富士山のマグマ溜まりと熊本地震の影響10 6月3日 6月8日追記

 富士山と三宅島は5月31日に台湾北部に地震を起こし、その後も活動的です。6月5日の新月前後に地震の可能性が増えますので注意をお願いします。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

6月3日追記
 千葉でも地震が続いており、0時53分に千葉県東方沖でM4.2深さ40km震度1の地震がありました。位置的に三宅島のマグマ溜まりの分と考えます。昨日書いたように三宅島から御嶽山までのマグマ溜まりの潰れが明確に進展している状況です。
 小さめの地震で見ても網代付近に群発地震があります。伊豆東部火山群も活発であり、昨日発震した新島・神津島のマグマ溜まりと富士山の分にも関東では注意が必要でしょう。M5クラス以上にも可能性があると思います。
 そろそろ深い場所の地震が増えてくると思っていますが、本日の桜島の噴火のせいか、薩摩半島西側の地震など浅い地震で九州に影響のある物や、関東の秩父付近でのM3クラス深さ30kmの地震など浅い物も影響してくる状況です。関東は富士山の関連に注意が重要でしょう。
 東北のマグマ溜まりが太平洋側に引き起こす地震も、内陸部の活動のわりには抑制的に見えています。新月の上下の動きは深い部分から影響しますので、マグマ溜まり全般を活性化すると思っています。
 三宅島の状況には大きな変化がないのですが、富士山と伊豆大島の震源分布図には変化があるのでイラストに紹介したいと思います。富士山は丹沢山系などの近傍の地震の増加が明確で、伊豆大島も南西寄りの震源が火口に向かって移動していることが分かります。富士山は5月19日までの1ヶ月と6月2日まで、伊豆大島は5月24日からです。
 これまでの地震は以下の状況です。

24日 薩摩半島西方沖 M4.9 西から
25日 紀伊水道と和歌山県北部に小さな地震
26日 母島北方 M5.1 東から
27日 奄美大島東方沖 M5.5x2(三宅島の分) 西から
28日 三宅島 M4.8 南サンドイッチ諸島のM7.2 東から
29日 和歌山県北部 M3.7 秩父地方 M3.2
30日 宮古島近海 M5.2(三宅島の分) 西から
31日 台湾北部 M6.2(富士山の分) 西から 母島北方 M4.8 東から  

 東からも3度ほど大きな動きが促されているので、これに合わせてプレートが動いた結果がそれぞれの震源図に現れている状況です。富士山における丹沢山系の地震の増加はフィリピン海プレートの北上の進展を表す統計的な現実であり、伊豆大島では付近の岩盤にかかる力が変化したことを明確にしています。富士山の噴火にそれほど心配がないことも、赤い部分の低周波地震が変化していないことで明確です。
 今のところ伊豆大島の噴煙には変化がありませんが、移動している震源が火口に重なれば変化を生み出す事になるでしょう。新島・神津島と伊豆東部火山群の中間当たりに火口直下のマグマ溜まりがある様子なので、この二つが活性化する今のような状況になれば噴煙にも影響が出てくるのではないかと思っています。
 この二つの火山の震源分布からもプレートの動きと圧力の変化位置は明確です。その下部にあるマグマ溜まりの潰れによる地震には注意が必要です。

 今日は6月3日です。天安門事件は6月4日にされていますが、実際の衝突は3日に始まっており学生と軍の衝突からです。この時点で共産党幹部が武力行使を決断し3日深夜に軍が動き始めて混乱が始まり4日朝まで攻撃が続いた物だと思っています。
 当時は鄧小平氏さえも北京を逃げ出す寸前でしたが、その後の権力の掌握に成功し現在に至ります。民主化の要求が市民の中にある事は今も変わらない部分を持つはずです。不満があれば噴き出す種類の物なのです。
 現在の北京政府の問題と言えば、パナマ文書に習近平氏の親族と共産党政治局員の親族の名前が3人分も載ったことでしょう。当局は必死に情報を抑えていますがこういう物は広まるまでの時間の問題でしょう。結局自分達も腐敗しているのであり、隠しきれなくなるのです。中国共産党にとってこの問題は大きくなると思います。
 共産党の指導の元に行われた法輪功への抑圧は、臓器売買を生み出した消すことの出来ない政権の腐敗であり人権の蹂躙です。ここにも光が当たる心配をしながらの政局運営を余儀なくされているのが現実です。外部への武力行使によるガス抜きを求める南シナ海の埋め立て基地問題は、これを行わないと軍を背景にした政治のバランスが取れないほどに追い込まれていることを実際に表しているのです。経済運営の失敗も隠しきれなくなっており、サミットにおける中国の日本敵視の発言は彼らの混乱状況を明確にしています。
 民衆が中国共産党に見切りをつけるまであと1~2年になるのか、もう少しかかるのか分かりません。中国の民衆が民主主義を求め、独裁による偽善的な政治を廃止してゆく流れが重要です。隠した本音では戦争を求める現政府に合わせる必要はないのであり、外交的に対処する事が重要でしょう。現在の戦争は勝ち負けに関係なく命も環境も国益も、その多くを失う物にしかならないでしょう。
 米国ではトランプ氏の言動が物議を醸しています。米軍の日本からの撤退など安倍政権が困るという発言をするほどですが、お金になる駆け引きを求めている物でしょう。ヒラリー氏は民主党の前原氏と組んで尖閣問題を引き起こした張本人であり、表の顔よりも戦争を求める人々との関係が強いのです。メール問題で信頼を失う事になるのか注意しています。その結果でサンダース氏が出て来れれば戦争への道が遠のくと思える状況です。
 太陽風速度は低速になり、電気も1倍です。変化が明日になるのかもう少し先になるのかは分かりませんが、5日に前後してのマグマ溜まりの動きは生まれてくると思います。注意をお願い致します。

 11時55分に長野県南部でM3.5深さ210kmの地震がありました。震度1には届いていないと思います。震源地は諏訪湖の南側です。
 この地震は御嶽山と富士山の中間とも言える場所です。このそれぞれのマグマ溜まりに深い場所からの活性化の影響が出てくることになると思います。
 御嶽山は昨日の午後には噴煙を上げ始めており、その後また止まっていましたが現在は雲の中で様子が分かりません。関連して三宅島は小さな噴煙を確認出来ており、活動が活発なことを表しています。富士山の様子は今後の火山性地震の状況と広域の地震エリアへの注意となります。富士山周辺は可能性が高まったと思います。
 このタイミングでこの位置に地震が必要になるとすれば、以後の揺れを調整するためと思います。紀伊半島から関東まで油断なく注意をお願いします。

 北海道の火山も活性化していますので、一部をイラストに紹介します。上記の三宅島の噴煙も載せました。5月24日の青森県西部の深発地震以降、群発地震を八戸沖から十勝沖に起こしていました。北海道駒ヶ岳の分か、有珠山の分か当時は区別がつきませんでしたが、噴煙への変化としては有珠山に影響が現れています。
 4月28日の有珠山の噴煙は高さ50m程度にされています。これと比較すると本日の噴煙はその何倍かになるでしょう。雲になりやすい気象条件も手伝っていると思うので気象庁の評価は低いかも知れませんが、これまで以上に活動していることは間違いないでしょう。北海道駒ヶ岳は噴煙を上げていないので、同様の評価は出来ない状況です。
 樽前山も噴煙は大きめです。気象条件の影響もありますが、北海道の噴火湾一帯にはフィリピン海プレートの北上する影響が出ていると思います。大きな噴火につながる事はないと思いますが、群発地震は続くと思いますので注意をお願いします。
 御嶽山は雲を伴ったままです。噴煙がそのまま雲になりまとわりついていると思われ、活動的な状況は変わらないと思います。こちらは関連する地震だけでなく小規模な噴火にも注意が必要です。

 16時21分に千葉県東方沖でM3.2深さ20km震度1の地震がありました。今朝の分に続いて三宅島のマグマ溜まりの分と思われ、その活動の高さを表しています。関東南部から千葉では少し大きめの地震につながってもおかしくない状況であり注意をお願いします。

 17時0分に今度は奄美大島近海でM4.8深さ10km震度2の地震がありました。三宅島が繰り返し地震を起こしている場所です。
 三宅島はエネルギーを持て余している感じがしますが、富士山の状況も含めてこの先に起きる変化が沈静化に向けた動きを促すと思います。それまで注意が重要でしょう。

 17時14分にも続きがあり、M4.2深さ10km震度1でした。5月27日と同じく2回目の発震です。IRISには一度目の物しか反映されていませんが、M4.7深さ38kmになっており三宅島らしい深さです。ここに書いた情報は携帯からであり気象庁の載せない地震になっています。注意の継続をお願いします。

6月4日追記
 昨日からの変化として、霧島山の群発地震の位置へ有感地震M2.2、予想した日本海側の地震M3.8が北海道南西で、福島県沖に吾妻山と富士山の交点でM4.3がそれぞれ起きています。フィリピン海プレートの北上する影響が東北と北海道に出ており、有珠山の活性化もその一環と思われます。前回は樽前山でした。青森県西部の深発地震など今回はプレートが少し西寄りに動いている事が理由かも知れません。
 霧島山は近くで深度地震も起きており、大分の鶴見岳、伽藍岳までを含めて深い部分の地震が増えています。桜島も0時過ぎに噴火しており九州全体が活動的になっています。九州は現在雨になっており新燃岳の様子は不明ですが、前回の例に従いしばらくして活性化することになる流れでしょう。
 太陽風は低速ですが、南向きの磁場が届いたりして9時半現在も電気は1.2倍程度あります。速度の上昇は今日遅くか明日になると思います。
 大きな変化なく進んでいます。三宅島の活動が高まったままですので、関連する地震に注意が必要です。他の部分は明日の新月の前後に動きやすくなるのに備えるしかない状況です。

 3日に米国の雇用統計が公表されて、予想の1/3だったことにより利上げが遠のいたという観測で円が106円まで上昇しています。指標には失業率もあり、こちらは4.7%で8年半ぶりに完全雇用を表す景気回復の水準ですが、ほぼ無視されています。
 今日になって過剰な反応だったとする意見も流されています。基本的にウオール街の資本家の意見が流れるので、彼らが利上げを望んでいない状況が明らかでした。
 FRBは利上げを望んでいるので、6月で利上げをしないと7月に利上げを出来るかは不明瞭です。指標の改善を待つべきと言う意見も流されていますが、イエレン議長への圧力が表面化している状況でしょう。指標が悪化すると7月の利上げが難しくなるので、選挙の点からはマイナスです。最後はどう判断するのか分かりません。残念な状況ではありますが、6月の利上げは五分五分に見えています。
 景気の回復による完全雇用状況の達成に基づき米国が利上げを検討する状況なのに、日本はリーマンショック並みというのはおかしな話でしょう。利上げがあれば完全に覆りますが、なければ政権への攻撃に決定打を欠くという所です。

 火山についてみると、樽前山を活性化する近傍の位置に小さな地震が起きています。霧島山は上記の通りです。有珠山も含めて北海道、九州の火山も活性化の予想です。それぞれが小規模な噴火はいつでも出来ると思います。
 これに加えて富士山、三宅島、御嶽山の活性化は明らかな現実です。何をどの様に動かすのかこちらでは分かりませんが、これまでに蓄積したプレート運動の歪みも含めて変化への準備は進んでいるという感じを受けています。

 12時15分に十勝沖でM4.4深さ10km震度3の地震がありました。十勝岳と樽前山の交点付近になります。北海道の天候が悪いので火山の状況が確認出来ないのですが、十勝岳もある程度活動的になっているのでしょう。噴火湾周辺から十勝沖、三陸沖まで注意が必要です。

 14時56分に薩摩半島西方沖でM4.4深さ10kmの地震がありました。携帯情報では震度3です。気象庁は震度の情報を出していませんでした。震源地はこれまでの群発地震の位置よりも少し西側です。(訂正版に震度3が載りました。)
 位置的には桜島と開聞岳の中間になり、どちらかは明確になりません。九州の火山の活動が活発である事には間違いのないところです。熊本、阿蘇エリアの余震を大きくするかも知れませんので、注意をお願いします。

 15時27分には和歌山県北部でM2.8深さ10km震度1の地震がありました。上記に誘発された物かは明確になりませんが、ユーラシアプレートを東に動かす事になり、再び紀伊半島東側に地震が少し起きやすくなります。
 5月29日にもM3.7が起きていますが、台湾北部の地震とその後の小さな地震による調整もありました。今回は震源も浅く影響は限定的だと思われますが、歪みの蓄積は残されていると思います。南海プレート側との切り離しを促し、改めて調整をするのかも知れません。

 これまでの流れを振り返ってみると
24日 薩摩半島西方沖 M4.9 西から
25日 紀伊水道と和歌山県北部に小さな地震
26日 母島北方 M5.1 東から
27日 奄美大島東方沖 M5.5x2(三宅島の分) 西から
28日 三宅島 M4.8 南サンドイッチ諸島のM7.2 東から
29日 和歌山県北部 M3.7 秩父地方 M3.2
30日 宮古島近海 M5.2(三宅島の分) 西から
31日 台湾北部 M6.2(富士山の分) 西から 母島北方 M4.8 東から
1日  大きな変化なし
2日  能登半島 M4.2深さ270km フィリピン海プレートの北上を助ける
3日  長野県南部 M3.5深さ210km 御嶽山と富士山を刺激
    奄美大島東方沖 M4.8+M4.2(三宅島の分) 西から
4日  薩摩半島西方沖 M4.4 西から 和歌山県北部 M2.8

 31日の台湾地震に向けた調整は分かりやすいと思います。ユーラシアプレートを動かす事で、白山と御嶽山のマグマ溜まりの影響を中央構造線で止める事にしていました。富士山のマグマ溜まりがエネルギーを台湾に届ける上で、南海トラフを同時に動かすことのないようにする配慮です。
 現状は三宅島のエネルギーが余り気味に見えており、噴火で抜き取るのか他にも動きが出るのかまだ分かりません。富士山も同様です。
 2日と3日の動きは東側からマグマ溜まりに影響する動きです。今日になって西側の動きが出てきており、和歌山県北部が動いたことで、富士山のマグマ溜まりの活動を中央構造線で再び分離する働きになる状況です。
 この先東南海エリアの北側から愛知にかけての領域を動かす事になるのか、それとも東南海エリアとしての調整になるのか、起きてみないと分かりません。可能性は北側ですが、富士山のマグマ溜まりのエネルギーがどこに流れるのか次第です。直近は三宅島の噴火で調整し、長期的にはフィリピン海プレートの動きで対処するのではないかと思います。調整の方法は他にもあるはずなので、変化が起きたところで解析してお伝えしたいと思います。変化は5日の新月の前後になりそうです。

6月5日追記
 今日は新月で、揺れの大きくなりやすい状況です。太陽風は10時半現在時速310kmで電気はほぼゼロです。周期としては速度が上昇し始めるタイミングです。
 昨日からの変化としては、薩摩半島西方沖にM3.6が起きています。宮城県沖にも栗駒山の分がM3.4で起きていました。九州を除いて思うほど活動的ではありません。天気が崩れていることもあると思います。
 九州の深い部分の地震は続いており、口永良部島と鶴見・伽藍岳の下で100~200kmの揺れが起きています。大分の分は深い地震がしばらく続いているので、注意が必要です。口永良部島は噴煙の高さに影響が出るくらいだと思います。
 薩摩半島西方沖の地震の影響があり、4日の九州は震度1以上の有感地震が4回でしたが5日は既に7回です。確率的にも大きくなりやすい揺れに注意が必要でしょう。
 東北でも吾妻山の下で地震が続いており、深い部分からプレートが動く時にはこの様なマグマ溜まりの下部に刺激が伝わりやすいのだと思います。火山性地震も多少活性化していますが、そこそこの地震を起こすかどうか程度で済むのではないかと思っています。
 昨日の和歌山県北部のM2.8の地震を受けて、紀伊半島東部から愛知県にかけての小さな地震が増えています。前回同様の動きです。南海エリアにも伊豆東部火山群と思われる位置に小さな地震が起きており、このエリアに動きが出るのか注意を促しています。
 三宅島の活動は噴煙にも現れており、本日も時々噴煙を上げています。北海道は有珠山も樽前山も大きな噴煙にはなっておりません。有珠山は天候の回復により水蒸気が雲になりにくくなっている影響の様子で、時折上空に小さな雲が生まれています。樽前山は近傍の地震の影響かも知れません。新燃岳は雲の中で、御嶽山も雲を伴って噴煙を上げていると思われる状況です。
 本日は富士山周辺の小さな地震も消えており、フィリピン海プレートの押し込みが一段落したと思われます。予想はこれまで説明してきた通りですが、後はマグマ溜まりのため込んだエネルギーの生み出す変化を待つだけという状況です。

 11時48分に奄美大島北西沖でM4.5深さ170km震度1の地震がありました。この地震が富士山のマグマ溜まり由来なのか、5月31日の台湾地震の以後の動きによる物か、区別が難しいです。深さと強度の点からは本日の富士山の活動である可能性が高いと感じています。
 どうしてこの位置に調整が必要なのか、まだよく分かりません。九州の火山を活性化する動きになるのですが、同時にユーラシアプレートの東向きの動きを促す物にもなるでしょう。この後の連鎖に注目していますが、南海トラフを切り離す動きがまだ必要であるとすれば、この関連では少し大きめの地震にも可能性が高まると思います。
 この位置から揺れを送ると、一般には九州の地震の抑制につながる事になります。余震が増えていましたが、これを実際に抑えることにつながるのかについても解析上は注意が必要になりました。九州への影響を減らして、ユーラシアプレートは東に動かしたいという状況に見えています。

 マグマ溜まりの活動はそれなりに高まっており、秋田駒ヶ岳、栗駒山、霧島山、桜島の群発地震の位置には地震が起きています。今のところ大きな物にはなっていませんが、富士山、三宅島、御嶽山、阿蘇山の活動には注意をお願いします。
 上記地震の意味を考えていたのですが、科学としては日向灘の地震を阿蘇山と富士山で引き起こせる可能性の上昇していることに気づきました。白山と御嶽山との交点はユーラシアプレートに動きである程度遮断出来ると思いますが、現状の阿蘇山の活動はこの動きでは止められる状況にはありません。九州では広域に余震域が広がっているので、今ならまだ日向灘の調整地震を起こせるでしょう。揺れよりも大きめにプレートを動かして歪みを抜き取る事に可能性がある状況です。阿蘇山の群発地震の動きは多くないので確率は低いのですが、多くの歪みのエネルギーをため込んでいることは確かです。大分側も含めて調整には可能性があるでしょう。
 御嶽山の状況はかなりの歪みのエネルギーを抱えていると思います。こちらはこちらでの揺れがあるかも知れないと思います。
 17時を少し回ったところです。太陽風は時速340kmですが、南向きの磁場が強まり電気を流し始めるところです。速度の上昇も含めて今後の変化に注意が必要になりました。

6月6日追記
 昨日の続きとしては、茨城県北部にM3.3震度1が富士山の分、奄美大島東方沖にM3.5震度1が三宅島の分でした。気になる地震としては、霧島山と阿蘇山の近傍の深い位置と、三重県南部に御嶽山の影響を感じさせる弱い地震です。
 火山の状況には一部に変化が現れており、イラストに載せました。口永良部島は気象条件もあって400m以上の噴煙を上げています。先日の真下の深発地震の影響を受けた物と思います。御嶽山はこれまで通りの活発な噴煙で、十勝岳は強まっている状況です。有珠山も強まっていますが、夜の写真でないと分かりづらい薄い噴煙です。三宅島、阿蘇山と新燃岳を確認したいのですが、雲の中です。
 本日は太陽風が高速化しており10時現在で時速約570km電気は2.2倍です。この先影響も強まると思われますので、揺れに注意をお願いします。
 九州の地震は、昨日はお昼以降は1つに抑制されていましたが、本日になって既に6回起きています。抑制はもう少し続いても良いと思います。止まったり揺れが続いたりを繰り返す様子です。上記地震もあるので、阿蘇山の周辺には小規模の噴火も含めて注意をお願いします。
 昨日の新月の影響は明日までは続くと考えています。それまでにどこかで動きが出るか、それともこのままで先送りになるか、結果が出るでしょう。

6月7日追記
 大きな変化は生まれていませんが、電気は30時間以上2倍前後で流れており、少し大きめの地震を促しやすくなっています。10時半の現状で速度は時速約510kmで、2.3倍の電気です。
 富士山の地震は釧路でM3.7、福島県沖でM4.0が起きており、三宅島もM3.5の2回目を起こしています。本日のGPS変動データーでも富士山は周辺と異なる動きをしておりマグマ溜まりは活動的です。
 プレート変動の流れの地震としては、本日3時15分に群馬県南部でM3.5深さ10km震度3の地震がありました。紀伊半島の小さな地震群が促したユーラシアプレートの動きに対応している地震であり、長野県北部の小さな地震を経て前回同様の発震です。関東の南側の分は歪みを残していると思います。
 イラストには載らないのですが、母島の北方で再び地震があり、M4.5深さ10kmでした。プレート境界の地震であり、イラストの伊豆半島南方遠方の深発地震と組み合わせで、フィリピン海プレートの東側の北上を再び促します。
 これに対して九州側でも深発地震は続いています。阿蘇近傍の深発地震は昨日に続く地震です。屋久島の西側でもM4クラスの深発地震が起きており、上記三宅島の地震と合わせてフィリピン海プレートの西側を北上させる動きになります。大分の関連地震と日向灘の地震が気になるところです。
 丹沢山系には小さな地震が起き始めており、フィリピン海プレートの北上を明確にしています。これまで繰り返してきたように、富士山から三宅島までの関連マグマ溜まりが潰される地震と白山、御嶽山の活動を高めることになるはずです。
 今回は新月だけでなく電気のエネルギーによる歪みの蓄積があるので、少し強く揺れてもおかしくない状況です。
 紀伊半島東部から愛知にかけての地震の可能性は多少下がっていると思いますが、富士山と三宅島が刺激を受け続けています。御嶽山と阿蘇山を含めてマグマ溜まりの活動には注意が必要です。

 今日は不思議な英語のメールが届きました。半年前の英語の情報拡散に関連するメールです。今頃になって2度目の返事をするように動かされている様子でした。こちらはその後日本の遺跡の情報と噴火と地震の予知について情報公開を進めており、科学の関連から情報拡散出来るかどうかという所です。リスクの高い情報拡散ですので簡単に進まないと考えていました。当事国内でも拡散につながらなかった事は同様でした。
 この半年で追加準備して来た情報が重要な事はこちらでも分かりますが、英語圏での拡散にもつなげられる可能性が見えてきたのかも知れません。まずは日本の政治の変化につながると良いのですが、ここまでずるずる延ばされて身動きの取れない状況には変わりありません。
 こちらにとって熊本地震は、偽善側が引き起こす情報拡散を邪魔する動きを利用した物だったと考えています。富士山のマグマ溜まりを調整して南海トラフを動かさずに大きな地震を起こすための準備でもありました。台湾のクーデター対策としての地震が必要であったために、ここまでの動きが準備されて実際に地震となっています。
 こういった話は信じられないと思いますが、いわゆる霊としての見えない存在に人間の活動が監視出来るのであれば、クーデターの準備状況は分かるはずの物です。911でも同様であり、事件の後から様々にこの種の予測情報が流されていました。
 私達は宗教の神を否定しないのに、科学としての霊は否定しています。こういった矛盾が偽善側の一神教による支配を助けているのですが、この種の間接支配の現実に向き合おうとしてこなかったのです。遺跡に残された善と偽善の争いの状況は、この世界が人と動植物だけでない現実を教えることになるでしょう。様々な見えない存在もいるのであり、善と偽善に分かれて争ってきたのです。この中で私達は死後霊に戻るのであり、各種宗教の語る輪廻転生がこの世界の現実なのです。
 善を求める人と霊の集団と、偽善を通じて利益と欲を求める人と霊の集団の争いとも言えるのであり、彼らは弱肉強食による力の支配を手放す事が出来ない進歩を拒否する存在達なのです。科学の進んだ社会を維持する為には、過去何億年も続いてきた弱肉強食による力の支配では、お互いを何度も滅ぼすだけなのです。核の使用など環境が繰り返す破壊に耐えられなくなる時が、この星の終焉になりかねないのです。これを避けて未来を守りたい存在達が力を貸してくれているのでしょう。
 善と偽善の争いにより過去に二度も滅んできた私達の現実を知ることが重要です。遺跡の残した情報がここまでの噴火と地震予知の科学を後押ししてくれた現実が、この先の未来に向けて私達の変化を促すことになると思います。この世界で一般の私達弱者が求めてきた民主主義を成熟させるこの先の流れにより、本来の民主主義に反して大衆を騙す嘘や偽善の政治を進める人々に情報公開の光を当てる事が出来るのです。
 利益と欲に溺れ弱肉強食による力の支配を望む人々を、自分と社会の未来を守るために、善の側へと変える事が大半の場合で可能でしょう。拒否する霊的な存在が残ることになるとしても、その存在を偽善の悪として人々が無視出来るように私達は変われるのです。遺跡の伝える情報からは、ここまでの変化が私たちに求められていると思います。

 13時1分に茨城県南部でM3.7深さ40km震度2、14時17分に北海道東方沖でM4.6深さごく浅い震度1の地震が富士山のマグマ溜まりの関連でありました。
 13時19分には岩手沖でM3.9深さ30km震度1の地震がありました。こちらは十和田湖の分と思われます。
 フィリピン海プレートの北上の影響が強まった結果だと思います。上記の関東の分は富士山以外が残っているだけでなく、富士山周辺にもまだ可能性はあると思います。
 16時23分に紀伊水道でM3.1深さ20km震度1の地震がありました。フィリピン海プレートの西側の動きの結果であり、これでまた紀伊半島の動きを促す事になるようです。大きな揺れにつながらずに進めるか、これで同じパターンの3回目くらいです。

 本日はクリントン氏が民主党の指名を確実にしたという根拠に乏しいニュースが流されています。AP通信の独自集計とのことですが、明日のカリフォルニア州の民主党の予備選挙へのあからさまな偏向報道でしょう。クリントン氏はメール問題でFBIに起訴されるかがまだ大きな問題として残るだけでなく、この問題で5月26日に国務省に規律違反を指摘されたばかりです。オバマ大統領がクリントン氏への支持を今週中に表明するとまで書かれていますが、このメール問題に結果が出る前にオバマ大統領が支持を表明出来るとは思えません。
 サンダース氏が選挙戦を撤退する理由には乏しく、どちらかと言えばクリントン陣営の焦りにも見える偏向報道です。メール問題に関しては嘘つきクリントンとまで言われていますし、トランプ候補の毒舌との組み合わせで選挙が盛り上がりこそすれ、今回の報道はこの線上で彼らを動かしたい人々の行動でしかないように見えています。
 日本でも舛添氏への追求が強まっており、参議院選挙との同時選にする事で、国民の関心を不正を正す自公に向ける状況が生まれるところです。舛添氏を選んだのは自公なのにその責任はどこかに消えてしまったように問われないのです。

 イエレン議長も3日の雇用統計には失望とのことなので、残念ですが6月の利上げは遠のいた様子です。同じ世界経済に参加しながら米国は景気の回復により利上げを検討している状況なのに、日本は利上げどころか2%のインフレターゲットへの接近は全く達成出来ず、それどころか消費税のアップを2年半も先送りしようとしています。
 先送りが個人としてありがたいことは分かるのですが、一方の米国は景気を回復させているのに、日本は全く改善に目処が立たないからこそ2年半も先送りするのです。アベノミクスの失敗以外の何物でもないのに、この単純な議論が成り立たないのです。株価が上昇し円が下落しただけであり、日銀の国債買い入れにより円の価値を毀損し国民に見えない損を共有させながらも、景気の回復には全くつながらなかった結果を無視しているのです。2%のインフレターゲットはどこに消えたのでしょうか。米国は景気の回復にある程度成功し日本は大きく失敗したのです。
 日銀の持っていた金融の力により株価と円レートを操作出来ただけであり、経済の実体を改善することの出来なかった結果が、動かないインフレ率に現れているのです。この原因を明確に出来ず経済運営を続ける愚かな人々には、今後の経済を改善する能力はなく退場が本来必要でしょう。アベノミクスは金融だけを動かせても実体経済を全く動かせなかったという政策の大きな失敗であり、政府と日銀の失敗という結果は既に出ているのです。
 マスコミの偏向報道には選挙の度毎に議論が出るのですが、今回も国民から大きな不満が出ることもなく進むことになるのでしょうか。こちらの準備は科学の嘘に光を当てる事からになりますが、科学の嘘も政治経済の嘘も支える物は政治の仕組みであり、政治とマスコミはそれぞれに影響し合っている物です。数ある嘘の中から目立つ物、国民が大きな犠牲を強いられている物から光が当たるように出来ればと思っています。

6月8日追記
 結局何事もなく新月の影響期間は過ぎました。5月と同様の結果であり残念です。5月は少し遅れて台湾付近の地震が12日に起きており半月の影響時期まで伸びていました。
 今日は一転して富士山の活動を高める結果を既に出しており、口永良部島との交点には群発地震が起きています。記事を書いている間に9時56分M4.7深さ10km震度2が起きており、口永良部島の小規模な噴火につながるかもしれないと思える状況です。
 このエネルギーを送り出している南海トラフのエリアには、東南海の位置に小さな地震が起きています。富士山のエネルギーが通過していることを表しており、これまでの状況からこの位置が大きく揺れるわけではないと思います。富士山との分離が出来ている仮定で、ここから北側の紀伊半島東側と愛知よりには御嶽山の活動への注意をお願いします。
 南側はこの状況です。北側にも三陸沖に群発地震が起きており、秋田駒ヶ岳との交点になります。秋田駒ヶ岳、岩手山などは活動的な状況を続けていますが、小規模に噴火する可能性は低いと思います。三陸沖の交点での津波を伴う地震に注意が必要だと思います。昨日根室と北海道東方沖にエネルギーを送っているとすれば、それなりに大きなエネルギーが三陸沖でも開放されるかも知れません。フィリピン海プレートの北上する影響ですが、群発地震の規模も小さく311地震の時の様なレベルではありません。位置的にも揺れよりも津波に注意というタイプです。
 こちらとしては4月からずっと富士山のマグマ溜まりの活動について書いてきましたので、ここで分かりやすい結果を出してもらえれば多くの人々にも訴える物になるでしょう。こちらもこれ以上続かない状況までぎりぎりを続けていますが、限度があります。
 阿蘇山にも注意していますが、昨日23時58分に日向灘でM2.7深さ50km震度1の地震を起こしています。阿蘇山の東側のマグマ溜まりの影響域に近い場所でした。この程度ではこれまでの歪みを抜き出すにはほど遠く、熊本地震で動かしすぎたプレートの変動に調整を図る物にはならないでしょう。
 口永良部島側から日向灘に調整をして、阿蘇山の影響域を動かしやすくしているという可能性はあると思います。阿蘇山のため込んでいるエネルギーを考えるとまだ様子を見る必要があるでしょう。富士山との交点の地震は避けており、日向灘寄りの地震になると思われます。
 御嶽山の噴煙は雲の中で見る事が出来ません。三宅島も同様でした。こちらは昨日も奄美大島東方沖にM3.6、本日も10時55分にM4.3、11時3分にはM4.7を続けて起こしておりこれまで以上に活動的です。携帯情報のみですが震度1や2を起こしています。この状況も日向灘の地震に影響するでしょう。フィリピン海プレートの北上が続いている間は注意が必要です。

 12時15分に青森県東方沖でM3.0深さ70km震度1の地震がありました。北海道駒ヶ岳のマグマ溜まりの分と思われます。
 この地震の状況から考えると、三陸沖の交点には北海道駒ヶ岳も影響を及ぼしている可能性があり、少し前の青森県西部の深部地震以来活動的になっていると思います。火山性地震と周辺の地震活動からは秋田駒ヶ岳のマグマ溜まりも三陸沖に群発地震を起こせるレベルに活性であることが明らかです。すると富士山との交点付近に影響を及ぼしている火山が2つになります。その結果ですが、この場所での地震の確率を上昇させていることになると思います。
 昨日の根室と北海道東方沖の地震が三陸沖を経由してエネルギーを通した時に、これまでの歪みはある程度解消していると思います。それでも秋田駒ヶ岳、北海道駒ヶ岳のマグマ溜まりのどちらか一つが大きく潰れると、富士山のマグマ溜まりによる地震も起きやすいでしょう。フィリピン海プレートの北上する押しの状況次第であり、富士山側は活性だと思われます。有珠山と樽前山も原因になる可能性はありますが、現状三陸沖まで群発地震を届けている状況ではないと思います。
 現状では三陸沖の群発地震の数が少ない分大きくてもM6クラスだと思いますが、地震に際しては揺れよりも津波に注意をお願いします。