パナマ運河を船で通る代わりに鉄道を作るかも知れないトランプ新大統領 １２月２３日 １２月２５日大型貨物航空機の追記
トランプ新大統領は米国政府の財政立て直しのためなのか、関税の見直しを進めており、一風変わった物としてのパナマ運河の通行料金の見直しがあります。関連ニュースを続けます。
トランプ次期米大統領、パナマ運河の返還を要求 通航料を「法外」と非難
BBC News によるストーリー • 1 時間 • 読み終わるまで 1 分
アメリカのドナルド・トランプ次期大統領は22日、アメリカが1900年代初頭に建設し、現在は中米パナマが全面的な管理権を得ているパナマ運河について、「法外な」通航料を請求していると同国側を非難し、通航料を引き下げるか、アメリカの管理下に戻すよう訴えた。
トランプ次期大統領はアリゾナ州での支持者集会で、「パナマが請求している（通航）料金はばかげていて、非常に不公平だ」と、語った。
そして、来月大統領に就任するのをふまえ、「このような我が国に対する完全なぼったくりは、直ちに止まるだろう」と述べた。
パナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領は、トランプ氏の発言を即座に非難。パナマ運河とその周辺地域はすべて、自国のものだと主張した。
そのうえで、パナマの主権と独立について交渉の用地はないと述べた。
トランプ氏はこの日、今年の大統領選で同氏を強力に支援した保守派活動団体「ターニングポイントUSA」の支持者たちを前に、パナマ運河について発言した。
アメリカの指導者が、他国に対して領土の一部を引き渡すよう働きかける可能性があると発言するのは異例だ。トランプ次期大統領は、実際にどのような方法でそれを行うのかは説明しなかったが、来年1月20日の大統領就任式後にアメリカの外交政策や外交がどのように変化し得るのかを示す発言となった。
パナマ運河をめぐっては、トランプ氏は前日に、アメリカにとって「重要な国家資産」だとソーシャルメディアに投稿していた。
トランプ氏はこの日、パナマ運河の通航料が引き下げられなければ、「パナマ運河を全て、速やかに、問答無用で返還するよう、我々は要求するだろう」と述べた。
また、カナダとメキシコにも批判の矛先を向けた。同氏はかねてから、カナダやメキシコとの間で不公正な貿易慣行があるとしている。メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領のことを「素晴らしい女性」としつつ、麻薬や移民をアメリカに流入させていると非難した。
パナマ運河とは
全長約82キロメートルのパナマ運河は、中央アメリカの一部を横断して大西洋と太平洋を結ぶ交通の要衝。
アメリカは建設後、1977年まで運河地帯の管理権を維持していた。その後、共同での管理期間を経て、1999年にパナマが全面的に管理するようになった。
自動車や天然ガスなどを運ぶコンテナ船や軍用艦など、年間最大1万4000隻が通航する。
運河は「われわれのもの」 トランプ氏に反発―パナマ大統領
時事通信 外信部2024年12月23日14時06分配信
【サンパウロ時事】中米パナマのムリノ大統領は２２日に出した声明で、「パナマ運河と隣接する地域はパナマのものだ」と表明し、トランプ次期米大統領による運河の「返還」要求に反発した。
パナマ運河は太平洋と大西洋を結ぶ交通の要衝。トランプ氏は２１日、ＳＮＳへの投稿で、運河の通航料で米国が不当な扱いを受けていると主張した。運河に対する中国の影響力が高まっていると示唆し、「道徳的、法的な原則が守られないのなら、パナマ運河を全面返還することを求めるだろう」と警告した。
ムリノ氏は通航料に関し、市況や国際競争などを加味して「公に設定されている」と反論。その上で「運河は中国や欧州、米国、それ以外のいかなる勢力にも支配されていない」とし、「不可分の遺産としてパナマ人の手にあり続ける」と強調した。
これに対し、トランプ氏は自身のＳＮＳで「どうなるかそのうち分かる」と投稿。さらに「米国運河へようこそ」とのメッセージと共に、運河のような狭い水域に米国の国旗を立てた写真を掲載した。
２番目の記事にある「どうなるかそのうち分かる」が気になったのでした。パナマのムリノ大統領の対処はトランプ氏にとっては予想通りだという意味も含むのでした。
本日は質量制御の機械作りに進みたいところですが、昨日の導きのおかしさもありました。この部分を考えてからにしたところで、題記の気づきになりました。トランプ氏は移民の問題にも取り組んでいるので、輸送の専用鉄道をロスアンゼルスからヒューストンに通すと、その途中をメキシコとの国境に近い場所を通せるのです。
これは国境にフェンスを建設するよりもメリットが大きくて、移民を通さない対処も容易になるのでした。加えて工夫次第で米国の物流網を鉄道の見直して活性化出来るでしょう。気象変動の影響を受けてパナマ運河は水量の低下まで起きており、交通量の制限などの通行への不確実さも上昇しているのでした。
どこまで本気なのかもあるのですが、この具体案を見せられると、ムリノ大統領も通行料金への価格交渉に進まざるを得ないのではないかと思えるのでした。
まずは船橋での確認作業です。本日は桜島でも噴火があり、ファティマの女神様とミロク大神様、自然の龍神様も登場されている様子でした。
バヌアツから
船橋事務所
１２２３８９６００ １２月２３日ファティマ ５４００１０８、５４、エコー（神）、ノイズを起こす、いくつかの、壁、マウンド、ｘ１０００＋１、一応五桁の強調
１２２３８９６００ １２月２３日ファティマ ２１２６０２７、２１２５、女性、ジャム、ゼリー、＋１ｘ１０、一応五桁の強調
４２３３６９ Ｄ２３日ミロク ６１４６０２６、６１４５、程度、等級、角度、計る、サイズ、＋１ｘ１０、一応五桁の強調
４２３３６９ Ｄ２３日ミロク ９７００１６６、９７、ミスをする、エラー、ｘ１０００＋１、一応五桁の強調
４２３３２０２１０４０ Ｄ２３日桜島 ８４３０１９、８４３、終わる、止める、価値がない、希望がない、新しい（物）、ｘ１００＋１、一応五桁の強調
２３３２０２１０４０ ２３日桜島 １５３０２９１、１５３、食べる、ｘ１００＋２、＋２だけれども一応五桁の強調
２３２１６１０５０ ２３日龍神 ９３３９９１３、９３、涙のしずく、ラム、ディスプレイ、影、料理する、４０、ｘ２、ｘ１０－１、一応五桁の強調
４２３６７７４３４０ Ｄ２３日自然女神 １５５９９５、１５５、どこへ？、銃身、買う、入手する、リード、パイプ、９９、現れる、五桁の強調、１５６、私達、ｘ１００－１、一応五桁の強調
２３３０７７４３４０ ２３日自然女神 １４３１８８、１４３２ｘ１０－２、－２だけれども一応五桁の強調、海面上昇の強調
４２３６２４６３ Ｄ２３日ＭＣ動画 １５６０１５、１５６、私達、ｘ１００＋１、一応五桁の強調
２３４０２４６３ ２３日ＭＣ動画 １４２６０９、１４２５、アメーバ、＋１ｘ１０、一応五桁の強調
２３４０２４６３ ２３日ＭＣ動画 １５２４９１２、１５２５、愛、ｘ１０－１、一応五桁の強調
１２２４７１６１５０ １２月２４日入金 ２７２５０４、２７２５、嘘つき、ごまかし、ｘ１０、五桁の強調
２４７１６１５０ ２４日入金 ２６７４０２９、２６７５、泡、ｘ１００－２、－２だけれども一応六桁の強調
２４７１６１５０ ２４日入金 １３５０２９、１３５、ボウル、盆、ローストする、神、ピスタチオの木、棍棒、バトン、ｘ１００＋２、＋２だけれども一応五桁の強調
４２４８５０４４１０２１ Ｄ２４日パナマ代替え ８３９９８３、８４、キャッシュ、シャープ、一つの、不可解な物のポーズ、証拠を吟味するポーズ、ｘ１００－２。－２だけれども一応五桁の強調
２４８５０４４１０２１ ２４日パナマ代替え １４３６０６、１４３６ｘ１０、五桁の強調、３５９ｘ４の悪魔の強調
２４１０６６４１０２１ ２４日輸送代替え ８９９４８８、８９９５、鼻の大きい、お節介な人、ｘ１０－２、－２だけれども一応五桁の強調
１２２４９９４６４１０２１ １２月２４日鉄道代替え １７７０１、１７７、発汗、ｘ１００＋１、一応五桁の強調
２４４０９４６４１０２１ ２４日鉄道代替え １４６２００２、１４６１＋１ｘ１００、一応六桁の強調、ソティス周期の強調
２３８０５０４４１０２１ ２３日パナマ代替え ３０３６２８、３０３６ｘ１０＋２、＋２だけれども一応五桁の強調、３０３６８の強調
４２３８０５０４４１０２１ Ｄ２３日パナマ代替え ９６９０１９、９６９、運転テスト、テスト、ライセンス、ｘ１００＋１、一応五桁の強調
４２３８０７４４１０２１ Ｄ２３日パナマ代替え ９６９０１３、９６９、運転テスト、テスト、ライセンス、ｘ１００＋１、一応五桁の強調
２３８０７４４１０２１ ２３日パナマ代替え ３０３５９８、３０３６ｘ１００－２、－２だけれども一応六桁の強調、３０３６８の強調
２３８０７４４１０２１ ２３日パナマ代替え １４９８９７、１４９８９５＋２、＋２だけれども一応六桁の強調、２９９７９の強調
パナマ運河の代替え輸送は、鉄道でメキシコが準備している物にもなるのでした。これが上手く行くかも未知数ですが、パナマやメキシコに費用を支払うよりも、自前で何とかするのも代替え手段でしょう。
費用に関連して基本的なことを検討します。
日本の鉄道輸送の例
コンテナの運賃、料金については、「ＪＲ貨物時刻表」（社団法人 鉄道貨物協会発行）に計算方法があります。
それによると、コンテナ貨物の運賃は以下により計算されます。
運賃＝①賃率×②運賃計算トン数×③割引･割増率
①賃率：１トンあたりの運賃で、距離（営業キロ）に応じて決まる
②運賃計算トン数：コンテナの種類により定められたトン数（一般的な12フィートコンテナの場合は５ｔ。この積載重量を超える場合は、これに超過トン数を加える）
③割引･割増率：荷物の種類により定められる（危険物割増、軽量品割引など）
こうして計算された運賃に対して、端数処理（500円単位で切り上げ）を行います。
これに発送･到着料が加わります。さらに消費税５％も加わります。
例えば、東京の隅田川貨物駅から札幌貨物ターミナルへ５ｔコンテナ１個（超過トン数なし、割引･割増対象外）を送る場合、
①賃率：11989円（営業キロ1184kmに対して）
②運賃計算トン数：５ｔ
③割引･割増率：１
①×②×③＝59945円
端数処理により60000円
発送料、到着料はエリアや貨物駅までの距離により異なりますが、例えば10kmまでの場合、東京は11700円、札幌は10500円。
運賃、発送･到着料、消費税を加えて、計86310円となります。
約１２００ｋｍの輸送を５トンで６００００円といえるでしょう。駅渡しの料金です。１トンで１２０００円でした。
続きは船の料金からのパナマ運河の通行費用です。引き算で求めます。
以下は、40フィートコンテナの主要輸送ルートにおける料金のハイライトである。 ドゥルワリー・サプライチェーン・アドバイザー:
ルート 路線コード 5 12月 レート 年間変動率（%）
総合指数 WCI-COMPOSITEインデックス $3,553 アップ 142%
上海 ロサンゼルス WCI SHA - LAX $3,719 92%アップ
上海 - ニューヨーク WCI SHA ニューヨーク $5,160 アップ 88%
ただし、上記の料金はコンテナの輸送費のみで、家財道具の輸送にかかる追加費用はすべて含まれていることにご留意ください。 ポート.
５１６０－３７１９＝１４４１ドル
ロスとＮＹの差額の計算になる。
４０ｆｔコンテナは最大２６トン、トレーラで引くとして２０トンにもなり得る。
１トン当たり８３１３円、満載は難しいとしても２０トンで１００００円くらいになる。
ロスアンゼルス～ヒューストン ２２００ｋｍ位
ニューヨーク～ヒューストン ２３００ｋｍ位
配送がない日本で１２００ｋｍだと約１２０００円、４．５千キロだと４５０００円で船の約５．５倍になる。
輸送専用の鉄道にすると、２３０両の鉄鉱石の輸送まであるので、料金を下げられるはずとなる。時間との兼ね合いもあるが、１／６にするには微妙だが、ロスとヒューストンを２２００ｋｍとして１００００円のレベルには十分可能性が出るはず。
続きはパナマ運河の交流料金の比較です。
パナマ運河の利用料金 １トンあたり１ドル３９セント
コンテナを２０００個運ぶとして、１個２０トンで計算すると
１．３９セントｘ１５０円ｘ２０ｘ２０００＝８３４００００円、
８３４万円が必要になる。
１４４１ドルの交通費からだと
１４４１ｘ１５０ｘ２０００＝４３２３０００００円
４３２３０万円になる。約２％が通行料金になる。
パナマ運河の通行料金は、大型コンテナ船で２０００万円、過去の最高は旅客船の３０００万円だそうです。船１台だと金額が大きいので、高額にも見えるでしょう。
米国の船の物流を見ると、ニューヨークとロスアンゼルスが多いでしょう。パナマ運河を使わないとすると、この２か所をどうつなげば良いかになり、ロスアンゼルス～ヒューストンの鉄道作りで良い結果が出せるなら、ニューヨーク～ヒューストンにも延伸すれば米国全体での鉄道網の活性化にもつながりメリットが大きいでしょう。コンテナの物流を容易に出来るのでした。
中国では１年で３６００ｋｍもの鉄道網が延びています。これが米国で可能なら１年で鉄道は完成するでしょう。地質の調査も必要でしょうから１年かけても良いとして、２年で代替え鉄道網を仕上げられるのでした。そして必要なら複線での運用までも考慮して進めるでしょう。
輸送専用鉄道にすると、使用料金を下げられるでしょうし、ＴＧＶや新幹線での時速３２０ｋｍも検討段階では意味を持つでしょう。時間の短縮に意味がどこまであるかです。
こうして検討してみた結果ですが、鉄道での代替えは、荒唐無稽なアイデアではなくて、リアリティのある、米国の鉄道網を活性化出来るアイデアになりうるのでした。正直驚かされています。誰が考えているのか分かりませんが、パナマ運河の気象変動に対する脆弱性が明らかになった以上は、安全保障としても必要なバックアップになるでしょう。その種の緊急時に備えるよりも始めから代替えする方が安全策でしょう。
トランプ氏は財政赤字にも踏み込んでいます。
トランプ氏、EU相手に20兆円の「借金取り立て宣言」…就任前から対EU関税警告、エネルギー大量購入も要求
川田翔平 によるストーリー • 1 時間 • 読み終わるまで 1 分
第1期政権時に中国に続いて欧州連合（EU）との貿易戦争を展開したドナルド・トランプ次期大統領が、就任1か月前にEUへの報復関税を予告した。これは第2期政権でも中国およびEUとの同時多発的な貿易戦争を再開する可能性を示唆するものとみられる。
トランプ次期大統領は20日（現地時間）、自らが立ち上げたSNSの「Truth Social（トゥルース・ソーシャル）」に投稿し、EUを非難。「EUに対し、対米貿易で生じる巨額の赤字を埋めるため、米国の石油と天然ガスを大量に購入するよう求めた」と主張。「そうしなければ、最後まで関税を課し続ける」と強調した。
2018年の第1期政権時に中国への報復関税で貿易戦争を開始したトランプ次期大統領は、翌年にはEUに対しても航空機メーカーへの補助金問題で制裁関税を課し、戦線を拡大。EUはジョー・バイデン大統領就任後の2021年になってようやく米国との関税猶予という形で休戦に入った。トランプ次期大統領は、今年の選挙戦でEUを含むすべての国からの輸入品に10～20%の一律関税を課す意向を示し、貿易戦争再開を示唆。欧州企業への批判も続けている。9月の選挙集会では「ドイツの自動車メーカーに米国企業になってほしい。米国に工場を建設してほしい」と述べた。
アメリカ合衆国通商代表部（USTR）は、2022年の米国とEUとの貿易額は、輸出が5,920億ドル（約92兆7,000億円）、輸入が7,233億ドル（約113兆2,800億円）だった。結果として、米国は1年間でEUとの貿易で1,313億ドル（約20兆5,600億円）の赤字を計上した。
英紙「フィナンシャル・タイムズ」は7月、EUがトランプ第2期政権に備えて2段階の対応戦略を練っていると伝えた。EUはトランプ第2期政権発足後、迅速に貿易交渉を開始するが、交渉が失敗した場合は特定の米国製品を狙い撃ちする報復措置を取るとされる。
一方、トランプ次期大統領はこの日のTruth Socialに、共和党の造反票で頓挫した新予算案にも言及。自身の核心的要求だった連邦政府の負債上限撤廃問題について「議会は愚かな負債上限を完全に撤廃するか、2029年まで延長すべきだ。もす、そうしないなら、我々は一切妥協しない」と強調した。
トランプ氏は、米国が貿易赤字を垂れ流せないことを理解しているのでしょう。ここにバランスを取り戻したいのでした。日本も２０２３年で９兆円の黒字ですので、これはトランプ氏の標的になることは確実な状勢でしょう。
この記事を書くに際しては、暗号解析でも評価をしました。結果はイラストに、データーは以下です。
２４１２２３ ２９６個
質量制御仕上げ １４９個 ０．２９
２４１２２３ ２９６個
パナマ代替え鉄道 １４６個 ０．３
２４１２２３におけるＤＪＴ信（頼）は１１番目です。質量制御仕上げだと２７番目まで低下するのですが、パナマ代替え鉄道にすると４番目まで上昇するのでした。
パナマ運河の通航料と返還の話を出した本音がどこにあるのか、まもなくか、大統領の就任後には答えが出てくると思っています。これが明日だとこの記事でギリギリ予想が間に合う事になるでしょう。これがあるのでこの記事を優先したのでした。
このＨＰには様々な記事があり、自分が予想通りに経産大臣になれるとして、経済政策にも触れてきています。こういった話にリアリティを感じて頂けると、未来において大きく変化する経済の話もしやすくなるのでした。科学だけでなくてそれなりに経済も理解していると思われる方が、話をしやすいのでした。
種は撒くしかないので、この記事は種まきその物でしょう。どんな実が実るのかこれからです。
本日も入金なしで手持ちは５円です。よくここまでやれると思うのですが、この記事を書かせてくれたのであれば文句だけでなくて御礼も必要でしょう。桜島の大きめの噴火でやっと先に進めると思えたのですが、昨日の新燃岳の噴火も含めて、こちらを騙してこその導きだったのでした。ここまでする必要があるのかも、どんな実が実るかそれ次第でしょう。
昨日はクリームシチューの素を溶かしてクラムチャウダーでした。本日はカレーの素を溶かして蒸しあさりカレーです。食材も尽きるところであり、よくここまでやれると思う導きですが、お腹がすいて何もないところでバターを一欠片食べてみました。バターの見直しです。甘みが足りないので小豆を３粒足して満足でした。チョコレートよりも食べた感が強いと分かりました。
これでまた進歩であり、魚介のなれリゾットにも、バターを使って脂肪と旨みを増やせば良いのでした。これは肉を食べないと満足出来ない方々に向けて大きな意味を持つのでした。畜産に変化が起きて肉類が大きく減ると魚を増やさざるを得ないでしょう。魚だけだと油分が肉ほどないので物足りないのでした。
これをこれから豊富になるバターで埋め合わせると、魚料理でも脂肪分が増えて旨みも増すので、肉を食べなくても満足出来る様になれるのでした。これは今後メニューを見直す話ですが、非常に重要な部分でした。世界で魚介にバターを大きく足して、肉類の代わりを担えるのでした。こん畜生でもありがたい気づきでした。
最後にエチケットです。飢えずに先に進めるように、資金繰りへのご理解とご協力をお願い致します。
ゆうちょ銀行
記号10560 番号39920511 イノウ マサユキ
三井住友銀行
船橋支店 普通預金 7055954 イノウ マサユキ
１２月２５日の追記
台風２６号とキラウエアの噴火で、大型貨物航空機への後押しになる感じの組み込みがあり、上海、ロスアンゼルス、ニューヨークとロンドンの船積み港の施設へ注目を促されていました。この記事を書くに際してコンテナ船の利用状況を一部ですが見たことになるので、これをどの様に大型貨物航空機で対処することになるのかを簡単に書いておきます。
ロシアの輸送機Ａｎ２２５が世界最大の輸送機で２５０トンを運べますが、政界最大の船だと何十万トンであり話にならないところです。利用条件までを含めて検討すると、１０００トンの荷物を運べるようになると、競争力が出て来る部分に気づけました。以下その解説です。
１）２０ｆｔコンテナで２０トンの重さを運ぶ計算にする。２０ｆｔで１８～２１トンなのでこれで概算する。
２）比較する船は２０００個のコンテナを運ぶ小型船とする。最大は２４０００個近いコンテナを運べる。
３）上海～ロスアンゼルスで検討する。飛行機だと１日で１往復、船だと３９日で一往復となる。約４０倍の効率になる。
４）２０００個を飛行機で運ぶ単純計算をする。
２０００／４０＝５０個、
５０個ｘ２０トン＝１０００トン
Ａｎ２２５の４倍で輸送力に関しては競争出来る。同じ期間で同量を運ぶとして、４０倍の効率なので積載量を４０分の１に出来る。
続きで事例の比較です。ボーイング７７７ｆという輸送機で１００トン運べて、巡航速度が約９００ｋｍ／時でした。３）の計算にも合うのでこれに近づけるべきでしょう。
５）ウラン電極型の発電装置が前提として、質量制御とモーターを回せる。必然的にプロペラ機になる。プロペラの最高速度はロシアの爆撃機Ｔｕ－９５で９２５ｋｍ出せているのでこれに近い状況が達成出来るはずとなる。
質量制御で翼の揚力による離陸は不要になるので、プロペラは最高速度向けに専用設計も出来るはず。それほど無理しなくても９００ｋｍ／時が出せると思える。
６）宇宙に出る輸送機分はロケットエンジンなので比較はしない。ここでは燃料が必要になる。
７）船のエンジンをウラン電極型の発電装置とモーターにも出来るが、輸送船においてその意味があるかは利用状況に依存して来ると思われる。大型貨物航空機はプロペラを回すので、ＣＯ２の排出がない環境対応可能で輸送船を代替え出来る事になる。続きはウラン電極型の発電装置のエネルギー効率で、どちらが有利になるかになり、核エネルギーなので最後は優位を勝ち取れるはず。
８）現状ではプロペラを回すが、常温核融合のエネルギー効率が上がると、慣性エンジンで宇宙に出られるようになる。加えて電力が増えるのでさらなる大型化も可能であり、積載量を１０倍の１００００トンにすると、大型輸送船にも対応が出来るところまで進める。小型のままでも宇宙に出ると速度が１０倍とかも可能になり、効率もさらに１０倍になるので、大型機を作るかはその時の状況次第かも知れない。
５０個のコンテナの積み込みは難しいとは思えないが、５００個になると専用の施設が必要になると思える。それでも港湾施設に見る様な大規模な物は不要であり、この部分の投資は減らせると思える。
慣性エンジンと高効率の常温核融合炉は１０年かかるが、これくらいで輸送船の代換えが視野に入る部分を強調しておきたい。
９）始まりの１０００トンを運べるプロペラ輸送機を、ウラン電極型の発電装置と一緒に開発する部分が重要になる。５年でどこまでやれるかになるが、質量制御で重量が減る物を運ぶのであり２５０トンが１０００トンに増えても、これを軽くするからこそ成り立つ話になる。重さが４倍なら大きさとしては２倍、加えて翼による揚力はほぼ不要であり安定性こそが重要になるはず。ずんぐりとした機体に小さな翼と大きなプロペラとなり、今のドローンによく似た大型機になるのかも知れない。
ここまで大型貨物航空機による輸送の経済面での検討がなかったので、これでたたき台になると考える。結局ウラン電極型の発電装置の発電効率次第だが、蓄電池で飛ぶ飛行機までが研究開発されている状況なので、電気があれば空を飛べることになる。質量制御でエネルギーが必要になるとしても、重さがなくなるメリットは非常に大きいはずなので、電気代金を下げる分だけ競争力になり、核エネルギーの有利さを、化石燃料に対して主張出来るように変わると思われる。
ここまでの検討ですが、ウラン電極型の発電装置の試作開発が進むにつれて、何がどこまで出来るかが分かってくるでしょう。質量制御の技術を使うからこそいきなり４倍の積載重量に挑戦出来るのであり、離陸時の揚力利用が不要な部分も含めて、電気で飛ぶ飛行機を完成させましょう。
世界の物流に大きな変化を産み出せて、効率を改善して経済を活性化するところまで頑張りましょう。
稲生雅之
イオン・アルゲイン
イラストは前記事分と合わせて深夜か明日です。とにかく遅れるでしょう。