古文書における人間の寿命の変化と歴史の相関3 6月15日

 この記事がかなり重要な位置を占めることになりそうなので、ここまでに説明を省いている詳細についても書いて残しておきます。今後の参考になるでしょう。

1)遺伝子と重力の相関で、遺伝子の機能で寿命が操作出来ると勘違いした部分の説明
2)500万年前の地殻変動と現代へのリンク
3)3mの類人猿と、当時の人間の身長の相関、ゴリラとの類似性の説明
 イカの人々の生活についての情報提供と肉食と体の維持
4)6万年前の変化による社会の変化について 農耕生活と肉食の減少と自然の理解
 6万年後に宗教が登場して人々を支配している理由について
5)先史文明の科学の高度さを残し伝える縄文時代について

1)遺伝子と重力の相関で、遺伝子の機能で寿命が操作出来ると勘違いした部分の説明
 珊瑚の仲間だと記憶していますが、満月の大潮の時を選んで生殖をする生物の種類があるのです。この現実は地球における月の重力の変化を感じ取る能力であり、当然の様に遺伝子の関連能力でしかあり得ないのです。どうやって実現しているかは複雑な体系でしょうが、すくなくとも遺伝子には月の重力の変化を感じ取って利用するだけの能力があるのでした。
 1年が370.4日から360.06日に変化したことで、月の側も25.38日の周期が25.72日に変化しています。それぞれ大きな変化であり、自然はこれに追随したはずです。続きで365.2419日と29.53日に変化しても、これを追いかける事など容易いでしょう。ここまでの理解があるので、寿命が縮む部分に遺伝子の相関を考えていたのでした。少なくとも遺伝子レベルで、地球と月の重力変化を感じる能力が維持されているのは、間違いないと考えていたのでした。

 この種の力の大きさとある種の周期には、共鳴と呼ぶ物理で対応が取れるのです。29.53日の周期に共鳴するにはかなり遅い他の周期を重ねることが必要になるのですが、少なくともここにある微妙な力の差を感じる能力があるからこそ満月が選べるのです。
 この機能を使うと、簡単にですが、370日から360日に変化して寿命が縮んでも、これを365日に戻した所で、元に戻るのではなくさらに縮めることさえも可能に出来るのでした。365においては共鳴を使って特別な条件を選べるという意味でした。
 こうなるとかなり微妙な遺伝子の動きの操作になるので、これを解明して利用出来るようにする部分は医学として結構大変な作業になる所でした。共鳴探しだけではなく、基礎的な重力と周期への応答性を調べるだけでも大変だったと思います。
 結果としてはこの部分が問題ではなく、単純な体重と寿命の相関で事が進みそうなので、まずは仕事が減ったと考えています。現実的にはこの様な動きに対してどの様に遺伝子側が準備をしているのかをきっちりと理解することが重要でしょう。今後の為にです。

2)500万年前の地殻変動と現代へのリンク
 この項目は2つの月の記事側での説明とします。記事では触れた部分ですが寿命のテーマではないので先送りとします。イラストのみ参考に載せておきます。

3)3mの類人猿と、当時の人間の身長の相関、ゴリラとの類似性の説明
 イカの人々の生活についての情報提供と肉食と体の維持

 古代の人間の身長が4.4mで寿命も850年あるとは信じにくいでしょう。人間がどの様に作られたのかを考える時に、体の大きさについては参考情報が集められるところです。まずは古いニュースです。人間はチンパンジー由来なのか、ゴリラ由来なのかを考える時に、その大きさはゴリラ由来と言えるでしょう。

ゴリラと人、98.25%同じ…ゲノム解読
ゴリラの全遺伝情報(ゲノム)を、英国などの国際チームが解読した。
人間とゴリラのゲノムの違いは1.75%で、共通の祖先から1,000万年前に枝分かれしたらしい。
8日付の英科学誌ネイチャーに発表する。
研究チームによると、類人猿で最も人間に近いチンパンジーと人間とのゲノムの違いは1.37%。ゴリラは現在判明している限りでは、チンパンジーの次に人間に近い。ゲノムを詳細に調べると、チンパンジーと人間の違いよりも、ゴリラと人間の違いの方が小さい領域が約15%あった。
こうしたゲノムの違いや化石から、ゴリラとチンパンジー、人間の共通祖先が枝分かれしたのは、1,000万年前、チンパンジーと人間が枝分かれしたのは600万年前と推定された。

 絶滅した類人猿最大の体を持つ物が、イラストに紹介済みのギガントピテクスです。下あごの骨が3つ見つかっているだけなので、大きさ3m重さ500kgにはかなりの誤差までも見込まれるでしょう。
 BMIで計算する人間の標準体重が身長3mで198kg、4mで352kgですので、当時のゴリラを参考にして人間を作り上げたのであれば、よく似た大きさであるとなるでしょう。
 チンパンジーの方が人間に似ていると散々聞かされてきたので戸惑いもある所ですが、結局似て非なる部分が大きい様子であり、15%程はゴリラの方に似ている領域まであるとのことなので、ゴリラだけでなくチンパンジーの遺伝子も一部で利用しているのかと思います。
 人間の都合で双方の遺伝子を利用していると思える所もあります。チンパンジーには発情期ありで、ゴリラにはなく1年中繁殖可能です。
 ゴリラはゴリラでアリや小虫を食べる程度のベジタリアンです。チンパンジーはこの点肉食であるとさえ言える程に小動物まで食べています。

 ゴリラの食事は10時間で、睡眠も12時間と言われています。象さんだと16時間も食事らしいので、巨体の維持は大変なのでした。
 野生のチンパンジーも活動時間の5~6割が探食であり、動物園では一気に食べて休んでいるという姿だそうです。チンパンジーは小さいので食事の時間が減らせるのでしょう。肉食である部分にも影響されていると思います。効率が良い食事になるのでした。
 これらを加味すると、巨体を求めて長寿を達成する中で、人間は常に発情している状態を自分で選び、食事はゴリラとは異なり肉食が増やせるようにしていると思われます。いいとこ取りなのでしょう。
 6~3万年前になると宗教が出てくるので、そこに描かれている食生活などが参考になります。リグ・ベーダの時代はそれよりもさらに前の時期ですが、大きな差異があるとは思えないでしょう。
 これと比較すると大きな差を感じる物がイカの刻線石の人々です。彼らは恐竜を飼育して食料にしていたのです。肉食は効率が良いのでそうならざるを得なかったのかと思うのですが、これがどこまで真実なのかが不明瞭なのでした。
 こちらの目で明確なのは、体が大きくなればなる程、食事にかける時間が延びるという現実です。これは普通の植物の葉を食べるなら非常に時間もかかり量もたくさんとなるので、人間としての文化的な行動をする時間を減らすでしょう。ゴリラの真似では食事に時間を取られて、人間らしい社会的な行動が大きく制約されると考えたのだと思います。

 私たちは単純には、肉体的にはゴリラであり、二足歩行向けに各場所の機能を操作しているでしょう。食事的にはチンパンジーであり、肉食への対応が取られていると見て間違いないでしょう。6万年前まではこの姿で1360万年の時を、遺伝子の安定度の確認に費やしてきたのだと思います。
 あとは、野生のゴリラで身長3m、体重が500kgなら寿命も200年は可能ではないかと思います。事例からの推定でクジラやかめ並です。人間が体の大きさにこれを選んだ時に840才まで伸びるのは、天敵がいない部分もあるでしょうが、肉食の巨体で効率よく生きる部分に生まれる文化的生活の余裕として、寿命を倍増出来るのかと思います。ここは最長寿のニシオンデンザメの世界でしょう。
 3mのゴリラも寿命が400年で不思議はないのですが、ここは人間が巨大化することで理解出来る部分になると思います。

4)6万年前の変化による社会の変化について 農耕生活と肉食の減少と自然の理解
 6万年後に宗教が登場して人々を支配している理由について

 古文書を見ると、370日の1年である事が伺える記述も見つかります。リグ・ベーダとシュメールの神話、バール神の物語などです。普通に肉食で、パンを焼きビールを飲んだり、ワインも飲むのでした。
 地球の人類が1360万年かけて作り上げた身長4.4m、寿命850年の肉体をどうして小さくする必要があったのか、どうしてこの時期に向けて宗教が産み出されて残されているのかを考えたいと思います。そのままに宗教書の存在理由の検討と考えて下さい。
 その後を約6万年程飛ばすのですが、色々あっての現代におけるこの続きが、平均300才の寿命を取り戻すには地球を離れて惑星ティアマトを再生するしかないという状況にされているのです。宗教を手放して民主主義を達成しろという希望まで伝えられているのでした。

 78360年前のトバ湖の破局噴火と、その後の6万年前のティアマト破壊の時期まで遡ります。破局噴火を経て6万年前に、人間の4.4mの身長が3mに減らされた時期になります。
 BMIという標準体重理論によれば、4.4mにおける体重は約426kg、3mにおけるそれは198kgです。食事量は体重に比例で良いでしょうから、人口を2倍に増やせるレベルに人間を小さくしたのが6万年前でしょう。
 仮に1360万年前が身長4.4mとして、その後の寒冷化で6mになっている場合、体重は792kgです。3mとの比較では4倍であり人口も4倍になり得るのでした。
 6万年前に人々が重力を減らして寿命を縮めて求めた物は、人口の増大ではないかと思います。推定で2倍から4倍の間になるのですが、ここにこれまでとは異なる農耕社会を組み入れることで、食料の増大による、さらなる人口の増大を期待出来たのではないかと思います。

 当時の出来事はこの状況を強く示唆するのです。自然は78360年の破局噴火に向けて、様々な地の声で警告を発していた部分が残されています。破局噴火なので大きな前兆もあるのですが、少なくとも不意打ちで被害を大きくする部分は全く追求されていなかったでしょう。自然は人間に警告を繰り返し伝えていたのでした。
 破局噴火はノアの箱舟的な対処を人類と自然に求めた物になり、破局噴火が起きたことで、地球に残された命達には厳しい運命が続いたでしょう。結果として大型の動物類は姿を消して行く程の変化になったのでした。そしてそこからさらに18700年を経て、6万年前の地球の自転周期の修正が起きるのでした。1年が370日から360日になったことで、大型の獣にはさらに厳しい事態となり、世界の各地でその数を減らしたのでした。イラストに載せたとおりです。
 78360年後の人類ですが、農耕生活に舵を切るとなれば、農地の開拓と灌漑施設の構築が、この時期から始まるでしょう。それ以前にも一部では農耕生活が実現されて、パンとお酒を造り出していたと思います。この規模が78360年以後は非常に大きく世界に広がったのではないかと思うのでした。

 関連する自然の大型獣ですが、当然の様に自然の植物をたくさん食べていたでしょう。彼らが減ることで植物の提供地が農地に変われたでしょうし、農地を荒らす害獣になることも防げていたでしょう。人間としては農耕生活の始まりにより、肉食の比率が下がって穀物が増えたと思います。自然もこれを良しとしたのでしょう。
 78360年前より、農耕社会への舵切りが始まり、6万年前の地球の自転速度の調整を経て、人類が地球上でその数を増やす準備が出来たと言えるのではないかと思うのでした。
 このタイミングで人口を増やして、人類としてなにがしたかったのかは、不明瞭なままです。この先宇宙に広がるに際して、その準備で人口を増やしたと言えるのでしょうが、人口が増えないといけない理由は残ります。単に移住するだけなら、地球で増える人口分を宇宙の開拓に向けられたでしょう。
 今明確に分かることですが、宇宙に広がるとして、適当な惑星を選んで移るとします。この時に移住先の惑星に、月を作り上げて季節が循環する環境を作り上げる必要があり、この作業に一定の労力が必要になるでしょう。多ければ多い程時間を節約出来るので、ここに人口の制約が生まれる余地があるのでした。月を作り上げるのに100万年必要か1万年必要かの差です。開拓者としては100万年を準備にかけるよりも、1~3万年が相応しいと考えても良いのでしょう。
 6万年前の時点では、アンドロメダ銀河の破壊されてしまった惑星の再生を考えていたはずです。一から作り上げるとして、100万年よりも1~3万年を選ぶでしょう。これに必要な労力が準備される過程ではなかったかと思うのでした。ここまでは蓋然性の高い状況だと思います。

 続きがここに宗教を組み合わせる部分です。リグ・ベーダの宗教や、これに対抗するゾロアスター教の宗教が、実際にどれほど古いのかは不明瞭です。この時期に争いが明確になっていることもまた事実でしょう。シュメールにもバールベックにも宗教が存在している部分は否定出来ないのであり、農耕社会への変遷における準備作業であるのか、答えが欲しい所なのでした。
 ゾロアスター教の教典によれば、彼らが「酩酊の尿」と批判するソーマ酒が、正典の中でハオマ酒として聖なる飲み物に変えられてしまっています。この状況から示唆出来るのは、長い長い対立があって批判が産み出されたと言うよりも、この時期に宗教を作り上げる必要があったので、それに合わせて作り上げられた物であるという状況です。敵にやり返されて批判が無効化されている部分が残されていることになるので、長年にわたり何度も何度も繰り返した対立ではなく、始まったばかりの対立に見えるでしょう。
 シュメールでも状況はよく似ています。イナンナ女神が信仰されているのですが、彼女を悪魔のように描く文書も残されています。これも敵側の攻撃であり、ゾロアスター教にハオマ酒を認めさせる文書を残すことと同等なのでした。善の側も自分の宗教を作り上げるのにがんばるなら、敵も悪魔の宗教を作り上げることに、非常に大きな努力を割いているのでした。歴史的な事実であると言えるでしょう。

 彼らは先史文明の人々なのですが、どうやらその実態を知らされないのが大衆であり、宗教を通じて支配する部分で、善の側と悪魔の側に争いがある状況なのでした。
 まずは1360万年の間について考察すると、普通の人々は、一部の非常に進歩した科学を持つ存在を神として崇めていたのではないかと思われます。ここに宗教の萌芽があり、普通の人々にとっては、民主主義を獲得するのではなく1360万年を反乱を起こさず無難に過ごすことが求められていたのだと思えるのでした。自立心を神の前で手放すように仕向けられていたのでしょう。
 シュメールの王名表の神々の時代であり、神を名乗って人間を支配したのだと思えるのでした。旧約聖書の神々もリグ・ベーダの神々も同様であり、日本でも神の時代として描かれる部分でしょう。1360万年の遺伝子の安定度テスト期間が無難に過ぎることを願った物だと思います。
 残されている宗教書の内容からは、78360年後より宗教を伝った善と悪魔達の争いが本格化したと思えるのでした。そしてそれが6万年前に惑星ティアマトの破壊として現れてくるのでした。

 呉越同舟で、1366万年前から善の側と悪魔の側、偽善の側はこの世界における主導権を求めて争いを続けており、一般大衆にはその姿を教えていないのでした。暗黙の了解事項なのでしょう。
 彼らは78360年前までは遺伝子テストに協力する名目で、争いを先送りしてきたのだと思えます。良い結果が出たので、その果実の奪い合いが78360年前より始まったと考えられるのでした。
 何も知らない一般大衆を感化するのに宗教が利用されており、悪魔の側は麻薬まで用いて支配を求めたのでした。善の側はもちろん正義の実現でしょう。
 ここに結果を出したのが6万年前の惑星ティアマトの破壊です。主犯と思われるカーブルの存在達は争いで消されてしまっているのでしょうが、戦果は旧約聖書に書き記されて敵である善の側をののしることに利用されて行くのでした。
 悪魔の側の旧約聖書には、言葉を逆順にする程度で、ティアマトを破壊したや、アンドロメダの比喩であるホルスの目、ウジャトの目の破壊があからさまに載せられています。悪魔の側の実力を見ろという所なのでした。
 善の側の旧約聖書には、この種の記述などはなく、逆順他で同様に載せられている麻薬の記述もなく、善を求める姿を明確にしているのでした。

 3万年後の戦いでは地球の文明全体が大きな被害を受けたのですが、悪魔の側を地球から追い出す所までは達成出来た様子でした。その後に宇宙からの巻き返しがあり、12660年前より今の争いが始まり現在に到るのでした。
 悪魔の側は新約聖書という新しい宗教を準備して争いを望んでいます。善の側は3万年前までの悪魔達の旧約聖書に数多くの改竄を組み込んで、悪魔の旧約聖書が神の言葉にはほど遠い部分を情報公開するのでした。
 もちろん同様に、新約聖書にも悪魔の側の作り上げている麻薬の支配の新約聖書があり、善の側にもイエスの語録があるのでした。これまでの時代の流れのなかで、双方の陣営が自分たちの宗教書を準備して、主導権争いを続けてきた部分は明確なのでした。
 この争いにけりをつけるべく、1917年にポルトガルのファティマに登場したロザリオの女神様は、善の側の代表として、これからバチカンの宗教の嘘を明確にする所です。マグダラのマリア様の願いに従いイエス本来の隣人愛の教えに戻るのであり、悪魔の麻薬の支配の宗教を情報公開してあの世に送り返すこととなるのでしょう。

 6万年前の社会の大きな変化は、人類が宇宙に広がる準備だったのですが、ここに宗教を利用した争いが悪魔の側から仕掛けられており、善の側と悪魔の側の宗教が主導権を求めて今に到るまで争って来たのでした。
 私たちはこの事実と、自分たちの本当の姿、1366万年も前から地球に生きてきた現実を知る時なのです。悪魔達の支配をあの世に送り返して永続する平和を求めながら、宇宙に広がって行く所です。
 現在の平均80才の寿命では、22才までのテストの成績で未来が大きく左右されてしまうのですが、地球から再生する惑星ティアマトに移住することで、寿命はこの先300才くらいまで延びるでしょう。数千年かそれ以上の時が流れるでしょうが、実力主義に変われて、より人間らしく生きられるようになるのでした。
 6万年前に本格化した、宗教を利用した主導権争いも、現代になって民主主義に進歩することで、悪魔の側の支配の宗教をあの世に送り返せるでしょう。人霊の集団でこそあれ、万能を口する概念だけの神にすがるのではなく、この世とあの世の現実を理解して、この世界の全体の中での民主主義を求めてこその、善の側の求める未来でしょう。

5)先史文明の科学の高度さを残し伝える縄文時代について

 ホツマツタエにも、縄文土器と土偶にも、高度な科学の存在を示唆する情報が残されています。高度な科学故に寿命までも操作出来たのでしょう。その一部をここで紹介したいと思います。世界の全ての文明において、高度な科学技術を持った先史文明の姿は、あからさまに隠されていると言えるのでした。以下元記事とそのまとめです。

ホツマツタエに現れる縄文時代の日本と当時の医療について1、2
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1155
DB_ID@=1155、1156がこの記事のアドレスです。

ホツマツタエの時代と縄文時代のまとめ
1)ホツマツタエに書かれている富士山が8つの峰だった時代は約1万年以上前になる。これを見ていないとホツマツタエは書けない。富士山の成長の歴史は火山の科学で明確。
2)同様にハドソン湾極時代の暦の数値を意味も含めて説明しており、これをウツロイのオサマギミとして守っていたと書かれている。ウツロイは今のウシトラ光明大神様となるので、この守りが崩れて暦が変わったと暗示している。3万年以上前の暦の知識を書き残している。
3)フトマニが占いで使われているが、歴史の教訓を含んで使える格言集でもあり、適切に使えば今の地の声と同じ使い方が可能である。ミロク大神様とウシトラ光明大神様が今だと地の声に関連するが、当時も善の側として導きが存在した。
 知性のある自然と人霊達が姿を現すまではオカルト扱いだが、当時の日本は人霊と自然と共存している姿勢が明らかである。
4)3万年前からの暦の変化の結果として、気象変動があって日本が温暖化していることを間接的に明確にしており、現在の間氷期が始まるまでは寒冷な気候であったことも明確にしている。薬草の分布の変化を書き残している。
5)薬草は100種類あると書かれており、多いという意味でもあるが、薬効がこのレベルまで細分化して情報として残されていることが想像出来る。ホツマの説明がある物は少ないが、現在でも使える薬効の存在は明確であり、生薬が普通に使われており、七草など健康増進にも、中央政府から推奨されていたと思われる。
6)ホツマツタエによれば、お産に際しての準備が産屋と産湯、座産用のいすまで書かれており、産科医も存在して女性の出産を重視していた。
7)5千年前の土偶と土器になるが、ヲシテ文字の語順を工夫してお産の関連情報を残している。そこにはまむし、ヒキガエル、桔梗、ナンテン、カタバミが出産用に準備されたことを明確にしている。これらは薬効から産屋での出産に際して健康を維持し命を保つ上で重要な役割を果たしてきたはず。
8)ホツマツタエも土偶と土器も、蒸留酒の存在を明確にしており、アルコール消毒まで使えるほどの衛生管理の存在を意味している。お産の準備でも利用されており、科学としても精油と蒸溜が出来ていたことを明確にしている。

9)医学になると、毒を薄めたりその結果で何が起きるかを理解しており、治療に使える物を土器と土偶に残している。高度な知識の存在であり、人間の抵抗力、免疫力を引き出す治療が当時から行われていた。毒を薬として使う技術が発達していたはずである。
10)想像になるが、感染症の対処にアルコール消毒を利用していた可能性まで感じるところになる。お産に関連して消毒の概念が残されているに等しいので、流行病にも対応出来ていたと思われる。
 新型コロナもどきが流行るなら、自然とも相談して抵抗力と免疫力の治療だけでなく、衛生管理における消毒の概念も利用出来たはず。ハート型土偶におけるカタバミは消臭効果だが、除菌効果もあってこれを分かりやすく残した物だと思われる。高度な衛生の概念があり、お産以外にも関連する医療技術が存在出来ていたはず。
11)ホツマツタエにはスセリで疱瘡を治療する話が出されており、古い時代から天然痘が日本にも存在したことを明確にしています。水芹は漢方の名前ですがこれの元の名前がスセリでしょう。芹には、胃や肝機能を整えたり、利尿効果を高めて、血液中の老廃物やコレステロールを排出して浄化する効果が高い食材といわれる効能があるので、全身の排毒的に使われて天然痘の回復期の補助薬に使われていたのでしょう。10)の消毒と合わせて流行病の拡散を防ぐだけでなく、治療にも人間の抵抗力を支えることで、回復を助けたことが明確であり、わざわざ書き残した物と思います。ここにも天然痘ウイルスを直接排除出来なくても、回復過程のどこで何をすれば良いかを教えているのでした。統計的に見て死亡率を低下させたはずです。

 一般に知られていない情報なので、縄文土器や土偶を目にする時に、その高度な科学に触れる部分があることを知っていて欲しいと思います。
 寿命と体重の関係は伝えてないでしょうが、アマテル君の身長2.4mが残されているだけでも十分にありがたい古文書でした。当時の天皇も国民も100~200才が可能であると、記録が残る事となるでしょう。
 すぐには理解されないでしょうが、高度な科学技術の存在が隠されている部分は、いずれ教科書に書かれるレベルだと考えています。歴史の事実に向き合う時でしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン