戦場の前線で勝てないのでテロに走るウクライナのナチズム 6月26日

 ロシア側のニュースで驚くべき映像が公表されており、心臓の弱い方の直視に堪えないかも知れませんが、クリミアのビーチが米国製のクラスター爆弾で攻撃されている様子が公表されています。ビーチの一般市民にクラスター爆弾をお見舞い出来るのは、ナチズムのテロリストだけでしょう。G7や西側の政府はウクライナを武器供給で支えているのですが、こんな攻撃が許されるのでしょうか。
 動画からは2枚ほどをイラストにしましたので参照下さい。クラスター爆弾というものの恐ろしさも分かるでしょう。以下はRTのニュースです。

ウクライナのクラスター爆弾がクリミアのビーチを攻撃する瞬間を映し出すグラフィックビデオ
ロシア当局によると、キエフは、セバストポリへの致命的な攻撃で、アメリカ製のATACMSミサイルを使用した
ロシアメディアが公開した監視カメラ映像には、先週末にロシアのセバストポリのビーチでウクライナのミサイル攻撃が行われたとされる。
一部の人々が不快に感じるかもしれない画像は、火曜日に新聞コムソモリスカヤ・プラウダによって共有されました。この攻撃は、黒海沿岸の海辺の町ウチュクエフカでさまざまな角度から記録されました。ロシア当局によると、この攻撃で少なくとも子ども2人を含む5人が死亡し、150人以上が負傷した。
ビデオの最初の部分では、海岸線沖で飛沫が見えるが、これはおそらくミサイルから放出された爆発性子爆弾によるものと思われる。少なくとも1発の爆弾が浜辺に着弾して爆発し、パニックに陥った人々が安全を求めて逃げ出した。一人は立ち上がろうとしたが、後ろに倒れて動かなくなった。
映像の後半では、男性が子供を地面に引きずり込み、保護しているのがわかります。
ロシアは、ミサイル攻撃をテロ行為と表現し、リン・トレーシー駐モスクワ・アメリカ大使に公式に抗議した。
ワシントンは、欧米から供与された兵器の使い方をキエフが独自に決めていると主張し、攻撃から距離を置いている。
ウラジーミル・ゼレンスキーの側近、ミハイル・ポドリャクは、セバストポリでの人命の損失を軽視している。彼は月曜日に、”民間占領者”は、キエフが主権下にあると主張するクリミア半島にとどまるよりも、もっとよく知っているはずだと述べた。

GRAPHIC VIDEO shows moment Ukrainian cluster munitions strike Crimean beach
https://www.rt.com/russia/599964-sevastopol-beach-attack-video/

 ハリコフで押されているだけでなく、前線の全体で劣勢のウクライナ軍です。前線を武力で動かすことが出来ないので、テロの嫌がらせしか出来なくなってきているのでしょう。
 3月のクロックスシティのテロもひどい物でしたが、6月24日にもロシア南部でテロが起こされており、宗教関連です。これを隠れ蓑にして嫌がらせを模索しているのが西側とウクライナでしょう。3月の部分はもう言い逃れなど出来ないでしょうし、今回の分にも調査がなされて公表されるでしょう。
 これと比較するとクリミアのクラスター爆弾は、堂々たるテロ行為だと言えるでしょう。軍事目標ではないビーチで何を得ることが出来るのか、他のエリアで得られるテロ行為の結果と、ここではウクライナが実行者であると見せているのでした。
 ウクライナ戦争の始まりにおいては、ウクライナ側がクラスター爆弾を人混みで使い、発射したのはロシア側だというガセネタ流しが横行していました。西側はそれをロシアのせいにするのですが証拠が残るので無理があったのでした。
 その頃と比較すると、ウクライナの窮状は明確でしょう。せっかく米国製の長距離ミサイルでクリミアが攻撃出来るのに、軍事施設ではなくビーチを攻撃して、ミサイルを無駄に消費しても、何も感じないのでした。前線を動かせる兵器にはほど遠いのが、米国製の長距離ミサイルなのでしょう。
 ナチズムのテロリストとして、人間性を大きく失っているように見えますし、これでどうやって戦場の前線を動かすのか、ここにアイデアはなくて、ただただロシアを怒らせて、核兵器を使わせる部分を促したいだけでしょう。
 ウクライナ戦争にも、ザポリージャ原発向けのテロがまた繰り返されるところでしょう。ここを過ぎて平和に進むのでしょうから、ロシアには頑張って欲しいところです。卑怯なウクライナにはテロくらいしか出来なくなっている現実を、西側も認識すべきでしょう。ビーチにクラスター爆弾を堂々と打ち込めるのは、狂気のテロリストと、ウクライナのナチズムくらいでしょう。

稲生雅之
イオン・アルゲイン