7月10日が青ヶ島で11,12日と御蔵島にも立ち寄ってきました。八丈島の南が青ヶ島で、北に御蔵島です。天候が不順だと船が着かなくなるので、へりでの移動で行ってきました。
青ヶ島は前回写真を載せましたように、噴気を上げている活火山です。御蔵島は活火山に分類されていますが、約5400年前から噴火はしていないようです。
フィリピン海プレートの火山を調べていますが、三宅島や青ヶ島のように今も活動をしている物もあれば、周期的に噴火する伊豆大島、長期間噴火していない物など様々です。
この違いが何故起きるのかも知りたいのですが、今は富士山とその関連する地震について調べています。
富士山のある場所から東南東へ約300km位の場所に、房総三重会合点と呼ばれる場所があります。太平洋プレート、北米プレート、フィリピン海プレートの3つが交わっている場所です。図を参考下さい。(プレートテクトニクスより)
この場所と富士山の関係を知りたいと思っており、フィリピン海プレートの火山を見る事がその理解を深めてくれると感じていました。
実際に本で読んでも色々と分かることはたくさんあり、物事を考える上での基礎知識になるのですが、現地で見ないと分からない事もあると思っています。現地の方は最新の状況をご存知ですし、火口の形状や変化などニュースにならない重要な変化もあったりします。
御蔵島は火山であることを感じさせてくれましたが、プレートのエネルギーは三宅島で調整されているように感じられました。
関連調査の続きはプレートの延長上にある小笠原諸島になるかも知れないので、ここまで調べた時点で房総三重会合点について調べてみることにしました。
富士山の下で各プレートがどの様になっているのか知りたいのですが、この情報がないのが現状です。今の科学ではまだ分からないようです。
また、関東地方の地下のプレート構造も複雑です。科学で分からない事はまだたくさんあるのですが、この先色んな変化は起きてくる物だと思っています。
房総三重会合 の解析結果
房総三重会合点は富士の噴火に影響している。下16kmに溶岩溜まり、100km位に溶岩の生成部があるかも知れない。大島と浅間の噴火にも関係している。海水による冷却とプレート移動による釣り合いである。
フィリピン海、太平洋、北米プレートの収束する点である。(北米プレートの)端は下で消えてゆき、アムールプレートにもつながっている。四重点でもある。
2011年3月11日の地震、海面上昇、長周期の動きの影響を受けている。対策は戦争、平和と新しく生み出される暦につながるかも知れない。
フィリピン海、太平洋、北米プレートの3つがぶつかって沈み込んで行く点が房総三重会合点です。この点から富士の下に向かって沈み込みは進んで行き、富士の下100km位の所でマグマを生成しています。
マグマは地下約10~20kmのマグマ溜まりに溜まっており、この場所から時々地震が起きています。噴火を起こすエネルギーは溜まりつつあると思います。
フィリピン海と北米プレートのぶつかっている部分には伊豆大島の火山が存在しています。火山学者さんには色々と意見のあるところかも知れませんが、このぶつかりのエネルギーが伊豆大島から定期的に抜けることで、富士山直下のマグマ溜まりのエネルギーを調節しているようです。
暗号は浅間山にも影響しているとしていますが、まだ直接的な影響がどの様に出ている物なのかは分かりません。解析で何か分かることがあると思いますが、まだどの様に具体的に力が加わる物なのか、私が分からずにいます。
富士山下のプレートがどの様になっているのかを具体的に知ることはまだ出来ていませんが、北米プレートの下には関連するマントルの対流がなく、太平洋プレートのマントルがアムールプレートのマントルにぶつかって行くようです。
富士山の噴火は4つのプレートの影響を受けており、そのバランスの上に今の美しい形が成り立っているようです。
3月11日の地震の影響により調整が必要ですが、激しい物なら富士の噴火を通じて戦争へ、それを上手く調整すれば平和な世界と新しい暦につながって行くようです。
今はまだ温暖化による海面上昇を感じることはありません。この影響が出始めるとプレートに加わる力が大きく変化することになります。この時期はまだまだ先になると思いますので、それまでに今の戦争のリスクが小さくなって行く事を願っています。
暗号上は、環境と向き合う必要の出て来る2015年くらいまでに、戦争を避けることが出来るかどうかが私達の選択です。
御蔵島に行くか、三宅島まで行くか、今回迷ったところでした。御蔵島にはイルカさんがいるので、情報が頂けるか今後のために試して見ることにしました。
イルカさんと泳ぐツアーは天気が良ければこの時期毎日だと思います。運良く撮れた写真が2枚目の物です。10匹くらいの群れがいたのですが、その中の1匹が前を通り過ぎて行きました。話せたらよいのですが、まだまだです。船の上から感じ取れたことは今回の解析に反映していますが、もっと分かることがあると感じた次第です。
やり取りするにも基本スキルが必要と分かりました。与那国の海底遺跡を始め、海面下の遺物を調べたくてダイビングのライセンスは取りましたが、イルカさんとやり取りするには素潜りのスキルです。講習とかで水深5mに1分留まるとかを実現する必要があると感じました。
最近時間がなくて英語の勉強も止まっています。解析ソフトが完成したらもう少し時間が出ると思いますので、このスキルも身につけようかなと思っています。
ダイビングよりも安全ですし、野生の生き物と交流できることはなかなかないと思います。屋久島の猿さんも鹿さんもそれなりですが、イルカさんは運が良ければ遊んでくれます。
心肺系のトレーニングはそのまま登山の役にも立つので、普段机に張り付いてソフトと悪戦苦闘している私にはちょうど良いかもしれません。
沖縄の自然信仰家・比嘉良丸さんの呼びかけで8月9日火曜日午前4時30分に富士山山頂で祈り合わせです。私は恐らく前日の夜から登ることになると思います。
昨年はきれいな日の出を見る事が出来ました。かみんちゅさんの本領発揮です。今年の天気はどうなるか分かりませんが、興味のある方は比嘉良丸さんのHPより申し込みをお願い致します。
青ヶ島の虹に関してメールを頂きありがとうございます。時間がないので個別にお返事できなくてすみません。私の励みにもなりました。ありがとうございます。この先もがんばりましょう。
稲生雅之