オバマ大統領は無事に韓国に到着されて、日本で何事もなく日程をこなすことが出来て良かったと思います。今後テロの未遂があったなどの情報がリークされるかも知れませんが、そこから大事になる可能性は低いと思います。
国賓にもかかわらず夫人を同伴されず、迎賓館にも宿泊されずと異例な訪問でしたが、とにかく何事もなく過ぎて何よりでした。
日米関係がどの様に変化するのか、誰もが注目でしょう。尖閣列島を日米安保に組み込むという事には正直驚きました。日本の集団的自衛権に対する釣り合いを考えた物ではあると思いますが、戦争を求める人々にとっては日中の戦争が遠のく話です。日本の集団的自衛権が攻撃にも利用されることのないようにする必要が生まれるなど、まだこれからなすべき事もあると思いますが、良い面をうまく使ってゆけるのではと思います。
目に見えている部分では、TPPの交渉が成立せず、この部分にも驚きました。尖閣列島が日米安保に加わることは事前に説明があったでしょうし、日本側の集団的自衛権も米国側に連絡されていたでしょう。これで釣り合いが取れている日米関係とは思えないので、TPPは日本の妥協が出て首脳会談での決着をみる物と思えていました。
交渉状況については日本側の情報と米国側の情報が異なっており、どちらにも不信感があることが分かっています。
ロイターはアメリカ筋の情報として日本が妥協しないと伝えていましたし、日本では麻生太郎副総理・財務相が25日の閣議後の記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る米国との交渉について「11月の(米連邦議会の)中間選挙まで答えは出ないだろう。なんだかんだ言ったって、国内でオバマ(大統領)がまとめる力はないだろう」との認識を示した。と言われています。
上記には続きがあって、今政府の高官レベルで妥協できても、アメリカ内部での手続きがうまく行かないと思うから、今妥協する必要はないと考えた。と読み取れます。
少なくとも、オバマ大統領に協力する姿勢のないことが明らかであり、結局安倍総理はオバマ大統領との関係を改善することに意志を示さなかったようです。今の結果は同じでも言い方で今後の状況は全く変わるのに、あえてこの状況を選んでいるのです。
これで良いのか、今後の日米関係に表れてくるでしょう。日本は結局自分たちの利益しか考えていないと思われることにつながったでしょう。オバマ大統領には力がないと書き立てるマスコミに乗っているような物で、単にアメリカでオバマ大統領に反対する勢力による情報操作に加わっていると言うことになります。
オバマ大統領の姿勢は、今後の日本のためには非常にありがたい物でした。
ウクライナ情勢でも情報操作は続いており、4月17日の合意にもかかわらずウクライナ政府が再び東部地区を制圧する計画を始めるという話が出てきています。アメリカの協力があると言うことを明言した上での話です。
マスコミはロシアの軍が東部地区に浸透し、東部地区の独立・自治の運動を協力していると非難しています。普通に接するのはこの情報がほとんどでしょう。
これに対してロシアのメディアは、ウクライナ情勢に関してアメリカのCIAが関与していると情報を伝えていたとのことです。実際にどうなのかと思うところですが、今週の週刊誌にはCIAのブレナン長官がウクライナのキエフを極秘訪問したことが明らかにされています。その直後に東部地区の制圧が始まったとのことです。
実際に何をしに行っているのかまでは分かりませんが、この様な隠すべき情報が漏れ出てくる時点で、ウクライナを混乱に導きたい勢力と、暫定政権に責任を取らせたい勢力の軋轢がこの状況を招いていると、多くの人が感じる事でしょう。CIA内部が割れているという事かも知れません。
現実に何が起きているのか外からは分かりにくくなっています。様子をしっかりと見て行く必要があるでしょう。少なくともロシアが浸透しているなら、アメリカCIAも同様に浸透しているという状況を知る必要があるようです。
最後に地震の状況です。心配しているM7クラスの連鎖は24日の昼の北米プレートのM6.6の地震の発生により少し落ち着いています。カナダのバンクーバー島での地震によりソロモン諸島の緊張はある程度緩和されている状態だと思います。
この地震の後にフィジー諸島でM5.9の地震が起きています。ソロモン諸島の近くのこの場所で、数百キロの地下深い場所での発振あればもう少し安心できるところでした。64kmと浅く緊張はまだ残されているサインがあり、4月末まで注意が必要です。
今回暗号解析で日本や台湾、アラスカと調べ、関連してフィリピン海プレート、北米プレートの北側に大きめの地震が来るかも知れないと予想していました。暗号上北米は日本に次いで高いのですが、アラスカ周辺だと思っていてカナダは調べていませんでした。
今回のカナダの地震はM7クラスではありませんがそれなりの大きさでしたので、位置の関係からも地殻の緊張を緩和することにはなったでしょう。
経済の予想では、経済の現実的な流れを検討した上での暗号解析を行っています。今回の地震の予想では、大きな地震の連鎖するメカニズムを真剣に考えていました。
今科学の論文を書いていて、だいぶ遅れてしまったのですが、一本目の物があと少しで仕上がるところです。論理的にきちんと説明する事だけでなく、書いた内容の影響する部分を調整することに手間取っていました。今回の厳しい状況の解析にも時間を取られて中断していたところです。
二本目の論文には地球の内部に力が加わり、これが地震につながる話を書く予定でした。今回判明したメカニズムはここに書けるレベルなので、論文にした後は本でも詳しく説明したいと思います。図表を使わないと説明は難しいので、ここでの詳しい説明はしばらくお待ち頂ければと思います。関連する部分のみ以下簡単に説明します。プレート関連の大きな地震の半分以上はこの関連メカニズムではないかと思います。
311の大きな地震により太平洋プレートの位置が大きくずれたために、フィリピン海プレートが動き始める状況になっていました。この動きがプレートに引っかかって大きくエネルギーを集めたのが、小笠原諸島の西之島の海底火山から始まった噴火です。
地球は海の動きと、自分の自転と月と太陽の引力の影響を受けて、それぞれのプレートが大きさと重心の位置に準じた独自の動きを引き起こしています。引力に引かれてプレート全体が持ち上がるのです。プレートの間に大きな固着点がなければ境界面が大きく自由に動けるのですが、固着点が発生するとプレートが動けなくなる分、ここに地殻の動かなければいけない引力のエネルギーが集中して地震や噴火につながるのです。
現状はこの西之島の固着点によりフィリピン海プレートの西側と、太平洋プレートの西側北部にエネルギーが集まりやすくなっています。プレートの境界面が60度とか折れ曲がる所に特に力が加わりやすく、その影響は少し離れた境界線の延長上に及ぶのです。
久米島、伊予灘の地震はこのエネルギーと思われます。また、現在十和田湖で低周波地震など火山の活動が起きているのもこの影響と考えられます。固着点を伴う西之島の噴火により、今までとは異なる影響が既に及んでいたのです。
西之島の噴火がプレートの動きを制限していると考えると、一通りに説明の出来る状況となりました。現在のM7の地震の連鎖とこの噴火がなければ、この仕組みに気づくことはなかったでしょう。リスクが大きい状況にあったので、暗号にしても理論的な物にしても、もう少し何とかしたいと思っていました。結局は比嘉さんの昨日の放送の情報がこの答えを知るきっかけとなりました。様々に地震や噴火のリスクがある話を伺ってきましたが、やっと理論的な物が少し追いついてきました。
沖縄の自然信仰家・比嘉良丸さんは、久米島の関連地震について29日前後のリスクをまだ公表されています。
こちらで理解した仕組みから考えても、29日には新月が重なり、太陽と月の重力が重なる分、影響が大きくなります。この先ソロモン諸島周辺が再び大きく揺れるようであれば、この地震のリスクは今よりも大きな揺れの物へ高まります。このままでもある程度のエネルギーを解放することになりかねないので、注意を促したいと思います。
地震は久米島や伊予灘など日本で起きる必要はなく、始めに警告したエリアでの調整は可能です。西之島の噴火が徐々に収まってゆく事も一つの答えです。ただ、フィリピン海プレートに溜まったプレートの移動のエネルギーを西之島で調整することには大きな意義があるので、まだこの噴火は続くことになるかも知れません。
本日のXフレアの発生も気になりますが、位置の関係で地球への影響は小さいらしいです。情報がまだ明確にならないのでフォローを続けます。
現状で311の様な地震にはならないと思いますが、M6クラスの大きめの物が来ても良いように万が一の備えが出来たら良いと思います。また、カナダで起きた分、中国の内陸部までの広いエリアでの調整が可能になっています。被害の少ない所での調整を願っています。比嘉さんの祈りの呼びかけにもご協力をお願い致します。
稲生雅之
Xフレアの影響について
25日に起きたX1.3の太陽の大規模フレアですが、地球周辺の電子密度を上昇させ、リスクを上昇させています。フレア発生の影響は2~3日続いて地震につながる影響を及ぼす可能性のあることが分かりました。CMEのガスは来ないようですが、電子密度に影響が出ています。
太陽と地球の電気的関係の中で、地球は常に太陽などの宇宙から電気を受け取ったりはき出したりしています。太陽の作り出す電場の影響を受けているのですが、この電場の変化が起きるときに電気が地球内部と宇宙の間でやり取りされることになります。オーロラも含めて地球が電気の呼吸をしているようなイメージでしょう。
この種の電気は雷を伴う必要はなく、見えないところで微弱に流れている物です。ただ、地震が起きようとする場所では他と比べて電気が流れやすくなっており、電気の流れが集中してしまうのです。その結果、地震前に電波の伝搬異常が起きたり、直前から始まる発光現象に結びついているのです。この電気はもちろん固着点の岩盤の破壊を促すことにもなるのです。311も阪神淡路も同様なのです。
4月1日(新月の翌日)のM8チリ地震の前にも同様にXフレアが起きています。この時も地球との間で電気のやり取りが起きた様子で、地震の発振に影響した物と思います。311はXフレアのCME地球到達により電気が流れ込む時の影響であり、このチリの地震はXフレアによって供給された電気が地球から放出される時の影響だと思われます。
今回の状況もこの時の物に似ているので、リスクをお知らせすることにしました。カナダのM6.6が起きたおかげで大きな地震につながると決まっているわけではないのですが、万が一M6クラスの大きめの物が来ても良いように備えをお願い出来ればと思います。
今はまだこの情報の影響が小さいので、あえて触れておきます。フィリピン海プレートから少し離れた場所、例えば東北沖、日本海沖も調整につながるエリアです。
上記をHPへ載せようとしたら、本日26日トンガでのM6.2(この文章は速報値のM6.5で書きました。小さくなった分リスクも低下しています。)の発振がありました。心配したソロモン諸島のM7クラスを思えば、緊張はまだ緩和されていますし、フィリピン海プレートへの影響はどちらかというと限定的な位置でした。この影響はもう一度チリ側に戻る感じです。
この地震が起きた事により全体としてのリスクは高まっていますので、地震への注意をお願い出来ればと思います。
4/26追記