房総磁気異常から           6月9日

 一昨日Mクラスの中規模太陽フレアが発生しており、地球にも少しCMEの影響が出る可能性が出てきました。今までの所福島と茨城沖で地震が起きていますので、このエリアも含んで対策の継続をお願いしたいです。
 北の電磁波は、少し変則的な動きをしています。新たに発生した太陽フレアに対応して8日から11日まで動くような感じです。すみませんが対策の予定をもう一度延長し、11日までお願い致します。

 新たに発生したフレアからのガスがどれくらいになるのか、はっきりしません。今は地球に向かっているガスの拡散を念入りにお願いしたいと思います。今回のガス吹き出しは今までにないような複雑な形をしていましたので、注意をしたいと思います。
 電磁波の狙いがもう少し的確に分かると良いのですが、雲に残る痕跡など今一生懸命に調べているところです。もう少しはっきりしたところで改めて公表したいと思っています。

 先日以来房総半島の磁気異常について調べていました。磁気の異常はその後の地震につながるとする話がたくさんあるのは事実です。この事を知ってはいたのですが、現実にどれくらいの変化がある物なのか、分からずにいました。
 今現在房総半島の先端には異常がないのですが、館山周辺と勝浦周辺、木更津と海ほたるでは異常を方位磁石で目にすることが出来ました。
 京葉道路の武石PA、東関東自動車道路の酒々井PA,大栄PAも同様でした。大体15度前後ですが、磁石が逆転するなどの大きな物は目にすることが出来ませんでした。

 磁石を狂わせるメカニズムですが、岩盤が圧縮される事により電圧を発生するという圧電効果(ピエゾ効果)で説明されているようです。流れる電流が磁場を生みだし、磁石を狂わせるのかも知れません。
 当然ながら圧縮は深いところでも、浅いところでも起きると思います。その中のどれもが影響すると思います。どの部分に問題が起きているのかを磁気異常だけから調べるのは難しい感じがしました。

房総磁気異常 の解析結果
 磁気異常はプレート移動による自然に蓄積されるひずみと、気象兵器の影響でも蓄積されるひずみの結果である。
 プレートのバランスであり、富士山がそこに乗っている。関東、東海、東南海、南海の地震に関連している。
 2011年3月11日の地震も、その後の4月21日の千葉沖の地震も影響している。
 磁気異常は圧電効果でもあり、プレートの境界と断層が敏感に反応している。地質と平均の影響がある。その量はひずみの目安になる。
 ひずみには、ゆっくりとした揺れのイメージで対策が出来る。木や鯨を始めとする動物も関係している。

 国土地理院が作成した全国の磁気異常のデーターを載せます。この図を見ると日本の至る所に磁気異常のある場所が普通に存在していることが分かります。日本で地震が多いことがこの様なところからも分かります。
 房総半島に目を向けると、房総半島の先端の館山の所に磁気異常があります。このデーターは1999年までの物ですが、今も同じエリアに磁気異常があることが分かります。

 暗号は断層とプレート境界を指摘していました。このエリアには断層があり、そのためにプレート移動に敏感に反応して磁気異常が起きているのかも知れません。
 勝浦から海ほたるにかけて、断層とは認識されない構造線があり、プレートの境界のようになってるのかも知れません。同様な構造線が東関東自動車道路の少し北側にも存在していました。

 船橋から千葉にかけては、東京湾北側断層が存在しています。この断層も磁気異常には敏感になっているようでした。私のいる所には異常がないのですが、ほんの3kmで異常が出るエリアが始まっています。これは磁気異常の原因がかなり浅いところにあり、この場所への影響が少ないことを示しています。
 勝浦でも同様でした。砂浜で磁気異常に気がついたのですが、その場所も5kmくらい離れた別の砂浜ではほとんど異常がなくなっていました。

 地盤の深いところは上からも下からも、右からも左からも押さえつけられるので、簡単には動きません。でも表層近くになると、自分の重みで上から下に推す力が小さくなります。そのために表層は下からの力が上に逃げる事が可能になり、岩盤などを押して磁気異常も起きやすいようです。
 実際には地質にもよります。地盤が岩盤か、砂地かで大きく異なると思います。結局プレートの動きと地震を知るためには、磁気異常の平均値を色々な形で、場所や時間を含めて検討する必要があると分かったという事でした。

 4月23日には大栄PAで南北が逆転し、館山の少し北側の金谷港で140度ずれていたとのことですが、今はそれほどでもないです。3月11日の地震で影響を受けていたのかも知れませんが、今は調整されているようでした。
 この先も磁気異常は続きますし、南北逆転なども起きることだと思います。この全てが地震につながるわけではなく、蓄積されたひずみの解放であったり、プレートのバランスを、地表近くで取る過程で発生する物でもあるようです。

 アメダスという日本各地の降雨量などのデーターを集めるシステムが気象庁にあります。同様に地磁気の異常もモニターしてデーターを蓄積すれば、地震との相関が分かるようになる気がします。断層上のデーターは特に敏感ですので、何らかの役に立てられると思います。
 ここには木や動物も出てきます。地震の前に動物が逃げ出すのもこの様なことに関連していますし、情報がやり取りできたらもっと地震に対する理解が進むと思います。

 6月の地震も7月以降の地震も、参考に出来る情報は参考にして必要な情報公開をしたいと思います。
 現状房総半島と周辺を一回りして思うことがあります。海ほたるにエネルギーが蓄積してるので、その少し北側(数キロ先)にある地震の起きやすいポイントを使ってひずみを抜いてほしいです。良かったらイメージしてみて下さい。
 3月11日の地震以降にプレートの調整が必要になっています。少しずつゆっくりとバランスを取り戻してほしいと思います。

稲生雅之