mRNAワクチンの産み出すスパイクタンパク質が脳から検出されたことがあるかを調べた所で、あっさりと論文レベルで答えが出てきました。状況的にも脳に取り込まれたmRNAが産み出したスパイクタンパクであると判断できる物まであるのでした。
これで前のページに書いたmRNAワクチンの理論医学の結論をほぼ確定できるでしょう。事例の多さがまだ問題として残りますが、これは時の流れで解決できるでしょう。隠されてきた問題なので、真実を統計的に明らかにすることに手間取るからなのでした。その結論を繰り返しておきます。
Long COVID症状は新型コロナウイルス感染に特有の症状ではないが、新型コロナ流行下においてワクチンとの組み合わせで引き起こされる、特有でありかつ重篤な副作用だとなるのでした。これで理論医学の結論であり、理論物理に対する実験物理よろしく、統計の後押しと脳細胞や脳漿からのスパイクタンパクの実際の検出を待つ所です。
論文は複数あるので、ショッキングだったと思われるドイツの論文と、mRNAが脳の内部でスパイクタンパクを産み出した証拠になる論文を紹介します。
In Deepさんには御礼です。貴重な情報をありがとうございました。記事・論文の最後に解説を載せますので、まずは読み進んでみて下さい。
https://indeep.jp/mechanisms-of-spike-protein-attack-on-brain/
ショッキングなドイツの研究論文:スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた
投稿日:2023年4月12日 更新日:2023年11月23日
論文「頭蓋骨髄膜脳軸における SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の蓄積」の概要
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2型 (SARS-CoV-2)によって引き起こされるコロナウイルス病 2019 (COVID-19)は、主にブレインフォグや脳組織の喪失を含むさまざまな神経学的症状と関連しており、 中枢神経系に対するウイルスの急性および潜在的な慢性的影響を含む。
この研究では、マウスモデルと、ヒトの死後組織を利用し、頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸における SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の存在と分布を調査した。
私たちの結果は、頭蓋骨髄、脳髄膜、および脳実質におけるスパイクタンパク質の蓄積を明らかにした。
スパイクタンパク質のみを注射すると、脳の細胞死が引き起こされ、脳組織への直接的な影響が強調された。さらに、COVID-19 感染後、死亡者の頭蓋骨にスパイクタンパク質が存在することを観察した。
スパイクタンパク質は、好中球関連経路および PI3K-AKT (※ 脳細胞内のシグナル伝達経路のひとつ)ならびに補体および凝固経路に関与する脳タンパク質の調節不全に関連していた。
全体として、私たちの調査結果は、CNS境界 (※ 脳境界マクロファージ )から脳実質への SARS-CoV-2 スパイクタンパク質輸送と、特定されて調節された経路が、SARS-CoV-2 の即時および長期的な結果の根底にあるメカニズムへの洞察を提供し、診断および治療の機会を提示する可能性があることを示唆している。
最も重要なのは、たとえば、ウイルスにはさまざまなタンパク質が含まれます。しかし、この論文には、
「脳から見つかったのは、ウイルスのスパイクタンパク質のみ」
とあることです。
論文の節々から目についたところを箇条書きにしますと、以下のようなことが述べられています。
ドイツの論文より
・免疫細胞で少なくとも15ヵ月間スパイクタンパク質が持続している
・スパイクタンパク質は、血液脳関門を通過して脳実質に入る
・スパイクタンパク質は血液脳関門を「損傷」させている
・スパイクタンパク質は、長骨、脛骨、大腿骨など、あらゆる骨の骨髄に蓄積していた
・マウスでは、心臓、肺、肝臓、腎臓、腸、胸腺、脾臓、膵臓を含むほとんどすべての部位でスパイクタンパク質が検出された
・スパイクタンパク質は、「脳のタンパク質の根本的な変化 (プロテオミクス変化)」を起こす
・スパイクタンパク質は、「脳皮質のニューロンの損傷」を引き起こす
なお、この論文は単なるひとつの施設の研究者たちによるものではありません。ドイツ最高峰の科学機関の科学者たちによる「ドイツの知が結集している研究」です。論文に掲載されている研究機関の名称だけでも以下となります。
この論文の研究に関わった機関
・ヘルムホルツ・センター 組織工学・再生医療研究所
・ミュンヘン大学脳卒中および認知症研究所
・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学
・大学医療センター・ハンブルク
・腎臓の健康のためのハンブルク・センター (HCKH)
・ドイツ法医学研究所
・ミュンヘン工科大学病理学研究所
・ミュンヘン工科大学ウイルス学研究所
・ミュンヘン工科大学 情報学およびその応用における博士研究センター
・ライプツィヒ大学解剖学研究所
・ドイツ神経変性疾患センター
・ドイツ肺の健康と免疫研究所
・ドイツ肺研究センター
・デンマーク オーフス大学臨床医学部
・ミュンヘン医学研究学校
・神経科学大学院
中略
スパイクタンパク質は脳に蓄積し、梗塞、出血、炎症を引き起こす
Spike Protein Accumulates in the Brain and Causes Infarcts, Bleeds, Inflammation
Dr. William Makis 2023/04/08
2023年4月5日にリリースされたドイツの新しい論文は、スパイクタンパク質が脳に蓄積し、脳細胞の死を引き起こすことを証明している。
主な調査結果
「私たちの結果は、頭蓋骨髄、脳髄膜、および脳実質におけるスパイクタンパク質の蓄積を明らかにした」
「スパイクタンパク質のみを注射すると、脳の細胞死が引き起こされ、脳組織への直接的な影響が強調された」
「COVID-19 に感染してからずっと後の死者の頭蓋骨にスパイクタンパク質の存在を観察した。これは、スパイクタンパク質の持続性が長期的な神経学的症状の一因となる可能性があることを示唆している」
スパイクタンパク質による損傷
「すべてのウイルスタンパク質のうち、スパイクタンパク質のみが脳実質で検出された」
「…スパイクタンパク質が体内で長い寿命を持つ可能性があることを示唆しているということは、感染後 1年以上経過した患者たちの免疫細胞でスパイクタンパク質を検出できるという観察によって裏付けられている。最近のプレプリント論文では、診断後 12か月まで血漿サンプル中にスパイクタンパク質が持続していることを示唆している」
「スパイクタンパク質を注射すると、コロナウイルス疾患、補体および凝固カスケード、好中球脱顆粒、NETs (※ 好中球細胞外トラップ)形成、および PI3K-AKT シグナル伝達経路に関連するタンパク質を含む、頭蓋骨髄、髄膜、および脳における広範なプロテオーム変化 (※ タンパク質の総合的な変化)を誘発し、免疫原性を実証した」
脳の炎症
「私たちの分子分析は、気道で報告されているものと同様に、好中球の活動を動員して増加させることにより、頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸における免疫応答の活性化を示唆している」
「頭蓋骨髄では…スパイクタンパク質が炎症性刺激として作用し、脳内で重大な免疫反応が発生する」
「髄膜では、炎症状態の重要な結果は、好中球の脱顆粒に関与するタンパク質のアップレギュレーションだ」
「神経変性経路と血液脳関門の損傷に関連するタンパク質は、脳内で最も顕著な調節不全の分子だった」
「スパイクタンパク質は、血液脳関門の破壊を引き起こす RHOA (※ 遺伝子の一種)の活性化につながる」
血栓、軽度の脳卒中、脳出血
「補体および凝固経路の調節不全は、頭蓋骨髄と脳の両方で検出された。これは、COVID-19 患者が脳実質に軽度の梗塞を発症するという観察された傾向と、 COVID-19 患者における微小出血のレベルの増加の観察を説明する可能性があり、 COVID-19 患者で観察された脳損傷に寄与する可能性がある」
スパイクタンパク質と神経疾患
「COVID-19 と以前に関連がなかったいくつかの候補タンパク質、特に以前は神経疾患と関連していたものを特定した…特に、それらの役割はパーキンソン病、アルツハイマー病、認知症などの障害と関連していた」
「急性炎症反応を超えた脳組織におけるスパイクタンパク質特異的効果の結果をさらに特定するために…神経変性に関連するいくつかの調節不全タンパク質を特定した」
スパイクタンパク質が脳に入る仕組み
「私たちのデータは、ウイルスが中枢神経系に侵入するメカニズムも示唆している可能性がある。マウスと COVID-19 のヒト組織の両方で、ウイルスまたはウイルス成分が頭蓋骨から髄膜および脳実質に移動するために使用できるSMC(頭蓋骨髄膜接続)にスパイクタンパク質が見つかった。
「ウイルスは、相互に排他的ではない方法で脳に到達するために他の経路をたどる可能性がある。たとえば、ウイルスは脳血管系を横断して脳実質に到達するか、免疫細胞によって(好中球または食細胞を介して)そこに運ばれる可能性がある」
「一部の COVID-19 症例で見られるスパイクタンパク質の脳侵入は、血液脳関門の損傷と、嗅神経または迷走神経に沿った通常ではない経路と関連している。ここでは、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質が最初に頭蓋骨に到達し、次に脳に入る前に髄膜に到達する別の可能性を提案する」
「スパイクによる頭蓋骨 - 髄膜 - 脳軸の変化は、脳実質よりも頭蓋骨と髄膜の両方にアクセスしやすい」
これはドイツからの非常に重要な論文だ。この種の研究がカナダで行われることはない。
この論文は、SARS-CoV2 自然感染、および COVID-19 mRNA ワクチンのスパイクタンパク質が、頭蓋骨髄、髄膜、および脳実質に侵入することを証明している。
スパイクタンパク質は、血液脳関門を破壊する。
そして、スパイクタンパク質は、単独で脳内の細胞死を引き起こし、補体および凝固経路を活性化して血栓、小さな梗塞および脳出血を引き起こし、炎症、および神経変性 (認知症、アルツハイマー病、パーキンソン病)に関連する局所変化を引き起こす。
神経損傷は、COVID-19 mRNA ワクチン損傷の最大のカテゴリーの 1つだと思われる。これらの損傷は非常に一般的によく見られるが、脳内のスパイクタンパク質の蓄積による長期的な影響は最近になって見られ始めたばかりだ。
接種後には、脳卒中、動脈瘤、脳出血、視覚と聴覚前庭の問題、あらゆる種類の麻痺と運動障害を超えて、神経変性障害、精神的健康障害、および全体的な自殺のリスクが高まることになる。
転載ここまで
脳の内部からはスパイクタンパクが見つけられるのですが、この侵入経路をこの論文では、血管経由で直接入り込むとの推定です。これにも一利あるでしょうし、この先議論が進む必要があるでしょう。証拠がまだまだ出て来るかも知れないからです。
この記事としては次の論文が重要であり、mRNAワクチンの脳内部への侵入こそ、脳内部におけるスパイクタンパクの存在を明確にするのでした。
https://nofia.net/?p=24122
コロナワクチン由来のスパイクタンパク質が脳内で見つかった日本初の症例報告の論文
2024年11月28日 nofia
COVID-19ワクチン接種後の多巣性髄膜脳炎
onlinelibrary.wiley.com 2024/11/21
概要
意識障害と高熱のため当院に搬送され、4回目の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種から約 10週間後に死亡した 84歳男性患者の症例を報告する。
剖検では、神経症状に関連していると考えられる、視床、橋(きょう / 中脳と延髄に挟まれた脳幹の一部 )、小脳の微小出血と血管周囲T細胞浸潤を伴う急性虚血性変化が明らかになった。
右室拡張、胸水および腹水の貯留があり、右心不全を示唆した。患者は COVID-19 ポリメラーゼ連鎖反応検査で陰性であったが、死因を特定するために SARS-CoV-2 抗原(スパイクおよびヌクレオカプシドタンパク質)の免疫組織化学分析を実施した。
驚くべきことに、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質は視床、橋、下垂体、副腎でのみ検出された。
SARS-CoV-2 スパイクタンパク質の存在は、SARS-CoV-2 ヌクレオカプシドタンパク質が検出されなかったため、ウイルス感染ではなくワクチン接種によるものであった可能性がある。
中枢神経系のスパイクタンパク質は急性虚血性変化に関連している可能性があり、下垂体と副腎のスパイクタンパク質は、おそらくレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(血圧を調整するための一連の反応)の機能不全を介して右心不全に関連していた可能性がある。
転載ここまで
論文なので一般の方には分かりにくくてすみません。死因は急性虚血性変化とのことですので一般に言う所の脳梗塞でしょう。脳の血管に障害が生まれて血液が流れなくなって死に到るという姿です。書かれているように、新型コロナウイルスの発症が死因ではないのでした。にもかかわらずスパイクタンパクが脳の内部でのみ見つかるという、非常に特異な事例でしょう。
「驚くべきことに、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質は視床、橋、下垂体、副腎でのみ検出された。」とのことであり脳内部と副腎でしかスパイクタンパク質が見つからないのでした。
副腎はホルモン分泌の臓器なので、細胞新生としてのホルモン分泌部分がmRNAワクチンに取り込まれていると考えられます。ホルモンを産み出す甲状腺や脾臓などでも可能性があるのでした。
脳内部はこちらの予想通りですが、この場の存在がメインである部分には解説が必要なのでした。
1)ワクチンの被害者のスパイクタンパクは、「ウイルス感染ではなくワクチン接種によるもの」とされており、前の紹介記事のように血管を損傷して臓器に入り込めるなら、全ての臓器でスパイクタンパクが検出されても良いでしょう。これは副腎以外では起きていないのでした。
2)脳内部に入り込んだmRNAワクチンがスパイクタンパクを産み出すのは2つ可能性があるのでした。一つ目は接種時の免疫応答に応じて脳内部で細胞新生部分に取り込まれて引き起こされる物です。まだ可能性があって、記事に書いてきた新型コロナウイルスの発症時ではなく、インフルエンザでも良いので他の病気により免疫応答がMaxになる時です。免疫応答があれば新型コロナウイルスの発症でなくてもワクチン由来のmRNAが応答する環境が産み出されてしまうのでした。
3)ワクチンの被害者の最後は意識障害と高熱です。病院に搬送される前から病気と闘っていた可能性が高いでしょう。
まずワクチン接種時に免疫応答で脳内部のmRNAワクチンが活性化する場合ですが、この場合だと体のあちこちにmRNAワクチンが分散しているので、これらも活性化してドイツの論文のように、全身でスパイクタンパクが見つかるはずです。これは起きていないに等しいでしょう。
4)スパイクタンパクは体内からは速やかに排出されることになっているのですが、これは血流があればこそです。脳内部には当てはまらないので、一度脳内部に入ると排除は非常に難しいのでした。
脳内部にだけmRNAワクチンが存在するのは、ワクチン接種時の応答がなくて、全身からmRNAワクチンの排除が終わってから、インフルエンザなどで免疫応答がMaxに近くなる時でしょう。このワクチンの被害者のばあい、直近の発病で起こされているかも知れませんし、これよりも古い、ワクチン接種ではない時期の発病で、スパイクタンパクが脳内部に刻み残された物でしょう。
理論医学として考えると、ワクチン接種時の応答ではなく、インフルエンザなどの他の病気で脳内部に蓄積していたmRNAワクチンの働きで、スパイクタンパクが産み出されて残された物であると考えられるのでした。これでスパイクタンパクの局在の理由になるでしょう。
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2024/bm/d4bm00523f
mRNA導入のためのポリソルベート80含有イオン化可能脂質ナノ粒子†
要約
イオン化可能な脂質ナノ粒子は、mRNAワクチン担体として目覚ましい成功を収めており、最も有望な遺伝子薬物送達担体の1つです。しかし、主成分の1つであるポリエチレングリコール(PEG)は、免疫原性反応、アナフィラキシー、血液クリアランスの増加を引き起こし、毒性のある副作用や有効性の低下につながる可能性があります。本研究では、eGFP mRNAを担持したイオン化脂質ナノ粒子(PS80-iLNPs)の調製において、ポリソルベート80(PS80)をPEGの代替として利用し、ステルス性、取り込み効率、バイオセーフティの向上を目指します。その結果、PS80-iLNPはステルス性と血清干渉に対する耐性を高めることが明らかになりました。PEG含有イオン化脂質ナノ粒子(PEG-iLNPs)と比較して、PS80-iLNPはステルス性が1.14倍に増加しました。さらに、総脂質濃度が50μgmLの場合−1、PS80-iLNPは、PEG-iLNPと比較して1.12倍高い細胞生存率を示しました。特に、血清干渉下では、PEG-iLNPは44.97%の取り込み減少を示したのに対し、PS80-iLNPは30.55%のわずかな減少を示し、その優れた血清耐性を強調しました。この研究は、PS80がPEGの適切な代替品として役立つことを示し、PEGフリーのイオン化可能な脂質ナノ粒子の開発のための優れた基盤を示しています。
これは脳内部にmRNAを運ぶ役割のポリソルベート80とイオン化脂質ナノ粒子の比較情報を載せる情報です。このそれぞれが脳血液関門を突破してmRNAを運ぶのでした。
続きは記事の一部の切り抜きです。ポリソルベート80がジョンソン&ジョンソンに使われていると言う情報です
ところで、アメリカでは、ファイザーとモデルナのm RNAワクチンに続き、ジョンソン&ジョンソンのコロナワクチンもアメリカ食品医薬品局 (FDA)に緊急承認されました。
CNBCによれば、臨床試験では、有効性は 66%、基礎疾患のある60歳以上の人々には、42%のみの有効性が確認されているということで、もはや何のためのワクチンだかわからない数値ではありますが、早々に投入されるようです。
ジョンソン&ジョンソンのワクチンは mRNA ワクチンではありません。アメリカ食品医薬品局は、このジョンソン&ジョンソンのワクチンの分析表を公開していますが、アデノウイルス(26型)が成分表にありますので、アデノウイルスを運搬係として「新型コロナウイルスの遺伝子をヒトの細胞へと運ぶ」タイプのウイルスベクターワクチンのようです。
このアメリカ食品医薬品局の分析表の成分を見ますと、ジョンソン&ジョンソンのワクチンには「ポリソルベート80」という乳化剤が使われていますが、これは食品添加物として多く使われている一般的なものですけれど、過去の京都大学の研究(論文)で、このポリソルベート80は、脳のバリアである「血液脳関門」を突破して脳に入ることが示されています。
転載ここまで
以下はネットの拾いものでありいい加減な情報ですが、医学の世界の人達が何を考えていたかの参考になるでしょう。ガセネタであるにしても、示唆に富むので載せています。
https://ichi.pro/mrna-wakuchin-o-no-ni-hakobu-shishitsu-nano-ryushi-no-kenen-sore-o-do-suru-ka-73330821279271
mRNAワクチンを脳に運ぶ脂質ナノ粒子の懸念:それをどうするか?
専門家からの意見を取り入れて、この懸念に対する賛否両論の詳細。
私たちは、mRNAワクチンを最前線に置いて、Covid-19に対してできるだけ多くの人々にワクチン接種することに全力で取り組んでいます。したがって、脂質ナノ粒子(LNP)によってカプセル化されたmRNAワクチンが、脳内のニューロンなどの繊細な細胞タイプとどのように相互作用するかについて、数人の専門家が提起した小さな複雑さを理解することもできます。
先に進む前に、ここでの結論は、SARS-CoV-2感染またはCovid-19の実際のリスクは、LNPカプセル化mRNAワクチンの仮想リスクを大幅に上回っていることです。しかし、まだ答えられていないいくつかの懸念があり、それはより透明性に値する。
現在のワクチンはスパイクタンパク質に依存しています
mRNA、DNA、ウイルスベクター、組換えタンパク質、ウイルス様粒子、ペプチドベースのワクチンなど、Covid-19のほぼすべてのワクチン候補は、SARS-CoV-2スパイクタンパク質に依存して免疫を誘導します。
ファイザー-BioNTechと近代のmRNAワクチンは注射時筋および免疫細胞と融合することができるLNPS内に収容するmRNAの遺伝物質から成ります。次に、放出されたmRNAは、免疫系のさまざまな側面をトリガーするために細胞表面に発現するスパイクタンパク質を作るように細胞に指示します。
アストラゼネカ・オックスフォードとジョンソン・エンド・ジョンソンアデノウイルスベクターワクチンは、免疫を誘導するためにSARS-CoVの-2スパイクタンパク質を作製するために細胞内にDNAを送達するために無害な改変アデノウイルスを使用します。
Novavaxのペプチドベースまたはタンパク質サブユニットワクチンの使用は、免疫を誘導するためにSARS-CoVの-2のスパイク蛋白質を精製しました。
SinovacとSinopharmは、ワクチンは、免疫を誘導するために、完全なスパイクタンパク質で死んでSARS-CoVの-2ビリオンを使用して不活性化。
簡単にするために、ここで言及するスパイクタンパク質は、Covid-19を引き起こすコロナウイルスであるSARS-CoV-2に属しています。
脂質ナノ粒子(LNP)の仮想リスク
mRNAワクチンは腕から筋肉内注射されます。大きな筋肉細胞は血管分布が高く、注入された生体材料が全身の血流やリンパ系に容易に到達できるため、この方法が好まれます。
LNPは哺乳類細胞と融合し、容易に侵入します。前述のように、ファイザー-BioNTechおよびModerna mRNAワクチンは、 LNPを使用してmRNA遺伝物質をカプセル化し、より効率的な細胞送達を実現します。
したがって、筋肉内注射とLNP技術を組み合わせることで、mRNAワクチンを幅広い細胞タイプに到達させることができます。mRNAは、脳や脊髄のニューロンなど、デリケートな細胞や、私たちが望まない場所に到達することさえあります。
実際、LNPは、BBBが医薬品の脳への侵入をブロックする問題を 克服するためによく使用されます。BBBと血液脊髄バリアが脂溶性であることを考えると、LNPでカプセル化されたmRNAワクチンは脳と脊髄に入ることができるかもしれません。
その結果、スパイクタンパク質を発現する脳細胞は、免疫系によって外来性としてマークされる可能性があります。たとえば、ウイルスに感染した癌細胞を殺す細胞傷害性T細胞は、スパイクタンパク質を発現する脳細胞を脅威と見なす可能性があります。筋肉細胞や他の多くの細胞タイプとは異なり、脳内のニューロンはめったに 再生しません。
遺伝学者のジェイコブ・ウェス・ウルム医学博士は、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルへの手紙と、2021年1月のmRNAワクチンに関する記事へのパブリックコメントで、この懸念を詳細に説明しました。
…それら[mRNAワクチン]は弱毒化ウイルスワクチンと比較してはるかに広い組織範囲に入ることができるようです…そしてmRNAワクチンはSARS-CoV-2ウイルススパイクタンパク質の発現を誘導するので、それはmRNAを入手する人々を意味するようですワクチンは、細胞毒性[T細胞]攻撃に対して脆弱な細胞と組織の範囲がはるかに広くなります…何年も現れないかもしれない副作用(累積的な損傷と慢性的な炎症を伴う)を伴います。
「これは、画像がひどく曖昧になるところです」と、Ulm博士は付け加え、ファイザー-BioNTechとModernaが使用するLNPの細胞局在、つまり生体材料がどのタイプの細胞に入るのかに関する包括的なデータはないようだと述べました。 。
LNPの細胞内局在に関する過去の研究がありますが(これについては以下で詳しく説明します)、異なるLNP製剤は異なる細胞タイプに入ると、ウルム博士は述べています。それを追加する:
悪夢のシナリオは、たとえば、mRNAワクチンの脂質ナノ粒子が実際にBBBを通過し、オリゴデンドロサイトなどの重要なグリア細胞にエンドサイトーシスされたり、さらに悪いことに、脳や脊髄のニューロン自体にエンドサイトーシスされたりして、これらにブルズアイを置く場合です。細胞傷害性の重要な細胞[T細胞]。
実際、2017年のある研究では、LNPでカプセル化されたmRNAワクチンを使用してインフルエンザウイルスに対してマウスにワクチンを接種しました。mRNAワクチンはマウスを免疫しますが、この研究では、脳内に0.4 ng / mlのmRNAの痕跡が見つかりました。ただし、筋肉注射部位、近位リンパ節、遠位リンパ節、および脾臓で見つかったmRNAの量は、それぞれ5680、2120、117、および87 ng / mlとはるかに多かった。
とはいえ、これは、Moderna mRNAワクチンに関する欧州医薬品庁(EMA)の評価レポートが報告したものとも一致しています。
低レベルのmRNAは、腎臓を除くすべての検査組織で検出できました[ラット]。これには、心臓、肺、精巣、および脳組織が含まれ、mRNA / LNPプラットフォームが血液/脳関門を通過したことを示していますが、非常に低いレベル(血漿レベルの2〜4%)でした。
したがって、これらの報告は、LNPがmRNAワクチンの一部を脳に運ぶことができることを示唆しています。しかし、mRNAワクチンが脳に入った後に何が起こるかはまだわかりません(これについては以下で詳しく説明します)。
転載ここまで
彼らの見え見えの悪意を解説しておきます。
1)「先に進む前に、ここでの結論は、SARS-CoV-2感染またはCovid-19の実際のリスクは、LNPカプセル化mRNAワクチンの仮想リスクを大幅に上回っていることです。」と書かれているのですが、現実的な死亡率2%を隠しているだけであって、LNPカプセル化mRNAワクチンの仮想リスクを、非常に小さく評価した結果です。脳内部に入り込むことは仮説などではなくて期待その物であって、何が起きるかを予想する必要があるのに無視しているのでした。この意味ですが、予想するとワクチンが作れなくなるのでしょう。
新型コロナウイルスの拡散の初期には、主に欧米諸国で5%を超える死亡率が出されていたのですが、これらは本来新型コロナウイルスの死亡でない物まで味噌もクソも加えて過大評価した物でした。これを世界各国でやったのであり、科学ではないクズの所行でした。これを引用するのは世界を騙したあからさまな嘘を知る嘘つきです。
2)「実際、LNPは、BBB(脳血液関門)が医薬品の脳への侵入をブロックする問題を 克服するためによく使用されます。BBBと血液脊髄バリアが脂溶性であることを考えると、LNPでカプセル化されたmRNAワクチンは脳と脊髄に入ることができるかもしれません。」
これはかも知れませんではなくて、脳と脊髄に入ることができるが正しく、彼らはその事実をここに到る研究で知っているはずなのでした。これもあからさまな嘘でしょう。
3)医学の世界ではホメオパシーを無視するのですが、スペイン風邪を効果的に治療できたと言える唯一の治療法です。この存在を無視して「SARS-CoV-2感染またはCovid-19の実際のリスクは、LNPカプセル化mRNAワクチンの仮想リスクを大幅に上回っている」と口にしているのです。お金儲けに都合の悪い効果のある治療法を医学として無視して使えなくして今があるのでした。この治療法が使えているなら死者を1/10以下に出来たでしょう。
こちらの記事でも紹介しており以下です。
新型コロナウイルスへのBCG効果と免疫療法を隠したいWHO1~4
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1157
DB_ID@=1158、1160、1161、が残りの記事のアドレスです。
医薬品なしの治療法
ケロッグ博士が編集した「スペイン風邪の治療」というタイトルの1918年の記事に、お勧めのインフルエンザ対処法がある。
第一に、患者は1日に2回、水浣腸を行い、腸を洗浄した。1~2リットルの温水を使用し、汚物が完全に取り除かれるまで、徹底的に腸内を洗浄した。発病のときから、完全回復するまで、浣腸は続けられた。
第二に、患者は、毎日3~4リットルの水または果物ジュースを飲み、腎臓と皮膚を通じた排出を促した。就寝中を除き、30分おきにグラス一杯を飲んだ。糠などの繊維を、オートミールや米などの食事に混ぜ、腸の活動を促し、有害物の排出を促進した。
短めの温水浴(風呂)と「温毛布パック」で、熱と、背中や足の痛みを緩和させた。温毛布パックでは、毛布を熱水で濡らし、絞り、我慢ができるぎりぎりの温度にする。この温毛布で12~15分間、身体をくるみ、更に外側を羊毛の毛布で覆う。頭部は温めないようにした。脈が速い場合、氷嚢を心臓の上に置 いた。非常に高熱が出ている場合、温毛布パックの時間は4~5分に短縮させた。
頭痛には冷湿布を使用した。熱が高い場合、短めの温毛布パックの後すぐに、冷湿布を使用して熱を下げた。
1918年の段階ではそれほど普及していなかったため言及されていないが、インフルエンザにかかった場合、砂糖、加工食品、ジャンクフードを避けるべきなのは自明である。これはインフルエンザに限らず、身体が警告を発しているときには常識である。患者たちは、熱が下がった後も、4~5日を安静に寝て 過ごした。
以上のような方法を合理的に適用することによって、インフルエンザ(および、しばしばインフルエンザから発生する肺炎)による死亡数を、ほとんどゼ ロにすることができると、記載されている。この方法を適用した人々がどうなったのか、事実を見れば、この報告は正しかったことがわかる。
稲生雅之
イオン・アルゲイン