未だに論文を書いています。悔しいのですが、プレート運動の論文の追加まで彼らの予想の範囲にあった様子でした。科学としてプレート運動の持つ未来のリスクと、沖縄の比嘉さんの語る富士山の噴火のリスクは理解していたつもりでしたが、63カ所の遺跡も同様にこの種のリスクを語っていました。
この確認に時間を使ったこともあるのですが、それ以上に遺跡の語るリスクと現実との一致に理論的理解がついていっていませんでした。
論文の公表まで多くの人には理解されないと思いますが、屋久島は富士山の噴火のリスクが2015~2049年に高まることを伝えています。同様にイースター島のモアイは、太平洋プレートに蓄積されている時計回りの回転運動が抱えるリスクを伝えていました。
科学としての理解が正しかった事を教えられたのですが、この部分まで彼らの手のひらの上にいたことが分かるのは少々ショックでした。
彼らが伝えたいのはこの世界が2つに分かれて争ってきたことだけではなく、その争いの原因になった大規模地殻変動のリスクでもあったのです。
当時の人々がこのリスクを理解して対処をしたところまでは良かったのですが、その道具を悪用されてしまい、この世界を二分する争いを引き起こすことになってしまったのです。
科学的な話をここに書いても、現状の理解を求めることは難しいでしょう。これまでの理論が間違っている部分を認めることは、今の科学者にさえ難しい話です。論文には証拠付きで彼らの納得する話が展開されるのですが、彼らの納得がなければ多くの人がそれを認めるには至らないでしょう。この部分は論文の公表を待つ事になります。
屋久島は天柱岩の位置におけるリゲルの角度が、2015年から2049年まで富士山の火口の方向に重なります。太陽の伴星とその関連リスクを伝えている物とばかり思っていましたが、イースター島の伝える内容に関連する確認作業の中でこの事実が明らかになりました。正直情けなかったです。
屋久島の情報には最大限の注意を払ってきたつもりだったのですが、地殻変動へのリスクの指摘まで含まれているとは思えませんでした。
前文明の科学が非常に進んでおり、必要な情報を暗号化して旧約聖書の詰め込むことが出来るレベルであることは十分理解していたつもりでした。
このレベルの科学があれば、今こちらで理解出来ている科学くらいは簡単に理解出来ることが、もっと早く理解出来ても良かったでしょう。結局5本になった論文の論旨を何度も書き直す羽目になり、時間ロスに加えて資金のロスにもつながりました。
イースター島の伝える太平洋プレートのリスクは、富士山の噴火により解消される可能性のある物です。詳しく解説しないと分からない事ですが、富士山の噴火はこの地である日本に託されている地球の未来を決める重要なイベントです。どこまで先延ばし出来るかが重要になる様でした。
太陽の伴星の接近により太陽から伴星に電流が流れる時、この電流の影響を受ける地球は地震を始めとする地殻変動が加速する時期になります。
この時期は63カ所の遺跡の伝える2049~75年の26年間になります。この間のリスクが高まることは明確な現実と考えていましたが、彼らの指摘する富士山の噴火はそれよりも早いのです。
遺跡群は1912年以降の伴星接近の影響を伝えています。大きな地震の影響は1900年以降明確になっており彼らの指摘が正しいことは既に明確なのです。論文での議論になりますが、地震統計は誰の目にも明らかです。
彼らの先を見る目が正しいことが証明されているのですが、その彼らの伝える富士山の噴火のリスクが2015~2049年である事は大きな驚きでした。
誰が考えても2011年の311地震以降、日本の地殻変動が加速されるように変わってしまったことは現実だと思います。
2015年になって日本の各地の火山の噴火活動が活発化していることも、誰の目にも映る現実でしょう。
1万年以上前に火山活動を正確に予測することは、私たちの科学としては難しいと思います。現状は311が起きた事で、予想のレンジの中の最も早いケースになっているのだと感じています。
富士山の噴火が今すぐであると予測出来るデーターはまだ存在しないと思います。それでもリスクの高まりについては箱根山など近傍の火山の噴火が起きていることで、否定しにくい現実になっています。
以前このHPに書いた富士山の噴火対策が現実的な意味を持つレベルだったのです。論文にもその内容を書かざるを得なくなりました。彼らの導きに大きな意味があったのです。論文が公表されると現実にその方向性で、多くの人々が真剣に未来を考えるようになると思います。
最後に追加した論文の内容が大規模地殻変動の未来として大きな影響のある物になっており、関連する説明が論文の2倍以上に膨らんでしまい苦労しているところです。それだけ今の理論が現実を無視しているので書かざるを得ないのです。
一般の人にこの状況の理解を求めることは難しい事だと思いますが、これがここしばらくHPの更新が出来なかった理由です。
太平洋プレートの回転リスクは、誰の目にも明らかになるデーターがあります。論文でも使う物ですが、どうしてこのエリアにエネルギーが蓄積するかは説明しないと分からない事なので、ここではそのデーターのみ載せます。
科学のデーターはハワイの南側に黄色の広い重力異常領域がある事を明確にしています。このエリアに大量のマントルが蓄積されており、これまでの理論では説明できないレベルにプレートを盛り上がらせるほどになっています。
遺跡を残した人々もこのリスクに気づいており、その対策をしていました。争いの始まりの当時は先延ばしをすれば良かった状況ですが、1万年前から富士山の噴火の状況が変わったことで、いよいよ必要な対処をすべき時が来たと判断しているようです。
現状で先延ばしに必要な事は、富士山の大噴火をさせないことです。火山灰を吹き上げる大噴火を溶岩流出型に出来れば良い状況です。
論文の公表に合わせてこの続きを説明したいと思います。読者の皆さんが思う以上に色んなことをしないといけなくなる状況になりました。しばらく不定期の更新になると思います。
論文はあと少しで投稿ですが公表の時期は不明です。状況の進展はここでお伝えしたいと思います。屋久島の巨石が遺跡と認められる時、その指し示す位置が2015~2049年の富士山の火口に重なる以上、日本人の多くに影響する事態になるでしょう。
稲生雅之
イオン・アルゲイン