ウラン電極型の常温核融合の発電装置の試作開発について2 11月9日 11月10日追記

2)人間の脳内部でKイオンチャネルがK40の放射性崩壊で破壊されてプリオンになる部分の物理について

 この記事は今年の物であり、空間理論の基礎を含んだ進歩した物です。前の分との比較が参考になるでしょう。貴方の頭の中で起きている常温核融合の姿です。

 最近になって、KイオンチャネルやNaKイオンポンプの破壊については、常温核融合が影響している可能性が高いと理解しました。ここまで解説するともう、K40の放射性崩壊が主要な原因であると理解出来るでしょう。以下の記事から引用です。

空間理論における質量制御技術の解説と質量制御の線形加速器への応用
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2551

 この記事ではKイオンチャネルがあるのでその周辺にK40が集められて、放射性崩壊の影響で破壊されるとしています。実際にはそれだけではなくて、イオンチャネルの通過時において、核反応が加速される状況もあると考えられるのでした。これはそのままに常温核融合の基礎理論ですので、ここで触れたいのでした。
 K40がイオンチャネルを通過するに際しては、3種類の核反応に可能性を持っています。以下それぞれを説明しますが、核反応として粒子やγ線を出すはずであり、その結果の放射能の反動ででK40側も超音速で動き、イオンチャネル側を破壊するのでした。
 Kイオンチャネルには、H2OとK40が交互に取り込まれます。この中でH2OのH原子が切り離されて、K40の電子軌道の内部に入り込めるのでした。H原子は電子との組み合わせで、イオンチャネルの強電場の影響で、電子軌道が小さく潰れるのでした。その結果でK40の原子核にH原子が潰れた状態で近づけるので、不安定なK40を安定化させるべく、核反応が起きているようなのでした。

1)K40にH原子が取り込まれて、Ca41になるケース
K40+P+e-=Ca41
 電子軌道が潰れて水素原子がK40の電子軌道の内側に取り込まれて、その陽子と電子が双方とも原子核に囚われて核反応になるケースです。Caの方が小さなエネルギーで安定ですのでγ線が放射されて、核側では放射能の反動で超音速の動きが起こされるケースでしょう。核反応としてはレアケースだと思われます。

2)K40がCa40になるケース、H原子は触媒的に働いて、最後は変化なく放出される事になる。このあとの3)との比較でこちらに89.3%の発生確率がある。

K40+P+e-=Ca40+P+e-+e-

 K40は不安定核なので、浮遊しているNを吐き出して潰れた原子核のPをK40の原子核に取り込んで、Ca40に成れる。原子核全体を構成するグルーオンとして、Nが吐き出せている時にはこの方が安定するというグルーオンのエネルギー準位があるとなる。
 取り残されたe-はNと反応するが、ここで真空偏極の影響を受ける。e-は近い側にe+を引き寄せ、その遠い側のとなりにe-を産み出す。
 e+はNに取り込まれてPになり、産み出されるe-とペアになって水素原子になる。余るe-は核外に放出される。
 水素原子がない場合だと、核反応が起きるレベルまで核エネルギーが減るのを待つことになる。ここに潰れた水素原子を反応させると、核エネルギーが減るのを待つ必要もなく、核反応を進められる確率が上昇する。

3)K40がAr40になるケース、H原子は触媒的に働いて、2)同様に最後は変化なく放出される事になる。こちらは10.7%の発生確率になる。

K40+P+e-=Ar40+P+e-+e+

 K40は不安定核なので、浮遊しているPを吐き出して潰れた水素原子核のPをK40の原子核にNとして取り込んで、Ar40に成れる。e+の吐き出しを必要とする。
 同様に、Pが吐き出せている時にはこの方が安定するというグルーオンのエネルギー準位があるとなる。加えて前者はPとNの組み合わせなので重水素クラスターとしての安定度も影響するが、ここではPとPなので、原子核としても安定出来ずにPが電子捕獲をしやすくなる順位に遠ざかるはず。グルーオンの性質が影響している核反応なのでした。

P+e-=N
浮遊しているP=P+e-+e+

 2つ目の反応は、Pの電荷が真空偏極を産み出し、身近なe-とペアになって水素原子になり、残りのe+が核外に飛び出すことになる。
 水素原子がない場合だと、自分の電子を電子捕獲で捕まえて陽電子放出を行うことになる。この現象を起こすよりも、核内部に侵入する水素原子をこの反応のように使うと、電子捕獲よりも低エネルギーで、核反応が進むのでした。ここにこの反応が進みやすい理由があるのでした。

 こうして検討してみると、1)の場合は不明瞭ですが、2)と3)の場合は潰れた水素原子が触媒のような役割を果たすので、放射性崩壊の寿命を待たなくても核反応を進められるのでした。イオンチャネルの強電場を利用すると、触媒のように核反応を促進出来るのでした。

 状況はウランやプルトニウム原子でも同様でしょうから、強電場を使うと核反応を進展させられるのでした。強電場による電子軌道の潰れを利用すると、電子や原子核がある程度むき出しになって、真空偏極を通じて核反応を促すのでした。この利用こそ常温核融合に有利な条件であり、この活用で未来のエネルギーを生み出せるでしょう。
引用ここまで。

3)トリチウムの放射性反応の空間理論の説明について
 2)の元になる記事です。

トリチウムの放射能の反動と空間理論からの説明
トリチウムの放射能の反動と空間理論からの説明 補足
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2295
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2301

 この補足の記事側から必要部分を抜粋します。

 一般の方向けでは難しいままで恐縮ですが、β崩壊の理論がグルーオンの安定度という、原子核の理論を抜きにして語れない部分と、空間理論におけるニュートリノとZボゾンの電荷の対応を描くことになります。ニュートリノにごく微小の電荷を生み出す仕組みとは、Zボゾンの持つごく微小の電荷に対応していると明らかにする話です。
 現代素粒子論によるトリチウムのβ崩壊の理論は1930年代の物であり、現在のクオーク理論にも対応出来ておらず、古い時代の量子力学の拡大解釈が残っているので、様々な原子核の持つ、様々な結合エネルギーの違いを適切に処理する部分は全く描けていないのでした。この問題を解決できる仕組みを提供していたつもりだったのですが、もう一歩踏み込める部分がある事に気付けてこの記事です。
 結論は簡単です。

βとγの崩壊について
1)グルーオンのない真空中で、何らかのエネルギーにより量子対生成を起こすと、そこではW+とW-の寄与により、e+とe-が対生成される。
2)元核の電荷が変動するβ崩壊において、グルーオンによりW+とW-の寄与から、e+とe-が対生成されるだけでなく、Z+とZ-の寄与により、ν+とν-が対生成される。e+はdに取り込まれuになるが、同時にν+も取り込まれるかは現時点では不明瞭。相互作用の低さの面からは飛び出せるし、取り込まれることにも可能性を感じる。
尚、e+はdに取り込まれuになると言う表現は、電子捕獲の電荷が逆の物としてクオークとの融合に実績があると前記事でも書くべきだった。
3)元核の電荷が変動しないγ崩壊において、グルーオンによりW+とW-の寄与から、e+とe-が対生成されて対消滅するが、この時にはZ+とZ-の関与はなく、νは発生しない。対消滅の一方からγ線が出力される。
4)エネルギーの辻褄合わせに、Wを使わないZ+とZ-の対生成単独での利用により、ν+とν-が対生成される可能性があるが、加速器実験下で再現出来ても、自然にはおきにくい反応と思われる。エネルギーの大きさとしてWに従属する感じを受ける。
5)以下の電荷1単位の大きさが不明瞭なままです。
真空から生成される電荷=グルーオンから生成される電荷+νのごく微小な電荷
真空から生成される電荷=グルーオンから生成される電荷
 この疑問には空間理論の進展が答えるでしょう。
抜粋ここまで。

 トリチウムについて簡単に書くと以下です。トリチウムはpとnが2個の組み合わせですが、ここでは反応するn1個の反応を書いています。

n → n + (e+ + e-) nの余剰エネルギーから電子陽電子ペアを対生成
  → p + e- + (ν+ + ν-) nに陽電子が突入して陽子とν+とν-を産み出す。

 この反応では、どこにでもある電子と陽電子のペアの前駆体に、エネルギーを注入することで、電子と陽電子を産み出すのです。この後電子はβ線として計測されるのですが、それと同じエネルギーが反対向きでHe3内部の陽子に加わるので、放射能の反動として、その運動が外部に現れてくるのでした。これは物理学科の大学生の計算レベルであり超音速で動くHe3の姿を知る事になるのでした。

 私達の原子力産業の安全性は、国際放射線防護委員会という国際学術組織が取り決めています。この組織は原子力産業の利益を図るために存在しているので、放射能が発見された時代に見逃されている放射能の反動は、現実の被害を過小評価するために今も無いことにされているのでした。キューリー夫人の忘れ物だとこちらが書く物です。作用反作用の基本法則で分かる物なので、単に見落とされているだけなのでした。
 この反動の存在を論文に書いて提出しても、公表出来ないとして無視するのが米国物理学会の今の姿です。米軍の劣化ウラン弾の利益でもあるので、これまで隠されてきた被害の大きさに理論的な裏付けが出されるのは非常に困るのでした。
 この状況こそ原子力産業の利益なので、IAEAが日本の放出したトリチウム水は安全であると口に出来るのですが、その実態を知ると放出などとんでもないとなるでしょう。
 このHPにはこちらの導きが望んだ結果で医学の学びを経て、WHOの医学が如何に嘘まみれであるかを解説しています。以下紹介記事です。

人々の健康と寿命を食い物にしてきたWHOの犯罪と先史文明時代の健康長寿の智慧1~16のまとめ記事1、2
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2675
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2676

 がん発生の主因は分からないことにされていますが、ここまでの知識で放射能の反動の現実を理解すると、イラストに載せるように、人間の遺伝子中のC14がN14に放射性崩壊して、超音速の反動で遺伝子を引きちぎるからだと直ぐに理解できるでしょう。子宮頸がんワクチンはがんの原因がHPVだと言う理論でノーベル生理学賞ですが、大規模な詐欺でしかないのでした。子宮頸がんだけPHVが引き起こすなど、ここまで理解が進むならただの噴飯物のイカサマその物なのでした。これが通せてこそのWHOの医学です。
 mRNAワクチンも、日本の某国会議員さんが口にするように、生物兵器と変わらないのです。脳内に異物として入り込んで健康を害しますし、心臓血管には損傷も起こすのでした。医学的に証明出来るのですが、mRNAワクチンの利益にたかる連中がインチキ査読を使って原因不明にしてワクチンを使うのです。ワクチンの死亡率は他の安全なワクチンの100倍で、副作用による健康障害も4倍以上の発生率です。既に明確になっている統計的な事実を無視してこそのWHOの医学であり、これに協力するノーベル財団も含めてこれらを糾弾する始まりになるのでした。

4)空間理論について
 空間理論は、真空偏極を産み出す仕組みです。電子ペアなりクオークペアがエネルギーに応じて生まれてくるが素粒子論でしょうが、これだけだと質量制御の現実を説明出来ないのでした。ここを掘り下げて、重力とは電気抵抗であると証明出来るので、重力を産み出す原子核の仕組みから解放されて原子核の理論までを組み立てられるのでした。重力は空間理論側で記述する、電気抵抗を空間の曲率に変える仕組みでしょう。

 空間理論は一般相対性理論と素粒子論だけでなく、原子核の理論にも影響するのでした。以下も科学者向けと言える記事です。

この世とあの世と霊の存在を物理を基礎にして理解する記事の3種類
ヒッグス場が教えた相対論等価原理の仕組みと空間理論の基礎について1~7
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1770
DB_ID@=1770、1771、1773、1888、1903、1947、2046がこれらのアドレスです。

空間理論とらせんの力で進歩した核物理が医療と放射能制御を発展させる1~5
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1874
DB_ID@=1874、1908、1910~1912がこれらのアドレスです。

進展した空間理論から見たこの世とあの世の関わりの科学1~3
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2110
DB_ID@=2110~2112がこれらのアドレスです。

 質量制御の話に解説を向けると、「トリチウムの放射能の反動と空間理論からの説明」の記事において、以下の説明が出て来ます。

 ここでこの状況に対する解説です。現代素粒子論はクオークペアの量子対生成に対して、空間理論で説いたところの、時間と空間に対しての変化の詳細を提供しないのでした。現実は電子と陽電子の前駆体に見る様に、真空偏極によく似た変化があるはずなのに、それが科学されていないのが現状でしょう。
 ここで言う所のuクオークは、いきなりグルーオンに変わるでしょうか。それとも狭い範囲で徐々にグルーオンに変わり、それがどんどん拡散する中で、エネルギー密度が薄まって、元のグルーオンに溶け込むでしょうか。どこまでがuクオークで、どこからがグルーオンでしょうか。基本的な疑問になるのです。粒子と波動の区別がどこにあるのかという話にも通じるでしょう。

 この疑問は単純に、グルーオンが光速度で動く事から来るのです。クオーク1つ分のエネルギーを持つグルーオンは、光速度の限界に従い動くので、グルーオンがクオークになるに際して、瞬時にクオークエネルギー分のエネルギーが1つの点の粒子になるのは不可能なのです。ここを無視してこその今の、素粒子論における量子対生成であり、クオークペアの発生なのでした。これは現実の光速度の制約という姿を無視しているのでした。
 ここに「現実の光速度の制約という姿」を取り込むなら、クオークペアの量子対生成にも、空間理論の電子と陽電子のペアの対生成の姿を取り込まざるを得ないのでした。
 すると電子と陽電子の前駆体の存在を、クオークペアでも検討することになります。冒頭に紹介した古い質量制御の解説では、クオークペアが回転電場や磁場で対消滅出来なくなる部分を説明しています。実際にこれが起きるのか、それともクオークペアの対生成が阻害されるのかが、現実世界の大きな問題なのでした。
 クオークペアの対生成が阻害される部分の説明は簡単です。グルーオンからクオークペアが産み出されるのですが、クオークペアが2つの粒子に分かれる前にも、その前駆体が電荷をある程度集中しながら、まだ双方につながりのある状況を推定出来るのでした。これはクオークとして分離する寸前だと分かりやすいでしょう。ほんの一部がまだ前駆体としてつながっているので、2つの粒子には分かれていないのですが、つながりがあるからこそ、集中した部分は電荷として回転磁場の影響を受けて、つながる部分は1つの粒子として外部から見える事を、回転数の範囲で期待させるのでした。
 この状態の分離していないクオークペアは、その他のクオークペアにはほとんど電気的に干渉しないでしょう。電気抵抗を産み出しにくいのでした。これは「分離していないクオークペア」が回転磁場の影響で高速度に回転するので、外部から見てプラス単体、マイナス単体の影響が非常に見にくくなることに対応するのでした。その結果で周囲のクオークペアの前駆体に、電気抵抗で影響出来ないのでした。その結果で質量が大きく失われるという結果になるのでした。
 これを大胆に表現すると、グルーオンがクオークペアに変われなくなる事だと言う事になるのでした。するとクオークペアこそ電気抵抗としての質量の大前提ですので、クオークに変われなければ、質量を生み出せないと言う結果になるのでした。
 この状況はクオークペアが回転して他への電気抵抗を減らすこととは根本的に異なるのです。クオークペアが回転しても、電気抵抗をどこまでゼロに出来るかは、計測するしかないでしょうし、普通に考えて電気抵抗をゼロにするのは難しいでしょう。重要な事とは、地球の地表で言うなら、空気よりも軽くなって浮き上がれるかどうかです。

 この部分はオカルトにされる歴史考証ですが、質量制御の技術で岩は浮き上がるし、物性として柔らかくもなるのでした。空気よりも軽くなれるのでした。
 この状況までを顧慮すると、クオークペアの回転で電気抵抗が減ると考えるよりも、グルーオンがクオークペアに変われなくなる事だと考える方が分かりやすいのでした。そしてこの重要な変化は、加速器による素粒子実験で確かめられるのです。普通の原子を回転磁場でゼロ質量にして、そこに電子や陽子を打ち込んでその結果を調べるだけなのです。
 クオークペアの回転なら、そこに粒子が存在するので、打ち込んだ粒子と相互作用して外部に様々な粒子を吐き出すでしょう。グルーオンしかないなら、打ち込んだ粒子にグルーオンという光は相互作用しないのでスカスカであり、何も出てこないと言えるのでした。これはやれば分かる非常に簡単な実験です。
 この結果は大きく物理学を進歩させるでしょう。質量を産み出すグルーオンの姿を、原子核としての姿も通して、私達の理解につなげてくれるのでした。

5)ウラン電極実験へのコメント
 常温核融合の基礎は2つです。一つは過剰中性子核を使うことであり、もう一つは強電場による電子軌道の潰れを利用することです。この基礎に立ち返ります。

a)重水素とウラン電極の利用について
 双方とも過剰中性子核と言えるでしょう。中性子のハローやスキンが、核反応の効率を高めるのでこれが必須です。パラジウムの原子核内で、2つの重水素原子が出会って衝突するよりも、大きなウランの中性子ハローやスキンに反応する方が、圧倒的に効率的です。

b)ナノ構造の利用について
 イオンチャネルレベルで十分に電子軌道を潰します。日本の実験ではパラジウムにナノホールを使うと反応効率が高まるという実験結果を記憶しています。
 電子軌道は強電場では潰れるのであり、波動方程式を満足して潰せます。加えて過渡現象に量子力学的な平衡条件など意味がないでしょう。もっと柔軟に方程式を見つめるべきなのです。核反応は非平衡現象でしょう。

c)量子力学の修正について
 量子力学の暴走は、空間理論の進展と共に大きく変わるでしょう。素粒子論は空間から無限大に近いエネルギーを、非常に短い時間なら借りてこられると説明します。空間理論によれば、真空には電子と陽電子の前駆体が絡み合って満ちあふれており、電磁波を通す媒体にもなるのでした。ここにあるエネルギーは大きさに比例する有限であり、借りられる量など知れているのでした。量子力学的な揺らぎでビッグバンが起きるだとかは、天文学者達の根拠なき妄想その物なのです。
 量子力学の、コペンハーゲン解釈の馬鹿げている部分も変わらざるを得ないでしょう。「計測に際して」、二つの物理量はエンタングルするのであり、計測が主人公です。短い時間で大きなエネルギーを計測するのも、長い時間で小さなエネルギーを計測するのも、元は同じであるという意味です。
 関係性のある物は「計測を通じて」、エンタングルするのでした。こういった部分が明確になって、何でも無限に借りられる、コペンハーゲンにある真空銀行は倒産に追い込まれるのでした。
 原子核は量子力学的な力で潰れないという、数学的、物理的根拠なき念仏を忘れましょう。現実を見て素直に受け入れるという応用力かも知れません。

d)らせんの力について
d)-1)らせんの力の基礎科学
 この項目は過去に書いた記事の焼き直しです。過去記事で読んでいる方は、イラストを眺めて思い出す程度で続きの項目に進めます。読む方もイラストを参照下さい。

 らせんの力の発生状況を説明します。回転する質点、電荷、磁極でも同様に発生する力であり、放射エネルギーです。一般の方には高校物理ですので、得意な方は続きをどうぞ。物理の苦手な方は数式の最後から続きを読んで頂ければ概要の理解には届くと思います。

電荷q、-qをペアにして、距離rで回転速度ωで回転させる。
ーqからの電場は、回転に際してr・ωに比例する一定量の遅れを持ってqに到達する。
ーqより出た電場はqがω回転したところでqに作用する。

電場が速度c(光速)で伝わるために、遅延時間回転が進む。
q’からq”に回転する間にーqはーq’に回転し、ーq’の電場がq”に届く。r”=r’となる。
回転中はrがr’に縮む作用を持っている。
電荷q、-qにかかる力は、回転前よりも方程式分だけ増える。

この力を受けて回転するために、回転を維持するにはエネルギーが必要になる。
このエネルギーを計算すると下の式になる。

F=kq^2(1/r’^2-1/r^2)
k=1/4πε

回転する電場から、このエネルギーが放射される。

E=πωrkq^2(1/r’^2-1/r^2)

 これがらせんの力の源となる。回転中は、作用する力が大きくなるのです。ここまでが高校物理教室の延長線でした。

 この方程式は二重星からの重力波の放射を電荷と磁場に一般化した物であり、それぞれの渦の重なりはエネルギーの放射場を作り出すのです。この力の本質は、重力、電場、磁場が光速度という制限を持つところから来る放射です。この制限が釣り合いを距離と時間で崩すので、この部分の釣り合いを補うために必要になるエネルギーが空間に放射されるのです。

 これは渦がエネルギーを伝える基本式です。電磁波のマックスウエルの方程式と同じレベルの基本的な発見であり、新しい科学です。波と渦の違いであり、これを質量、電荷、磁場に拡張出来ているのであり、始まりはインチキに見える霊能力者の助言ですが非常に重要な発見なのです。この世に存在する基本的な力の一種であり、運動と波だけだったエネルギー伝達手段に新たに渦が加わったのです。
 この方程式で強調したいのは、二重星からの重力波放射を一般相対論で解いて観測値がそれに従うことを明らかにしたのがノーベル物理学賞です。ここで行っているのはこの重力放射を、古典的なニュートン力学で解いたことに等しいのです。これがらせんの力の基本式であり、本来ノーベル賞の時点で明確にされていても良かったはずの忘れものでした。
 波もエネルギーを運ぶのですが、渦もエネルギーを運びます。電荷の渦も磁場の渦も同様であり、言葉の理解としてはこの部分で十分でしょう。
 以下の記事からの転載です。一部は空間理論との比較で古くなっています。

これから社会を進歩させるらせんの力の科学1~4
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1295
DB_ID@=1295、1297~1299がこれらのアドレスです。

 回転磁場からエネルギーを放射して、ジェド柱の仕組みでそれを受け取る部分は実証済みです。磁場の回転もエネルギーとして使える部分が実証出来ており、電磁波が始めて空間を超えて受信された時のレベルは、実証済みとなりました。

d)-2)らせんの力の原子核への応用について
 空間理論における原子核の理論の応用です。ウランやプルトニウムなどの、α線を放出する核種で考えます。
 この種の核種では、He4がクラスタ化して、主核の回りを回転運動しているでしょう。クラスタと主核はグルーオンでつながって、分離を防ぐのでした。
 このグルーオン部分は、長さの変わらない物ではなくて、その崩壊寿命に応じて延びて行き、最後に飛び出すでしょう。この間に起きる回転電場のエネルギーの放射が、らせんの力なのでした。
 クラスターは+2の電荷で、主核はウランなら+90の電荷です。これがある程度離れてつながって回転するので、ここから偏向した電場が放射されてらせんの力なのです。これで前項の式に定義されたエネルギーを失い、その分グルーオンの余剰エネルギーが減って、最後に寿命となるのでした。
 このクラスター部分の回転をらせんの力で制御するとウラン電池であり、放射能の制御です。エネルギーを失わせれば崩壊寿命が縮み、加えると延びると分かるでしょう。グルーオンに関与出来るのでした。
 ウラン電池ではこの軌道を歳差運動になるように制御し、クラスターの持つ電流から産み出された磁場を歳差運動させるのです。その結果で磁場の回転運動部分を、ジェド柱の仕組みでエネルギー変換出来るのでした。
 ウラン電極においても、このクラスターの寿命の操作をする事で、放射能制御に可能性があるのでした。ごく少量であるにしても、自発核分裂を避けるためにもこれを利用する事になる可能性までがあるのでした。
 あと水素原子の場合電子と陽子のペアです。これをらせんの力で回転させた場合に、電気的な遮蔽効果が上昇するなら、電子軌道の潰れを助けるでしょう。ここにも応用技術です。

e)質量制御技術の利用について
 ここにあるのはエジプトや、サクサイワマンなどの巨石を利用した構造物からの学びです。エジプトのドリルによるせん孔穴は、その旋状痕から回転速度が出されており、現代文明の五倍の記憶です。米国大陸の水晶ドクロなどは何百年もかけて磨いているとされているのですが、これも素材が柔らかく出来るなら簡単なのでした。随所にこの種の証拠を残しているのが先史文明の遺跡と遺物です。
 続きは質量制御でこれを実演することです。使うのは100V電源で駆動する回転磁場であり、目標は10MHZの回転速度です。10倍以上早くしたいのですが、何処までやれるかは間もなく結果になるのでした。6個の電磁石を磁場が回転するように見せる駆動をするのでした。
 ウラン電極に応用すると、繰り返しですが、質量制御の技術を使うと、質量がゼロになるのに合わせて物質が柔らかくなるのでした。電気抵抗の減少とも言えると考えています。原子核周辺の真空偏極の抑制も合わせて、核反応を促進出来るはずなのでした。
 これには思うよりも大きな効果を出せると感じており、結果次第ですが、この技術を使わないでギリギリエネルギーが出るなら、これを使って余裕の出力になるでしょう。真空偏極の抑制も大きいですし、電気抵抗その物の低下もこれをさらに引き立てるでしょう。核内部における核反応が、消える電気抵抗分だけより容易になるのでした。 陽子や中性子のグルーオンが、クオークペアとしての電荷を持たないだけでも、核近傍における核反応を助けるだろうと思えてしまうところです。

この記事の最後に
 本日も質量制御の仕上げを進められないとは思いもよらずで、手持ちのお金は96円しかなくて、明日3枚切りの食パンを買うとほぼゼロでしょう。ここまで追い込む必要があるのか非常に疑問ですが、その他方で、世界の科学者と技術者に、ウラン電極型の発電装置に興味を持って頂けるのは非常にありがたいのでした。
 迷惑な話はまだあって、携帯を解約された後でWifi端末として、主にデジカメの用途に使っていた携帯の本体が、本日使えなくなっていました。もう修理もないでしょうから本体側のデジカメデーターが使えなくて、2月以降のデータが消えているのでした。ここまで苦しめて、本日は記事書きなのでした。キンドル端末でデジカメの代わりが今後です。ここまでして悪魔達を喜ばせるのでした。負け行く悪魔達に供物を捧げてなにがしたいのか、味方を牽制しているところまでは明確でしょう。
 昨日の記事には小型原子炉のイラストを載せています。ここでは水蒸気タービンが使われていますが、発電所の大型だと40%を超える発電効率で、小型の物だと10~30%と調べられています。無理してタービンにこだわらなくても、SOECと燃料電池で小型化も効率化も可能なのでした。SOECの効率次第ですが10%のタービンに負ける理由はない気がしています。
 ここで未来の話です。一般家庭向けには段ボール箱サイズのウラン電池ですが、マンションや工場レベルになると、ウラン電極型の発電装置で対処すれば良いでしょう。とにかく送電のロスがなくなるのであり、電磁波被害も減って良いことずくめなのでした。
 大規模な発電用にタービンを使うことも否定しません。求める出力と効率次第でしょうから、柔軟に対処出来るでしょう。小型の物はタービンに負けないでしょうし、大きくなるならどこかでタービンでしょうが、水素ガスと酸素ガスで貯蔵まで出来る柔軟性は、発電のロスが少なく機材の寿命を延ばせるでしょう。どんな選択が出来るようになるのか未来の変化です。
 石油を燃やす未来、ウランを燃やす未来から、私達は卒業出来るのです。燃やす主体は水でありその量に困ることはないでしょう。ウラン電極にはウランを使うのですが、触媒としての利用になるので減らないのでした。石油もウランも燃料としては有限であり、これと比較するなら、未来に向かってこの選択となるでしょう。
 科学者と技術者の皆さん、ご理解とご協力をお願い致します。簡単な発電システムを2年で作り上げて、5年後には量産出来るところまで進めると、社会を今まで以上に豊に出来るでしょう。これが実現可能な所まで私達の文明は進歩してきているのでした。平和で永続する社会を実現すると、ここまでの利益を実現出来るでしょう。国民の皆さんにも、この開発へのご理解とご協力をお願い致します。以前は電気代を下げるのに10年がかりかと思っていたのですが、5年以上に短縮でしょう。技術者としては、がんばりがいのある未来です。

 当初は電極が溶ける以上のエネルギーが出せてこその発電だと考えていたので、10年がかりの開発予想でした。ウラン電極型を作ってもすぐに使われなくなるという予想でした。ここは始めから欲張りすぎだったのであり、ウラン電池との比較でウラン電極型の発電装置にも、中規模発電までなら強い需要があるはずだと理解出来たのでした。
 ウラン電池は10年がかりでしょうが、5年でウラン電極型の発電装置が使えるだけでも人類には大きなメリットでしょう。科学の進歩が社会を豊にする部分を感じて頂けるでしょう。この時期以降で安い電力と質量制御の技術で、社会を豊にする部分が加速するのでした。
 ここまで進める一番の理由は、太陽動画で悪魔のドクロが涙を流しているように、この世の悪魔と言える欧米主体の軍産議会複合体が倒れて、科学技術の軍事転用が大きく減るからです。ゼロにはなりませんし、宇宙にまだ残っている悪魔達の残党との駆け引きもあるので武装解除は夢物語でしょう。それでも平和を目指せるのであり、人口比率で悪魔達を圧倒してさらに先の未来での勝利です。
 常温核融合の技術は、原子炉不要で実験室からのプルトニウム型の単純臨界原子爆弾に道を開くでしょう。例えは悪いですが、三菱重工さんの施設と1億円があると、1年で原子爆弾の完成でしょう。私企業でも簡単だという意味です。20年先で考えると、その頃にはUFOで太陽系に出られるでしょうから、原爆の爆破実験が宇宙のどこかなら出来る様になるのでした。SFに描かれている世界が実現し始める部分を持つのでした。さらに時代が進んで高度なワープが可能になると、時限式の原子爆弾が空間転送されて大規模なテロの破壊となり得るのでした。
 キチガイ博士の出現こそテロリストとしてこれを可能にするでしょう。核爆弾を持つ者達が持たない者を武力で支配する時代はおしまいですが、人々の不満に目を向けないとこの種のテロが起きてくる可能性があるのであり、抑圧された社会の姿も、これから変えて行く必要があるのでした。それでも明るい未来に向かって、平和で永続する未来を、私達は作り上げて行けるでしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン