昨日が期限だったイランの核問題の行方がどうなったのか、ここで紹介する予定でした。昨日になって交渉期限が再度数日延ばされたと流されています。結論が出る方に向かって進んでいるのだと思いますが、関連する情報はないのでもうしばらくの間様子を見ることとなりそうです。
ギリシャの問題は12日に再び交渉期限が設定されましたが、こちらの行方も不透明です。国民投票がEUの提案を蹴って自国を守る判断をしたのは良いことだと思います。
マスコミの論調はギリシャの借金を払わない部分を責める物ばかりですが、ギリシャでは与党の委員会の公表により資金の出し手であるIMFの犯罪性が議論されています。ギリシャがデフォルトに追い込まれる形になっているのは、ここに大きな原因があります。
個人的にはギリシャが国としてドラクマに戻ると宣言して戻れば良いだけと思うのですが、EUを脱退する手続きが法律に存在しないのです。
この部分が足かせなのか、交渉を有利にする材料なのか分かりませんが、ギリシャもがんばっていると思います。IMFのやり方に変化を生み出せるという手応えは既に得ているでしょう。
日経平均もやっと2万円を切っているところです。日銀の愚かな買い支えでここまで来ていると思いますが、他の市場とは異なる買い一点のやり方で本当に愚かな国益の吐き出しだと思います。
中国の上海市場で暴落が起きており、こういった物を横目に見ながら買い進めるのは正気の沙汰ではないと思えていました。
上海市場も中国らしく管理の行き届かないバブルを演出していました。ここ数ヶ月で2倍近くまで上昇し、最後の1ヶ月で3割低下しています。土地のバブルははじけたにもかかわらずまだこれだけの投機が起きるのです。
今日の日経平均が落ちているのはこの中国なのか、それとも12日の交渉期限のギリシャなのか分かりませんが、この先まだ混乱が続くでしょう。
時間があればやりたいことがたくさんあって、中国主導のAIIBの行方には興味のある所です。利益に群がった国々も多かったのですが、中国の内情を調べる為なのか、それとも実際に利益を得るためであるのか、追々分かってくると思います。
本を読むなど調べる必要があるのですが、今は本を買うのが精一杯で時間がなくて積み残しています。中国はアフガニスタンにも手を出していますが、この状況でうまく立ち回れる物か、疑問に感じるところです。
状況としてはリーマンショックの起きる1年前に起きたパリバショックのレベルが今の状況であると思っています。まだこれからですし、実際に市場で何が起きており実態がどれくらいひどいのか、私たちはまだ知らされていないのです。
今回の動揺はギリシャの問題からですが、同時に進行している問題としてアメリカの属州であるプエルトリコの財政破綻も起きています。負債は8兆円くらいあったと思いますが、こういった債務の問題は静かに進行しているのです。
変わったニュースとしては、サウジアラビアが、ロシアと協定を結び軍事面と経済面での協力関係を強めたという物があります。
原油価格はロシアとサウジの協力の下に60ドルを切る水準ですが、アメリカのシェールバブルは金融界のがんばりなのか、まだはじけたとは言える物ではありません。思うよりも時間がかかりそうなので、今回の協力関係が構築されてシェールつぶしに邁進する姿が浮き上がって来た物と思われます。ここが本当の真剣勝負の場でしょう。
実際にこのバブルのはじけるときに大きな変化になり、リーマンショックレベルになるのかと思えてきています。まだ先のことなので展開他これから考えることとなります。
単純には来年ですが、時期が遅くなると次期大統領に処理が託されることになります。出来るだけオバマ大統領が処理をする方向に進んでほしい所です。金融界の問題にメスを入れるにはその方が良いと思います。また、現時点のイエレン議長には発生を防げないと思います。
6月にギリシャのデフォルトに向けて問題が起きたことで、この先の未来を見て行く上でのグラフを新しい言葉で処理する必要が生まれています。今忙しくてそれどころではないので、しばらく様子見です。実際にウクライナ問題とイランの核問題の結果を見てから改めての評価が必要になるでしょう。
論文の方ですがまだ追加があって、2の12乗根グループが次回の伴星接近に合わせて極移動を願う呪詛をしているという状況まで確認出来ました。光速度側は今の極を動かさないことを願っているようです。
呪詛は宗教の狂信であると思いますが、実際にその状況を目にしてみると宗教の恐ろしさが分かると思います。一部の人だけで行っている状況だと思われますが、光速度側を脅す目的での公表をも意図しているのです。
多くの人が伴星の存在を知らずに極移動やある種の崩壊を予知し公表する物が多いので、その根拠を不思議に思っていました。この極移動を望む宗教の現実を目にすると、あの世の一方がこの方向を目指している事に間違いはないと感じられると思います。
論文の結論を直接表す証拠になったので、これでやっと論文を仕上げて大丈夫と思える様になりました。もう少し時間はかかりますが、まずは公表まで努力したいと思います。
稲生雅之
イオン・アルゲイン