古文書における人間の寿命の変化と歴史の相関2 6月14日

5)人間と動物の寿命の参考例

d)人間の例
 長寿の人々が120才以下で確認されているのは現状です。これより古い例を探してみました。

2001年以後没又は存命
名前 性別 年齢 生年月日 没年月日 備考
ナイジェリアの旗 ジェームズ・オロフィンツィ 男性 170歳+ 1844年8月15日 2014年8月15日
生存確認
エチオピアの旗 ドハクァボ・エッバ 男性 161歳130日 -
162歳129日 1853年 2015年5月10日
インドネシアの旗 ムバフ・ゴト 男性 146歳120日 1870年12月31日 2017年4月30日
ジャワ島在住、本名バグス・ソディメジョ。
政府発行の身分証に1870年12月31日生まれと記されている。
インドの旗 ハビーブ・ミヤーン 男性 138歳84日 1870年5月28日 2008年8月20日 年金手帳には1878年5月20日生まれと記されている
(その場合、生存日数は130年92日となる)。
シリアの旗 ハムリ・アブドゥーラ 男性 133歳 不詳 不詳

2000年以前没
名前 性別 年齢 生年月日 没年月日 備考
中華人民共和国の旗 李青曇 男性 255歳1日 -
256歳364日 1677年 1933年5月6日 生誕150年、200年に清国政府が祝辞の言葉をあげている。
日本の旗 儀左衛門 男性 208歳 1632年 1840年存命? 因幡国松下村の百姓。江戸の中期に209歳(数え年)まで生き、将軍に自らの白髪を
献上したという記録が残る。妻も197歳まで生きたとの事。鳥取藩主・松平因幡守
(池田斉訓)から表彰された。その時、孫夫婦までが百歳以上だった(息子159歳、媳婦156歳、孫129歳、孫の妻124歳。また、来孫まで名前が記載されている)。
日本の旗 満平 男性 193歳+ 1602年 1796年 三河国宝飯郡水泉村の百姓。萬平(万平)とも。
また、妻173歳、息子153歳、孫105歳とされている。
スコットランドの旗 ケンタイ・ジャーン ? 185歳 不詳 不詳
ハンガリーの旗 ピトラス・ソアルテン ? 184歳1日 -
185歳364日 1539年 1724年
日本の旗 松原仙右衛門 男性 183歳+ 1632年 1815年存命? 因幡国松原村の百姓。当時、妻・きのは171歳、息子・佐右衛門は131歳、その妻・いさは129歳、孫・富右衛門は103歳、その妻・かねは101歳だったという。
鳥取藩主・松平因幡守(池田斉稷)から表彰され、苗字帯刀を許され、
銭10貫文などを与えられた。
ハンガリーの旗 セノス・ロウェン ? 171歳1日 -
172歳364日 1553年 1725年
イラクの旗 フリア・シェピブ・ヘロウ ? 169歳1日 -
170歳364日 1807年 1977年
アゼルバイジャンの旗 シラリ・ムスリモフ 男性 168歳105日 1805年5月20日 1973年9月2日 シラリ・ミスリモフとも、生年月日は自称か。
イランの旗 ヌズミ・ドゥスティ 女性 160歳1日 -
161歳30日 1834年 1995年1月
トルコの旗 ハテス・ハムス ? 163歳1日 -
164歳365日 1764年 1928年
中華人民共和国の旗 孫見龍 ? 156歳1日 -
157歳365日 1523年 1680年
イギリスの旗 トーマス・パー 男性 151歳1日 -
152歳364日 1483年 1635年

 ギネスが認定しない人々がたくさんいるのでした。
 こちらに興味があるのは身長との相関です。これは資料がないので分かりにくいのですが、2例程を上げておきます。

李青曇 長寿世界一でしょう。写真もあるので助かりました。大男です。
李 青曇(り せいどん)は、中国の漢方医で、「256歳まで生きていた」とされる人物(満年齢では255-256歳、数え年では257歳)。ギネス非公認記録で、実在したという証拠(写真など)がある人物としては、世界一長生きした人物であるとされる。1736年生まれの197歳という説もある。

ネットのネタでの身長
李青曇さんの身長が2〜3mを超えていた?という噂を調査してみました。
1927年、李青曇さんと会ったことを伝記にまとめた人物がいます。
中国国民党・国民革命軍の四川軍を率いた指揮官・楊森(ようしん)さんです。
楊森さんは、伝記にて李青曇さんの身長が2m13㎝ほどあったことを記しました。
軍人の楊森さんは、厳格な性格であったことから、記載した伝記の内容は真実であると言われています。
また、一説では身長が「3m超えていた」との噂もあるようです。

シラリ・ファルザリ・ムスリムフ(ミスリモフとも呼ばれる)(アゼルバイジャン:シルリ・フルツムリ・オウル・ミュスリュモフ)と発音した。
伝えられるところでは、1805年3月26日 -1973年9月2日)は、イラン国境に近い山岳地帯であるアゼルバイジャンのレリック地方のバルザブ村出身のタリシュ族の羊飼いでした。彼は1973年9月2日に168歳で亡くなったとき、最も古い人であると主張した。

神話などには数百年も生きた神様のことがでてくるが、これは生身の人間として確認されている世界一の長寿者といわれたシラリ翁(昭和48年9月3日のNHKの報道では168才で死亡したと報道された)のことである。
その翁は、シラリ・ババ・ミスリモフという名で、1805年5月23日、ソ連邦コーカサス山脈の中腹(標高1500メートル)にあるバフザブ村に生れた人である。
当時のソ連医学者の調査によると、身長は175センチ、体重は62キロ、脈拍70―72、血圧最高210、最低75で、過去160年間一度も医者の世話になったことがないという、医者泣かせの人であったとのこと。

 こちらとしては有名なオールド・パー氏の身長も知りたいところですが、調べた範囲で見つけられずでした。有名なので大男でも小男でもなかったと判断出来るでしょう。ニュースのネタにならないレベルなのでした。
 事例としての真実性に乏しいでしょうが、未来についてはこれからでもあります。写真が残る二人の内、李青曇氏の身長が213cm、シラリ・ババ・ミスリモフ氏が175cmと明確になっているのはありがたいところです。前者が256~197才くらいでも当然の様に長寿ですし、175cmでも168才まで生きられるならこれも素晴らしいでしょう。オールド・パー氏の152才も十分に長生きです。

 医学において今の人々は120才以上は生きられないと勝手に決めつけており、遺伝子のテロメアの長さで決まるとしたいのでしょう。この議論は科学ではない横暴の世界であり、見る範囲において、体が大きい程長寿であるだけです。
 これは医学を学んだので数年前に寿命の問題を検討した時よりも理解が進んだおかげです。内臓も脳も、大きければ大きい程、細胞の数が増えるので、一部の損傷に耐えやすいのです。大きな生物も小さな生物も、細胞の大きさには大きな差がないので、数が増える分故障耐性が上昇するという科学があるだけになるのでした。
 ネズミの心臓を破壊する細胞の数と、象の心臓を破壊する細胞の数の差です。象なら非常に多くの数を破壊しないと、全体の機能を失わせることが難しいと、誰でも分かるでしょう。
 あと理解されにくい議論ですが、脳に取り付く私たちの魂です。クジラやかめで200年が可能で、ニシオンデンザメであるなら400年も可能です。ピンとこないでしょうが、機能が維持出来るなら脳に対して霊は400才でも問題ないという生理学の結果になるのでした。
 心臓や内臓も大きければ大きい程維持しやすいので長寿になるのです。日本人の今の延長線上で身長2.4mで寿命250才くらいまでなら、理論的にはすぐにでも可能に見えるのでした。そしてもちろんこれを達成すると、身長3mや4mでどうなるのか、経験値が積み上がってより正確に推定する議論が可能になるでしょう。
 これは世界の気温を6度下げると可能でしょうが、数千年の単位の変化になると思われます。以下それを感じやすくする科学と歴史の説明です。

6)寿命の科学と歴史の参考例
a)人間の身長と寿命の相関
 身長と寿命の相関を、グラフで評価してくれた人がいます。以下その抜粋です。
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/2019/sinchojumyo.html

平均身長が高い国とか低い国とかありますね。本当に身長が高いと寿命が短いのでしょうか?
実際に身長計を持っていって背の高さを測りたいところですが、測ってもその人がいつお亡くなりになるか分からない。それに外国まで行くのも大変です。
それでとりあえず国連などの統計を借用して比較してみました。
データは下記によります。
・国別平均身長      世界の国別平均身長ランキング
・各国の一人当たりGDP 世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)
・各国の平均寿命     世界の平均寿命 国別ランキング・推移
注:データの出所とか年次によって多少違いますが、そこはご容赦願います。
さて、各国の国民の平均身長と平均寿命がわかりましたので、どうなることやら?
かなりばらついていますが、一次の近似線は右上がりです。相関係数は0.5538です。データ数が28個ですから、かなり相関があるといえるでしょう。

 グラフはイラストの紹介しますので参照下さい。この記事で重要なのは0.5538という相関係数です。これは10才寿命が延びる毎に身長は5.538cm伸びるという数値になるのでした。あからさまに、身長が伸びると寿命も延びるというデーターなのでした。
 続きなど単純です。寿命を100才延ばすには、55cm身長を伸ばせば良いとなるのです。今が80才なら180才にするには、+55cmなのでした。今の日本で170cmくらいが男性の平均身長ですので225cmになると180才が可能になるのでした。科学としてはこの意味になるのです。
 前に上げた李青曇氏の213cmと256~197才は、このデーターに大きな矛盾を持たないのです。李青曇氏が平均よりも1割以上程度、少し長寿であったとなるだけであり、実例を裏付けることになるでしょう。ありがたい話でした。

 この種の科学には続きも評価出来るのです。4.4mで840才の設計値に対してどの様な差異を見せるかです。
 グラフによれば176cm84才が評価の上限にされています。これに440cm840才をつなぎ合わせる時に相関係数がどうなるかを計算します。

440-176=264cm
840-84=756才
264cm/756才=0.349206・・

 相関係数は小さくなって0.3492となるのでした。これは現実的にリーズナブルであり、大きくなる程体重が増えて身長が伸びにくくなるのでした。体重こそ細胞数に比例する寿命の相関関数なので、身長が増えるとこの数値が小さくなって当然なのでした。0.5538から0.34982への変化には矛盾を感じないレベルを感じるのでした。
 あと、体重も見ておきます。標準体重の評価です。

BMIによる方法
統計上、BMI(body mass index)法によって BMI=22 となるとき、高血圧、高脂血症、肝障害、耐糖能異常等の有病率が最も低くなるとされている。このときの体重を理想体重と考える方法であり、標準体重は

標準体重(kg) = 身長(m)^2 × 22

176cm  68.1472kg
240cm 126.72kg
300cm 198kg
400cm 352kg
440cm 425.92kg  体重は176cmの6.25倍
 440cmの寿命840才/6.25=134.4才 これで176cmの期待寿命となり、120才と大きな差がない部分にリアリティがある。

 経験的に2mくらいまでは身長に分布があるので正しさが評価されていると思いますが、3mや4mの身長に対してこれが使えるかは不明瞭です。しかしながら体重が身長の2乗の係数である部分は、寿命を考える上でも役立つ情報でしょう。相関係数で言うなら、身長の増大に対して増え方が減るという、現実的な相関を後押しする結果です。
 こちらの体重が60kgくらいで身長が176cmです。身長が240cmに伸びて体重が2倍の120kgになると、寿命は3倍の240才まで期待出来るという結果になるでしょう。体重の増加はそのまま細胞数の増加ですので、増えた分だけ機能を維持する安全性が高まりそのまま寿命を延ばすでしょう。
 あと、体重こそ寿命に比例するという計算においては、840才の体重から期待出来る176cmの体重が134才の期待寿命となり、悪くない推定値である部分を示しているでしょう。驚く程の一致でもありました。
 これを見る範囲において寿命はテロメア遺伝子の強相関ではなく、健康体重との相関であると明確でしょう。結果は実証すべき医学の領域であって、全体像の見えていない遺伝子工学のテロメアで語っても、現実を表さないでしょう。

 ノーベル生理学賞の問題について簡単に触れておきます。彼らは投資家であって、現実の意味など理解出来ていない金儲けの集団です。
 2009年にテロメアとテロメラーゼ酵素が染色体を保護する機序の発見として、ノーベル生理学賞が贈られています。
 染色体を保護する機序としては他にも重要な機能がたくさんあるのであり、DNAをコピーして複製する過程において、誤り訂正でもってそのコピーの正しさを保証している部分など非常に重要な機能です。これがない新型コロナウイルスなど、どんどん変化するのでワクチンが変化した分だけ、どんどん効かなくなるのでした。
 テロメアの機能は寿命と、ここに関連してがん化の因子として捉えられていたので、大きなニュースとなって、主に抗がん剤の研究対象ににもなったのでした。これで答えを出せていれば、ノーベル生理学賞に先見の明があったとさえ言えるでしょう。
 結果は20年の歳月が応えるとおりに、得たものが非常に乏しいのでした。抗がん剤など皆無です。テロメアは寿命の因子でもなければ、がん化の強い要因でもないと明確になっているところでした。
 状況は1949年の生理学賞である、ある種の精神病に対する前額部大脳神経切断の治癒的価値の発見に似ているのです。ロボトミー手術として当時脚光を浴びた技術ですが、脳の医学が進んでいないからこそ有効に見えただけの、あからさまな金儲けに繋がる技術でした。現在なら誰も使わない技術です。
 2009年おいて、テロメアの関連する遺伝子工学が無能だったからこそ、この遺伝子工学に無限に近い魅力を演出出来ただけなのでした。この意味でノーベル財団は無能ですし、不確実性に投資するだけのギャンブル投資家の領域であって、確立した医学に賞を贈るレベルにはほど遠いのでした。

 批判を書く理由は、彼らの賞が医学の進歩をあからさまに阻害しているからです。この2009年の生理学賞は、その重要性が確立した医学にはほど遠い物でした。似て非なる物ですが同様に相応しくないのが、2018年の免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用なのです。
 如何にも癌に効果があるように宣伝されているのですが、その実態は人間の免疫力全体を阻害する程の逆効果を伴っており、数ヶ月もすると人間の免疫側が対抗手段を獲得して効果のない薬になるのでした。毒薬系の抗がん剤でも同様ですが、この薬は遺伝子系の分、遺伝子側の応答も早い気がします。ノーベル生理学賞だから患者に受けて、しかも単価が高いので医師に選ばれているのですが、その効果など現実的には高くないのでした。ある意味詐欺でもあり、ノーベル財団が協力して国際医療資本の利益を保証するだけなのでした。選んでいる医師達ももちろん同罪です。
 この種の薬は他にもたくさんあって、人間の免疫作用を阻害するのに効果があると宣伝されています。レムデシビルとアビガンが、こちらの目に付く代表例です。人間の免疫に悪さをするので、レムデシビルは新型コロナウイルスの評価において初期では重症者に効果なしと言われていました。メーカーは評価方法に工夫を凝らして今は治療薬です。
 アビガンも悪質な部類であり、確実に人間の遺伝子に悪影響であり、奇形をひどく誘発するのです。細胞分裂と免疫に反作用を仕掛けるので当然であり、レムデシビルでも隠されている副作用ではないかと疑っている程です。アビガンはさらに悪質であり、化学物質の過剰な大量の投与です。致死量の数分の一レベルでありここまで大量に化学物質を投入すると、いわゆる中毒になるのレベルです。中毒作用を利用した治療薬であるとも言えるので、非常に非常にレアケースでこれしか治療薬がないならともかく、大多数の人々に使える薬では全くないのでした。この意味で多数への使用などひどい物の一言なのです。
 抗がん剤について触れると、免疫チェックポイント阻害薬としての抗がん剤は、特殊な皮膚癌などほんの一部の用例を除いて、使われなくなる種類の薬でしょう。費用対効果の評価に耐えないですし、実態を明確にされると、副作用を無視するに等しい現場の努力が続かないでしょう。ただただ患者の命と健康をお金に換える手段であって、その救命効果は低いのでした。医療の現場がお金儲けに狂わされている部分を、国民の皆さんに明確にする事件になると思っています。

 話を戻すと、人間の寿命が120才に固定される理由には非常に乏しいのです。医学的根拠などテロメアと他に何があるのか知りたいと思う程です。現実的に120才の人が多いだけであって、状況を変えるとさらに未来は変わるでしょう。
 こちらの目で見ると、現代は馬鹿げたと言える程に、化学物質に汚染されています。これで有機栽培の野菜を食べても効果があるのかと思う程に、汚染されているのです。こういった物の問題まで踏み込まないと健康を回復することには疑問が残るでしょう。日本人で言えば生まれる子供の20人に一人が人工授精であり、正常に子孫を残せなくなる手前です。リスクを感じない人ばかりですが、多くの人が化学汚染のリスクを知らされていないだけであり、知れば変われるのでした。
 こちらの経験で言えば、コンビニ弁当を食べるようになって花粉症になり、それを止めて10年近い歳月で、やっと花粉症が消えたと言える状況です。防腐剤のレベルはこれほどに人間の健康を害するのですが、業界の利益の前にやりたい放題がまだ続いています。これはあからさまな悪意なので、国民が実態を知れば大きく変えられるでしょう。お金儲けのあり方を変えるだけなのに、資本家の利益だけを考えて国民を犠牲にしてきたのでした。

 こちら個人で言うと、医学問題に向きあっているところで、脳血液関門の問題を理解しています。ここでもノーベル生理学賞の悪意の問題ですが、プリオンは脳内で勝手に増える物ではなく、KイオンチャネルがKイオンの放射性崩壊で破壊されて出来る廃棄物質だと明確に出来ています。これに対処するのはクラリネットのリードの振動で十分であり、脳内への血液成分の侵入と、廃棄物の取り出しに十二分な効果があるでしょう。プリオンを蓄積させずに分解して、脳血液関門を通して排出させる効果です。
 これで大きくボケやアルツハイマーなどのプリオンの蓄積に対処出来るでしょう。頭がすっきりする程の効果がリードの振動にはあるのでした。心理的な効果も理解しますが、脳血液関門は超音波でも活性化出来るのであり、音響振動でも変わらないでしょう。
 これでボケないなら、続きは心臓の筋肉、血管の健康、内臓の維持でしょう。どこまでやれるかは分かりませんが、生きる目的を失わなければ、120才でも行けると思いますし、150才が次の節目でしょう。医学の知識は総動員するので、脳以外が続きの検討事項になっているところでした。
 他の科学も含めて、客観性を取り戻すことで、医学もこれから大きく進歩するのです。120才に決めつけられている人間の寿命もこれからさらに延びて当然でしょう。自分がそれを見せるのかは分かりませんが、それなりの貢献が出来る様に努力したいと思います。

b)歴史の参考例
 以下に、古い記事である「遺跡と遺物に残る巨人の可能性」の抜粋を載せます。

 イラストに紹介するエジプトの遺跡では、神が巨人として描かれており、人の大きさと比較出来るようにされています。巨人像の隣に小さな人の像が置かれているのです。この事には早い時期から気づいており、神話も旧約聖書も巨人を滅ぼしたとしている部分があるので、これはエジプトの神々を滅ぼしたことを意味しているだろうと考えていました。
 巨人の可能性には言及出来ていますが、物証が全くもって乏しいのです。イラストには参考になる物を載せていますが、骨の化石など見るべき物がないのが現状です。人とは思えない不思議な物はあるのですが、これだと巨人の証明にはならないのです。原因は巨人の数が非常に少ないので、化石も少ないと言うことだと思っています。

 実際に過去において、旧約聖書に出て来る巨人の化石を見つけたという話はたくさんあるのですが、大半がお金目当ての捏造でした。マンモスや象の骨を持ち込んでの捏造であり、これらが一段落して今の状況がある様子でした。残されている物がないのです。記録では2~3mの身長になると思われる骨が見つかっているのに、博物館から消えてしまっているのでした。
 偽物をつかまされたと言う事で処分した物もあれば、実際に古い人骨と分かっていてもトラブルを避ける為に黙っている部分もあるのかも知れません。少なくとも人類の最高身長が2.72mとのことなので、ここまでの人骨なら存在しても良いはずですが、ネット上での簡単な検索では探すことが出来ない状況でした。

 神話を調べた所で、メソポタミアのギルガメッシュが身長4m程度に見える構図を持つことを知りました。ギルガメッシュは神話の中では2/3が神で1/3が人であると書かれています。イラストに載せているレリーフでは抱えているライオンが小さく見えるほどで、アッシュールバニパル王のライオン狩りのレリーフと比較するとその大きさは身長4mといえるレベルでしょう。遺跡に残る証拠としての巨人像であり人との比較が可能な条件を満足しており、バビロン側でも巨人の存在を否定しない物になっていると思います。旧約聖書の述べる所のネフィリムであり巨人の半神半人でしょう。

 ここまでは遺跡の状況です。もし巨人が存在したならば、巨獣も存在出来たでしょう。この点は非常に興味深い状況を見せており、第四紀の大量絶滅と呼ばれています。
 これらはwikiによれば、

 更新世の後半、おおむね最終氷期とその終了後(約7万年前-1万年前)に起こった。主に絶滅の対象となったのは「メガファウナ」と呼ばれる巨大型の動物相である。これらは特にアメリカ大陸やオセアニアに発達しており、大量絶滅もこの地域で最も激しかった。

とされています。イラストに絶滅の状況を載せました。アフリカを除いて大量に絶滅が起きていることが明確です。体長が4~5mもあるような巨獣はこの時期に絶滅しているのです。象やバイソン、類人猿も含めて巨大な生物には環境変化などの大きな負荷がかかった様子でした。
 遺跡は6万年前と3万年前の2度の極移動と、1万2660年前の彗星の墜落を教えています。3万年前の極移動ではシベリアに代表されるマンモスなどの大量死が冷凍保存されている状況であり、大きな変化が起きたことは間違いありません。1万年前以降の氷河期の終わりに際しても、彗星の墜落による直接的な被害とこれに伴う気象変動による環境の変化は更なる絶滅を促したでしょう。人も増え始めており大きいほど簡単な狩りの対象にされて、数を減らしていったと思われます。
 7万年前にはトバカタストロフが起きていると考えられており、インドネシアのトバ湖の破局噴火は大きな被害を生物に残したでしょう。この時期がこちらには6万年前の極移動に重なったのではないかと思えます。
 現実の状況から考えると、この二回の極移動では、太平洋の海面に大きな変動が起きたのだと思われます。ハドソン湾極時代のアトランティスと呼ばれた部分は今の中南米と思われ、ここに津波を起こすのみならず、ムーと呼ばれた文明に相当する日本やアジアのエリアでは同様に津波に大きく影響を受けたのでしょう。離れたアフリカには中部に500mなどの高度があるので、その分津波の影響が少なかったのかも知れません。
 6万年前にも津波はおこされていると思われますが、この時もアフリカには被害が少なかったのでしょう。これは現実の生き残りの数値が残す予想です。

 こうしてみる時に、約10万年前に絶滅しているギガントピテクスが事例になると思われます。類人猿で身長3mでした。今のゴリラが身長180cmですので、人と変わらぬ大きさです。同様であれば人も10万年前までは3mの身長が可能であったはずでしょう。人を生物としてみる時に間違いなく仮定に出来ると考えます。
 遺跡と化石に残る証拠からはグリーンランド海極時代には、身長3m前後の人類も存在出来たでしょう。旧約聖書が正しければ寿命も数百年です。ホツマツタエにも似ている長さでしょう。
 ここまでを前提に考えると、エジプトの身長10mは大げさかも知れませんが、ギルガメッシュの4mには可能性を感じます。現状の最大が2.7mですので、一回り大きくなれることには可能性を感じる所です。
 引用ここまで。

 仏典によると釈迦の身長は1丈6尺だったという。 これは古代中国の周尺で約3.7mだが、日本では 約4.8m となる。
 お釈迦様は、その語録であるスッタニパータによると、約6万年前までに起きていた、リグ・ベーダの宗教の腐敗の過程を説明しています。この意味でグリーンランド海極時代の方であり身長が3.7mであっても不思議はないでしょう。実例に追加となるのでした。
 現代に近いアッシュールバニパル王はライオンと似た大きさなのに、ギルガメッシュはあからさまに大きくてやはり4mの身長を感じさせるのでした。エジプトの神々はさらに大きくて6~10mあるかもしれませんが、隣に置かれた今の人間よりも数倍大きいという所でしょう。王族なので平均値の4.4mよりも一回り大きな6mとかでもおかしくないのでした。
 これらは6万年よりも古い時代であり、人間の遺伝子の母体であったゴリラの身長3mに前後して良い大きさになるでしょう。
 あとギルガメッシュは王名表からハドソン湾極の時代なので、当時の平均の3mよりも一回り大きな4mでありその分力も強くて名を残したと言えるでしょう。
 残る例は、カブレラストーンの巨人達です。彼らこそ惑星ティアマトの割れる様子を書き残している唯一の存在であり、この事実を持って彼らが実在したとこちらの考える部分です。恐竜が出てくる不思議な刻線石ですが、その描画は科学的にも現実を見ないと書けないと感じる物も多く、その現実を感じるのでした。恐竜たちの一部はアマゾンにおいて生き残っており、氷河期の進展で300万年前までに滅んだと思えるのでした。巨大な隕石でも滅びはあったのですが、程なくして一部は復活もしており、それがさらに続いても不思議はないのでした。現代科学はこの部分の証拠を無視していると言えるでしょう。
 恐竜の大きさから考えると、彼らは3~4m程度です。これまでの議論に矛盾はないのでした。

 古い時代の人間が4m前後の大きさで長寿であった部分は、可能性があるとまで書けるでしょう。6~3万年前は3m以下で寿命も400才以下ですが、こちらは地球の温度を6度下げるとある程度現実化すると思えるのでした。今の身長から2倍くらいまでは現状の推定の範囲とこれまでの経験で判断出来るのですが、ここからさらに2倍すると延長で正しいのかが心細くなるのがこちらの経験です。
 既に書いたように、6度下げる部分を実現すると数千年で寿命200才越えになると思います。身長も2mを越えるでしょう。実際には地球の軌道上に上がることで重力を減らして身長2m越えを達成して、寿命も200才越えにするのかと思う所です。この先の議論は今してもあまり意味がないでしょう。実証が付いてくるのでそれに従うのみです。
 こちらの教えられている未来としては、地球の軌道に上がって、その後に惑星ティアマトを再生して移り住むです。これを経てやっとアンドロメダ銀河の破壊された惑星も再生して移り住み、文字通りに宇宙に広がれるでしょう。国際医療資本の悪魔達の支配するWHOの新型コロナ・バイオテロと、教科書に嘘を書く健康被害を消せるので健康長寿にも寄与するでしょう。ここに人間の長寿化に向けた動きが重なるのであり、平均寿命が300歳前後になるなるまで変化して行く、明るい未来を多くの人々が期待出来る所に進めるでしょう。

 これを実現する上で目処の立たない技術が、ワープと寿命の制御でした。ワープは空間理論におけるカラビヤウ空間の具体化であり時間も手間もかかる数学の権化になるでしょう。これは先送りでも良いとして、寿命の問題が大きな残りだったのでした。
 1年が370日から360日になり、再び365日に増えたのに、人間の体は小さくなって寿命も縮む一方でした。重力的には寿命が縮む理由がないと考えていたのですが、ここまで進んでやっと、6度の温暖化で体を小さくしたので、その分寿命も縮んだと理解出来たのでした。医学を学んだことで、ここまで理解出来るように進歩出来ていたのでしょう。始めは遺伝子の問題と思い込んだのですが、ここまで来て解決出来たのでした。
 ワープの問題は残るのですが、目先の動きを進める上での大きな懸念事項が一つ消えました。今やることだとは思えない所ですが、ありがたい前進です。寿命を温度で変えるか重力操作で変えるかは重要ですが、再生する惑星ティアマトに合わせるだけであり難しくはなくなった所です。こちらの科学としては非常に大きな進歩なのでした。
 人生が60才で一段落する物が、120才や180才まで延びるのです。今は22才までの試験の成績でその後の人生が決まってしまう程ですが、これほど伸びるなら実力主義に変われるでしょうし、学歴主義も変えられるでしょう。学びたい人が学んで実力をつければ良いのであり、東京大学医学部と法学部が他者の命を利益に変えるなどの、人間の心を知らない馬鹿げた学歴主義を消せるでしょう。未来は大きく変われると明確に出来てきたところです。学歴主義よりも実力主義の方が良いなどは、普通に理解されやすいでしょう。実力さえも満足に評価出来ない現状ですので、このレベルから大きく変わるのでした。何でも試験の成績次第という、官僚達の無能と無責任をどんどん廃するのです。

 この記事では旧約聖書の書き手が複数であり、時代を経て書き続けられた部分を明確にする準備をしたいと思っていました。宗教書は善の立場と悪魔の立場の双方で書かれており、善が先だと思えるのですが、悪魔達も対応する宗教書を準備したのでしょう。
 その時期はグリーンランド海極時代であり、その後に続きをハドソン湾極時代に作り、その悪魔の部分が善の側に改竄利用されて現在に到るのでした。そこからまた新約聖書を産み出し、ここにも善の側と悪魔の側の聖書が存在し、ニケアの公会議で悪魔の側が正当な立場を勝ち取って現在に到るのでした。ファティマのロザリオの女神様が怒るのも当然の流れです。
 続きの記事では、善と悪魔の作り上げたそれぞれの新約聖書、旧約聖書について、詳しい説明をしたいと思います。

稲生雅之
イオン・アルゲイン