橿原神宮と神武天皇陵        2月2日

 記事としては久しぶりの暗号解析です。日本の重要な場所である橿原神宮と神武天皇陵について、「橿原と神武」というメインキーワードを設定して解析をしました。通常解析手法ですので、Ver2.0以上のソフトでの読み取りが可能です。ソフト販売のサイトからダウンロード出来るようにしていますので、興味があれば内容を見て頂ければありがたいです。
 ここでの解析には高機能版を使っていますので、メインキーワードを調べた後、富士山の噴火に関連する部分をフィルター処理して抜き出しています。メインキーワードの場所が決まった後で、富士山の噴火に関連する部分を抜き出したと考えて下さい。約6割くらいのメインキーワードに富士山の噴火は含まれていました。

橿原と神武の解析結果
 橿原神宮と神武天皇陵は、富士山の頂上を指し示し、4160年を表している。地殻変動、天変地異に関係し、富士山の噴火と中央海嶺にも関係している。先史文明の遺跡でもある。地震の予知と噴火の予知にも関係している。
 善と悪、光と闇の戦いでもあり、人々の協力協調がある。ホツマツタエも関係している。

 これまでに調べた遺跡の状況を、暗号の中にも見る事が出来ています。噴火と地震の予知はこれからですが、伝えられた情報から噴火の予知関連は大きく進展すると思っています。プレートの解析が細部にわたって行えるようになってゆくと思われるので、その分地震の予知にも進歩が見られることになると思っています。
 今回進展を書くか、暗号解析を書くか迷った状況があります。雌阿寒岳は噴火を待つ状況ですが、今回新たに新潟焼山の噴煙が10~20mから100m以上に大きくなったとの情報がありました。気象庁によれば昨年夏以降活発化して12月以降はここまで噴煙が大きくなったとのことでした。

 この火山は遺跡に教えられた富士山の噴火に関連する火山です。微弱地震に影響されるタイプではありませんが、浅間山、草津白根山と同様にフィリピン海プレートの北上による影響を強く受けるタイプです。
 その結果なのかは分かりませんが、西之島の噴火が収まった12月以降に変化が起きています。現状何らかの関連があるというレベルですが、こちらとしてはどの様なメカニズムがあるのか、今後も調べる事になる予定です。活動の活性化から噴火までを注意する必要のある火山です。

 変化はこれだけに留まっておらず、伊豆半島の網代でも微弱地震の群発が1月に起きています。この場所は伊豆東部火山群の隣になるので少し心配なところですが、火口ではなくその隣である事と、過去の類似データーが存在しないこともあり、噴火に直結した物ではないようです。単に過去データーがないだけかも知れませんが、起きるならば伊豆東部火山群における群発地震でしょう。変化はまずこちらから起きると思われます。
 過去のデーターを見るとフィリピン海プレートの東側の動きが目立つ時に群発地震が起きていました。統計的にきちんと評価しないといけない状況ですが、見たところではその傾向が出ています。注意としてはまず群発地震でしょう。

 この場所の微弱地震の群発は、プレートの境界を教えてくれているようでした。30~60km程度の小さなプレートの境界が分かる感じです。これは三宅島と神津島の間隔を意味しており、過去に噴火や地震に際して生み出されているプレートの境界です。この種の境界が動く時にその関連のマグマ溜まりが刺激されて活動を活性化しているように見えています。
 この意味で多くのデーターの積み上げがこれから必要になる段階です。かなりの作業になるかも知れませんが、重要な部分については様子を見ておきたいと思います。

 遺跡の解析はこの様な感じで噴火と地震予知への進歩を促してくれています。やることばかりで大変な状況です。
 暗号解析の方は、並列処理出来なければ統計的に結果を明確にする科学の部分が進まないのですが、統計的には一部の解析でも全体像を推定するサンプル処理的な利用は可能です。キーワードを探したり、出来ている部分に矛盾がないかなど調べる事はたくさんある状況です。

 実は自分の仕事の進展には、このサンプリング的な使い方で指針を確認していたのは現実です。11月に論文の科学誌での公表に見切りをつけていますが、その後の進展が日本の遺跡においてこれだけあったのは予想出来ませんでした。論理的に追い込んでゆくので自然にやることは広がるのですが、進めている作業に時間を投入すべきかなどは、時々暗号解析で調べていました。ホツマツタエなど本当に正しいのか疑問に思う人も多いと思いますが、こういった所には利用価値があったと思います。
 ホツマツタエは書籍の購入に比例して様々な事が解り、現在では先史文明の遺物で間違いなしと思っています。
 今回の解析ではメインキーワードに含まれる橿原と神武よりも法隆寺の方が強調されています。普通には考えにくいことであり、この意味は重要です。法隆寺の秘宝に対する現実的な発掘による解析が重要であることを伝えていると思います。
 暗号その物は先史文明の遺物ですので、この使い方の問題をどの様に現状のPCパワーでクリアするかを考えていました。大きな外れを踏まない程度には出来ていたのでしょう。

 暗号解析はこれまでの様に、分かっていることを確認する使い方には今回も対処出来ています。橿原神宮も神武天皇陵も、先史文明の遺跡として富士山の噴火と地殻変動のリスクを伝えていました。日本が光速度の側であり、ホツマツタエがその情報を残す物であると思いますが、その続きの細かい部分はもっと暗号解析をする必要もありますし、こちらでホツマツタエをもっと理解する必要も出ています。
 解析としては社会の未来も進める必要があると思っていますが、準備に1ヶ月以上かかりそうです。昨日今日でLANが壊れたり、CPUファンも壊れています。メインのノートPCも突然リセットとなり、重なる時には様々な事が起きる様です。資金のない時に起きるのでしょう。

 遺跡の解析、政治経済の解析、地震と噴火の解析と科学までを含めて今後も記事を書いてゆく事になります。分野が広がり手間も増えましたが、その分関連性のある有用な情報を伝えられるように努力したいと思います。
 以下のイラストの一覧表示は高機能版の物になります。言葉の並びで上から順番に強調されてたくさん出ていたと考えて下さい。

稲生雅之
イオン・アルゲイン