キラウエアの火口の移動について 5月20日

 キラウエアの爆発的噴火により、地殻変動と政治と宗教の変化について、今後の情報を山頂火口の位置から得られています。今後についてもさらに情報が得られる可能性があると思います。
 本日はアリューシャンからカムチャッカを経てクリル・千島列島についての噴火と地震の情報に注意しています。17時現在では特に変化なしです。
 昨夜は米中貿易協議に記者会見も共同声明もなかったという事で、本日の動きに可能性が高まったと感じていました。本日の朝の時点では一日遅れの共同声明が公表されて、続きの協議が再び中国で行われるとされています。中国が輸入を増やす部分は合意出来ているそうですが、不公正な補助金や商習慣については全く触れられておらず、今後の解決に委ねる状況です。
 実際にこれ以上何が出来るのかと思いますが、トランプ政権は6月12日までを上手くつないで交渉を長引かせると思います。現状中国は自分に都合の悪い部分は全く弱気を見せない交渉であり、副首相の手に負えなくなる部分を続きの北京での交渉で習氏が判断する状況を作っている様に見えます。この続きが何度かワシントンと北京で往復して、最後に合意した部分と決裂した部分が残って、制限された範囲での貿易戦争になるのかと思えます。
 本日動いて姿勢を見せる必要はなくなっていると思われ、ずるずると先延ばしをする姿勢に感じられますが、単純に相手を刺激する位置での動きでなくなるだけで、カムチャッカの噴火や地震などの今後の準備を促す動きには注意が必要なままだと思います。

 この関連を調べる過程で、キラウエアの活動状況のニュースも目にしました。そこには活動が活性化している状況が書かれていたので、気になる部分を調べてみました。
 霧島山では火口を複数使い、硫黄山では新火口を生み出していますし、新燃岳では溶岩ドームの出現から続きの新火口の形成まで今後に可能性を見せています。それぞれの位置から重要な情報が発信されており、時期に合わせて情報を伝えてくれています。
 硫黄山の新火口がトランプ氏へのメッセージになる30.24度と、南北首脳会談が米朝首脳会談につながって勝敗分岐点になる部分を見ています。硫黄山の新旧火口からは、板門店だけでなく韓国と北朝鮮の中心部分が重なる様に指し示されて重要度を表現していました。
 同様の変化がキラウエアにも起こりうる可能性を感じるので、この記事を書いています。既にM5.0、M6.9の地震を起こしており、この位置からも情報が得られています。
 これに比較すると17日の山頂火口からの噴火は新しく政治と宗教へのメッセージを持たされていますが、これだけでは不十分ではないかと思います。宗教の転換は単純な話ではないからです。
 ハワイの新聞記事では、18日現在もまだ新しい亀裂が生まれて溶岩が吹き出しているとのことです。震源分布図などがあって、こちらの検討に利用出来る物でした。

 イラストに今後生まれる可能性のある新火口の位置を示しています。新火口と言うよりも旧火口が分かりにくくなっているだけかも知れませんが、図示した位置での少し規模の大きな噴火を起こすことには可能性があるでしょう。
 根拠は地下のマグマ溜まりの状況と、歪みを表すM6.9の地震の発生位置との関係です。多少専門的になりますが、マグマの流れからは可能性のある話です。
 今のハワイの火山列は2つあって、イラストに描いたマウナ・ロアの系列とキラウエアの系列です。この様に分類する見方もあると考えて下さい。マウナ・ロア側の先頭がロイヒ海山で、キラウエア側の先頭が名無しの海山です。この隣にはホホヌ海山があって、こちらもキラウエアの系列と思われます。
 ハワイの地下ではこの系列のマグマの流れが存在すると考えて下さい。列に沿ってマグマが登ってくるのです。この列の原因はこちらにとっては500万年前の太平洋プレートの回転運動であり、先頭と後続で同時に回転したことにより、位置ずれを起こしていると思われます。
 ハワイのホットスポットは地球のコアから立ち上る流れであり元は一つでしょう。数千万年の流れで一つに戻ると思いますが約500万年では今の状態なのでしょう。
 地震発生はロイヒ海山側にも多く出ていますが、どちらかと言えばキラウエア側に送るマグマのエネルギーの一部が漏れ出しているレベルでしょう。キラウエア側では名無しの海山を見て分かる様に、南西から北東に向かう大きさを持ったマグマ溜まりです。
 霧島では北西から南東まで15km近い大きさのマグマ溜まりです。ここにある物はざっと40kmもの長径方向の大きさです。全体のエネルギーも大きければ、吹き出してくるマグマの量も大きくなるでしょう。

 名無しの海山の地下の様子の想像ですが、今回の活動ではM6.9という最大の大きさの地震はイラストの名無しの海山の北東側と新火口の候補地の中間位置での発震です。この位置に大きな歪みとこれを動かすエネルギーを抱えているので、地下での動きも大きくなるのでしょう。
 これに対して17日の山頂火口の状況ですが、地震が集中しておりエネルギーもここに集まっていることは確かでしょう。地震の発生分布を見ると、名無しの海山が少し北西にずれた位置に対応する発震分布です。この海山の全体が活性化するレベルで地下では動きがあり、その結果がイラスト右下の黄色いエリアでの亀裂と地震の発生でしょう。
 これらのエネルギーがキラウエア火山の山体全体を押し上げるのでイラスト右上の火口列からマグマが出てきやすいのが過去の活動と思われます。
 今回は大規模に噴火しているので、全体のエネルギーが大きな事も確かですが、その分エネルギーの集中するところでは爆発的噴火になったり割れ目噴火も規模が大きくなりやすいでしょう。
 この意味でM6.9に対応して表層での割れ目噴火や新火口からの爆発的噴火につながり易い状況があると思います。下に溜まっている歪みが解放されてエネルギーが火口から放出されるイメージです。
 大規模な噴火と地震を続けた状況があるにもかかわらず、全体としては活動が収まらないのは、まだ地下に大きな歪みのエネルギーがあるからであり、続きが起きる可能性を持っていて候補がM6.9の関連エリアになると言う可能性の指摘です。

 先史文明の未来の計画からの解析としては、キラウエアの山頂火口から約32kmほどですがイラストに示した位置に新火口が生まれると、その場所からの情報提供が可能になります。単なる候補ですが調べてみると前の記事で不足している情報を補完するのです。

イースター島 622716x24が除数で135.06度の角度になる
エジプトのルクソール神殿 622716x24が距離になる。14945.184km
サマルカンド 南極点までの距離に等しくなる
ルンビニ   11873.1kmが可能になる。お釈迦様の生誕地
クシナガラ  同上。お釈迦様の入滅地 ;この位置では約10kmずれありです。5/21気づいたので注釈を追加。既に割れ目噴火の火口端にされていました。
コナーラクの太陽寺院 299.79度
富士山    6660km可能
地殻変動としては山頂火口と同じ状況を以下で維持する
ペンタゴンとグリーンフィールドの火口湖までの距離を平均すると、クセンテンクの火口湖になる。ノースフィールド山の火口湖も同様。
ペンタゴンとクセンテンクの火口湖への角度を平均すると、ビッグラービルの丘の角度になる。

 お釈迦様にこだわるのであれば、地下で進む準備の予想からは生誕地と入滅地への118731を組み込み可能にするかも知れません。
 山頂火口からはイスラム教とゾロアスター教への強調が不足しているかと思いましたが、位置を変えると622716がさらに重なります。イスラム教もキリスト教と同様に問題を抱えていることを明確に出来るでしょう。
 あとは前記事に書き残した部分ですが、12660年前から始まり12666年目の善と偽善の争いです。1万2千666年もあれば、大きな火山なら火口の位置を変えられるのは地球科学としては簡単なはずです。プレートを動かす中央海嶺の力が原動力ですが、これを微妙に調整することで位置によってかかる力を左右出来るのでしょう。
 その結果で霧島山では15kmに及ぶマグマ溜まりの大きさを使いこなし、硫黄山からの噴火をこの時期に合わせて行っていますし、新燃岳も日本の各地に災害の発生を教えたり、尖閣列島への紛争を教える事になるかも知れません。複数に存在している火口は、長い時間をかけるとその多くを再利用出来るのでしょう。
 同様に考えると、キラウエアも40kmのマグマ溜まりの大きさを十分に使えるのでしょう。ブッダガヤに11873.1kmを向ける一方で敵のティアレの南の丘に29952を向けるのは偶然ではなく、40kmもの大きさの調整可能なエリアがあるからこそでしょう。

 自然はこのレベルの調整が可能である事を私たちに見せているのです。動きを制御するエネルギーと、あの世の存在達と情報を交換し知性を持って判断する能力のある部分をアピールしているとも言えるでしょう。
 今後の動きで災害も生まれるかも知れませんが、人間が自然という物の本当の姿を理解する上では避けて通れない道でしょう。自然にも知性と意志があるのです。二つに分かれている部分は人間とあの世の存在とも変わりはないのですが、彼らの意志を無視しては地球で共存する事は難しいと教える事になるでしょう。
 今後は、自然破壊をもたらし地球温暖化をしてきた問題にも当然向きあうしかなくなりますし、制御出来ない技術である核分裂の原子炉も同様です。放射能をまき散らされては自然界の生き物には生存が不可能になります。
 今後の動きが実際にどうなるかはまだ未知数です。新しい火口の候補位置から大きめの地震を起こしておしまいかも知れませんし、他にもさらに良い情報公開につながる位置があっても良いでしょう。こちらが少し検討しただけの32kmのずれ位置よりも、彼らには十二分な検討時間があったはずだからです。
 この分だと6月12日までずるずると引きずる部分が増えると思いますが、4649・4641を伝えた部分での動きは生まれてくると思えます。組み込みの多かった5月22日の前後になるのか、もっと後か何とも言えません。ぎりぎりの資金繰りが続く間は現状での情報公開です。
 2018520は米中貿易協議の交渉がどうしようもなく明確に決裂していれば、これに対する戦争に向かう動きを押さえる上での自然災害に可能性があったのだと思います。現状は悪いながらも先延ばしになったという状況と思います。
 6月12日の米朝首脳会談での平和に向けた合意がなされることを願っています。ここにある勝敗分岐点が重要であることは、政治の現実からも理解出来る様になっています。
 今後の動きに注意をお願い致します。今も動く可能性はゼロではないので備えは必要でしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン