霧島の噴火について         1月28日

 今週の26日から始まっている霧島連峰の新燃岳の噴火ですが、噴煙が2.5km上空まで上がっており、周辺地区には火山灰をたくさん降らせています。
 このメルマガの9月9日の久高島の渦について、11月22日の世界の噴煙を上げる山と今年の冬の分で、霧島の噴火を予想していました。時期は分からなかったのですが、地球の温暖化を防ぐために噴火することが出せていました。

 その当時からたくさんの火山の噴火が起きています。今もアイスランドの火山の噴火が新たに起きそうとの情報もあり、今までに起きてきている噴火だけでは、地球の温暖化を止めるにはまだ十分ではないのかも知れません。
 霧島の新燃岳の今回の噴火について、その意味を調べてみました。

新燃の噴火の解析結果
 2011年1月26日の霧島の新燃岳の噴火の目的は、アムールプレートに溜まった力、ひずみの分散の為の物であり、煙で地球を冷やすことでもある。
 この先の桜島御岳の噴火、長江での地震と関連地域である琉球、九州、長江の高潮の力を分散している。

 今回の噴火が地球の温暖化を防ぐことにつながる物であることが、はっきりしました。この先桜島も噴火をして噴煙を上げることになり、温暖化の暴走を防ぐことになって行くようです。

 この先どれだけの噴火活動がつづくのか分かりませんが、この先に起きて来る桜島の噴火と中国での地震と津波のエネルギーを分散してくれていることにもなっています。
 中国の上海で地震が起きて、そこから政治も経済も変化してゆく未来予想があります。良い方向に行けばよいのですが、そのタイミングが計られているという感じを受けています。今の時点で中国での大きな変化が望ましくないので、先延ばしされて規模も小さくなるように調整しているようです。

 上海エリアでの大きな地震と津波は、中国が十分な耐震設計や津波の被害を想定していないと思われるので、人災として被害が大きくなる可能性があります。経済一辺倒ではいけないと言う事を私達は学んできていますが、発展途上の中国にはその機会もまだ少なく、四川の地震以後も経済一辺倒の姿勢にはそれほどの変化が見られていないのが実情です。

 日本については、上海のそばでの地震による津波です。大きな物にはならないと思いますが、九州、沖縄、場合によっては日本海側に津波が到達しますので、注意が必要になるかも知れません。

 アムールプレートというのは、桜島、霧島と上海の手前までをつないでいて、プレートの周辺部に存在する桜島、霧島のプレートのひずみエネルギーが上海の手前まで届く形をしています。距離もあるので、この活動が直接上海に影響するとは思いにくいかも知れません。
 ロシアの人工地震の研究で、プレート周辺部で核爆発を起こし、そのプレートの反対側で地震を起こすという物があります。可能性があるから研究されている物なので、地震のエネルギーが伝達されるメカニズムとしては存在しているのだと思います。

 桜島の噴火の時期など、未来の出来事の時期を見るのは現状では難しいです。今回の霧島の噴火により桜島の噴火の規模が小さくなると予想しますので、この噴火が一段落したら、改めて解析をして未来の変化が分かれば良いと思います。公表できるレベルで予想ができればここに載せたいと思います。

 寒冷化というか、気象の変化については改めてお送りしたいと思います。今年の冬の日本海側の雪の量が多いことと、オーストラリアのラニーニャによると言われる大雨と洪水について解析を予定しています。
 気象の変化は確実に起きていて進んでいますが、今年がどの様になり、来年がどの様になるのか、今までの経験では計れなくなってきています。私達はもっと自然と向き合わないといけないというメッセージなのかも知れません。今回の暗号の場所にももちろん精霊と言う言葉は重ねられており、自然界の仕組みとして動いていることが出されていました。

 今回の分は、予定では1月31日にお送りする物です。当日大阪で前回お知らせした砂曼荼羅を見ていますので、少し早いですがお送り致します。次回は2月3日木曜日の予定です。

稲生雅之