西洋医学の抱える問題と新型コロナウイルスのワクチンに頼らない解決策2 4月29日 4月30日追記

 この項目の残りの論点が2つです。1つ目が感染における他のウイルスのと干渉であり、2つ目が新型コロナウイルスのワクチンの評価です。

 まず他のウイルスのと干渉ですが、これまでに新型コロナウイルスがライノウイルスに負ける部分を見てきました。インフルエンザにも負けている可能性が非常に高いです。
 今はマスクを着用しているので、飛沫感染のライノウイルスとインフルエンザウイルスは非常に強く、約1/200まで制されています。マスクを外せば、新型コロナウイルスは1年を通して、ライノウイルスとインフルエンザウイルスに負けて、今と同じ様に拡散することは非常に難しいでしょう。
 類似の普通のコロナウイルスを見ても、普通の風邪の15%程度しか拡散出来ないのです。季節性のグラフからはインフルエンザに負けている様子と、ライノウイルスにも同様である部分はほぼ明確でしょう。気道に取り付くウイルスの特徴として、特定の温度にピークを持つはずなので、夏だけとか冬だけ、または温度が同じになる年2回などが期待される季節性です。そのグラフにインフルエンザの時期に合わせて谷間が出来るなど、ウイルス側の特徴で持つことは非常に難しいのでした。
 そして、コロナで5倍、インフルエンザで100倍の季節性高低比です。これはそのままに増殖の温度特性なので、2月3月に谷間を作るなどは、新型コロナウイルスの表面物性では無理とさえ言えるでしょう。今の表面に加えて谷間を作る表面の2種類必要になるのですが、これはお笑いでしょう。ウイルスにメリットなしですし、人間が二つ顔を持つような話になるのでした。
 新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスとライノウイルスに負けるレベルの干渉を受けているので、マスクを外してそれらの飛沫感染が起きるように変わると、その拡散は非常に大きく抑制されるでしょう。
 普通の風邪の15%のレベルに落ち着くかは不明瞭ですが、インフルエンザとライノウイルスに負けるだけでも、これに近い水準しか達成出来ないでしょう。結果として今とは比較にならないレベルに激減する予想になる所です。
 マスクを外すだけでも激減ですので、ワクチンに効果があるのかは意味の少ない問題です。ワクチンで対処すべき問題ではなくなるからです。
 それでもワクチンの性能を評価しておくことは、国際医療資本の愚かさを見る上では重要になるでしょう。新しい技術でもあるので、未来の為に必要な評価でしょう。

 新型コロナウイルスのワクチンは、mRNAタイプにおいては90%の効果です。インフルエンザワクチンの約35%と比較すると非常に高いでしょう。それでも効果は半年レベルだと思います。
 この理由は単純であり、今だけのメリットです。今はほとんど一種類の遺伝子構造で拡散が進んでおり、1種類の抗体でワクチンが完成するのです。インフルエンザのように、たくさんある遺伝子タイプの中から何が流行するかを予測する必要がないからこその利益です。
 インフルエンザも新型コロナウイルスも、ころころ遺伝子配列が変わるのです。今の状況であれば、新型コロナウイルスの変異株において、ブラジルに現れているように、既存のワクチンに効果のない物が現れてくるのでした。これは遺伝子工学上の必然です。普通に拡散するとその部分向けの抗体が生まれてくるので、新型コロナウイルス側では、その抗体をすり抜けて拡散する必要があり、そのレベルの遺伝子変異が拡散時の変化で起こされることを期待しているのでした。
 この続きはインフルエンザワクチンと同じレベルへの収斂です。いわゆる変異株が時間の流れに応じてたくさん産み出されるのですが、増えれば増える程に、何がいつはやるのかを分からなくするでしょう。インフルエンザの流行予測が出来ないなら、新型コロナウイルスにおいても変異株の何が立ち上がるかを予測する事は難しいでしょう。
 今はワクチン効果が90%と宣伝されていますが、変異株が増えると1/2になり、時を経て1/3になるでしょう。インフルエンザワクチンの約35%まで数年だと思います。

 新型コロナウイルスの話には続きがあります。空気感染の事実を隠している部分です。
 他の感染症のデーターで分かるとおり、空気感染であるとなれば、再生産数は10以上でしょう。この時HITは92%以上に跳ね上がります。
 一方でワクチンの効果は、90%の前後でしょう。ウイルス株が1つしかない間だけの最大値であり今だけの数値です。
 既に変異株の存在は指摘されており、2種類目になるなら効果を半減させるでしょう。今の抗体では数学的にこうなるのです。2つ分の遺伝子構造には対処出来ないので、1/2レベルにならざるを得ないのでした。これは理論値なので現実に即して高まることもあるでしょう。
 抗体がどれほど保持されるかも明確な情報がない状態です。予想通りに6ヶ月でゼロに落ちるのであれば、1年を通して活躍する新型コロナウイルスには立ち向かえないでしょう。加えて集団免疫を達成するはずの90%のHIT値など達成出来る理由を失うでしょう。変異株の存在がそれを不可能にしますし、90%の効果が6ヶ月でゼロになるのであれば、集団免疫上のこうか90%以上を1年を通して維持することなど現実的ではないでしょう。不可能なのです。空気感染が明らかになると、ワクチンでは解決出来ないという結論になるのでした。
 国際医療資本にはこの程度の簡単な医学は理解されているので、ワクチンビジネスを継続する為に権力を利用して嘘をついて、飛沫感染であると偽装する今があるのでした。
 ここまで進んで見ると、あからさまな詐欺は明確であり、ワクチンビジネスの利益の為に嘘を重ねて、国民を騙しきれるかどうかを賭ける態度が明確になるのでした。

 誰が見ても、インフルエンザは約1/200に患者数が抑制されており、その中で新型コロナウイルスは拡散を続けています。ここに同じ飛沫感染では現状を説明できないと多くの人々に明確になるのであれば、新型コロナウイルスの空気感染の現実を明確にする事になるでしょう。
 空気感染が明確になると、効率の良いmRNAワクチンでも、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことなど不可能になると理解されるでしょう。彼らのごまかす集団免疫の理論上でも、感染拡大を防げなくなるのでした。
 mRNAタイプのワクチンでは、時間と共に抗体が消えてしまうのです。これに逆らうには1年に数度のワクチン接種が必要になるのですが、これも現実的ではありませんし、近い将来でコロナウイルスの分派の何が流行るかを予測することなど、インフルエンザの分派同様に不可能であると、ゆっくりと理解されるでしょう。

 新型コロナウイルスの状況は、他のウイルスとの競合で見ると、1年を通してインフルエンザとライノウイルスのどちらかに負けるのです。マスクをした上での空気感染ではなく、マスクを外した場合の期待値ですが、WHO、CDC、各国の保健当局が口にするようにパンデミックにはならず、飛沫感染が戻ってコロナを駆逐出来るでしょう。
 これですので、ワクチンの利用を検討する以前の問題です。マスクを外してライノウイルスとインフルエンザウイルスを呼び戻せば、新型コロナウイルスは消えて行くでしょう。結果は簡単なのですが、これを実現するまでには紆余曲折をえるのではないかと思います。

 西洋医学が客観性を求めて、医薬品の利益だけに囚われず、人間の免疫作用を研究していたとします。その場合どの様な状況になったとあなたは考えますか。
 ホメオパシーからの研究で、どの病が支配的になるかは、病気が重なる時に重要な概念なので、明確に調べるでしょう。当然ですがその結果はインフルエンザウイルス>ライノウイルス>新型を含むコロナウイルスです。表面物性他で確認が出来ているでしょうし、それぞれが白血球を刺激して弱者を駆逐する部分までの研究が終わっていて良いのです。今回は2021年の3月24日にニュースになったライノがコロナを駆逐するの世界です。
 天然痘やポリオにも、多少似ている競合があると思いますが、これらの病気は単独での発症であり、何かと重なっても時期がずれて出てくるだけでしょう。現状天然痘が一番強いかと思いますが、取り付く臓器により棲み分けられるので、BCGの結核菌も強力でしょう。この単純な部分しか、集団免疫の理論は役に立たないことまで理解しているはずです。
 新型コロナウイルスが出てきたら、医学の研究者は何をするでしょうか。これは簡単なことであり、同種の既存のコロナウイルスとの比較であり、インフルエンザやライノウイルスとの強弱関係を調べて、依存関係、干渉関係を利用出来るかを明確にすることです。
 これは誰でも考えることであり、当たり前に進むでしょう。その結果は2021年3月24日の情報が1年前に得られて良いのであり、この時点でマスクをすることこそ新型コロナウイルスの拡散を助けるという予想までを明確にするでしょう。
 そしてマスクを使わずに飛沫感染を残すことで、新型コロナウイルスでの被害者は1/10~1/100レベルに激減で可能性があったと思います。

 もう一点重要な事があるので書いておきます。
 ここでは先史文明の存在を証明しており、この先の科学の進歩で、人類は1366万年前にアンドロメダ銀河から来た宇宙人と、地球の類人猿の遺伝子を組み合わせて産み出された人工的な肉体を持つことが明確になるでしょう。私たちは善と偽善に別れて争っている最中であり、偽善の側の自称悪魔達こそ、国際医療資本としての善の側の敵なのです。彼らが新型コロナウイルスのバイオテロで情報公開されて大きくその立場を失う部分がもうすぐ始まると考えて欲しいのです。
 遺伝子工学が大きく進歩する結果をもたらします。日本人は1366万年前から日本人であり、ユダヤ人も1366万年前からユダヤ人です。ほんの数十万年前にアフリカに存在した黒人女性から、数万年で白人が生まれてくる遺伝子変化など起こしようがないと明確になるのでした。それほどデタラメな物こそ現在の遺伝子工学であり、突然変異の嘘なのです。
 ここがひっくり返ると、AIDSと新型コロナウイルスに共通するバイオテロの中身が分かるのです。AIDSは猿のウイルスが突然変異で人間に感染するようになったと言われています。これに似た話が、コウモリのコロナウイルスと人間の新型コロナウイルスは99.9%一致しているという物です。
 それぞれが表面の構造を人間の細胞に取り付き易いように遺伝子変換で改造された物だと思えるのです。特にAIDSの側では2種類のAIDSウイルスが同時期に存在しており、偶然に2種類が猿から人間に感染する変化を起こすなど、確率的にはあり得ないのでした。どちらがより効果があるのかを研究者が試しただけなのです。遺伝子工学の確率統計が答えるのです。

 新型コロナウイルスのバイオテロですが、コウモリのコロナウイルスの研究をしていた者が、AIDS同様に人間にこれを移るようにすることが出来ると考えての結果でしょう。AIDSと同じく大きなビジネスチャンスと、戦争にまでつなげられる程の変化を生み出せる可能性を追求した結果が現在でしょう。
 人工的に作られた人間には、AIDSは存在しない病気なので、感染戦略を適切に行えばこれを感染拡大出来たのです。WHOがらみの天然痘のワクチンプログラムで異物として混入されて拡散されて現在があるのでした。
 同様にコウモリのコロナウイルスなど人間に移植すれば完全に新しい病になるので、上手くやれば感染性をこれまでよりも高い物に出来ると考えて、その様に仕上がった物こそ新型コロナウイルスでしょう。
 コウモリについて調べると、寝ている間に体温を下げることが出来ると書かれており、20度くらいまで可能だそうです。鳥のように飛ぶなら体温は人間以上になるかと思います。ここから単純に考えると、コウモリに取り付くコロナウイルスは、広い温度範囲に対応が出来るという事になるでしょう。人間に移せば、一年中拡散出来るバイオテロの材料です。インフルエンザみたいだとリスクの演出が短くなって利益を生みにくくなるとでも考えたのでしょう。地域性もなくなるように選ばれていると考えられるのでした。
 これまでになかった温度範囲に対応するコロナウイルスこそ、新型コロナウイルスに求められた仕様でしょう。その分感染力が強まることも推定して作り上げた物こそ、今回のバイオテロで使われたウイルスなのだと思います。

 理論医学が既に存在していた分野だったとして、そこで新型コロナウイルスの状況に向き合っていた場合に何が起きるかも簡単に説明しておきたいと思います。
 理論医学はこちらの提唱する新しい医学の分野です。こちらの専門である物理には、理論物理と実験物理があるのですが、医学の世界には実験医学しかないと言えるでしょう。
 物理学はこの分業で進展している部分があり、実験も理論も、それぞれを補完し合うのです。実験結果で新しい理論が生まれるのが普通なら、理論が新しい現象を発見することにも役立つのでした。
 こちらがこの問題に100%の時間で取り組むなら、まずは何が起きているかを知る事に努めるのですが、注目する事実は子供達には感染しないという事実になるでしょう。普通のコロナウイルスは子供にも強く感染するし、感染力が強くなった程度の遺伝子変異で子供に感染しない特徴を同時に獲得するなど不可能だろうとなるのです。
 もちろん現代医学は理由は分からないと書いておしまいです。科学者一般は難しい問題には取り組まないし、取り組めないのです。論文という結果を出せない程難しいからこそ、取り組まないし取り組めないのです。これは科学のマネジメントの問題がほぼ100%ですので、近未来の世代向けには大きく変えられるでしょう。
 例を上げることなど簡単です。地震学者達が311地震後に唱えるようになった念仏があり、「現代の科学では地震は予知出来ない。」です。出来ないことを科学で証明することなどさらに難しいのですが、彼らには難しい問題への言い訳が必要なのでした。
 現実がどうであるかというと、このHPでは311地震においての前兆を3種類特定出来ていて、多くの人が心配する南海トラフの3連動などの大型地震の起きる時には、同種の前兆を見せるでしょう。これは大きい地震程明確に出るので、単独地震だとM7以下で前兆なしでも動けます。連動だとエネルギーが増える分、前兆が明確になるという予想です。311地震はM9レベルなので分かりやすいのでした。
 日本での大型地震には、海洋側の沈み込み帯で起きるマグマ溜まりの衝突型と、内陸部で起きる構造線型の大きく2種類が存在すると考えています。前者は311地震で前兆を学んだのですが、後者は1891年の濃尾地震が最大であり、これから学ぶところです。地の声は構造線型の大地震が起きる場所へのリスクを伝えているので、あとは結果を見て学ぶところです。理論地震科学とでも書いておけば良いのでしょう。もちろんこちらの予想する強い前兆が出るなら公表ですが、ヤラセ(偶然)と区別の付かない物までしか、まだ起こされていないところです。

 新型コロナウイルスへの対処で理論医学に何が出来るかに戻ります。
 どうして子供達に取り付けないのかの解析ですが、類似例の比較がまずは普通でしょう。新型コロナウイルスの遺伝子は99.9%コウモリの物と同じであるなら、コウモリのコロナウイルスの感染実態を調べる必要が出てきます。もちろんコウモリの子供に感染している実態があるかどうかです。
 理論医学としては、これを調べると、続きでこんなすばらしい結果が出るよと言う論文を書いて、実験医学の側に研究を依頼する形でしょう。ここで知りたいのは、子供にだけ感染出来る仕組みが、99.9%似ているコウモリのコロナウイルス側にあるかないかです。子供に特有の成長ホルモンなどに反応しているのかとなります。
 今は出てくる答えが予想出来るので書いておきます。コウモリの子供達にも感染は広がるでしょう。成長ホルモンを含めて、未知の仕組みで子供だけに感染しない仕組みは、99.9%の遺伝子が発揮する仕組みの中には含まれないとなるでしょう。
 続きは人間のコロナウイルスですが、これは調べるまでもなく、子供達に大人よりも強く感染するのでした。

 コウモリの子供達に感染していると分かると大きな進歩なのです。コロナウイルスには0.1%の人間との差異の遺伝子で、成長ホルモンを嫌う性質を組み込むのは難しいと推定が出来るのです。この推定にも理論的な根拠が必要なので、今はやらないけれども似た事例を探すでしょう。特定の分子と選択的に反応するのは難しくて当然なのでした。要するに子供に感染しない仕組みなど存在出来るわけがないに進めるのです。
 こうなると続きは新型コロナウイルス以外の外部要因探しでしょう。もちろんインフルエンザとライノウイルスやアデノウイルスとの強弱関係にも確認が必要となり、人体の免疫上でどの様に絡み合って変化しているのかが重要です。
 2021年3月24日のライノウイルスの論文でここに答えが出るのですが、この仕事に従事しているなら、当然の様に、インフルエンザ、ライノウイルス、アデノウイルスなど気道と肺に常駐している悪い奴らの菌とウイルスを、片っ端から強弱検討する必要性を論文にするでしょう。答えでライノウイルスとインフルエンザウイルスが新型コロナウイルスに勝ると結果が出て、マスクを着用したことが感染対策の大失敗だったと気づくのでした。結果はマスクなんか外せよこん畜生です。
 もちろんその論文には、普通のコロナウイルスはインフルエンザとライノウイルスに負けているので、負けて当然であると予想になるでしょう。その結果でマスクを外すことが対策であるとこの時点で予想出来るのでした。加えてそれぞれのウイルスの季節性のデーターから温度特性を調べるので、新型コロナウイルスがインフルエンザに負けている部分も2月3月の谷間で明確になるし、2020年3~4月の感染立ち上がり時において、感染立ち上がりが不自然に遅れた部分もインフルエンザの影響として、統計的の評価して結論にするでしょう。2021年2~3月の谷間の発生を待たなくても、普通のコロナウイルスのこの時期の谷間が確認出来るので、コウモリの子供にコロナウイルスが感染すると分かれば、程なくしてマスクを外せとなるはずなのでした。

 この記事の最後に科学の嘘について改めて説明したいと思います。こちらにとっては簡単に感じる免疫記憶の仕組みですが、これが明らかになると偽善の側のドル箱であるワクチンが排除されるので、医学の査読レベルでこれを存在しないことにしているのだと感じています。
 同じ話が放射能の反動であり、米国物理学会に公表出来なくされた科学の進歩です。低レベルの放射能でも非常に危険なことを証明しているのですが、彼らは劣化ウラン弾を戦争で使えなくする科学の進歩なので、公表しないことにしているのでした。福島での被害に正しく向き合う為には必要な情報なのです。
 現代の科学には、査読者達の利益の為に、科学の事実がねじ曲げられている物がたくさんあるのです。これらを解決しないと客観的な科学は成り立ちませんし、進歩を促すことも非常に難しくされているのでした。
 まもなく自然が動く所から、この種の悪意に向き合う時となって、私たちは良い方向へと変われるでしょう。

4)英国とチリ、イスラエルや他の国での状況比較。ワクチン接種が進んでもマスクを外さないと、拡散は押さえられない。

 イラストにワクチンの100人あたりの累積接種回数を載せていますので、関連各国の感染状況も含めて参照下さい。
 上位五位までは以下です。4月28日時点での評価です。

イスラエル 115.6回
UAE   104.9回  シノバック製
チリ     74.6回  シノバック製
英国     70.0回
米国     69.5回

 データーは見て分かるとおりに、中国製のワクチンは効果が低いと出ています。本当にそうなのかはあとで検討します。
 イスラエルは人口9百万人、イギリスは6千8百万人位です。この人数に対して2回接種のワクチンがイスラエルで57%、英国で35%位に使われている状況でしょう。感染状況にも抑制が進んでいる部分を感じられるでしょう。
 西洋医学の集団免疫では、新型コロナウイルス向けのHITは60~75%であり、この水準はまだ遠いのです。効果が出て来たでも良いのですが、理論よりも効果が高いのは大きな疑問で良いのです。
 この2国のマスクの状況です。米国もついでに載せておきます。

マスク姿消えた英ロンドン 感染激減の裏にワクチン接種作戦
 新型コロナウイルスのワクチン接種で先行する英国やイスラエルで、感染者数が大幅に減少している。英国は欧州連合(EU)に縛られずワクチンの調達や承認を独自に進め、昨年12月から日米欧に先駆けて使用を開始した。医療資格がなくても研修を受けたボランティアに注射を任せる措置をとるまでして接種を進めた英国の取り組みは、日本など感染抑制に苦しむ各国にとっても参考になる。(ロンドン 板東和正)
 ■街から消えたマスク
 「マスクをつけた人がほとんどいない…」
 英首都ロンドン中心部の飲食街でパブ経営者の男性(59)は17日昼、目の前の光景に驚いた。
 この日は感染者数の減少によりパブやレストランの屋外営業が12日に再開してから最初の週末。マスクを外した市民が談笑したり、店外のテーブルで食事をしたりする姿が目立った。感染力の高い変異株が拡大した昨年12月~今年1月は大半の市民がマスクをして歩いていただけに「数カ月でロンドンの光景は一変した」(英感染症専門家)との声が上がる。
 感染者減少の背景には、英政府が1月からイングランド全域で実施した都市封鎖(ロックダウン)や国を挙げた迅速なワクチン接種があるとみられる。新型コロナウイルスの感染者数や死者数の激減や約5割近くのワクチン接種率で国民の安心感も広がっている。
 ジョンソン英首相は今月13日、「接種が感染者の減少に貢献している」と述べた。
 英国は今月、50歳以上への1回目の接種を完了。英政府が米製薬大手ファイザー製ワクチンを1回接種すると感染リスクを7割以上低くできるとの研究結果を公表するなど、効果も証明されている。1月上旬に5万人を超えた1日当たりの感染者数は4月20日には約2500人に減った。1月下旬に千人以上だった死者数も同日、約30人となった
 ■EU離脱で迅速調達
 英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」によると、英国で少なくとも1回の接種を受けた割合は19日時点で48・7%と世界6位。60%を超えて3位のイスラエルより低いが、米国の39・9%や欧州連合(EU)の19・4%を大きく引き離した。
 英国の接種率が高い理由として、昨年1月末にEUを離脱した英国が独自にワクチンを調達・承認したことが挙げられる。
 ジョンソン政権は、価格面よりも早期にワクチン調達ができるかどうかを優先して製薬大手と交渉。EUより約4カ月早い同年7月にファイザーと契約した。EUは加盟国への配慮から低価格での調達を重視し出遅れた。
 英国の規制当局、英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)はファイザーの承認手続きで、臨床試験(治験)の段階からデータの提供を受けて審査期間を大幅に短縮する異例の措置をとった。通常の承認手続きに近い手法をとった欧州医薬品庁(EMA)に比べ、承認を数週間早められた。
 ■民間人も接種に従事
 さらに、英政府はワクチン接種の会場や人員を充実させ、接種のスピードを上げた。サッカーのスタジアムや劇場などを活用して接種会場を拡充することで、全国民が自宅から10マイル(約16キロメートル)以内で接種できるようにし、1月から医療資格のないボランティアを募集し、注射させている。
 「注射ボランティア」への参加は、18~69歳で大学進学に必要な学業修了認定や犯罪歴がないことなどが条件。約10時間のオンライン学習で応急処置の方法やワクチンの特徴を学び、模擬注射などの実技研修を終えて合格となる。すでに約3万人のボランティアが育成された。
 10人以上に接種した牧師ジョン・ワトソンさん(51)は「医療従事者だけで膨大な人数に接種するのは大変だ。加速するには、医療経験のない市民の手も借りる必要がある」と語った。

イスラエル 屋外でのマスク着用義務 1年ぶり解除 感染者減で
2021年4月18日 18時24分
中東のイスラエルでは、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み感染者が減っていることを受け、屋外でのマスクの着用義務が1年ぶりに解除され、町なかではマスクを着けない市民の姿が多く見られました。
イスラエルでは、これまでに国民の53%にあたる497万人が新型コロナワクチンの2回の接種を終え、ことし1月には1万人を超えていた1日の新規感染者数は、100人を下回る日もあります。
感染対策として、イスラエル政府は去年4月から屋外でマスクの着用を義務づけ、違反者には罰金を科していましたが、専門家の助言も踏まえ、この規制を18日から解除しました。
これを受けてエルサレムの町なかではマスクを着けずに歩いたり、話したりする市民の姿が多く見られました。
このうち20代の男性は「専門家の助言を踏まえた規制解除なので、安心しています」と話し、70代の男性も「ワクチンを接種したので、マスクを着けなくても不安はありません」と話していました。
一方、屋内でのマスクの着用は引き続き義務づけられているため、保健省はマスクを携帯するよう呼びかけていて、公共交通機関や商店の利用者はマスクを着けていました。

ワクチン接種完了者、屋外で原則マスク不要に 米国が新指針
【4月28日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了した人は、混雑していない屋外ではマスクを着用しなくてもよいとする新たな指針を発表した。
 バイデン氏はホワイトハウス(White House)のノースローン(North Lawn、北庭)で行った国民向け演説で、「米国の皆さんのおかげで、われわれは驚くべき進展を遂げた」と表明。「感染者と死者は減少している。私の就任時点から劇的に減っている」と強調した。
 さらに「まだワクチン接種が完了していない人、特に若年層の人やワクチンが必要ないと思っている人は、これが良いきっかけになる」と述べ、早期の接種を呼びかけた。演説を終えると、マスクを着けずにホワイトハウスの建物までの短い距離を歩いて見せた。
 米疾病対策センター(CDC)はバイデン氏の演説に先立ち、新指針の詳細を発表。ワクチン接種をすべて完了し、最後の接種から2週間経過した人は、マスクを着けずに外を散歩したり、食事をしたり、少人数で集まったりできるとした。
 ただ、コンサートやパレード、大規模なスポーツイベントでは、屋外であってもマスクは必要となる。屋内では、引き続きマスクの着用を推奨。これには映画館のほか、「混雑していない」ショッピングセンターや美術館・博物館も含まれる。
 米国ではすでに成人の半数以上が少なくとも1回のワクチン接種を済ませている。一時は希望者が殺到していた接種の件数は減少に転じているが、新規感染者数も減少している。(c)AFP

 新型コロナウイルスは、感染蔓延下の冬の感染の拡大期が終わり、今頃だとインフルエンザの抑止効果が消えるので、患者数が増加に転じても良いでしょう。増えない理由の第一は、英国においてはマスクを外したことであり、イスラエルも外すところなので増えにくいのでしょう。米国では一部に感染が戻っていますが、大きなピークにはならずに済んでいる様子です。
 それぞれの国の緯度に応じて、インフルエンザが終わったあとの戻りを期待出来ると思うのですが、この意味でイスラエルは南にあるのでその効果も薄くて普通かも知れません。
 ワクチンに西欧製で90%の抑止効果があっても、6ヶ月もあればゼロに等しくて良いでしょうし、正しい評価値はこれから出てくるでしょう。
 12月に接種した人なら4ヶ月の経過で半減でしょうから、効果も落ちているはずなのに、その姿もよく分からないのでした。イギリスはマスクを外してしまったので評価出来ないとしてもUAEやチリは、ワクチンその物に抑止効果がないのか、それとも4ヶ月で時間と共に失われる抗体により集団免疫など発揮出来ないのか、もう少し観察が必要なのでしょう。
 そのチリの状況です。

3に続く

稲生雅之
イオン・アルゲイン