力での作戦だったはずであり、双方が自覚する結果が出るまでの詐欺でしょう。

ウクライナ大統領、武器供与加速を西側に要請 攻勢受け
2022/09/13 10:57
[ゾロチウ(ウクライナ) 13日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国軍がロシアから奪還した北東部の地域で支配を固める中、兵器システムの納入を加速するよう西側諸国に要請した。
ロシアは10日、北東部ハリコフの要衝から撤退。それ以降、ウクライナ軍は反転攻勢を強め、多くの町を奪還している。
米軍当局者は12日、ロシア軍が制圧していたハリコフ付近からほぼ撤退し、兵士の多くが国境を越えて自国に戻ったと明らかにした。ロシアが北東部での作戦を支えてきた唯一の鉄道路線を放棄した可能性を意味する。
ゼレンスキー氏は12日夜のビデオ演説で、ウクライナと西側諸国は「ロシアのテロ行為に打ち勝つために協力を強化」する必要があると強調。特に対空システムの供給を加速させるよう呼びかけた。
米国は先週、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を含むウクライナ向け兵器プログラムを発表。これまでには地対空ミサイルシステム「ナサムス」を供与している。
ゼレンスキー氏は、約6000平方キロメートルの領土を奪還したと述べた。これはヨルダン川西岸地区とガザ地区を合わせた面積にほぼ匹敵する。
ロシアは2月24日の侵攻以来、ウクライナ領土の約5分の1を掌握している。

 これでどこまでウクライナが望む物を手にできるかでしょう。9月中に事態が大きく動くのかは分かりませんが、10月になるとロシア側も動きを見せると思えています。
 敵の頑張るところであり、どの様に崩すべきかも検討した上で先に進むでしょう。ロシア側も損失覚悟の作戦を実施する可能性を高めたのであり、ウクライナ側の防衛を難しくした物となってこの続きでしょう。

9月13日の2回目の追記
 ロシア側の反撃ですが、西側のニュースにはならないでしょう。

ロシア、ウクライナで「大規模攻撃」を実施
キエフ軍は、ロシアの砲撃とミサイル発射で何百人もの兵士を失った、と国防省は主張している
ロシア軍は、あらゆる戦線でウクライナ軍に激しい弾幕を放ち、キエフの死傷者は一日で800人以上に達すると、ロシア国防省は火曜日に述べた。
「ロシア空軍、ミサイル部隊、砲兵隊は、すべての作戦地域にわたってウクライナ軍の部隊に大規模な攻撃を行っている」と同省は述べた。
ロシアの高精度攻撃は、ウクライナ東部のスラビャンスクとコンスタンティノフカの町の近くにある第95空挺攻撃旅団の部隊の展開地域を標的にしている、と声明には書かれている。同省はさらに、ドネツク地方のアルテモフスク近郊の第115機械化旅団とクルドゥモフカ近郊の第53機械化旅団も砲撃したと述べた。
国防省によると、ウクライナ南部とハリコフに近い北部の両方で、いくつかのウクライナ部隊にも攻撃を実施した。
「ストライキの結果、ウクライナ軍人と外国人戦闘員の損失は800人を超え、死傷した」と同省は述べた。
この攻撃は、ウクライナ軍がハリコフ地方に進軍し、ロシア軍と同盟軍が「再編」のために一部の地域から撤退した後に行われた。月曜日、ウクライナにおける最近の進展についてコメントして、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアは「当初設定された目標が達成されるまで」軍事作戦を継続すると主張した。
以下いつもの文なので省略。

 ここでもハリコフはそれほど重要ではないという意図が明らかであり。死者は他のエリアがほとんどでしょう。準備が整ってからハリコフは反撃だと思われ、その時点で一度にたくさんを破壊したいので後回しであるとも言えるのでした。
 これまでを見ていて、多い時でも死者は200人前後だった記憶なので、800人はロシア側の攻勢が産み出す物としては大きな数値でしょう。こういった部分を無視して西側であり、キエフが悲鳴を上げるまではひたすらにロシアの公表を無視して、目先の嘘を垂れ流すでしょう。これで西側の民主主義陣営の報道であり、戦時の日本の大本営の姿その物であって、どこにも民主主義などないのでした。この本当の姿を私達は今、深く理解すべき時を迎えているのでした。

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以上