7月から6月を見てみる        6月2日

 2011年の7月のある時点で地震が起きるという可能性があります。この様な地震の話はたくさんあって、その全てに可能性があるわけではありません。過去を振り返っても多くは私達を脅すための情報であり、現実化する物は少ないと思っています。
 もちろん直近になってリスクが上昇し、警告と対策をする必要が出た場合は、改めてここで連絡致します。

 7月の地震が起きる条件は、今月これから私達が作り出す物であると思います。一般に悪いことを思えば、悪いことを望めば、その未来が起きるとも考えられています。
 この考えに立つと、悪い人たちは経済の崩壊や混乱を起こして私達が悪いことばかりを考えるようになることを望んでいると思えます。たくさんの人が恐怖に駆られて心に描くその様な物が、その未来を呼び寄せることにつながるかも知れないのです。

 悪いことを起こすことについて、テロにしろ、経済の崩壊にしろ、ほんの一部の人が望むと可能なことがあり、それらは現実化します。以前紹介した原子炉のテロや、今演出されているドルの崩壊なども、その一つになると思います。
 とにかく今悪いことを連鎖的に起こして、人々に恐怖を煽り、戦争につなげようとしているのです。

 私達は冷静に対処し、政治経済の危機など止める物は止め、煽りには乗らないようにして悪の連鎖を防ぐ必要があると感じています。
 今日の内閣不信任案は、菅総理が退陣表明をすることで大きく混乱せず否決されました。被災者の事を考えないで政局ばかり追いかける姿勢が批判されていましたので、これに政治が答えたのかも知れません。私達が政治をきちんと批判しないと政治は正しい方向に進まないのでしょう。

 6月に予想される混乱要因はたくさんあります。主な物を上げておきます。
1,日本国債暴落
 日本国債は格下げの方向で見直しが始まり、9月に結論が出されるとのことです。この検討開始は日本国債を売るための準備ですので、今から対策が必要です。

2,アメリカ国債、ドルの暴落
 こちらも格付け会社が格付けの見直しを言い出しています。加えて国連がドルの崩壊の危機を警告しました。
 国連とはこの様な場合、アメリカの意向を伝えることが多いので、アメリカはドルの危機を煽りたいようです。その矛先をどこに向けるのか、これから見えてくることになると思います。中国とのやり取りには注意が必要でしょう。

3,日本の政局と6月17日の尖閣デモ対応
 日本の政局は小康状態を保つと思いますが、まだ波乱はあるかも知れません。6月17日には台湾と中国から漁船が船団を組んで尖閣諸島にデモに来ます。この対応を間違うとより戦争に近づくことになります。
 今、政府は震災に手一杯で、こちらへの注意が届かないという言い訳が可能な状況です。始めから分かっているデモですので、政府の対応を事前に正すなど、国民が政府にしっかりするように声を上げる必要があると感じています。

4,ギリシャなどユーロの債券問題
 ギリシャの国債は利回りが10%を超えていて、追加の対策を行わないとデフォルトすることになります。
 ドイツが主導的立場でユーロを支えるために、ギリシャ国民を救う構図です。ギリシャ国民にその意識が薄い中、誰が責任を持つのか、混沌としてきています。

 アメリカもユーロも、自分が問題を起こして世界経済をおかしくすると言われることはどうしても避けたいと思います。この思いで問題発生を先延ばしし、対策をどんどん積み上げてゆけると良いのですが、現実は他から問題を起こさせて責任をなすりつける方が楽なので、その追及も同時になされるでしょう。
 どちらが先に起きるのか、まだ決まっていないと思います。

 日本の7月の地震の予想ですが、以下の条件となっています。

2011年7月地震 の解析結果
 日本の磁気異常の起きている場所で地震の可能性がある。内陸、海の沖それぞれである。
 災害になるかも知れないし、小さく弱くなるかも知れない。人々の意識の方向が影響している。
 政治危機、通貨危機、国債危機、6月17日の中国漁船デモ、オーロラ兵器が影響するかも知れない。

 アラスカからは、今回の台風の時期にもアジアへ向けた電磁波が届いていました。太陽風の活動に合わせて相変わらず稼働しているようです。条件を見ながら必要応じて対策を考えたいと思います。
 その他まだ細かく見られていませんが、人々の恐れを利用して大きな地震を起こそうとする流れと、避けられないプレート移動のエネルギーの調整として被害を起こさず調整して行く流れの双方が存在しています。

 どちらになるのか、まだ決まっていません。私達の恐れが決めるのであれば、ここに予想されることが起きても、戦争につながるような流れに乗せられることなく対処したいと思います。地震発生条件の中の1つですが、恐れに捕らわれないことが、地震を自然なエネルギー調整的な物にすると思います。
 
 磁気異常は今千葉で起きていて、今日犬吠埼を見てきました。しばらく前まで異常が大きかったらしいですが、今日はほぼ正常に戻っていたようです。
 他にもその様な場所はあると思います。房総半島は5~6年前から起きているとのことなので、この先も調べたいと思っています。
 現状すぐに起きるべき地震であれば、3月11日の地震の余震として既に起きた物であると思います。

 地震の心配はきりがないくらいに続きます。8月も9月も調べると出て来ると思います。日本は地震の多い国なので、ある意味対処が重要であり、闇雲に恐れても仕方ないのです。
 私達の意識の方向を適切に保つためにも、現状がどの様な物かをよく考え、色々な存在からの情報を検討することで、今後も対処して行きたいと思います。

稲生雅之