5月13日の4時38分に地震が起こされる予告を地の声が出しています。この時刻に柏崎刈羽原発に災害が起きるレベルの地震が起きるか、もう一度予告の地震が起きて13日中の地震になるのかは今の時点では不明瞭な未来です。
地の声にはくじら達の座礁や台風の中心位置の情報もあって、様々な種類が存在する事になります。この意味でGPSデーターが物語る変化も、地の声の一種かも知れません。
このGPS変動データーは、現時点において長岡のCO2貯留実験が小千谷市に引きおこしている変動の異常を明らかにしており、地下に注入されたCO2超流動体の拡散が地殻を柔軟にして、上下動を他の近傍エリアの数倍まで異常に大きくしていることを教えていました。地殻の異常な動きであり将来の地震につながる可能性を明らかにしていると思います。近未来に被害地震が起きる前に、今回の地震の主因はCO2貯留実験の引きおこす問題に向きあわなかった事だと伝えているのです。
これに加えてもう一点お知らせしたい事があります。こちらの解析で5月13日の4時38分への注目を地の声が促している部分を明確にしていますが、偽善の側はM5.0とM6.8の地震を利用してこの地震への干渉を試みています。彼らの地震を詳しく調べてみると、ローマ地区への地震を恐れている組み込みがなされており、善の側へ地震を起こしたら報復があると脅している状況が明確になりました。
こうなると善の側の地震にイタリアのローマでの地震が時刻指定されている可能性を確認する必要が生まれます。その結果は5月6日と9日の2回の地震の双方で、日本時間の5月13日16時25分の地震を伝える組み込みが確認出来ました。イタリアでは午前9時25分になります。
5月のローマに地震が起きる可能性については、暗号グラフの解析で既に明らかにしている部分です。これに加えて善の側が偽善の側への牽制をする地震が16時25分に指定されていることになります。この地震は彼らがミサイル発射や核実験を行った場合に引き起こされる可能性の高い物として牽制に使われているのだと思います。
実際にこの地震が起こされるかどうかは分かりません。決まっていない未来の一つだと思います。
この記事では、人災を表すGPS変動データーと16時25分を表す組み込みのデーターを説明したいと思います。
今現在予想している地震に対して、微弱地震のデーターが存在していれば、科学としての地震予知もある程度可能であると思っています。M7クラスの場合には微弱地震の前兆が確認出来ないケースもあるのですが、その準備として進んでいるプレートの動きを見ることで、予知に役立てられると考えていました。
この微弱地震のデーターは現在利用出来ないので、被害を減らすために分かりやすい前兆を出して欲しいと考えて来ましたし、ここにも書いています。その結果が5月6日と5月9日の地震です。
こちらとしては地震予知に関連しては出来る事を進めるしかありません。GPSのデーターを眺めていた所で、小千谷市の上下変動に異常値が見られることに気づきました。
この状況を確認した結果ですが、長岡のCO2貯留実験が引きおこした地殻の破壊を想定すると、この異常が説明出来ることに気づきました。こちらはこの因果関係を上下に流れる電流の計測で証明する予定でした。時間がかかるのでこのタイミングに利用出来ないのですが、これは仕方がないことだと考えていました。
あの世と自然の存在達は、これから柏崎刈羽原発に被害地震を起こす上で、この地震が人災であることを証明する情報を提供しています。彼らが地震のきっかけを起こす事は明らかですが、主因は長岡のCO2貯留実験施設が地下に貯蔵しているCO2超流動体にあると明確にしていました。
2004年の中越地震の時から地震とCO2貯留実験の因果関係には懸念が表明されてきましたが、政府はこの問題に正面から向きあうことはありませんでした。二度目の2007年の中越沖地震における柏崎刈羽原発の損傷も、その状況が正しく公表されている物ではないのでしょう。
2011年の東京電力福島第一原発の事故時にも、配管の損傷などは隠されていると考えています。津波ではなく地震により放射能漏れを起こしている部分もあるのですが、この事実を隠すために津波が利用されてきました。
今回3回目の地震が起きるとすれば、これまで以上の損傷を起こして、人々に政府と東京電力の嘘を明らかにさせるように動くことになるのではないかと思います。
この準備の一つとしての微弱地震の情報の停止が行われていたのでしょう。これが止められていることで、今回の状況の変化に気づいた次第です。加えて、このデーターを準備する為に2016年の11月22日の福島県沖の地震が起こされていたことも明らかになりました。約2mの津波を伴ったM7.4の大きめの地震でした。こちらの地殻変動の記事に約6時間で応えてくれた部分はありがたかったのですが、目的はこのGPSデーターを準備することだった様子です。この時も予知が出来るレベルなのに微弱地震が利用出来ず悔しい思いをしました。
彼らは微弱地震を止めることで、バチカンの転換のために5月13日の地震を時刻まで予告して起こす状況を作る事と、日本の権力者達のためにこの地震が長岡のCO2貯留実験施設が引きおこす人災である事を明確にしたかったのです。予定通り地震が起きると未来が良い方向に動く事になるのでその様に望んでいますが、こちらは最後まで彼らの手のひらの上で遊ばれた様子でやれやれです。ファティマの聖母の100周年が引きおこす変化は、日本の政治が変わることからになりそうです。
このタイミングでイタリアの地震への組み込みと、長野県小千谷市のGPS変動データーに気づかせる部分など、よくここまでのぎりぎりが出来ると思います。彼らやその関連に直接導かれたり頭が痛くなったりしたわけではないのです。法王暗殺の記事の英訳にはまだ全く手が付けられずにいます。彼らの計画通りなのでしょう。
長い前置きになりました。GPSデーターの説明から進めたいと思います。
今回は時系列での変化を見る必要があるので、イラストデーターを5枚準備しています。順番に見てみて下さい。イラストの説明をそのまま引用して説明します。
小千谷市に引き起こされているGPS変動の上下の動きは、近傍の場所の数倍に達しています。この場所は2004年の中越地震の震源地に近く、地下に生じている柔軟な地殻の影響を受けていると思われる状況です。
この動きはこの場所だけでなく、CO2貯留実験施設のある長岡を始めとして、柏崎刈羽原発の北側にも拡がっていると思われます。GPS変動としては小千谷市の西側の高柳にも上下変動の異常が見られており、広域に影響が拡がり、その一部の上層の地殻が柔らかい場所で上下のGPS変動が生まれていると思われます。
地殻が他の場所の何倍も動く状況は、その地殻の破壊が起きやすいことを表していると思われます。CO2超流動体の影響を受けて柔軟になっている部分には地震が起きないと思いますが、その外側には地殻の動きが強制されているのです。強度が限界に達すると破壊という結果が地震になって現れると思われます。
長岡のCO2貯留実験施設の地震への影響はこれまでも無視されてきていますが、このGPS変動は地殻の動きの異常を明確に示す物であり、5月13日に起きる可能性のある柏崎刈羽原発付近の地震の主因でしょう。このCO2超流動体が地下にある限り、地殻の破壊が進んで周辺に人災地震を起こし続ける事にならざるを得ないでしょう。
CO2超流動体の影響ですが、CO2貯留層の内部でCO2は拡散しますが、上側は固い地層なので漏れはない様です。左右と下にはどんどんと広がってゆくでしょう。柔軟剤と導電剤の役割を果たすのです。知らない間に流れる量の増えている地電流は、その地殻の電気化学作用を広げてCO2の拡散と地殻の柔軟化に寄与するでしょう。CO2超流動体が重力と電気の流れの双方を利用して隙間に拡散し続けるのです。
広がった先に柔軟な地層がある部分では、その場所を上下に動かすのは間違いないでしょう。
こうして生まれた柔軟な地殻に圧力を加えると、上側に力の逃げ道があるので上部の地殻を押し上げることになるはずです。下側は動かない地殻があってどうにも動きにくいでしょう。
2004年の中越地震と2007年の中越沖地震では、長岡のCO2貯留実験施設から約20km離れた場所に震源がありました。この距離までの高濃度の拡散が起きた可能性が高く、下向きにはさらに激しい地殻の損傷が起きている可能性が非常に高いのです。
月と太陽の重力により、地殻は上下動を繰り返しており、この動きが主に下と左右へのCO2超流動体の拡散を起こしているのです。
イラストには3つの岩盤を想定し、その中央に三角形のCO2貯留層があるとする絵を描いています。この時岩盤を矢印の向きに動かすと、イラストの上の動きでは三角形が潰されて圧力の上昇になり、下側の動きで三角形が拡がり下降するのです。これまでに書いてきたマグマ溜まりが潰されると横にはみ出すイメージがあるのですが、今回はこれが上下に出ているのです。
具体的なGPS変動との対応をこのイラストのように考えると、GPSの上下変動が起きた理由を説明出来るのです。GPSデーターと3つの岩盤の対応を取っていますので、GPSデーターと比較して見て下さい。
イラストに載せた熊本地震の時は、日本海側が北寄りへの動きから西に戻る時、現在の状況では西寄りから北寄りに戻る時に新潟中央付近での3つの岩盤の動きがばらばらになりCO2貯留層を潰していると思われる。これはプレートの回転する方向が時計回りから反時計回りなどに反転する時に、一時的にばらばらに動く状況が生まれる事から起きる現象でしょう。
福島県沖の地震は地殻の動きとしては普段起きない物になります。福島県沖の地震に釣られて新潟の地殻が北に引っ張られたことが原因です。新潟県北部が北に動きすぎてCO2貯留層の引き延ばしが起きるのです。その結果でGPSデーターにおける下降運動を生み出していると考えられる状況でした。
GPSの水平方向の動きからは、小千谷市のデーターには時々上昇が異常になるデーターとの相関が見られます。この異常は回転方向の変化に対応していました。詳しく調べられるのは2016年の4月以降にこちらが保存しているデーターの範囲です。近い将来には他の人がさらに詳しく確認することになるでしょう。
上昇の異常はこの様に周期性を持つのですが、下降するデーターにはこの周期性が見られませんでした。他のエリアと同様レベルの下降が普通でした。
これだと小千谷市の地下に異常に柔軟な地殻が存在する事を証明したとは言えません。押されて圧力が高まればGPSが上昇するのであれば、圧力が下がると下降するデーターも必要です。これを探した結果が11月22日の福島県沖の地震が引きおこしたGPS変動でした。
この福島県沖の地震により、福島県が大きく北西に動き、新潟県北部を北東に引っ張る動きを強くしたのです。約1ヶ月かかってその動きが伝搬しその結果で新潟中央部が北東に引っ張られているのです。GPS変動が小千谷市のみ大きな下降になっている程の異常がここに起こされていたのでした。
今回ご紹介した小千谷市のGPS変動データーは、これがそのまま地震の震源地になる訳ではないと思います。決まっていない部分ですので備えは必要ですが、新潟県の中部が全般的に動かされていると考えて下さい。その結果で動きの現れやすい部分が小千谷市なのです。隣の高柳にも変化は見られています。地震の指し示しにも海にある中越沖地震の震源地が利用されていますので、柏崎刈羽原発に近い場所になるのではないかと個人的には予想しています。ただただ備えをお願いしたい所です。
CO2貯留実験への批判は最後にまとめますので興味のある方はそちらを参照下さい。既にHPに乗せた記事をまとめ直して転載します。
続いてイタリアのローマに向けて組み込まれた地震の説明です。
調べる事になった経緯は前述の通りです。具体的な組み込みをここに説明します。
5月6日の地震は呪いのサークルを利用しているのでこの距離を確認する。
日本の呪いのサークルからトライアーノ湖 9662.41km 320.48度
966241/3600/24=111833 距離を秒で換算
966241/60 /24=671000 距離を分で換算
6.71日とすると6日と17時間2分、これを6日の23時23分に加えると13日の16時25分になる。
5月9日の地震にも13日の16時25分があるかを確認する。
5月9日10時54分より13日16時25分なので、4.229861日となり4日と5時間31分。
震源地からトライアーノ湖 10064.93km 317.16度
31716x4/3=42288
端数を計算すると4日と5時間29分となり、誤差は2分。
角度で日数の倍数の表現なので、 同一角度をこの時刻に指定出来ている。確認出来る近い場所は以下となる。
バチカンの呪いのサークル 317.19度 誤差1分
バチカン大聖堂 317.18度 誤差1分
グランサッソ山の人工池 317.24度 誤差1分以下
この様な結果になりました。
これを導き出す結果をもたらした地震ですが、偽善の側の大きめの地震と宮古島に取り憑いた地震でした。
5月9日の22時52分にバヌアツでM6.8の地震が起こされています。恐らく文氏の大統領当選に合わせた物でしょう。この地震は船橋が333.42度にされておりその先に柏崎刈羽原発が重なる配置でした。
もう一つは核実験場に神功皇后陵と平城京を重ねています。329.36度であり日本の中枢を破壊するという組み込みでした。
続いて宮古島北西沖の地震ですが、M5.0ですが時刻が10日の4時16分でした。地殻変動の416に合わせて起こす事で、前記事の紹介している5分や2分のずれは意図した物だと明確にしています。
この地震は白頭山と柏崎刈羽原発を1820kmで重ねています。白頭山が動くと柏崎も破壊されるとしたいのでしょう。
最後は11日の8時23分に南サンドイッチ諸島でのM6.8でした。この地震はその後M6.5に修正されて、位置も少し動いています。その後地震がこの最初の震源地に重なっているので、解析をやり直すことはしていません。
この地震は船橋へ148.96度で2倍して29792度の揶揄、経ヶ岬が17300.17kmで173の除数を組み込んでしました。2017512/173=オリエンテ湖のサークルという強調でした。
あとから気づいたのですが、バヌアツの地震が
2017512/1248=16165.96km
1248=104x12の地殻変動の強調
この距離をオスティア市街、トライアーノ湖、バチカンの呪いのサークルで少し外す揶揄になっているのでした。これは善の側の起こす地震を恐れている組み込みであり、動かした場合の報復を告げる物だと思います。
この目で見直すと、南サンドイッチ諸島の地震もバチカンの呪いのサークルへ除数717が少しずらされている揶揄でした。ローマ地区の全体を見ても強い強調はなく、地震を外す為の組み込みと思われました。
ここまで善の側を恐れる理由があるのであれば、それを探す必要があると考えました。その結果で探し出せた物が13日の16時25分の組み込みでした。
ここまでの組み込みがなされており、偽善の側がこの組み込みを恐れているとすれば、明日5月12日の日本へのミサイル攻撃と核実験が強行されるのか、分からなくなりました。強行すればファティマの聖母の100年に相応しい立ち上がりの地震と情報公開が起きる流れになるでしょう。この部分を抑えるのであれば、5月12日は動かずに、アジアの韓国大統領文氏を生かす動きになる可能性があるのでしょう。
この場合善の側が単独で動く事になりますが、本日のGPS関連の情報公開に見る様に、地震が起きる理由は人災であり、目的は人々の中に紛れている偽善の側の行為に光を当てる事です。日本の権力者が何を隠してきたのかを明らかにする流れであり、ファティマの聖母の予言にもつながる動きになってゆくでしょう。それでも今の時点ではバチカンをすぐに転換する動きにはならないので、この部分が文氏を大統領に選べた部分との駆け引きになっているのでしょう。
現状では2017512の動きを止める可能性は、こちらの目には五分五分です。テオティワカンの遺跡の組み込みには、2017706にも核爆発を連想させるサークルが存在します。この意味で今無理をする必要はないので、今回も2017431同様に見送りになる可能性は具体的にもあるのでしょう。
現時点の5月11日21時では恐らくミサイルと核爆弾の状況が、明日何が起きるかを明確にしているでしょう。起きるか起きないか、存在達には既に明らかではないかと思います。こちらとしては明日の午前の結果を待って次の動きを考えたいと思います。
稲生雅之
イオン・アルゲイン
自然が問題を提起する実験と発電所
CO2貯留実験は長岡で行われ、中越と中越沖の二度大きな地震を起こしています。にもかかわらずその関連性は科学として追求されることはなく、政治と行政の責任になる事はありませんでした。当時の科学は前後左右と上に影響がないと述べていますが、下に関しては無責任だったのです。分からないとしたいのでしょうが、地震はここから来ています。
CO2貯留は上に漏れないことのみを考えています。下に向かった岩盤の破壊の影響を無視しています。メカニズムが明らかな今としては、下について考慮しない部分を重過失として追求すべきであると考えています。下から来る地震を無視したのです。
プレートを構成する岩盤は、月と太陽に引かれて数十cm上下左右に動くことがGPS変動他の計測により誰もが知る現実です。この動きによりCO2の超流動体が岩盤のあらゆる隙間に入り込み、浸透圧の大きな差もあって下と左右に拡散してゆくのです。下向きには重力も加わるので動きとの相乗効果で大きな拡散を起こしているのです。
CO2超流動体は岩盤に対して柔軟剤であり、化学反応剤として電気の経路を作成する導電剤です。強度の劣化と地電流の増大により破壊されやすくなるので地震が起きやすくなるのです。
中越沖地震が起きたとき、一日と空けずに日本海の深いところからM6クラスの地震が起きてきています。通常浅い場所の地震が深い場所の地震を呼び起こすメカニズムは考えにくいのですが、この中越沖地震に際してはその現象が起きたのです。その理由はCO2による破壊が400kmという深い位置まで到達し、その経路の強度を低下させたことが原因だと思っています。地震で蓋が外れて中から炭酸ガスが吹き出す様にその経路が上に向かって動けた物と考えています。
この場所で上側の刺激により再び地震が起きれば、CO2による損傷が今も影響していることを示す事になります。加えて、長岡に貯留されているCO2を一刻も早く抜き出さなければいけないという大きな理由付けになるでしょう。
CO2貯留は、この場所から広まり深い所まで地殻の劣化をもたらしており、この劣化はCO2が地下に存在する間は広まる一方なのです。これまでにない不自然に強い地震をさらに引き起こすリスクが今もここに存在しています。一日も早くこの場所のCO2を排出すると共に、下部の地殻の状況の分からない地域での原子炉の稼働はあり得ないでしょう。行政の無責任が地殻の大幅な劣化を引き起こし状況を分からなくしているのです。
同様に海底での爆破は破壊面からの海水の浸入を増大させ、電流の入出力効果も伴って深さ方向に強度を大幅に劣化させるのです。大陸近海の海底に深い穴を空けて爆破して回れば、その大陸を支えるプレートの強度を失わせることになり、後に起きる地震を大きな物にします。今後のあり方を規制すべき隠れた大きな問題です。
CO2貯留は世界的な流れですが、311レベルの大きな地殻変動を誘発します。CO2が予想外に地上に漏れ出す時は、同時に起きていると思われる大きな地殻変動でその対処が進めにくい状況が予想されます。このリスクを取るよりも停止し排出すべきでしょう。
これまでCO2貯留実験についての批判をたくさん書いてきました。苫小牧と樽前山の状況を説明する段階で、同種の影響のある物について調べる必要のあること知りました。地熱発電所もシェールガスの油井も同様であり、炭酸水を火山に注入してCO2を固定化する物までありました。
地熱発電所などは何十年も稼働しているところまでありますが、その多くに異常を見いだすことが出来る状況でした。簡単に言うと地下の熱を取り出す部分にマグマが引き寄せられてくるのです。熱の流れに引き寄せられるのです。熱の流れとしては単純な物理です。
その結果は周辺火山の活性化であり、地殻変動の惹起や群発地震の発生です。マグマ溜まりの潰れを誘発してもいるのです。
北海道では北海道駒ヶ岳に近い発電所が北海道駒ヶ岳の噴火に影響していたでしょう。岩手山、八幡平、秋田焼山、秋田駒ヶ岳の周辺の発電所群は、1997年の秋田焼山の水蒸気噴火と地滑りを引き起こしていると思われます。1998年にはM6の地震も発電所のすぐそばで起こしています。三陸沖地震にも影響しているはずであり、ここに生まれる影響は未来の大型地震になって現れる状況です。現在も秋田駒ヶ岳由来のマグマ溜まりとして三陸沖に群発地震を引き起こしており、富士山のマグマ溜まりの活動と重なることで311地震同様に大きな地震になれるのです。
栗駒山周辺の発電所とCO2実験施設は2008年の岩手・宮城内陸地震につながっていますし、その後のこの地震の後遺症は311地震を引き起こしています。栗駒山由来のマグマ溜まりの群発地震が311地震の原因でした。
日本での残りは九州地区です。九重山周辺の発電所は、阿蘇山と九重山の同一マグマ溜まりを通じて2005年の福岡県西方沖地震の原因になっています。マグマ溜まりを活性化して群発地震を起こしているのです。
霧島山にも発電所があります。こちらはマグマを引き寄せたことにより2011年の新燃岳の噴火を引き起こしています。
ざっと見てこの様な状況でした。温泉が湧き出していて、その熱のみを利用して排水を海や川に流す分には影響が少ないです。温泉を取り入れるために水を注入しているところや、取り出した分を返している場所はリスクが大きくなります。
過剰な水の注入は地殻の隙間に入り込んで地殻を劣化させ、電気の通りも良くします。地震を大きくしやすいことは明らかな現実です。環境の負担を減らすために水を循環すれば良いと考えるのが普通ですが、この場合でも熱の抜き出しがその場所へのマグマを引き寄せることにつながるのです。マグマ溜まりは活性化し群発地震を起こしながら近づいて噴火に至るのです。
地熱発電は原子力発電に比べると安全で、環境にも優しく見えていたでしょう。行政も国民もここに問題があるという意識を持っていないと思います。
現実はそのような物ではなく、科学としての理解がなかったことで、火山の噴火と地震のリスクを高めてきていたのでした。マグマ溜まりの潰れのメカニズムからは明確な現実です。向き合うべき大きな問題でしょう。
日本の発電量の0.2%しかない物が、311地震や岩手・宮城内陸地震、新燃岳の噴火や福岡県西方沖地震の原因になっているのです。0.2%のために負担すべきリスクには遠く及ばないでしょう。現実を知ったところで廃止に向けた議論が必要な事業です。
CO2貯留関連も同様です。地下への注水を行う物は全て再検討すべきでしょう。こちらは中越地震、中越沖地震と大きな被害を生み出してきています。加えて新潟の位置から北米プレートをつなぎ止めている岩盤を深いところまで大きく破壊し続けています。この破壊は311地震による東北地方の動きを大きくした影響があるはずです。
現在苫小牧でも実施中のCO2実験ですが、この場所は近傍の樽前山の噴火につながる変化になりやすいでしょう。CO2の貯留事業は全て停止し、注入済みのCO2も回収すべきです。地盤の劣化は簡単には戻らず以後の地震を大きくするでしょう。
無責任な政治と行政は日本を敗戦に導いた最大の原因であると考えています。この敗戦の原因と向き合わずに来た私達は、今も続くこの種の無責任に向き合う必要があるのです。
無責任なのは政治や行政だけではありません。科学者も無責任です。地熱発電は昔から続く物であり問題を起こしながら来ているにもかかわらず、その責任を回避してきています。科学は専門家にしか分からないとされていますが、その様なことはないのです。現在の科学者には客観性がないので、自分の見たい部分だけ見て肩書きで相手を納得させているだけでしょう。客観性の無さは今後社会で認識されて、この先の科学を大きく進歩させる物になります。既に出来ている地震予知他客観性の追求が産みだした産物です。
地震予知は出来ないとする地震学者の言葉に科学的な根拠はありません。専門家の言葉だから私達はそれを信頼しているのですが、彼らには分からない事はたくさんあるだけでなく自然現象をくまなく見つめるという客観性を持たないのです。自分の見たい岩盤の振動だけを見ているのです。この木を見て森を見ない態度が彼らの科学を大きく遅らせて来たのです。
他の分野も含めて科学者の態度は、客観性の重視が科学の進歩にとって重要であると気づく時に大きく変わるでしょう。新しい科学が広まる中で自然に進むと思います。
もう一方の問題である行政の無責任は、これから私達が向き合うべき大きな問題です。まずは行政の嘘に光を当てる署名による司法権の行使が解決策の一つです。情報公開を通じて現実を知り、責任を追及すること、責任を取る行政組織へ改善することが私たちに求められています。
以上