選挙の結果は多くの人の予想通り残念な物に終わりました。出版を予定していた本ではこれまでの嘘を明らかにするだけでなく、様々な提案をして与党の非を鳴らすことで政権の交代を求めたいと思っていました。
2016年の参議院選挙まで1年半以上あります。国民にはこの選択しかなかったのかも知れませんが、変化の時は先送りです。
こちらの書く事もこの次の選挙に向けての動きに変える必要が出るのですが、まいてしまった種は目を出してくるので、その続きをしてゆく事になります。
このHPには放射能に反動という動きがあると解説しています。この存在により原発事故でばらまかれた放射性セシウム137その物が、生体中で生体組織を大きく損傷します。これまで知られていたベーター線とガンマー線も同様に生体組織を損傷しますが、この2つは生体組織の特定の器官、特定の組織に集中して損傷を起こすことは可能性が低いことにされています。
これまで知られていなかった放射性物質その物の動きは、その存在する場所を大きく損傷するのです。Cs137であれば電荷はベーター線の55倍で重さは25万倍です。速度は音速の3~4倍まで加速しますので、ベーター線と同程度の損傷を広く分散することなく局部に集中して発生させるのです。
その結果甲状腺にセシウムの集中が起きると、この場所にポリープから始まる癌のリスクが高まるのです。ラットの実験では甲状腺への集中は明らかであり、人の場合が実際にどうであるか、私たちは知る必要があるのです。
科学としてはその集中の理由も推定出来ているのですが、ここでそれを書いても医学としての信頼がないので、この動きはこれから促す事になる予定です。
放射能の反動の存在を英語の論文で投稿しており、編集のOKまで進みました。あとは公表待ちなのですが、いつになるかまだ分からない状況です。それでも物理の世界ではこの反動の存在を否定出来なくなるという時がまもなく訪れます。
放射能発生時の放射能エネルギーの約半分がこれまで誰にも知られずに来たのですが、今後は残り半分がこれまで以上に注目される様になるのです。
この先誰がどの様に動いて変化を促しゆく事になるか、まだよく分かりません。始めは無視されるかも知れませんが、これを伝えたい人はたくさんいますし、海の向こうのアメリカにもこの種の問題に苦しむ人々はいます。
日本では原発事故の放射能問題ですが、世界では劣化ウランの健康被害なのです。この問題が人の健康を大きく害していることが明らかになるのです。
選挙に間に合わなかったことはとても残念ですし、もっと早く公表していれば良かったと後悔もしました。過ぎた時は戻らないし、これからも政権の嘘と向き合うのかと思うと正直暗澹たる気持ちです。
それでもこの件は動き始める以上、これまでの政策が間違いであったことを明らかにしてゆくでしょう。2016年の参議院選挙までに国民が現実の問題を知るには十分な時間があるので、次回の選挙では人々の心に変化を生み出せるのではないかと思います。
地震の予知についてもその手法の公表を控えて来ました。現状では誤報を出されることがいやなので止めていますが、結局の所公表しても上手く運用されないという情勢も見えてきました。誰がやるにしても揺れる可能性のある部分は揺れる可能性があると言う方が予知を外さないことにつながるのです。
そうすると揺れなくても収まる物まで揺れるという情報が流れるのみならず、多くの人の意識がそこに向かうことになり揺れやすくなるのです。この部分は一般には信じにくいところですが、時間をかけて証明してゆく部分になります。
今予知を公表すると、結果としてですが、こちらの恐れている東南海、南海の地震が起きる時期を早めてしまうことになるのです。この地震が起きるまでに周辺で様々な地震が起きるのですが、その中の起きなくても良い物まで引き起こすことにつながるのです。
現状は回避と先送りを優先し、公表は見合わせます。ただ、もちろんたくさんの人命が失われる未来の場合は公表しますし、この未来にならない事を願っています。
こういった物の公表がマイナスにしかならないのは、始めは良く理解出来ませんでした。人々が知るべき情報だと思うかも知れませんが、適切に扱えない情報は有害でしかない様です。私たちの社会がこれを知って上手く使える様になる時とは、地球環境の変化に積極的に手を加えるときでしょう。もう少し先の未来のようです。
こちらの関心は、地球のプレートの動きがどの様に変化してゆくのかを知る必要があるという所です。この意味ではまだたくさん分からないことがあって、日本列島の変化について調べてゆく事になります。
実際には311が引き起こした変化は、大きな変化をこの先の未来に引き起こしてくると思います。その流れをもう少し具体的に理解し、東南海、南海の地震だけではなく、その後の富士山の噴火とその後の変化についても理解出来るところまで進みたいと思います。
既に北米プレートの動きについてはこのHPで紹介しています。今後は残りのプレートの動きも公表し、それぞれ論文にして理解を求めます。他にも地球の磁場と電場の関係など地球科学の見落としてきている問題は論文化して、実際に日本列島にどの様な変化が起きているのかをもう少し具体的に分かるようにして行く予定です。
今後はこの関連をご説明出来るようになりたいと思います。この意味では地震の予知は副産物ですし、火山の噴火の動きもプレート運動との組み合わせでもう少し理解したい状況です。
政治経済の未来を見る仕事にもこれから戻るところです。株価は下げていますし円は上昇していますが、今は石油価格の低下が激しく大きく政治経済を揺すぶっています。11月末のイランの核開発問題が先送りされたので、もう少し落ち着いてほしいところですが、変化を求めるというか、利益を求める動きは止まらない様子です。
今後放射能の論文の公表に合わせてその関連も情報発信が増えると思います。この関連こそ広めて頂けますようお願い致します。本も原稿を見直すことになりまた遅れる事態で大変恐縮ですが、未来の変化に向けてがんばりたいと思います。本はもうしばらくお待ち下さい。
稲生雅之
ペンネーム:イオン・アルゲイン