10月8日の1時46分に阿蘇山の爆発的噴火が起きて、噴煙を高さ11kmまで上げたそうです。噴煙は遠く関西まで届くとのことです。これまでに比べると少し大きめの噴火ではありますが、事前には日向灘にも玄海原発側にも群発地震を出していません。もっと大きな噴火が起きうる火山ですので、噴火の規模は調整されている様に見えるほどです。自然のデモンストレーションで残っていたのが津波と噴火でした。こちらの予想では台湾情勢が落ち着いた所で三宅島が噴火する可能性があると思っていましたが、このデモは阿蘇山が担当することになった様です。
噴火は7日の夜にも小規模な物が起きており、活動の活性化を伝えていました。天候が悪いので噴火時の火山カメラの映像はなさそうですが、朝8時半の時点の映像は確認出来ました。火口から噴煙が上がるのはいつもの景色でしたが、本日は火口ではない所からも煙が上がっており、火口全体に下から圧力がかかり、周辺にある裂け目からも噴煙が上がるほどに大きな動きをしていた様子です。
今は小康状態ですが、今後の変化には注意が必要です。
阿蘇山が大きめに噴火したので、これまでにため込んでいたエネルギーをある程度放出したと見えるかも知れませんが、実際にどうかは今後の状況次第です。こちらのマグマ溜まりの大きさの評価を思えば、11kmの噴煙は上げたい時に上げられるほどの大きさです。東西2つのマグマ溜まりを抱えており、一方が寄与したとしても他方にはまだエネルギーが温存されています。熊本地震で被害を抑えるためにため込んでくれた物になります。
阿蘇山の影響に関する今後の注意点は広範囲に及びます。
2つのマグマ溜まりの軸上にあるのは、玄海原発と福岡地区です。この地区と火口との軸上のエリアには大きな地震に可能性があります。反対側の日向灘にも同じ影響があります。特に玄海原発には注意が必要ですし福岡地区も人口が集中しておりリスクに対処すべきでしょう。しばらくの間地震に備える必要があるという意味です。
影響はこれに留まりません。中央構造線上の火山です。影響はその構造線上に大きく現れてくると思います。熊本の地震にも注意が必要です。大きな余震が起きる可能性が高まりました。
こちらの心配になるエリアは熊本に加えて別府側と川内原発側です。構造線の動きは川内原発側にも影響するので、この原発にも被害の出る地震に可能性が高まりました。
同様以上に影響を受けるのは伊方原発です。川内原発は定期点検で運転をしばらく止めるので、現状のリスクは低下していますが、伊方は愚かな再稼働を熊本地震後のリスクをまともに再評価せずに行っています。可能性として、そしてプレートの動きとして、伊予灘の地震、別府湾の地震には注意が必要です。それぞれ残されている津波のデモに注意が必要だと思います。
10月に入ってから、地震の意図を解析する時間が取れず記事を書くのに精一杯です。大きなリスクを感じる状況ではありませんでしたし、台風18号も予想通りと見ていました。気になる地震は起きていますが、こちらの以下の呼びかけの範囲でした。
9月30日に書いた記事で、偽善の側に与する存在達へのメッセージと未来の計画についてという物があります。ここに九州の状況を書いており、阿蘇山の地震に対する対処量があふれる可能性を指摘していました。その結果で川内、玄海、伊方原発付近に局所的に大きな地震や津波が起きて、放射能漏れを起こす被害になる事を予想しています。
今の政府が中国との紛争を回避せずに衝突すると、日本中の原発にミサイルが飛んでくる可能性があります。その時の被害は臨界事故の多発になり目も当てられないでしょう。これを防ぐためにももう一つ臨界クラスの事故が起きると、原発を日本で動かす事はもう難しくなるでしょう。小さな被害ですむことを願っていますが、こちらとしては自然に地震をお願いしている所です。
台風18号がこちらの呼びかけに答えたかは分かりませんが、 進路は川内、玄海、伊方原発付近に地震を起こすためには重要な部分を通過しています。四国や日向灘などにも地震が起きており、こちらのお願いした状況に近づいている所でした。
ここで大きめの噴火が起きることは予想していませんでした。噴火しなくても必要な地震を起こすことは簡単だからです。現状の噴火は地震を収めるエネルギー抜きではないと思います。
この記事で指摘したエリアだけでなく、これまで指摘してきた中央構造線上のエリアにも注意が必要でしょう。日本海側の原発も含んで広範囲です。
遺跡の関連では重要な20161008が本日です。こちらは残る記事を1つ英訳するために早起きしたのですが、飛び込んできたニュースが阿蘇山の噴火でした。自然は本気であると言うのろしを偽善に向けて上げていることになるのですが、世界の遺跡を残した人々と自然、神を名乗る存在が願う米国大統領を選べるかはまだこれからでしょう。ヒラリー氏ではなくサンダース氏への交代が実現することを願っています。
今月は9日が半月で、16日が満月で20161016の組込の当日です。この先まだ変化に注意が必要であることを明確にしている状況です。
こちらの望む情報公開へは、まだいくつかのステップが残されています。一歩一歩の歩みで良いので、良い方向へ進展することを願っています。
阿蘇山と富士山の安泰を願って頂ければ幸いです。阿蘇の自然の存在はこれから動く所だと思いますので、被害を限定し少なくすませるためにもご協力をお願い致します。
しばらくの間、関連記事の英訳作業を優先します。九州の状況は彼ら次第であり、彼らに願う以外に人の関与出来る領域はない所です。気になる状況が生まれた場合はメルマガやHPに状況を載せることになります。
稲生雅之
イオン・アルゲイン