九州を通る構造線を動かすために10年かけて準備をしてきた自然の動き1 12月10日

 2019年の12月9日に青森県東方沖でM2.7の地震があり、九州の構造線の働きを教えられた所でした。本日12月10日にはGPS変動データーの公表があり、九州を通る構造線を動かすために、10年かけて準備をしてきた自然の動きが明確になりました。
 GPS変動データーは10年分を教えてくれているとして、琉球弧の動きが反時計回りに回転している部分を明確にしていました。意味するところは10年かけて九州の火山のマグマ溜まりを広げて、そこに年単位の時間をかけてマグマを充填し、最後に2019年の10月5日以降のGPS変動データーに表れている動きで、ため込んだ物を潰して構造線を動かす部分です。これまでにない強い力で構造線は押されることになり、遠方にエネルギーを届けて構造線型の地震を起こしやすくするでしょう。
 これだけの変化は富士山の琉球弧押しだけでは起こせないでしょうし、阿蘇山も鬼界カルデラも同様でしょう。恐らくですがフィリピンの火山も、インド洋からの中央海嶺も、オーストラリアと太平洋の中央海嶺も含めて、GPS変動を起こせる者達の協力で、ここまでの意図的な動きが出来ていると思います。
 動く直前に地球の自然の意図的な大きな動きを教えてくれた物でしょう。
 自然は20191215での変化を予告しているところです。この動きを起こす仕組みをこの形で教えてくれた物になると思います。

 北京に到る構造線としては西の島の少し南側を通る構造線が平行に二本です。阿蘇山側は阿蘇山の西側の外輪山を通る物であり、先史文明の遺跡に教えられているマグマ溜まりの中心を通る物です。
 久住山側が今回の気づきの物です。元々二本あることを認識しているのですが、マグマ溜まりの軸線なので遠方でその位置を特定することが難しいと考えてきました。ここまで進んで北京を攻撃するなら再検討が必要となり、構造線の知識が進んでいるので気づきとなった次第です。
 二本とも500万年以前から存在しており、北側に三重会合点からの構造線との交点があって、そこに旧火口が残されており、当時の先史文明の遺跡へメッセージが送られていた痕跡を留めています。
 九州にはこの二本の構造線が明瞭に見えており、久住山は福岡県西方沖の地震を起こせる様に、活動的でもあります。ここ10万年以上は阿蘇山側が優勢な活動ですが、500万年前を考えると、交代で大きな活動をしていると思われます。
 今回の北京の自然災害では、両方を動かすと広域に北京の町を災害で包むことになるでしょう。その分中国共産党への強い牽制であり、久住山の組み込みで見ても、神と悪魔の組み合わせを紫禁城に向けるのでした。
 自然は阿蘇山にこだわりを見せていましたが、この理由がこれから引き起こす災害の多くを自分で対応することと、敵である北京の紫禁城を攻撃する部分を明確にしたいのでしょう。人間に協力をしてくれて、共通の敵としての偽善の側を倒す部分を担当してくれています。

 絵に描かないと分からないのは情けないですが、北京も広東も、敦賀も柏崎も、阿蘇山と久住山で協力してイラスト左上図の2つの短冊をうまく動かす工夫をすれば良かったと理解できました。この意味で阿蘇山と久住山の働きは非常に重要でしょう。
 この現実は佐賀県と大分県構造線の交点付近にリスクの存在を教えます。構造線が動く時に今の火口ではない500万年以前の古い火口付近でM6クラスの地震が起きる可能性を持つと思います。位置をどの様に微調整するかまでは分かりませんが、福岡県八女市とみやま市、大分県日田市のそれぞれ周辺部です。
 あくまで可能性の指摘ですが、M5クラスなら起こすでしょうし、必要に応じてM6前後で被害の少ない場所を選ぶかも知れません。一連の地震が終わるまでは、注意をお願い致します。ここでも少数ですむか分かりませんが、死者を出す程かも知れません。
 構造線を適切に動かせば良いので、少し外して動かせる可能性はあるのですが、勝負に対して重要な地震です。こちらに理解できる以上、M6が起きても予告したと言えるレベルです。このエリアでは十分な備えと注意をお願いしたいです。一連の地震が終わって被害がなければ良かったであり、勝負としては人間が理解し自然にお願いするという、非情な覚悟で臨む部分であることをご理解頂ければと思います。
 西の島が12月5日から噴火していますが、久住山の構造線を刺激できるはずです。阿蘇山の連続噴火と同じ種類の準備の動きであり、イラストに載せている構造線上では大きな地震になりやすいですし、交点では特に注意をお願いしたい所です。

 20191205に中国の唐山でM4.7の地震がありました。イラスト1枚目のこの図を描いてやっと理解したのですが、中国共産党と偽善の側を脅したこの地震は、久住山の動きその物でしょう。その先にある北京・紫禁城を動かせることを実演したに等しい物だったのでした。
 この二本の構造線は、太平洋プレートの回転運動と、オーストラリアから押されて北上するフィリピン海プレートの合成力の方向です。大きな力を伴う小笠原諸島のホットスポットの残骸の岩山が太平洋プレートの沈み込みの大きな抵抗になり、ここから構造線が多量に生み出されているのでした。ここに図示できている物はほんの一部です。
 北京では分かりにくいですが、グーグルアースでよく見ると、北京の北西の方向からの構造線が視認できると思います。ここでも黄海に沈んでいる部分が分かりにくいので、その実力を確認しにくいでしょう。
 これと比較すると、九州の物は構造線上に山が削れている部分と、平野が発達している部分が明確です。その力の強さを教える物になるでしょう。
 久住山側ですが、福岡県西方沖に地震を起こせるほどですし、この構造線上には500万年以上前の古い火口の痕跡を確認できます。太平洋プレートについては押しの強い方向が変わっているのですが、今も使える状況でした。フィリピン海プレート側の影響が強まっているのでしょう。

 2つほど古い火口を図示しており、当時の三重会合点からの構造線の交点で生み出されている火口だと思われ、奈良と沖縄に数値を組み込んでいます。西側の物は今回広東に影響出来る位置であり、阿蘇山と久住山のマグマ溜まりの働きでこの古い構造線をインドネシアまでたどる途中に広東の付近を通過します。ここを押して広東でしょう。久住山が北京を押し、双方がもう一つ押せるのが敦賀です。柏崎にも影響は届くのでCO2貯留施設のマグマ溜まりもどきの動きをアシストすると思われます。
 九州としてみると、南側に鬼界カルデラがあり、そうふ岩から秦山の原発付近を通過します。ここでも鬼界カルデラを潰すことで、秦山の原発まで構造線型の地震を起こす歪みをエネルギーとして送る事が出来るでしょう。

 続きで本日公表のGPS変動データーの説明です。
 琉球弧のGPS変動に長期的に調整が行われて、今の時期に鬼界カルデラ、阿蘇山と久住山のマグマ溜まりを潰して関係する構造線を地震を起こそうとしている部分が明確です。
 昨日20191215が20191216にずれると困ると文句を書いていたのですが、ここに誘導されていたらしく、非常に驚く変化に気づきました。これは長期変動であり、10年、5年、1年、1ヶ月のデーターに表れるプレート運動の動きです。
 簡単に言うと、自然は周辺の大半が協力して、10年の歳月をかけて阿蘇山と久住山と鬼界カルデラのマグマ溜まりを潰す準備をしてきたと言える状況が判明しました。普段から長期変動には大きな変化がないと思い込んでいるので、客観的科学と言いながら、この種の長期的かつ重要な準備の状況を見落としていたのでした。
 完全に情けない茹でカエル野郎でした。普段見ているのに、5年変動の長期的変化に気づかなかったのでした。お湯に入れると飛び出して命を守るカエルも、ゆっくり水から茹でられると気持ちよくてのぼせて茹で上がるのでした。本質的にこれと変わらない見逃しでした。情けないです。
 10年かけて歪みをため込んでおり、これを利用して様々な関係構造線を動かすと共に、九州に力を集めて阿蘇山と久住山と鬼界カルデラのマグマ溜まりを潰すのでした。
 20191215が20191216に伸びるくらい良いじゃないかという話でしょう。準備の長さを思えば、1日調整して敵の動きを外すくらい、その重要度に応じて人間側で対処しろという話でしょう。

 イラストには過去から蓄積してあったデーターを載せています。1年計測のGPS変動データーが2014~2019年まで載せてあります。古い物が201914年にこちらの手持ちデーターの先頭で載せています。
 2枚目は2019年12月10日公表のGPS変動データーで見る、10年、5年、1年と1ヶ月のデーター変動です。
 年変動において、琉球弧の動きが、反時計回りに回転している部分が明らかでしょう。
 2019年10月5日のデーターで、日本全体のGPS変動データーに異常が見られましたが、この時に動きのトレンドが変えられて、現在の1ヶ月データーに表れている様に、九州の阿蘇山、久住山と鬼界カルデラのマグマ溜まりを潰せる様に動いていると思われます。
 3枚目は、2014~2015年の、1年変位のGPS変動データーです。2019年における10年変位と比較して、琉球弧の反時計回りの回転運動は明確でしょう。
 4枚目は、2016~2019年の、1年変位のGPS変動データーです。琉球弧の反時計回りの回転運動は明確でしょう。
 最後は、2019年の10月5日のGPS変動データーの異常ぶりを載せています。普段と異なる動きである部分は明白でしょう。2019年10月5日公表のGPS変動データーでは、月変動のデーターが大きく変化して、普段とは反転するほどです。ここでこれまでのプレート運動へのトレンドが大きく変えられていると思います。同時期の年変動データーには大きな変化は見られないので、1年分の蓄積を大きく変えるほどの変化ではなかった様子です。今は九州に向かって押し上げる動きであり、この動きを生み出す目的での調整であったと思われます。
 GPS変動データーについては詳細な説明が以下の2つの記事にもありますので参照して下さい。

本州と琉球弧の大規模なGPS変動と構造線の動きの大地震 11月6日
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1050
地震に現れている自然の意図195 10月3日 10月5日追記
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1027

 まだ続きで未知の科学があっても不思議はなく、らせんの力を始めとしてこれから具体的な科学にしないといけない物がたくさんあります。常温核融合の科学も社会の利益に直結しており、自然の動きが出た後であれば、ここに動きを起こせるでしょう。
 20191215が構造線型の大型地震になるのか、阿蘇山の噴火を始めとする準備になるのかはまだ不明瞭です。それでもここまでの準備で構造線を動かす仕組みを作り上げてきた部分は明確です。大地震はこの種の準備があってこそ、大きな地震になるという実演になるかどうか、もうすく現実が答えるところでしょう。
 構造線でのつながりで分かるとおりですが、どこか1つが動くと、構造線を通じて、加えてプレートの動きを通じて続きの地震が誘発されやすくなる仕掛けにもされています。
 構造線型の地震は、平野を刻んだり山を刻んで川を流すほどの威力です。大きく動けば命にも関わりますし、海沿いであれば津波の被害も広げる可能性があるでしょう。
 命を守るために、備えと注意をくれぐれもお願い致します。

 イラストがここに載らないので、2ページ目を追加します。こちらにはこの説明で十分なのですが、自分だけ理解していても多くの人の理解には届かないでしょう。
 イラストを工夫し、自然の準備の動きの状況をもう少し分かりやすく説明したいと思います。加えて、マグマ溜まりだけではなく、構造線の動きにも配慮のあった部分を説明したいと思います。
 2ページ目に続く。

稲生雅之
イオン・アルゲイン
情けない茹でガエル野郎