秋田駒ヶ岳のマグマ溜まりの再現性 3月31日吾妻山の追記あり

 3月の中頃に秋田駒ヶ岳の火山性地震が多くなり、岩手沖にもマグマ溜まりの潰れによる群発地震が起きました。この地震は現在三陸沖地震の位置まで広がっており、リスクを伝えています。
 リスクの大きさは単純にこれだけだと分かりにくいと思います。現状の状況確認が終わりましたので、秋田駒ヶ岳についても時を遡ってみました。
 ここでは1年前にも火山性地震が活性化しており、この時の状況を比較する事が出来ました。その結果ですが、秋田駒ヶ岳のマグマ溜まりは
1)岩手山、八幡平とも共通のマグマ溜まりと思われる。
2)潰れに際して岩手沖と三陸沖に群発地震を引き起こす。
3)潰れに際して、活動が高まる前に秋田駒ヶ岳の北方に微弱地震を含む群発地震を引き起こす可能性が高い。
 と言う状況が明確になりました。

 これらの点から比較して考えると、岩手沖と三陸沖に微弱地震が起きていない現状は、大きな地震へのリスクは小さい状況です。三陸沖は遠いので微弱地震が捉えられない可能性があるので、ここには津波のリスクに備える必要があるというレベルです。
 311地震の原因になった栗駒山のマグマ溜まりも同じ位置に群発地震を引き起こし、エネルギーが大きかった311時には微弱地震を前兆にして、あれだけの地震になったのでした。
 これに比べると現在の秋田駒ヶ岳の場合は現状微弱地震の発生がないので、大きな地震になるエネルギーを感じさせる状況ではありません。三陸沖は注意が必要ですが、群発地震の数も少なく、リスクが顕在化した所です。
 火山の噴火には注意が必要ですがこれは変化を見てゆく必要があり、前回は噴火しなかったから今回も大丈夫という物ではないと思います。火山性地震やGPS変動など前兆に注意して行く必要があると思います。

 イラストには現在と1年前を比較したデーターを載せています。岩手沖と三陸沖にはほぼ同じ位置に群発地震が起きていることが分かります。三陸沖は少し下になっていますが、この程度の動きがあると考えて幅広く状況を見てゆく必要があるのです。
 1年前は5月と7月に火山性地震が増えています。その1ヶ月前の4月には秋田駒ヶ岳北方で微弱地震の群発地震が起きています。マグマ溜まりの潰れに際して、まず真上に影響が出る物と思われます。関連する活動が高まる前にここに地震が起きて状況を知らせているようでした。
 時の流れとしては6月に岩手沖に群発地震が起きており、その後活動がもう一度高まって7月の火山性地震と群発地震の発生になりました。
 過去の例がこれだけ明らかであれば、岩手沖と三陸沖の群発地震と微弱地震の発生に気をつければ良いとなります。くどい様ですが三陸沖は微弱地震が計測出来るか不明瞭なので、ここには津波に備える必要があるという事になります。地震が起きる可能性が高まれば群発地震が増えたり火山性地震が増えたりする可能性があると思われ、何らかの変化のサインを見せると思います。

 秋田駒ヶ岳の現状はこんな所だと思います。地震と噴火の当たりを取りたいところですが、ここも現在は可能性のみでした。
 もう少し早く火山と地震の解析を始めていれば、雌阿寒岳が活性化すると、十勝岳のマグマ溜まりの潰れに合わせて起きる、再現性を持つ浦河沖か十勝沖の地震を予想出来たでしょう。これは今年の1月14日M6.9の分です。
 2月の4日には桜島の爆発的噴火が起きていますが、こちらもマグマ溜まりの潰れ位置の群発地震が桜島を活性化する統計評価が早ければ当てられたと思います。桜島の噴火が起きてから評価して気づいた物なので仕方がないのですが、その後目に見える変化を起こしてくれない自然の現状では当てようがないのが実情です。
 予想した霧島山の活性化は明確になりましたが、御鉢の活性化ではなかったなどまだ足りない物がある状況です。雌阿寒岳にも期待していたのですが、再評価した現状の五分五分の評価に変わりはありませんので、ここの噴火は先送りではないかと思えています。

 このHPに書いてきた先史文明の存在は統計的に動かせない真実ですし、火山と地震のメカニズムもこの先の大きな変化が起きる時に明らかになるでしょう。噴火も大きめの地震も止め続けることなど出来ないし、マグマ溜まりの潰れのメカニズムは再現性のある現象です。その後も当たるでしょう。こちらの努力としてここまでの準備は出来ました。
 残念ですがこれ以上は資金繰りが続かないので、ここで一段落になりそうです。続きの活動は、ここに書いた地震と噴火の実例が増えないと先には進めないでしょう。本に出来るのはそれからです。
 2014年の衆議院選挙では、これに合わせて動くことなど出来なかったし、地震予知の関連も今思えば足引かれるに等しく広めることは出来ませんでした。現状はそこから大きく科学として進歩していますが、当たりが取れないと普通の人には信じられない物であり広めようがないのです。

 今度の選挙にはどうしても間に合わせたかったのですが、残る時間の中で大きな変化が起きるかそれともこのままか、結果が出ることになるでしょう。これも悔しい状況ですが、敵味方混在する自然相手に文句を言っても始まらないのであり、こちらとしてはなんとか変化を捉え続ける事になります。
 資金がなくなり動けない現状からは、もう少しお金儲けをしていれば良かったのだろうかという思いもよぎりますが、力が正義の弱肉強食のやり方はどうしても変えたい物であってやりたい物ではありません。こちらに出来る資金作りを邪魔されている現状ではこんな所だと思います。状況は時の流れの中で必ず改善するので、その先はここに書いた事を広めるように動ける予定です。偽善に光を当てることを重視していますので、本には邪魔された関連部分を一通り書いて分別なき弱肉強食部分を正し、彼らの導き手がこちらに割り振った彼らの方向性の間違いを正す役割も果たす事になります。

 こちらのやっていることは単なる予言ではなく科学なので、結果がきちんと出ることになります。やるべき事の広がりが多すぎてこちらの予想よりも時間がかかってしまったので、まずは現状を何とかしないと先に進めないという状態です。ぎりぎりで苦労しながらここまで進めましたが、敵がいるにしてもこれだけ足引かれれば是非もなしです。自分と家族が動けなくなれば社会の未来も何もあった物ではなく、これ以上繰り延べ出来ない税金と社会保険料が払えないというお金の問題解決からになります。
 そのうち地震や噴火につながる変化も起きるはずです。もうすぐか、1ヶ月かもっと先かは分かりませんが、それまでを何とかする寄付他お願い出来ればありがたいです。出来るだけ次の選挙に向けて今の情報をしっかりと広めたいのです。苦労する中でも地震と噴火の関連情報は今後も最低限を流せる様にしたいと思っています。あとは事態が進展するのを待つだけになり、動けるようになったら続きを進めたいと思います。

 お金がある人には偽善の方が住み心地がよい社会なので、多くの人々がそれに困っていても無言であり自分が得する現状をなかなか変えられないのです。普通の人や弱い人ほど食い物にされる社会であり、それが行き過ぎるこの先は社会の未来を食い物にするのです。自然が滅び初めてからでは元に戻せないのですが、自分に責任があるとは全く思わないのです。現状を知らされていないのだから仕方がないのであって、未来のために現状を知ってほしいのです。多くの人には心があり社会のために変われるのです。
 先人達の残した物から問題を明確に出来ているのが現状です。科学の進歩を通じて科学の嘘に向き合う部分から明確に出来て、その先の署名による司法権の可能性が理解されるところまで、弱者が強者に食い物にされない社会として進められるのです。小さな事を重ねて行くだけでも大きな変化を起こせるはずです。

 今度の選挙には大きく変われるチャンスがあるので、ご理解のある人にご協力をお願いします。先人達の思いだけでなく、私達の未来に関わることだと考えてみて下さい。
 あと、科学の進歩に関連してひたすら特許を取らないことでその進歩を促進したいのですが、お金がなければ是非もなしです。数年かかりますが、必要な特許を取るなどで資金にして返すくらい実際に簡単です。こちらも合わせてご検討頂ければ幸いです。現代は肩書きがあるとGPS変動や電磁波変動だけの地震予知でお金が稼げるのです。ここに書いてきた客観的科学にはほど遠く苦々しく思っておりこの種の事はやりませんが、らせんの力の機器などの関連特許は多くのチャンスを提供しています。

寄付口座
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稲生雅之
イオン・アルゲイン

吾妻山関連の追記
 気象庁の発表で、吾妻山の火山性地震が28日から増え始めて、30日に多くなったとのことです。30日の微弱地震のデーターが本日夕方に確認出来ましたのでイラストに追加しました。
 火山性地震が微弱地震にカウントされるケースは少なく、この微弱地震のデーターは地殻変動由来と考えて良いと思います。0~2km程度の浅いところに9個の地震がありました。普通に考えると多い量の地震発生ですが、噴火につながるかは状況次第です。
 似た例を考えると、桜島の昨年8月の地殻変動時の状況があります。火山の上部で数多くの揺れがありましたが、この時実際にはマグマ溜まりが潰れていた影響が上部に及んだ物でした。その後の大きな変化の始まるきっかけで、噴火活動を止める側でした。
 現状では変化しているというレベルで、GPS変動などはこれから注意が必要な状況です。火山の上部に異変が出ているので、多少の噴煙の増加などはありうると思います。
 2月のGPSデーターでは火山は収縮しており、そのままであれば大きな噴火にはなりにくい状況です。最新のデーターと過去のデーターを調べ、必要であれば新しく記事を書くことになると思います。