医薬と農薬の規制の前記事を5月28日までに仕上げることに必死でした。本日やっと続きの仕事です。トランプ氏の言動に不安定な物を感じていたので、その内容を分析して記事にしたかったのですが、前記事の並びに割り込む部分はこちらも時間がなくて出来ていませんでした。
記事としては、もうしばらくで決まるであろうウクライナ戦争の経戦に際して、プーチン大統領が悪人にされることを否定する物です。西側が追い求めている物こそ経戦であり自分達の悪事を隠してプーチン大統領を悪人に仕立て上げたいのでした。こうしないと経戦できない要因が強まっていることが背景にあると思われます。この前後で「ペンタゴンコマ抜きウソバレ」とファティマの第三の預言の再現を経て、ウクライナが剣を置く流れになると思えています。
まず船橋への組み込みです。この記事が必要な理由の確認が取れています。
アルゼンチンの地震から
船橋事務所
29555924080 29日批判トランプ 570409、5705、招待、注文、予約、フリーパス、-1x10、一応五桁の強調
29555924080 29日批判トランプ 307996、307、はしばみ、アーモンドの木、咽頭、銃口、火口、99、現れる、五桁の強調、308、体、実体、物体、死体、ボート、テーブル、データー、アルム、薄い肉焼き、ヘチマ、狐の穴、穴、x100-1、一応五桁の強調
629924080 M29日トランプ 1445112、1445、大地、地球、グランド、x10+1、一応五桁の強調
529924080 5月29日トランプ 441991、441、宗教、心配している、毎回、99、現れる、五桁の強調
5291538950 5月29日援護プーチン 318602、3185、突撃する、+1x10、一応五桁の強調
6291538950 M29日援護プーチン 105497、1055、ローブ、x10-1、一応五桁の強調
6291538950 M29日援護プーチン 1665041、1665、望みのままに、x10、五桁の強調
291538950 29日援護プーチン 802603、8025、負債、責務、義務、+1x10、一応五桁の強調
298950 29日プーチン 2220232、222、祝う、祝福する、プール、小池、ケバブ、既に、直ぐに、乗る、乗り物、挽き臼の上石、x10+2、+2だけれども一応五桁の強調
298950 29日プーチン 1850194、185、ベイク、コーヒー、カフェ、x100+1、一応五桁の強調
298950 29日プーチン 3045027、3045、えくぼ、くぼみ、穴、x100+2、+2だけれども一応六桁の強調
6298950 M29日プーチン 1445178、1445、大地、地球、グランド、x10+1、一応五桁の強調
この記事は以下の判断をしている理由を、ニュースにまとめた物です。このまとめのあとには判断材料のニュースが続きますので、興味の湧く物をお読み下さい。最後にもコメントを残します。
1)トランプ氏は選挙期間中の銃撃から守られたことで、自分が特別に神から「守られている」(現在進行形です)部分を強く感じており、キリスト教の概念を強く押す根拠になっている。
善の側があの時にトランプ氏を守った部分は現実であり、記事にも書いています。悪魔の代表を選ぶ訳には行かないのでトランプ氏になるのでした。
これで全面的に自分が支援されていると感じてしまうのは、ごく普通に仕方がないでしょう。これから神の概念、この世とあの世の仕組みが明らかになり、トランプ氏にも理解されるでしょう。彼にとっての神とは自分の所属する民族集団のご先祖様達であり、過去の宗教の本当の姿も明らかになるので、以後はこの世界の現実に応じた対処が可能でしょう。今は率直に言って宗教を手放すのは無理ですが、彼の導きが必要な所で悪事から守るでしょう。
2)もしウクライナが、先週、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を乗せたヘリコプターを実際に標的にしていたのなら、欧米の支援に頼っていたに違いない、と西側の軍人が指摘しており、これをトランプ氏が知らずに、プーチンが「理由もなく完全に狂った」と主張しているのは、指導者としては失態でしょう。理由は簡単です。
ロシアの核ドクトリンを読むと、これはロシアの核報復や先制攻撃の引き金になる。では、ここで火遊びをしているのは誰でしょうか?火遊びをしているのはウラジーミル・プーチンではない。火遊びをしているのはウクライナと西側だ、とのことです。
何も知らずに言葉で報復したのですが、ミサイルで報復していたなら、状況によっては核ミサイルの報復を呼び寄せるのでした。これは失態その物でしょう。今トランプ氏は自分の状況を適切にコントロール出来ていないので、軍産の誘導に引っかかりやすいのでした。ロシアは迷惑でしょうが、情報をどんどん公表する事が重要でしょう。
この項目はスコット・リッターさんの情報にお世話になりました。ありがとうございます。軍事で言う所の飽和攻撃を受けているのがトランプ氏なので、彼を身近に支える人材さん達のがんばりどころでしょう。トランプ氏個人のがんばりの、情報処理能力の限界を狙われていると見えるのでした。あと飽和攻撃とは対処能力の限界を超えて、対処不能部分に攻撃を成功させる戦術で、戦場ではごく普通の物です。
3)西側の火遊びは、ウクライナのドローン攻撃を助けている部分と、愚かにしか見えないドイツのメルツ首相が長距離ミサイルを助ける部分です。結果は「ドイツ・ミサイルがモスクワに命中すれば、ロシアはベルリンを標的にできる」となるのであり、これをニュースとして流されるのですから、リスクを煽りたいだけであって、結果はやっぱり止めた~に見えるのでした。軍事音痴がここでも軍産に利用されているように見えるのでした。ニュースに流されなくてもこのリスクはすぐに分かる物なので、軍事音痴と書かれるのでした。戦争をエスカレートしたいならやれるのですが、ドイツの姿にそぐわないのでした。
4)トランプ氏は「南アでは白人が迫害されていると誹謗中傷を繰り返すのは、キリスト教右派を喜ばすためなら他国の真実も苦難の歴史も踏みにじる外道のやり口」と批判されています。どうしてこれをするのか分からなかったので、色々調べた結果で紹介ニュースにたどり着きました。
1)で書いたように、キリスト教の概念を強く押す根拠の存在はここにも顔を出しているのであり、ユダヤ教のイスラエルと助ける部分も、この延長上でしょう。
いまはキリスト教の間違いに向き合えないでしょうが、ここは大きく変わるでしょう。イスラエルがパレスチナ人を虐殺している行為は、宗教の後押しが消えると正当化など出来る訳がないのでした。これに向き合う事になるでしょうから、彼の導きも今の宗教にかぶれた姿にも我慢という状況でしょう。
5)トランプ氏は「ディープステートを骨抜きにする」でしょうが、米国の強大な軍事力を使い続けるのであり、先日も世界を統治していると口にして失笑を買っていたのでした。
これは世界の迷惑でもあり、軍事力は「ディープステートを骨抜きにする」としても、また悪事に利用されるでしょう。トランプ氏が永遠の存在ではないからです。これも迷惑なのでした。
善と悪との間に勝負が着くと、軍事力の無駄が認識されるでしょうし、続きは経済力でしょう。今の馬鹿げたと書けるほどに過大な軍事費は、経済成長の足を大きく引っ張るでしょうし、マスク氏が口にするように「財政破綻まっしぐら」でしょう。これにも向き合う時が間近です。ここから彼の本当の世直しでしょう。
以下ニュースです。
トランプはロシアの民間人に対するウクライナの攻撃について「情報不足」 - プーチン大統領補佐官トップ
アメリカ大統領は、モスクワの報復について説明を受けているが、反撃の引き金となったウクライナの攻撃の波については説明を受けていない、とユーリー・ウシャコフは述べた
アメリカのドナルド・トランプ大統領は、モスクワからの報復を引き起こしたロシア民間人に対するウクライナの”テロ攻撃”を知らないようだと、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の最高外交政策顧問ユーリー・ウシャコフは示唆している。
トランプは今週、モスクワの対ウクライナ攻撃をめぐって二度非難し、プーチンが「何の理由もなくウクライナの都市にミサイルと無人機を発射した」ことで「完全に狂った」と主張した。その後、彼はロシアのカウンターパートが「火遊び」をしていると警告した。
水曜日に公開されたインタビューで、ウシャコフはジャーナリストのパベル・ザルビンに、クレムリンはトランプの批判を認識しているが、アメリカ大統領は「ロシア-ウクライナ対立の文脈で実際に何が起こっているのかについて十分な情報を得ていない」と示唆した。
モスクワがウクライナの大規模な無人機攻撃に狙われる(動画)
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特に、ウシャコフは、トランプは「ウクライナが平和なロシアの都市に対して行った大規模なテロ攻撃の増加」について説明を受けていなかったようだと述べた。
「トランプは、我々が取っている報復措置についてしか知らない」と彼は述べ、ロシアの攻撃は「軍事インフラまたは防衛産業施設のみ」を対象としていると強調した。
ウクライナはここ数週間で、ロシアの奥深くへの無人機攻撃を大幅に強化しており、モスクワは進行中の和平プロセスを頓挫させる取り組みだと言っている。ロシア国防省によると、過去1週間で2,300機以上のウクライナの無人機が迎撃され、そのほとんどが前線から離れている。水曜日、ウクライナはモスクワとその近郊に対しても無人機による空襲を開始し、合計42機のUAVを撃墜した。この攻撃により、住宅に損害を与えましたが、死傷者は報告されていません。
報復として、モスクワはウクライナ全土で、無人機の生産現場、倉庫、飛行場、レーダー基地、弾薬庫を標的とした一連の高精度攻撃を実施した。ロシア当局は一貫して、そのような攻撃は決して民間人を標的にしないと述べてきた。
トランプは、プーチンが「理由もなく完全に狂った」と主張している
ロシア指導者のヘリコプターは、今週初めにウクライナの無人機の群れに巻き込まれたと報じられている
アメリカのドナルド・トランプ大統領は、ロシアがキエフや他の場所の軍事目標に対して一連のミサイル攻撃を開始した後、モスクワが「何の理由もなく」ウクライナを標的にしたと主張している - 何百機ものUAVが関与するウクライナの絶え間ない無人機襲撃の一週間後。
ウクライナは先週、ロシア国内での無人機攻撃を大幅に強化し、火曜日から金曜日にかけてロシア領内で少なくとも764機の無人機が迎撃され、週末にはさらに数百機が破壊された。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を乗せたヘリコプターは、火曜日にクルスク地方を訪れていた大規模な無人機襲撃の「震源地」に捕まったと報じられている。
これに対し、ロシア軍は土曜日にキエフの無人機とミサイル製造工場に対して大規模な攻撃を行い、続いて日曜日にはウクライナの軍事施設に対する追加の攻撃が報じられた。
プーチンのヘリコプターはウクライナの無人機の群れに捕まった - 司令官続きを読む: プーチンのヘリコプターはウクライナの無人機の群れに捕まった - 司令官
日曜日に記者団に語ったトランプは、ロシアの対応は不当だと主張し、彼が見ているものに「驚いた」と述べた。
「プーチンがやっていることには満足していない」と彼は言った。「私たちは話している最中で、彼はキエフや他の都市に向けてロケット弾を撃ち込んでいます。全然好きじゃない...僕が何をするか見てみるよ」
「私はロシアのウラジーミル・プーチンと常に非常に良好な関係を築いてきましたが、彼に何かが起こりました。彼は完全に狂ってしまいました!」トランプ氏はTruth Socialへの投稿で、「ミサイルやドローンがウクライナの都市に何の理由もなく撃ち込まれている」と主張した。
トランプはまた、ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキーを批判したが、これは明らかに、最近のロシアの攻撃に対するワシントンの「沈黙」に関する彼の発言に言及している。
EUエリートが奨励するウクライナの無人機攻撃 - ラブロフ外相続きを読む: EUエリートが奨励するウクライナの無人機攻撃 - ラブロフ外相
「同様に、ゼレンスキー大統領は、彼のやり方で話すことで、彼の国に何の利益ももたらしていません。彼の口から出るものすべてが問題を引き起こします。私はそれが好きではない、そしてそれは止めた方がいい」とアメリカの指導者は述べ、ウクライナ紛争は「彼の戦争ではない」と繰り返した。
ロシア外務省は、UAV侵入の急増は、アメリカが仲介したモスクワとキエフ間の和平交渉を頓挫させる試みだと示唆し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣は、キエフを支援し、紛争の継続を望んでいる”イギリス、フランス、ドイツやEU指導部が率いる一部のヨーロッパ諸国”は、無人機襲撃の責任をある程度負っていると述べた。
続きを読む: キエフの無人機襲撃は、和平プロセスを頓挫させることを意図していた - モスクワ
一方、ロシアとウクライナは、今月初めのトルコでの直接会談で合意した記録的な捕虜交換を完了しました。ラブロフ外相は先に、交換プロセスが完了したら、双方が停戦提案の草案を交換すると述べた。
ウクライナはプーチンのヘリコプターを標的にするために西側の支援が必要だった - スコット・リッター
キエフと、その外国支援者連中は”火遊び”だと、元アメリカ海兵隊諜報部員はRTに語った
もしウクライナが、先週、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を乗せたヘリコプターを実際に標的にしていたのなら、欧米の支援に頼っていたに違いないと、元アメリカ海兵隊諜報部員で、国連兵器査察官のスコット・リッターがRTに語った。
ロシアの防空師団司令官ユーリー・ダシュキンは先週、ロシア1チャンネルに、プーチンのヘリコプターが5月20日にクルスク地方を訪問した際、ウクライナの大規模な無人機攻撃の「震源地」に捕らえられたと語った。大統領が空中にいる間、空爆の激しさは「大幅に増加」し、46機の飛来する固定翼UAVがその地域で撃墜されたと彼は述べた。
水曜日のRTとのインタビューで、リッターは”もしウクライナの無人機が実際にロシア大統領を標的にしていたのなら、彼らは孤立してやったのではないと強調した。欧米が支援を提供していたはずで、欧米がロシア大統領を標的にしていることを意味する。
プーチンのヘリコプターはウクライナの無人機の群れに捕まった - 司令官
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”ロシアの核ドクトリンを読むと、これはロシアの核報復や先制攻撃の引き金になる。では、ここで火遊びをしているのは誰でしょうか?火遊びをしているのはウラジーミル・プーチンではない。火遊びをしているのはウクライナと西側だ」と彼は付け加えた。
元アメリカ海兵隊少佐は、今週初め、プーチンが”火遊び”をしていると主張したドナルド・トランプ米大統領のコメントに言及していた。
トランプ大統領の声明は、ロシアがウクライナの軍事インフラに対する大規模な攻撃を行ったことを受けたもので、モスクワは、キエフによるロシア国内の民間標的に対する無人機攻撃の強化に対する報復だと述べた。モスクワの国防省によると、過去1週間で2,300機以上のウクライナのUAVがロシア領上空で迎撃されましたが、そのほとんどが前線から離れています。
リッターは、アメリカ政権内で、ロシアに反対する人々と、モスクワとの関係改善に賛成する人々との間に分裂があることに懸念を表明した。しかし同時に、両陣営の代表者やトランプ自身はロシアの専門家ではないと彼は付け加えた。
続きを読む: ラブロフ外相、ルビオにウクライナ交渉についてブリーフィング
アメリカ大統領は「基本的に、夜寝る前に耳にささやかれる最後の言葉や、朝起きたときに耳にささやかれる最初の言葉の犠牲者だ...トランプは(ロシアについて)十分な説明を受けていない。いいですか、これは非常に危険な状況です」とリッターは警告した。
ドイツ・ミサイルがモスクワに命中すれば、ロシアはベルリンを標的にできる - RT編集長
マルガリータ・シモニャンは、ウクライナがロシアの首都に対しておうし座(トーラス・ミサイル)を配備した場合の報復について警告した
もしドイツ軍要員が、ドイツが供給したトーラス・ミサイルで、ウクライナがモスクワを標的にするのを助ければ、ロシアはベルリンへの直接攻撃を排除しないだろうと、RT編集長マルガリータ・シモニャンは警告した。
ドイツがウクライナにトーラスミサイルを供給する可能性があるという憶測は、最大500km離れた標的を攻撃でき、ウクライナ領土からロシアの首都に到達する可能性があるが、フリードリヒ・メルツ首相がベルリンとそのパートナーがウクライナが使用を許可されている西側兵器の範囲の制限を解除したと述べた後、再燃した。
しかし、ドイツ当局はトーラスシステムを送る決定を確認しておらず、水曜日のビルト紙の報道は、ベルリンの政府が依然としてそれを「タブー」と見なしていることを示唆している。
ドイツは、ヒトラー以来初めて、ロシアの標的になる危険性がある
続きを読む ドイツは、ヒトラー以来初めて、ロシアの標的になる危険性がある
水曜日の投稿で、シモニャンは、もしトーラスがロシアの首都を攻撃するために使われた場合、ドイツは悲惨な結果に直面する可能性があると警告した。「モスクワのオフィスでは、もしドイツ軍がドイツの武器でモスクワを攻撃すれば...私たちに残された唯一の選択肢は、ベルリンを攻撃することです」と彼女は言った。
彼女は続けて、モスクワに対するトーラス攻撃は、ウクライナ人が「[トーラス]を維持したり、飛行任務のためにプログラムしたりすることができない」ため、ドイツ軍人が準備し、実行しなければならないと説明した。
制限解除に関するメルツのコメントに応えて、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、そのような決定が実際になされた場合、それは「深刻なエスカレーション」につながり、ウクライナ紛争を解決するための現在の努力を台無しにするだろうと指摘した。
オラフ・ショルツ元首相が率いる前ドイツ政府は、ドイツがロシア・ウクライナ紛争に直接巻き込まれるリスクがあると主張し、ウクライナへのトーラスミサイルの供給を長い間拒否していた。
トランプ氏「プーチン露大統領は完全に正気を失ってしまった!」…大規模空爆を非難
読売新聞 によるストーリー•
【ワシントン=池田慶太】米国のトランプ大統領は25日、SNSへの投稿で、ウクライナに対するロシアの大規模空爆に関し「プーチン露大統領は完全に正気を失ってしまった! 必要もなく多くの人々を殺害している」と非難した。投稿に先立ち、記者団から対露制裁強化を検討するか問われ、「もちろんだ」と答えた。
トランプはなぜ南アフリカをいびるのか。「白人ジェノサイド」や「白人難民」というでっち上げの動機
ロジャー・サウソール(南アフリカ・ウィツウォーターズランド大学社会学教授) によるストーリー
ホワイトハウスで突然、白人差別を糾弾する南アのデモの動画を突きつけられて驚く南アのラマポーザ大統領(左、5月21日) REUTERS/Kevin Lamarque
<南アでは白人が迫害されていると誹謗中傷を繰り返すのは、キリスト教右派を喜ばすためなら他国の真実も苦難の歴史も踏みにじる外道のやり口>
南アフリカの人々は、市民を支配し操作するために政府が言葉の意味をねじ曲げるジョージ・オーウェル的欺瞞に敏感だ。
南アフリカ政府は1952年に「原住民の通行証廃止及び書類調整法」という法律を制定したが、実際にはこれは16歳以上の黒人に通行証の携帯を義務づけて移動の制限を拡大する内容だった。1959年に可決した「大学教育拡大法」は、黒人学生が白人向けの大学に登録するのをより困難にするものだった。
そんな経緯を知っていれば、アメリカ政府が59人のアフリカーナー(オランダ系など南アフリカの白人を指す)を「難民」として受け入れ、彼らが5月12日、アメリカに到着したことに、南アフリカの人々がそれほど驚かないのも当然だろう。米政府は、彼らが白人に対するジェノサイド(集団虐殺)などの迫害から逃れてきたと主張している。
◾️5月12日、南アフリカからアメリカに到着した「白人難民」
報道によれば、普通は何年もかかる難民審査を3カ月で済ませてやってきた。理由は人種差別、集団虐殺の危険だ→
ドナルド・トランプ米政権は、この主張がまったくの作り話であることを十分承知している。南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が言うように、白人に対するジェノサイドを示す証拠は一切ない。
パレスチナ人への冒涜
確かに南アフリカは、世界でも最も殺人率が高い国の一つだ。だがその主な被害者は白人ではなく貧しい黒人であり、白人が迫害されている事実もない。黒人も白人も、その人権は、憲法によって守られている。近頃の合衆国憲法とは異なり、南アフリカの憲法は単なる紙きれではなく、裁判所も機能している。
トランプが主張する通り白人に対するジェノサイドが行われているなら彼らの人口は減っているはずだが、実際には1994年以降、南アフリカの白人人口は絶対数で緩やかに増加し続けている。
パレスチナ自治区ガザの人々が日々、イスラエル政府と軍による飢えと殺戮に晒されていることを思えば、南アフリカの白人を「難民」扱いすることは、現実にジェノサイドの対象となっているガザの人々に対する侮辱でさえある。
なぜこんなことになっているのだろうか?
難民創造の「動機」は何か
多くの論評が、トランプ政権の「動機」を正確に指摘している。
第一に、トランプ政権はアメリカ政府や社会に広がる「多様性、公正性、包摂性(DEI)という専制」を攻撃している。その背景には、トランプが自身の政治基盤である白人のキリスト教保守派である福音派にアピールする狙いがあると批判派は言う。
アパルトヘイト(人種隔離政策)が廃止された後の南アフリカが、良くも悪くも国際社会からDEIの模範国家と見なされ、同国の憲法が非人種主義と多様性を基本理念に掲げていることが、トランプ政権の標的にされた理由だろう。
第二に、アフリカーナーを「難民」と位置づけることには、「少数派の白人を多数派の黒人政府が支配する」という図式に耐えられないトランプの支持基盤の被害者意識を煽り、結束を強める狙いがあると考えられる。
そして第三に、南アフリカ政府は2023年12月、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で「ジェノサイド行為」を繰り広げていると主張し、国際司法裁判所(ICJ)に訴えている。トランプはその報復をしている。アメリカのキリスト教右派にとってイスラエルとはユダヤ人が「約束の地」に帰るという聖書の預言が成就した証であり、そのイスラエルを提訴することは受け入れがたいことだ。
トランプは、いつもの虚言を駆使して南アフリカを攻撃できると思っている。そして実際そうするだろう。ただし彼らしいのは、支持基盤に迎合する一方で、経済的利益も南アから引き出そうとしている点だ。
適応した白人とそうでない白人
では、問題の59人の白人たちはどうなのか。なぜ彼らはアメリカ政府から与えられた機会を受け入れたのか?
南アフリカのメディアはもっぱら、アメリカには行かないと言う白人ばかりを取り上げた。彼らが南アに残るのは「ここが故郷だから」であり、少なくとも表向きは、南アが人種的に平等な民主国家になったことを理由に挙げる。
拙著『南アフリカの白人と民主主義』でも詳述したとおり、アフリカーナーや白人は民主化後の南アフリカで単に生き延びただけでなく、むしろ経済的に成功してきた。旧アパルトヘイト体制下で権利や地位の基準だった「人口集団」としての白人は、南アの民主主義に積極的に参加している。他の人種集団に比べて選挙への参加意欲が高く、主要野党の民主同盟(DA)を通じて議会や自治体にも多くの代表を送り出している。
だが、トランプが「難民」と呼ぶ59人の動機を推測するには、さらに以下の点に留意する必要がある。
第一に、彼ら個々の事情がわからない限り、家族や人生の記憶を捨ててまでアメリカに渡った理由を正確に知ることはできない。
第二に、1994年のアパルトヘイト撤廃以降、大半の白人は現実に適応してきた。雇用面で黒人を優遇する「雇用の平等政策」に対しては強い不満を持っているが、就職率は常に高く、民間部門では役職に就く者が多い。
その反面、職場や郊外の自宅など、白人だけの空間に閉じこもって生活している人も少なくない。1994年以降の政治的・経済的な変化を受け入れられずにいる少数派も存在する。武装した極右勢力はすでに鎮圧されたが、今回の59人は、可能な限り「白人だけの世界」に引きこもることで現実に抗う、より広い「消極的抵抗層」に属していると考えられる。
第三に、白人の多くは現在も経済的に成功しているが、一方で教育をほとんど受けていない貧困白人層が再び出現しており、彼らは雇用の平等政策によって雇用市場から排除されていると感じ、民主化によって人種的な特典を失ったことにも不満を抱いている。
移住希望の機会主義者
こうした事情を踏まえても、なお興味深い疑問が残る。
おそらく、59人の白人は、なんらかの理由で南アを離れたかった白人層なのだろう。
しかし通常移住するには、学歴や職歴の証明、就労先の確保、一定の資金準備など、さまざまな条件をクリアする必要がある。感情的なコストはさておき、移住は誰にとっても簡単な選択ではない。
だが今回の59人は、民主化をどうしても受け入れられない少数派のほか、「難民」としての地位を利用して移住の近道を手にしたかった機会主義的な人々だったのではないか。
ロジャー・サウソール(南アフリカ・ウィツウォーターズランド大学社会学教授)
「財政破綻まっしぐら」マスクがトランプの「爆盛り法案」に反旗!トランプとついに決裂か
織田昌大 によるストーリー • 1 時間 •
トランプ米大統領の再選に決定的な役割を果たしたテスラCEOのイーロン・マスク氏が28日(現地時間)、異例にも大統領を批判した。
マスク氏は、トランプ大統領が「大きくて美しい法案」と主張する今回の予算案を痛烈に批判した。
彼は、減税と大規模な国防予算を含み下院を通過したトランプ予算案は、米国の財政健全化に寄与せず、財政引き締めを主導する政府効率部(DOGE)の成果を損なうものだと主張した。
マスク氏はDOGEで指導的役割を担当していた。
シー・エヌ・ビー・シーなど海外メディアによると、マスク氏は来月1日放送の「CBSニュース サンデーモーニング」のインタビューで、トランプ大統領の「大きくて美しい法案」は米国の財政に役立たないと批判した。
世界一の富豪でもあるマスク氏は、この日自身のSNS「X」に投稿した放送映像の一部で、「大規模な財政支出を含む予算案を見て、正直少し失望した」と述べ、「これにより財政赤字が減るどころか増加し、結局DOGEチームの成果を損なうことになる」と語った。
諮問機関であるDOGEは、1月20日の第2期トランプ政権の発足以降、1,700億ドル(約24兆7,402億7,000万円)の税金を節約したとし、時にこれまでとは異なる方法で支出の無駄を削減し、構造改革を実施したと明らかにしていた。
人材コンサルティング会社チャレンジャー・グレイ&クリスマスによると、DOGEは米国の対外援助を管轄するアメリカ合衆国国際開発庁(USAID)を事実上解体するなど、約27万5,000人の公務員を削減した。
ただし、マスク氏とDOGEのこうした自己評価は誇張されているとの指摘もある。
AP通信によると、DOGEが削減した政府サービスの40%は、実際の米政府支出の削減に全く寄与していないという。ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、DOGEは今年2月、自社ウェブサイトから最大の成果5件を削除したとのことだ。
マスク氏のトランプ大統領批判は、両者の関係に亀裂が見え始める中で行われた。
トランプ大統領の中心権力層では、内部サークルでマスク氏への反発が高まり、マスク氏が共和党への政治献金を中止すると宣言するなど意見の相違が表面化する中、トランプ大統領とマスク氏の間にも亀裂が生じているようだ。
マスク氏が意図的に批判したトランプ大統領の「大きくて美しい法案」は、巨額の財政赤字負担を米国民に強いる見通しだ。議会予算局(CBO)によれば、この予算案が施行されれば、今後10年間で米連邦の財政赤字が3兆8,000億ドル(約552兆7,393億3,220万円)増加するとのことだ。
現在36兆2,000億ドル(約5,265兆5,694億2,780万円)に達する米国の国家債務規模が雪だるま式に膨らむという。
マスク氏はCBSに「予算案は大きくなることも、美しくなることもできるが、両方を兼ね備えることはできない」と断言した。
マスク氏が事実上トランプ大統領を批判したことで、テスラの株価はこの日わずかに下落した。取引開始時には前日比1.2%下落し358.64ドル(約5万2,176円)まで下がる場面もあった。午後に入ると下げ幅が縮まり、ほぼ横ばいで推移した。
マスク氏は前日、DOGEの業務を大幅に縮小し、今後はテスラ、スペースX、X、AIスタートアップのxAIなど、企業経営に専念すると明らかにした。
一方、下院を通過したトランプ予算案は、上院での可決にはかなりの難航が予想されている。
トランプは国家安全保障会議の内部で「ディープステートを骨抜きにする」-メディア
100人以上のスタッフが突然解雇されたと、再編に関わった情報筋は金曜日に語った
トランプ政権は、国家安全保障会議(NSC)の抜本的な見直しに動いており、伝えられるところによると、100人以上の高官を行政休暇にし、強力な諮問・調整機関のスタッフを削減したが、これは、あるホワイトハウス筋が「ディープステートを骨抜きにする」取り組みと表現したものの一環だ。
金曜日の複数の報道では、ウクライナ、イラン、インド太平洋などの主要な世界的ホットスポットを扱うものを含む、ほぼすべてのNSC局のスタッフが、ほとんど予告なしに解雇されたことが確認された。CNNとロイターによると、従業員は金曜日の午後遅くに、デスクを片付けるのに30分しかないことを知らせるメールを受け取りました。
ある政府高官は、アクシオスへの再編を、官僚的な干渉を減らし、外交政策の意思決定を政府の最高レベルに集中させることを目的とした戦略的な転換であり、国家安全保障担当補佐官代理も務めるマルコ・ルビオ国務長官が中心的な役割を果たすと説明した。
「NSCは究極のディープステートだ」と高官は言った。「マルコ対ディープステートだ。我々はディープステートを骨抜きにしている」
国務省とUSAIDの縮小を主導してきたルビオは、NSCを政策形成機関ではなく、調整機関としての「本来の目的」に戻すことが目標であると強調した。
「NSCは今後、政府機関と協力する立場に立つことができるようになる」と彼は声明でAxiosに語ったが、削減の正確な範囲は確認しなかった。
匿名で話した当局者によると、計画では、NSCのスタッフをバイデン政権下の300人以上から約50人に削減し、トランプ氏が最初の任期中に実施したスリムな構造をさらに下回るという。アフリカ政策やNATOの調整を監督する者を含め、全総局が廃止または統合される可能性があると、複数の情報筋がロイターに語った。
政権高官は、トランプが最近シリア経済制裁を撤回したことを、新たなトップダウン・モデルの例として挙げたと報じられている。「大統領が命令を出した。キャビネットがそれに続いた。何層にもわたる委員会は必要ない」と、ある関係者はAxiosに語った。「これは逆ワークフローの実践です。」
この解任は、トランプが元国家安全保障担当補佐官のマイク・ウォルツを解雇し、彼を国連大使に指名したわずか数週間後に行われた。ワルツは、イエメン空爆についての私的なチャットにジャーナリストをうっかり招いた後、影響力を失ったと報じられている。
メモリアルデーの週末の直前に行われた突然の再編は、トランプの2期目で最も抜本的な制度改革の1つを示しています。それは、キャリアの役人とトランプ自身の政治任用者の両方に影響を与えたと報じられている。ホワイトハウスは、人員配置の決定について公式にコメントしなかったが、ルビオは、新体制の下で、国家安全保障担当副補佐官のアンディ・ベイカーとロバート・ガブリエルが彼を補佐し、無期限にNSCを率い続けると予想されている。
トランプ「2週間で答える」プーチンへ最後通告!ロシア「6月2日再協議」提案もウクライナ沈黙
梶原圭介 によるストーリー • 58 分 •
ウクライナ戦争の終結をめぐる協議に、再び動きが出てきた。ドナルド・トランプ米大統領がロシアに対して2週間以内の行動を要求したのを受け、ロシア側が交渉に前向きな姿勢を見せたためである。
トランプ「今は言えない、2週間後に答える」
28日、トランプはホワイトハウスの執務室で行われたジーニン・ピロ連邦検事代行の就任式に出席。会場で「今もプーチンが終戦を望んでいると信じるか」と問われると、こう答えた。
「今の時点では答えられない。ただ、2週間もすればはっきりするだろう。彼が我々を欺いているなら、こちらも別の手で動くことになる」
この発言は、プーチンの姿勢を見極めたうえで、場合によっては追加制裁も視野に入れていると解釈されている。
交渉中にも犠牲が発生、「非常に失望した」
トランプはまた、ここ数日のロシアによる空爆についても言及。「交渉が進む中で人が殺されるのは、本当に失望だ」と述べたうえで、「都市に向けてロケットが飛ぶなんて、あってはならない。我々はそういうことは絶対に認めない」と続けた。
和平協議のあり方について問われると、トランプは「必要があるなら、我々がやる。今はそのフェーズにあると思っている」と自ら交渉に加わる意志も示した。
一方で、ロシアに対して制裁を行わなかった理由については、「合意に近づいていると感じたなら、それを制裁で台無しにしたくない」と語っている。
ロシア「6月2日に再協議を」 ウクライナの返答はまだ
こうした発言を受け、ロシア側もすぐに動きを見せた。同日、ラブロフ外相は声明を通じて、6月2日に第2回の直接協議を開催する用意があると発表。ロシア代表団はウクライナ側に覚書を提示し、説明を行う準備ができているとしている。
ロシア側の代表は、クレムリンのメディンスキー補佐官が率いる見通しだ。
一方、ゼレンスキー大統領はトランプとプーチンを交えた3者会談を提案したが、ロシアからの協議提案に対するウクライナ側の公式な反応はまだ出ていない。
最後通告はメディアが付けるタイトルでしょうが、ロシア側から再三「情報不足」を指摘されているのに、まだこの忠告が耳に入らないほどに、軍産の飽和攻撃の最中なのでした。
氏の言動は南アフリカの件で分かるように、嘘の脅しも何でもありで普通でしょうが、彼は相手を見るでしょうから、ロシア相手に同じ事など出来る訳がないのでした。この意味で軍産が彼を上手く操れているので、ちょっと心配ではあるのでした。もちろん老婆心であって、彼の守護霊達の演技も含めた何かでしょう。
もう悪魔達に負ける理由はないのですが、このレベルの失態が続くと、以後の氏の信頼に関わるでしょう。良い方向に修正されることを願っています。ロシアへの追加制裁も強力な物を準備しているのですが、これを喜ぶのは欧米の軍産だけなのでした。
「ペンタゴンコマ抜きウソバレ」の以降では、スターマ氏、マクロン氏、メルツ氏も失脚するのではないかと思います。EUとNATOは存続の危機でしょう。トランプ氏は生き残って改革を進めるのであり、今の彼らの言動には大きく迷わされないで欲しいと願っています。
稲生雅之
イオン・アルゲイン