書き足しています(9月8日追記あり)9月1日

 先週には出せるつもりの論文だったのですが、データーの再確認と論旨を突き詰める中で一部修正と追加説明が必要になっています。
 資金で苦労しながらこの状況はやれやれなのですが、遺跡を残した人にとってはきちんと解いてほしい物だと思います。

 科学の部分はそのまま結果として影響するので、こちらの見直しも避けては通れない物でした。伴星の影響がどの様な物かを科学として評価した時に、伴星は木星を磁石として利用・経由して太陽系に影響を及ぼしているのです。これまではこの部分を木星自身の磁場の影響と思っていました。

 データーを解釈してゆくとこの状況が確認出来ると思っていたのですが、結果は外れとなり理由を検討することとなりました。
 この作業が結構面倒で、木星の位置を天文ソフトで1700年まで遡って確認し、関連する地震との相関を明確にしたところです。

 地震と磁場の話を書いてもよく分からないと思いますが、電磁的影響をきちんと説明しないと太陽から伴星に流れる電流が説明出来なくなるので重要な部分なのです。
 ノーベル賞物理学者が、銀河と太陽系の電気の流れを書いています。それでも今の天文学者には相手にされていない状況です。この方の本がCosmic Plasma by Hannes Alfven古典的な教科書だと思います。

 この内容に伴星の本に書いた内容を加え、今風にアレンジして伴星接近時の電流の流れるメカニズムを説明する形にしました。
 太陽系には地球の地震以外にも噴火も含めて電磁気的な影響はたくさんあるのですが、天文学者達には全てを重力で説明したいという思い込みが強くあるようです。いつまでこの古い考えにしがみつけるか、問われることになる気がしています。

 遺跡の側にも色々とあって、ギザのピラミッドにはその先端位置を示す数字が568,633m以外にも2つほど残されていました。この数字には気づいていなかった分、ピラミッドで表現している光速度に誤差が残っていました。
 この誤差は今もあえて残し今後の正確な測量に数値を託すことになるのですが、約936mに対して誤差28cmを14cmに縮める事が出来ました。32倍して使うので29979に対して残り4です。

 遺跡の全体像としては、2049~75年の伴星接近を警告する物です。これが全てではなく3万年前や6万年前に極移動が起きていることにも情報を残しています。
 極移動が起きた時期を明確に示す物を探しているのですが、これが難しい作業でどうしても直接的に表現する物が少ないのです。

 添付のイラストはエジプトのデンデラの遺跡に残されている有名な天文図です。当時の黄道12宮のイラストと位置が書き残された物になります。
 ここには今とは異なる星座が描かれています。エジプトではおおいぬ座はシリウスで有名かつ重要な星座なのですが、あるべきオリオン座の隣には雄鶏が描かれており不思議な状況です。

 この図は天文ソフトで3~6万年の時を遡ると、シリウスの位置がかに座の方向に大きく変わって書き手の意図がより明確になるのです。この続きを書けなくて申し訳ないのですが、デンデラはハトホル女神の神殿であり、夫ホルスを讃える部分を持っています。
 ホルスはこの図の中に4種類も描かれているのです。星座ではない物もあります。星座の一部に組み込まれた物もありますが、ホルスの神殿ではハヤブサの像にされているように、ホルスはここでもハヤブサでした。中央下側の柱に乗ったハヤブサです。右側はオリオン座になります。

 有名なホルスの左目も三角座の位置に描かれており、オシリス、イシス、ホルス、ハトホルのエジプトの重要な4神を讃える絵になっています。
 3~6万年前を描いている中に、一つだけ伴星の軌道を表す物が描かれていました。これに気づけたので、書き手の意図がより明確になったという所です。ハトホル女神が教えてくれていました。

 ここに来て足踏みは苦しいのですが、きちんと書かないといけないので、やるべき事はきちんと見ておきたいと思います。一人で作業しているのでどうしても見落としなど避けては通れないと思っていますが、なるべく減らせるようにしています。
 度々となり恐縮ですが、ご理解のある方のご協力をお願い致します。

 経済の方面では大きな変化が起きており、中国が自国の経済の悪化を国内に留めることが出来なくなるところまで来ました。この状況が明らかになった時に為替が操作されたのですが、この予想が出来れば良かった所でした。今考えると分かる簡単なことですが、中国はもう戻れないレベルに経済が悪化したことを明確に表しています。
 権力が政治の闘争に明け暮れている中、この先どんどん悪化してゆくでしょう。

 大きく日経平均も動き、今もまだ買い上がる動きが見られますが、政府筋の国益を損なう行為にしか見えません。日銀の責任もいよいよ多くの人々が口にする物になる気がしています。アベノミクスは続かないのです。
 FRBの利上げ次第だと思いますが、景気が悪くなっては利上げは無理というのが本来の話です。それでも利上げが必要なほどに米国の一部の経済状況はおかしくなっています。

 リーマンショックの1年前にハリバショックが起きて、そこから大きく崩れてゆきました。政府は大丈夫を繰り返しながらも実体経済の悪化を止めることは全く出来ませんでした。政府の側にある経済誌も新聞も現実を正確に伝えることは今もない様です。
 今当時と同じ無責任があるのかは分かりませんが、今回は人々の記憶に残る中での2度目の経済混乱になります。この責任は以前よりもきちんと問われる物になるでしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン

9月8日追記
 添付資料の見直しの中で、伴星の存在の証拠になる地震関連の資料をプレートテクトニクスとホットスポットの関連として論文化することを思いつきました。
 今更ではあるのですが、既にHPで公表している部分に加えて必用な部分を書き足し、科学的な解析数値も添付して論文の体裁を整えました。関連する部分はHPから一時取り下げるかも知れません。

 現在の地震想定が如何にいい加減な物であるかを、あとから追求出来るようにする準備です。論文には重要な事でもどこまで書けるかなど様々な制約があるので、まける種をまいておく必要があってこの状況です。伴星の証拠の論文が長くなって書ききれなくなってしまった部分への配慮です。
 論文を追加すると結局全体の流れの見直しも必要になり、その作業にも追われることとなりました。今週もメルマガはお休みの公算が高く、もう少し作業に追われそうな状況となりました。