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稲生雅之
ペンネーム:イオン・アルゲイン
4月27日追記
昨日お知らせしたM0.2以下の微弱地震の位置に発震がありました。本日0時5分に宮城県沖でM5.0深さ50km震度3の地震とその後0時18分のM3.8の地震につながりました。栗駒山の分と思われます。イラストを参照下さい。
4月25日までの微弱地震は、4月1日のM6.0の東南海エリアの地震以来抑止が続いています。この中で宮城沖の前兆分が発震に至った物になります。抑制があっても微弱地震は大きめの地震の前兆になるようです。もう少し大きくても普通なのですが、2回に分かれたことでM5ですんでいるのかも知れません。
微弱地震の抑止は九州から北海道までであり、琉球列島には起きていません。この中での25日の奄美大島の微弱地震ですが、富士山のマグマ溜まりの影響を直接受ける部分なので、ここにはM6クラスへの注意が必要だと思います。
全体の変化を見てみると、房総半島東方遠方にも小さな地震が2つ起きており、調整の進展を教えてくれています。他にも根室沖でM4.4震度3が起きており、北海道にも調整の再開を知らせているようです。
東南海エリアには伊勢の東側に小さく2つほど地震が起きています。この分は富士山のマグマ溜まりの分と思われ、もう少し南側のプレートを刺激することになると思います。このエリアが発震するかどうか今後も注意が必要です。
昨日樽前山の噴煙が強まったように見えることをイラストでお知らせしました。気象庁の情報によれば26日の11時頃に火山性微動が2回起きて、傾斜計にまで変化が現れる状況だったとのことです。予想通りで樽前山の活性化も明確になりました。火山性微動は2010年2月23日以来とのことです。
気象庁は本日詳細に調査をして情報を公表するとのことですので、その状況を夜にはこちらでもお伝え出来ると思います。
こちらの予想としては、山体の変形を表す傾斜計の変動が出る状況であれば、小規模な噴火に至る可能性が高まっていると思います。マグマ溜まりの潰れが進展して十勝沖にM5の地震を起こしている状況下での火口周辺の変化です。活動は高まっており注意が必要でしょう。
今後の北海道エリアへの地殻変動の影響にもよる状況ですが、GPS変動が起きれば小規模の変動ではなく中規模以上の噴火が起きてもおかしくない状況にあります。同時に苫小牧など近隣地区の地震にもつながる可能性が大きく高まりました。
今のところGPS変動は出ていないとのことですが、現在の富士山のように火山付近の計測にかからないマグマ溜まりの変動も存在します。国土地理院の4月9日までの変動データーには見た所異常は感じられない状況です。北海道の大きな地殻変動は4月14日以降ですので、この部分の公表は少し先になります。評価が重要になりました。
北海道の火山については十勝岳にも活性化が見られますので、関連する地震と噴火への変化に樽前山同様の注意が必要です。
太陽風は11時20分現在で時速約430kmです。北向き磁場であり影響は大きくありません。向きの変動に注意しています。
マグマ溜まりの関連メカニズムとして、火山の噴火を当てられた物はまだ阿蘇山だけです。明確な火山性地震の増加などの火山活動の活性化については、阿蘇山に加えて霧島山、樽前山となりました。十勝岳も噴煙が高まった時に火山性の地震を増やしていると思います。こちらは気象庁の評価待ちで、十勝岳の群発地震は増えています。
マグマ溜まりのメカニズムとしては噴火活動と、関連エリアの群発地震を起こしています。その双方が同時に進行するほどの活性化であれば、噴火が小規模ですむ物か注意が必要になると思います。阿蘇山は噴火だけでなく周辺に大きな地震を起こしています。樽前山についても同様に考えて注意することが必要でしょう。双方とも地殻変動由来であり、内部にたまった熱を一時的に放出するだけの活動とは異なるのです。
諏訪湖から房総半島東方遠方へのプレート運動の進展により、しばらくの間伊豆東部火山群の分など地震の発生確率が上昇します。この運動に関連していると思われる神奈川の小さな地震が少し増えていますので、注意をお願いします。関東では富士山のマグマ溜まり関連を除いてM5クラスまで注意が必要でしょう。富士山関連は富士山周辺や群発地震が起きる場所はM6クラスです。
12時56分に長野県北部でM2.5深さ10km震度2の地震がありました。御嶽山のマグマ溜まりの関連地震として予想していた分です。どちらかと言えば今進んでいる地殻変動由来と思われ、断層の動きなど小さくてすんだ様子です。
今後もしばらくリスクは残ります。草津白根山と浅間山の影響域として、長野市方面まで注意が必要です。
15時45分に新島、神津島近海でM2.7深さ10km震度1の地震がありました。昨日に続いてのこの場所のマグマ溜まりの地震です。やはり地殻変動の影響を受けていると思います。
イラストに気になる部分を載せました。この地震と上記長野県北部の地震、気になる神奈川県の集中が見られています。伊豆半島側にも震源はあるので、こちらにも注意が必要でしょう。
名古屋にM4クラスで深さ400km、東南海エリアにもM4クラスで深さ400kmの地震が起きており、影響を考えています。名古屋の分はユーラシアプレートの動きを促すと思いますが、東南海エリアの分は富士山のマグマ溜まりの影響よりも深いので地殻変動由来の地震です。時間的にも名古屋の分からの影響であり、歪みを取り去り富士山のマグマ溜まりの活動を明確にする働きです。
これが地震を呼ぶ物か抑える物かが分からずにいます。何もしなければマグマ溜まりの活動はこれまで通りですが、動きを与えるとその部分に変化が起きて現状では地震につながりやすく見えています。ここ数日で結果が出るでしょう。富士山の安泰を願って頂ければと思います。
16時49分に気象庁のHPに載らない地震がありました。福島県沖でM3.6深さ30km震度1です。位置は吾妻山と富士山の交点付近と思います。
携帯情報にしか載らない地震は深さの計算が上手く出来ない種類と感じていましたが、この地震は深さが30kmあるのに気象庁側には載りません。やはり何らかの問題を抱えているようです。富士山のマグマ溜まりの活動は活発です。
夕方に気象庁から樽前山の状況が公表されました。特段の変化はなしとのことです。昨日見られた噴煙の拡大も本日はそれほど見られなかった様子です。GPS変動データーは公表されませんでした。この部分は残念です。
こちらには十勝岳の噴煙の変化も載せていますが、こちらも一時的な物として評価されないのかも知れません。こちらには明らかな因果関係が分かっても、それを彼らが認める科学としての認識がないので仕方がない部分です。噴火に至って始めて認められる科学になるのでしょう。実績を積み上げるしかなさそうです。
こちらの評価は周辺の地震と噴火につながりうると言う物であり、火山性微動を起こしてからどれくらいで火山の表層に影響が出てくるのか、これから注意が必要になると思います。
本日の1時59分に種子島南東沖でM3.8深さ10km震度1の地震がありました。位置的には富士山のマグマ溜まりの影響を受けていると思います。状況を見直した結果です。
この領域の地震は口永良部島の噴火につながる物であり、少し前に屋久島の地震を紹介しています。この地震も火山性地震の記録には残っていますが、地震のデーターベースには載らない地震にされており、時々この様に不思議な地震が起きると気象庁は対処に困る様子です。
口永良部島のマグマ溜まりの活動としてもこの領域は活性であり、区別の難しいところです。今回は奄美大島に微弱地震が起きる状況を考えて、富士山の影響が及んでいると考えました。関連地震が統計評価出来るようになるレベルまで、ここでも実績の積み上げが必要になるでしょう。
4月26日の微弱地震は伊豆大島の西側に一つ新しい物が出ていました。残りはフィリピン海プレートの静岡の領域でした。富士山のマグマ溜まりによる微弱地震の抑制はまだ継続しています。
伊豆大島の西側はフィリピン海プレートの領域にあるのですが、火山活動と共に群発地震の増える場所での地震です。新島、神津島の活動がより活発になる可能性がありますので、この付近の地震と伊豆大島の火山活動の活発化にも注意が必要です。
23時30分に千葉県東方沖でM3.8深さ20km震度1の地震がありました。銚子沖であり新島、神津島のマグマ溜まりと、三宅島のマグマ溜まりの中間くらいの位置です。どちらか明確になりませんが、伊豆諸島のマグマ溜まりが影響を受けていることは間違いありません。
阿蘇、熊本でも地震が相次いだ一日でした。丸一日有感地震が止まった4月23日と何が大きく異なるのか、よく分からずにいます。現在地殻変動が進展中である事は分かりますが、これを止めたくらいで余震を止める事は難しいはずです。富士山のマグマ溜まりが引き起こしている微弱地震の抑制も含めて、まだ理解の足りない部分を感じています。
4月28日追記
本日9時36分に福島県南東部でM3.1深さ20km震度1の地震がありました。少し離れていますが、富士山のマグマ溜まりの分だと思います。
昨日の夜偶然ですが、北海道のアトサヌプリの噴気が強まっているのを目にしました。イラストに比較のデーターも載せています。今は静穏ですが、一時的に強まる時があるようです。こちらの目には地殻変動由来の変化に見えています。
同様に白山の火山性地震のデーターにも地殻変動の状況が現れていました。4月25日の三河地震後のプレート変動に対応したマグマ溜まりの潰れが原因だと思います。この種の潰れは地殻変動に対応して生み出される物であり、噴火につながる物ではないと思います。マグマ溜まりが影響を受けたことにより新しいバランスに変化する過程での変動であり、群発地震を起こす事になると思います。
現状で奈良から和歌山にかけての小さな地震は既に起きています。このマグマ溜まりは南海エリアに地震を起こしうるのですが、そこまでの活動になるかは様子を見る必要があるところです。22日にM2.1深さ40kmの地震を南海エリアに起こしているので、注意が必要な状況です。マグマ溜まりが地殻変動の影響を受けることがもう少し科学されるようにならないと、現実の地震や噴火の動きを知ることにはならないのです。
昨日書いた有感地震の頻度ですが、23日は1回で27日は56回でした。ここまで極端になる事には多少の疑問を感じますが、今回の地震が4月14日の半月に始まった事を考えると多少の説得力のある状況がありました。
23日は前日の夜の満月からの影響を受けていました。この月齢の違いはプレートに作用する力の違いです。満月は地球を挟んで太陽の反対側に月が位置します。プレートは双方の引力の影響を受けて上下に大きく動かされやすくなります。
これに対して半月は太陽と地球の軸から90度の位置に月が来ている状態です。この時月と太陽の引力は角度が離れており、その引力は上下の動きだけでなく、月や太陽に上下にひかれた部分が、もう一方の太陽や月にプレートレベルの大きさで水平に動かされるのです。
その結果は水平移動の断層地震を動かしやすくなる状況です。これは引力による現実の力の変動であり、月の満ち欠けが地震のトリガーになる部分です。
4月14日は正直なところ、こちらの期待していた地震が起きやすい日でした。三陸沖などで被害になりにくい地震で済ませてほしかったのですが、現実は熊本地震になりました。断層を水平に動かす力を現実化した物です。
今回の極端な地震の起き方の差はこの現実を思い出させる物であり、熊本地震が中央構造線を利用した上下の動きにあまり依存しない物である事を表しています。満月や新月の地震は恐らく、上下の動きを伴う地震になりやすいのでしょう。統計的に評価する必要がある現実です。
次の半月は4月30日です。ここに合わせて白山の活性化と東南海エリアの深発地震が準備されているとして、地震に備える必要があると思います。九州でも大きめの余震になりやすいでしょう。くどくてすみませんが大分の津波を含めて注意が必要です。
富士山のマグマ溜まりのエネルギーは予想以上に大きいので、他のエリアにも分散されるエネルギーが出てくると思います。
11時19分に愛知県西部でM3.1深さ40km震度1の地震がありました。この分は三河地震による調整を補強する分になると思います。やはりM4.2では足りなかったようですが、大きな地震での調整を避ける意味もあるのでしょう。
この分は昨日の記事に書いた名古屋の深度地震の影響を受けている物です。プレートの動きを促す上で地震が必要になった物でしょう。単純には誘発された地震です。
この状況を見ると東南海エリアの深発地震も表層の地震を小さくして促進する働きになると思えますが、南海エリアへの影響も含めて結果を待つしかないでしょう。
15時30分に有明海でM4.7深さ10km震度4の地震がありました。上記で予想し注意を呼びかけた分になり、これから先にもこれまで以上の注意が必要になりました。
震度4の地震は14日から22日まで続き、その後は25日の1回が最後でした。今日になって再びの震度4の地震は30日前後の数日間もより強い物が心配になります。上記に書いたメカニズムとしては起き得る大きめの余震です。
もう一つの心配がこの地震には現れており、震源が西に向かって移動するだけでなく海上に出ていることです。断層として水平の動きになるので津波は本来誘発されにくいのですが、このエリアには雲仙岳のマグマ溜まりが存在しています。この部分が刺激を受けると上下の動きを伴いやすくなります。上下の動きは阿蘇山においては噴火に至ったエネルギーになりますので、今後の動きに注意が必要です。揺れに慣れてしまっていると思いますので注意を呼びかけたい状況です。
雲仙岳のマグマ溜まりは14日以降の刺激で活性化しています。群発地震はまだ起こしていないと思いますが、火山性の地震には影響が現れていますので注意をお願いします。
16時12分には気象庁のHPに載らない地震が青森県東方沖でありました。携帯情報によればM3.6深さ10km震度1でした。この分は十勝岳の分と思います。小さな地震も含めて北海道にも活性化が目につくようになっています。
19時33分に宮城県沖にてM3.0深さ50km震度1の地震がありました。この分は栗駒山の分です。
27日までの微弱地震が公表になり、静岡のみの発生でした。九州から北海道までの抑制は今も続いており、富士山のマグマ溜まりは活発です。
4月29日追記
本日の4時半頃にバヌアツでM7の地震がありました。深さは30kmです。17日のエクアドルのM7.8に対するお返し変動の分散につながっていると思います。
この場所で揺れると、カムチャッカ半島からアラスカ辺りまでの地震につながりやすいです。日本の分散負担も減りました。今回は約2週間での反応ですが、もっと早かったり遅かったりします。
試しに双方の地震が火山の地震計に影響しているかを調べました。富士山を始めとして影響は計測されており、エクアドルは下から、バヌアツは横からの地震波を計測していました。このくらいの地震になると影響は地球全体と言える程大きいようです。
位置的に日本への影響はフィリピン海プレート全般と太平洋プレートとなります。九州だけでなく奄美大島から十勝沖まで全般に注意が必要になりますが、今進行中の変化に起きやすくする側の影響だと思います。南側の影響が多少強いと感じます。
昨日の22時57分に茨城県沖でM3.8深さ50km震度2の地震がありました。少し外れていますが富士山のマグマ溜まりの分だと思います。
13時41分に熊本で起きた地震はM4.0深さごく浅い震度3でした。M4.0以上の地震は昨日のM4.1とM4.7を除くと25日以来です。30日の前後数日間はこれまでよりも強めの余震になるという傾向があることを明確にしつつあります。
熊本地震は九州の中央構造線の回りに大量の地震を起こしてきています。この状況は薩摩半島西方沖の群発地震がこの関連プレートを北東に動きやすくした物と同じです。この意味もあるので、水平方向の引力が増大するこの期間は注意が必要です。
15時9分に大分県中部でM4.4深さ10km震度5強の地震がありました。注意を呼びかけている分です。30日の前後数日間はこれまでよりも強めの余震になるという傾向があることを明確にしている状況です。
大分県東部と有明海では、念のために津波にも注意をお願いします。
現状の説明にプレート変動の科学の部分を少し書きたいと思います。28日と29日の強めの地震は特定の時間帯に集中しています。朝3時前後と午後3時前後です。
こちらの太陽と月の引力の説明は少々不足していました。力の向きと大陸プレートの状況についてもう少し追記します。
この特定の時間には、月と太陽の引力を合成した向きが水平方向に近くなります。九州においては水平を向いています。この時ユーラシアプレートとフィリピン海プレートはどうなっているでしょうか。フィリピン海プレート全体は水平に動かされていると思いますが、ユーラシアプレートは水平ではなくもう少し地球を楕円に変形する力になっているでしょう。広いユーラシアプレート全体にかかる力を平均化するとその様になるからです。
結果としてこの2つのプレートには異なる力が働くことになり、その違いが中央構造線上の北と南で違う力となっています。ずれを生み出す地殻変動を駆動し地震にもつながる力になっているのです。
普段ここまでの現象を見る事はないでしょう。熊本地震以降のたくさんの余震が地殻を弱めていることが原因です。プレートにかかる力の差による地殻変動が起きやすくなっている状況なのでしょう。
地球を一様な剛性で考える古い変形理論では地震が予知出来ないのですが、プレート境界によるこの種の変化が地震を起こすと説明している微弱地震のメカニズムでは当然の現象です。論文にも書いてあるのですが、この様な形で現実的な現象を目にするとは思いませんでした。統計評価すると明確になると思っていましたが、地震の強度に表れるほどの状況が現在作り出されています。桜島の起こした地殻変動からつながって来ており、主に熊本地震のもたらした物になります。
明後日までは条件が似ていると思います。月が動くので時間帯が少しずれると思いますが、午前午後の3時前後の4時間くらいはこの傾向が現れやすいと思います。単なる自然現象であり、リスクに気をつけることを促してくれています。
本日の10時半頃グアテマラの西方沖でM6.6の地震がありました。本日起きたバヌアツの地震に対する連鎖でもありますが、エクアドルの地震の分担にもなるでしょう。
これまでの所日本ではエネルギーの大きな地震につながっていませんが、注意が必要な状況です。太陽風は時速380km前後で低調になってきていますが、もうすぐ次の高速風の起きる状況です。日本では九州での変化が大きいせいなのか、他のエリアには抑制を感じています。
16時47分に気象庁の載せない地震が福島県沖でありました。携帯情報によればM3.7深さ30km震度1です。この分は蔵王山と富士山のマグマ溜まりの分と思われます。
28日の微弱地震のデーターには、新しく薩摩半島先端に一つ震源が加わりました。これまでに見たことのない深さであり165kmもありますので、この場所が大きく揺れるという可能性はなんとも言えません。表層に起きる物とは性質が異なる気がしますが、念のために載せておきます。位置的にも大きな地震にならないと思いますが、改めて周辺の関連も調べる事になりそうです。この深さが正しく計測されているのか疑問に思うレベルです。
それ以外には変化なく静岡の震源のみでした。富士山のマグマ溜まりによる抑止は継続中でした。
現在の九州の状況には懸念する物があります。こちらの先史文明の存在を伝える立場としては、富士山の安泰だけでなくこのエリアが落ち着くまで阿蘇山の安泰も願って頂ければと思います。
九州以外のエリアに抑止が起きている理由が分かった気がします。例えば富士山のマグマ溜まりが地殻を動かすとします。普段なら固定されている地殻が流動的になっていると、地震に至らず変形してまた元に戻ることになるのです。この変形を今九州の中央構造線の周辺の地殻が提供しています。地震が起きにくくなるプレート型地震のメカニズムを九州の中央構造線周辺が今、日本中に提供しているのです。
この状況にはある意味での利用価値があります。今のうちに溜まり込んだ地殻の力を抜き取る変動を起こすと、この九州の部分が緩衝材になって地震の規模を小さく出来るのです。未来の被害も大きく減らせるのです。
これは現実に起きてる現象であり、今現在では九州の地震が日本に起きる地震のほとんど大半を占めています。元々の数が多いからでもあるのですが、確率的にはM6以上の地震は18日に一度起きるはずにもかかわらず、現実には九州以外では4月1日以後発生がないのです。M5~5.9の地震も2.6日に一度起きるのですが、これも9.3日に一度まで低下しているのです。
こちらのような敵とあらそう者にとってこれを利用しない手はないです。偽善の敵の存在に熊本地震のきっかけを起こされた現状において、(いわゆるあの世の存在を理解しにくいとは思いますが)これまでに溜まり込んでいる地殻の歪みを本来よりもかなり小さな地震で解放出来るのです。M8になる地震がM7になると言えるでしょう。これであれば未来に起きる被害を実際に大幅に減らせるのであり、我慢してでも地震に耐える価値があるでしょう。今リスクを取って将来に備えるという意味です。
富士山のマグマ溜まりは大きな地震を引き起こす準備の完了状態にあり、奄美大島から三陸沖までどこにでも地震を引き起こせる状況にあります。多くの人には南海トラフのエネルギーを抜き出してほしいところだと思いますが、調べた範囲では奄美大島も日向灘も同様でした。奄美大島は1911年にM8の地震を起こしています。喜界島の地震として記録されていますが、富士山の影響が及んでいる地震と言える物になります。日向灘の地震は南海トラフの東海、東南海、南海に加える4番目の位置として心配される物になっています。
どこを選ぶかは存在達次第ですが、こちらの視点からは三陸沖は定期的に歪みが抜き出されており、心配なのは南の九州から奄美大島の領域です。もちろん関東でも良いです。
こちらが何を意図して書いているかわかりにくいと思いますが、偽善の敵はこちらの予想を外すことに大きな努力を割く必要がある様子です。熊本地震はこちらの予想した富士山のマグマ溜まりの関連地震を、上記のように起きない方向へ大きく確率を操作しています。これが彼らとの争いの現実なのです。
この意味でも正直なところ彼らがこちらの予想を外しに来ている部分を感じているので、これに対抗するためにここまでの地震関連の詳細な情報を公開してきています。彼らは九州で現在進行中の地殻変動など、こちらの当たりに変えられる事を望んでいなかったでしょう。今の余震が大きくなる予想など当たればこちらの情報公開が進み、外せば被害が少なく出来る状況なのです。
富士山と阿蘇山の安泰を願ってほしいとお願いしてきました。これに加えてもう一点追加です。「現在と未来の」富士山と阿蘇山の安泰を願って頂ければありがたいです。今までの現在の安泰に加えて、未来の安泰のために必要な動きをお願いする形です。起きてくる地震や自然界の変動は私達にとって堪え忍ぶ価値のある物です。多少の苦しいことが起きるとしても、私達だけでなく子供達と地球の未来のためにご協力をお願い致します。
私達の祖先も同様に考えて神社を残し、その場所での祈りを今ある様々な位置を示す形に残して来たのだと思います。彼らの伝えてくれた思いと情報を、私達の未来のあるべき姿のために利用して頂ければと思います。
4月30日追記
昨夜から様子を見てきた熊本地震の余震ですが、11時頃までの震源リストをイラストに載せました。23時27分にM3.9、本日3時59分にM3.7を起こしています。23時半の方が大きくなっていますが、M3.7は午前3時前後の4時間という幅の中にあり引力の影響が存在する事を明らかにしています。
この状況が5月1日までですむか、2日まで影響が残るかは余震が収まるのを待つしかありませんので、それまで注意の継続をお願いします。
これ以外にも地震は起きています。
0時44分に長野県中部でM3.1深さ10km震度1 御嶽山のマグマ溜まり
1時37分に長野県中部でM3.3深さ10km震度3 御嶽山のマグマ溜まり周辺
5時27分に宮城県沖で M3.5深さ40km震度2 栗駒山のマグマ溜まり
となりました。
長野県の物は焼岳周辺と松本周辺です。後者は構造線の地震です。上記は一通りが予想している物ですが、これまでの諏訪湖周辺、御岳周辺から位置が北上しています。同時期に琵琶湖や京都の地震も起きており、ユーラシアプレートの動きが東向きから東北東に変わってきているように見えています。三河地震の影響でこのエリアの抵抗がなくなった分、力のかかる位置が動いているように感じます。
長野県北部でも地震は起きていますが、この傾向だとマグマ溜まりの潰れの群発地震も東南海エリアよりも長野県北部に出てくる可能性が上昇します。注意をお願いします。
太陽風は時速350kmと低速です。次の変化待ち状態です。
薩摩半島の微弱地震の関連を調べたところ、薩摩硫黄島の噴煙が高まっていることに気づきました。先月の最高高度が火口縁から600mとのことでしたので、これよりも少し高く上がっていると思います。
この火山は定期的にこの様な噴煙を上げるのだと思いますが、周辺の影響なのかはまだ分かりません。口永良部島も含めて活動に注意しているところです。富士山のマグマ溜まりの影響を受けていれば、今後の活動に変化が現れてくると思います。
薩摩半島先端部分には元々150km程度の群発地震が起きています。開聞岳のマグマ溜まりに関連する活動だと思います。この関連で偶然微弱地震が起きたと考えるのが一般的だと思いました。こちらも様子を見るしかないでしょう。位置もずれており開聞岳が活性化するわけではないと思います。
13時18分に奄美大島近海でM3.3深さ30km震度1の地震がありました。微弱地震の分にしては小さいので、続きの地震が起きてくるかも知れません。富士山のマグマ溜まりの分としておきます。
熊本地震の20時現在までの余震ですが、大きい方から4時にM3.7、11時にM3.5、15時にM3.4、16時半にM3.3でした。分割が上手く出来ているようです。今後の分も大きな地震にならないように願っています。
29日分の微弱地震には変化がありました。これまで静岡に出続けていた物が消えています。これまで数個必ず出ていたので、どの様な変化が起きているのか気にしています。全体では2つだけでした。1つは宮古島の北側で普段地震の起きる場所であり、リスクは大きくないはずです。
もう1つは問題がある位置です。志摩半島の付け根部分の南側です。熊本地震以降この場所付近にも微弱地震は2つほど起きており、中央構造線沿いの歪みのエネルギーに見えていました。伊勢側が動く場合のサインだと思っていましたが、静岡側の歪みが消えてもここに微弱地震が起きることには疑問を感じます。取り敢えずこの付近から東南海エリアまで注意が必要です。
富士山の活動が一時的にしても低下したのであれば、数日中にも他のエリアの微弱地震が回復して来ると思います。この様子を見ながら影響に注意しています。
太陽風はこれまで低速で北向きが多かったのですが、ここにきて南向きに変わろうとしています。速度はまだ遅いままですが、電気は流始めており注意をお願いしたいと思います。