暗号解析ソフトの作成についてご支援を頂きありがとうございます。現在の状況をお知らせしたいと思います。
英語版の本にあわせてまず英語版から販売を始めるつもりで作業を進めてきました。英語版を8月末に完成させ、日本語版を今年中に出したいという希望で作業を進めておりました。
作業は私が評価用ソフトウエアを確認する所まで進んでおり、単語の検索は出来る所に来ております。今までずっと使いたいと思ってきた登録語の自動検索など、手作業で行って来た作業もソフトである程度自動的に行えるようになる所です。
まだ外部にはお出しできる状態ではありませんが、あと少しでこちらの解析作業は新しいソフトで出来る状態まで進むところです。
ここに来てソフト開発上の改善点が発生しており、その対策にも追われております。まず英語版を作成し、英語版の解析ソフトに日本語への変換辞書をサポートする形での制作順を考えておりました。
実際にこの作業順で進めてきたのですが、ソフトウエアの内部構造が英語版と日本語版で別の物になり、このままだとこの先の作業が大変になることが判明しました。
この点は対策を行わないと今後の作業量が増大するので、内部の構造を統一し、ソフトを各種外国語に対応しても確認作業が増えすぎないようにする事にしました。
日本語のソフトと英語のソフトで暗号検索部分のプログラムの内部構造を統一し、出力結果も英語レベルは交換できるようにする事になります。
この結果、英語版を先に作るのではなく、日本語版から先に作る事になりました。日本語版のプログラムの構造をベースとし、ここに英語版をサポートすることにしています。
まだ先の話ですが、他の言語への対応も進めやすくなります。日本語部分をスペイン語にするなどにより、プログラムの構造はそのまま利用して行く予定で、出力結果の英語レベルの交換を行えるようになる予定です。
英語版を夏過ぎには販売したいと思ってきましたが、まず日本語版を11月中に出すようにする事が今の目標に変わりました。夏過ぎ予定の英語版をお待ち頂いていた方誠に申し訳ございません。日本語版を当初予定よりも1ヶ月早める事が現状では最善の対応です。
まずは日本語版のサポートとなります。
今の作業はこの作業に加え、使いやすさの検討をしております。今の私が使いやすいソフトウエアは、正直多くの方にとっては専門的すぎて使いにくいのです。この部分の使いやすさはどうしても私の独りよがりの評価になるので、ソフトのプロでない方々にも評価をして頂き、一般の方にもより使いやすいように調整する予定で作業を進めております。
あと、このメルマガをお読み頂いている方で、自分で同じ解析をしてみたいと思う方もおられると思います。私は自分の関心のある分野を見ていますが、同じ解析部分にご自身の興味から見た解析を加えることが出来るようになります。
例えば、関東の地震の解析部分に土地の名前、地震の日時と大きさを入れてみるなどです。判明した情報にはその人に対して大きな意味を持つ物になりますし、このサイトで解析データーの交換など出来るようになればいいなと思っています。
ソフトの完成後は、こちらの解析結果データーも公表できるようになります。このデーターはご利用頂けますし、他の方の作成したデーターも交換して使えるようになる予定です。データーの交換をサポートすることで、多人数での解析や結果の共有などを実施して行けるようにしたいと思っています。
現在はまだここまでしかお話しできませんが、9月中には今後の販売の予定と使い方などの講習をどの様に進めるのか、もう少し具体的にお出しできるようにしたいと思います。
暗号解析ソフトウエアの作成には本当に手間をかけてきましたし、発売まで大変長くお待ち頂いた方もたくさんおられます。作業が大変で納期がかかっておりますことを改めてお詫び致します。今年中には必ずお届けできるように致したいと思います。
今ニュージーランドに来ており、火口や噴気口を調べています。色々教えられることのある中で、ソフトウエアの完成が見えてきたこともあり、この先の変化を感じています。
聖書の暗号にとっては、暗号解析ソフトウエアを多くの方にご利用頂くことが重要なのです。ご自身で自分の未来を調べ、選択肢を知り、自分で未来を切り開いてゆけることを知ることが、結果としてこの社会に良い未来を作り出すことに繋がっています。
どの様な未来を選択するのかは個人で決断して決めることであり、予言書としてではなく、未来の選択肢を知る指南書としてお使い頂くことが大切なのです。
暗号解析ソフトウエアの発売に合わせて解説本も準備したいと思っています。一生懸命作業を進めておりますので、発売まで今しばらくお待ち頂けますようお願い致します。
添付の写真はニュージーランドの観光地であるロトルア湖近くのシャンパン池の写真です。カラフルできれいな池ですが、阿蘇山の火口湖と同じく今も活動をしており、ここは火口が直接地下水の涌きだし口になっています。直径30m位の池ですが、深さは150m以上あります。火口が地下水で埋められているイメージです。
今すぐ噴火する状況ではありませんが、阿蘇と同じく大きなエネルギーを押さえている場所でした。動くとなれば大きなエネルギーを制御することになりそうに感じました。太平洋プレートの色々な場所に地球のエネルギーが出てきており、それらの評価がプレートの動きを教えてくれるのではと考えています。
稲生雅之