地震と台風の位置から自然の意図を解釈しています。
次の節目は、8月18日と23日を過ぎて8月26日の前後までの期間です。9月中にトランプ元大統領に関連する変化が起きて、米国の政治が変わる流れが明確になると思われます。10月以降に大統領に復帰できる可能性が出て来たでしょう。
ウクライナ戦争を支えてきた米国の軍備と資金はこれで大きく制約を受けて、終戦に向けて転換点を迎えています。民主党の選挙資金にFTXの不正があって今後の情報公開に期待です。順当にはこれ以降の大きな変化ですが、その準備でも悪魔達には打撃でしょうから、そこに災害が重なるリスクがあると思います。
ウクライナ戦争は8月末までかかって停戦ではなく終戦になる可能性が強く出ています。日本では南海エリアと中部・近畿の地震と津波、これに加えて伊方を筆頭に、敦賀、柏崎刈羽原発の周辺に注意を向ける必要があります。2019年の12月の始めから結果を出すといって出さず、ずるずるやっているだけですが、この続きこそ重要になるでしょう。その続きは一つずつ崩して行くという感じです。
博多の地震は3回目の延期で2021年の6月以降まで延ばしてやると伝えています。8月以降になるとリスクはさらに高まっているでしょう。これまで騙した分には最低限人間全般との協力関係の再構築が必要でしょう。取り敢えず人間が責任を持って回避に向けての努力をする事になります。
「汚職のバイデン氏」陣営の不正選挙の証拠が一通り揃ったので、続きの変化でまずはトランプ大統領への再選(任)待ちです。
死亡率が高めに偽装されている新型コロナウイルスは、治療方法が解熱剤に頼るとその部分で死亡率を高めます。スペイン風邪の治療法が隠されており悪質な犯罪行為です。当時の教訓に従い解熱剤を使わず、熱を出させてウイルスを殺すべきです。医薬品を使わなくても可能なほどの、当時の実績である免疫強化が相応しい治療方法です。解熱剤こそ人間の免疫を阻害して、ウイルスを増殖させて体力を奪って死に至らしめるのでした。
生け贄という言葉には、神は悪いことをしないという思い込みのある人には強い違和感があるでしょう。現実に戦場において味方を犠牲にしないと勝てない戦いの最中です。勝利を得るまでは、味方を犠牲にせざるを得ない悲しい戦略を自称むごい神ミロク大神様は人間と共に断行しており、勝利の後にその態度を手放す意味と覚悟で旗印として消える予定です。善の側としてのアラーの神も同様に振る舞うでしょう。今は大きめの地震や津波並みですが、新型コロナウイルスでどれほどの被害を出すかの勝負が実際に起きているのです。400万人の中の一人にならない様に行動も出来るのです。
生け贄というこの言葉は生きる選択肢を持てる人に、生け贄にならずに済ませて欲しいという願いです。尊い犠牲になりたければどうぞであり、現実でない神の姿と、オカルトに特徴的な人間の姿を知らずに綺麗事の自己満足を語る局面ではないのです。
100年前のスペイン風邪のパンデミックにおいて、実際に起きていたことは米軍の使用から始まったワクチンの薬害であり、当時の不完全なワクチン技術に加えて12種類もの無理矢理の混合が人間の免疫を破壊していたのです。その治療法にアスピリンという解熱剤を今の数倍も過剰に投与し、そこから誘発される肺炎で殺してきたのです。あとから調べて分かる主原因の肺炎こそこの事実の証明です。
ワクチン学を筆頭に医学の教科書にはこの現実を隠すための嘘が満載です。ワクチンの起こした薬害という現実をないことにする嘘を教科書に書いて医師達を洗脳して、人を殺して薬を大量に使う治療法で利益を得るという人間性のないビジネスモデルこそWHOでありCDCであり現代の医学です。AIDSの拡散とがんや糖尿病にも利用されている、嘘を教科書に書くというこの手法を変える必要があるのです。
5千万~1億人と言われる死者はペンタゴンワクチン風邪とアスピリンの薬害の被害者であり、医療業界はWHOも含めてこの事実を隠して、新型コロナウイルスでの2匹目のドジョウを狙っているのでした。ミロク大神さまと未来の計画を立てた人間達は当時のこの被害を見過ごすことで、見殺しにすることで、大きな悲しみを抱えて今の情報公開で彼らの悪事をこの世から追放したいのです。これほどたくさんの味方を、言葉は悪くとも生け贄にしないと、犠牲にしないと勝てない悲しい戦いの現実に向き合ってみて下さい。勝利のために非情を貫かざるを得ない、そのつらさと苦しみが分かるでしょうか。人間としても、自分が感情が希薄になる人霊になるとしても、あらゆる種類の命という物の大切さを知ることになるでしょう。
この記事に出てくる数値は、数字の羅列だけ見ても意味が分かりませんし、初めて見る方には事前に知るべき内容が多すぎて困るところでしょう。これまで隠されてきた先史文明の遺跡、地球の過去、今の未来の計画など簡単に説明するのは改めての作業です。
まとめ記事は何度も書いているのですが、すぐに本1冊分になる状況です。自然災害の流れと政治の変化について、簡単に知るには以下の記事で数値の意味を調べて下さい。自然と人霊達が、地の声という地震からの距離と角度の情報で、様々なことを日本語とヘブライ語で数値化して伝えてきたのが1366万年前の過去から延々と続くこの世界の現実です。
地の声の情報の見方と基礎知識へのリンクについて
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1057
進展した空間理論から見たこの世とあの世の関わりの科学1~3
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=2110
DB_ID@=2110~2112がこれらのアドレスです。
これから起きる構造線型地震の地震科学としての発生メカニズムとその候補の説明記事
自然の力と意図の存在を教える大規模地震の仕組み1~3
http://www.biblecode.jp/News_View.php?@DB_ID@=1062
DB_ID@=1062、1063、1065がこれらのアドレスです。
稲生雅之
イオン・アルゲイン
8月18日
政治と司法の記事の補足を書いており、メインページに載せきれないので、リファレンスになる記事の転載です。メインページからここに飛んで頂く準備です。
「SDGsの大嘘」にほとんどの一般人が騙されるワケ
誰も反対できない17のお題目に潜む「矛盾」
池田 清彦 : 生物学者
2022/06/22 13:00
世はまさにSDGsブームといえますが、その一つひとつを科学的に検証していくと矛盾もあるようです(写真:metamorworks/PIXTA)
世はまさにSDGsブーム。「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の達成目標はどれもご立派なものばかりだが、その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。「人々の『いいことをしたい』という善意につけ込んで、騙(だま)しているという意味では、かなり悪質だ」と生物学者・池田清彦さんは指摘する。最新刊『SDGsの大嘘』から一部抜粋・再編集してお届けします。
ここでは「SDGs」という考え方が実は多くの矛盾を抱えていて、それを無理に実現したところで「素晴らしい未来」などまったく訪れないという「嘘」を暴いていくわけだが、SDGsというものがかなり胡散臭いということは、実はこの言葉自体によく表れている。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されていることが多い。
ただ、冷静に考えてみると、かなり変な言葉だよね。「SustainableとDevelopment」というなんとなく知的な、プラスのイメージがある単語2つをGoalsにくっつけているので、納得しちゃっている人もいるのだろうけど、これは言葉のつくり方からすれば完全に破綻している。
キャッチフレーズの成り立ちに潜む矛盾
「Sustainable(持続可能)」であるということは、そこで「Development(開発)」は止まるのが普通だし、その逆に「Development」を続けている限りは、「Sustainable」という状態にはならない。「Sustainable」でありながら「Development」をずっと続けていくことなんて、あり得ないわけだ。
そんな水と油のように相反する言葉をくっつけて、あり得ない状態をさらりと言ってのけ、それを達成する目標まで掲げているというのがSDGsだ。矛盾しているどころか、もう支離滅裂な話だ。
私のようにへそ曲がりでなく、SDGsに好意的な人ならば、「Developmentの結果、Sustainable Goalsに到達して、そこでDevelopmentは終了する」という解釈になるのかもしれない。確かに、それならば理解できないこともないけど、本当にそんなことが実現可能なのかという胡散臭さは拭えない。
意味としておかしくならないのは、「Sustainable Goal」、もしくは、「Unsustainable Development」のどちらかである。グローバル・キャピタリズムが牽引している現代資本主義は基本的に後者で、これは長期的にみれば、いずれ破綻を免れない。だから意味が通じなくても、とにかくそれらしい言葉をくっつけて、SDGsなんて格好いいフレーズを造語したのだろう。
いずれにしても、このSDGsという言葉は何を意味しているのかわからない、矛盾だらけの支離滅裂な言葉である。「名は体を表す」ではないが、この怪しい響きというものが、一握りの人間の懐を肥やすばかりで、ほとんどの人を不幸にするSDGsの「嘘」の本質を表している。
誰も反対できない17のお題目
では次に、言葉の意味から破綻しているSDGsというものの、どのあたりに矛盾が潜んでいるのかということを具体的にみていこう。
現在、人口に膾炙(かいしゃ)しているSDGsは17の目標と169のターゲットを掲げている。17の目標を並べてみると、次のとおりである。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
どの目標も、言われてみれば「そのとおり」という素晴らしい美辞麗句ばかりだ。異論を挟む余地なんてないものばかりである。ただ、みんなが反対できないという目標だからといって、それが「正しい」とは限らない。実際、ここに掲げられている目標の多くは、達成することがかなり難しい「絵に描いた餅」なのだ。
まず、「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」「12.つくる責任 つかう責任」「16.平和と公正をすべての人に」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」という5つの目標は、人や社会の「意識」の話だから、国際社会と国が啓発をして国民の意識を変えることでどうにかなるかもしれないけれど、全世界の人々の意識をそこまで劇的に変えられるとはとても思えない。
次に「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「11.住み続けられるまちづくりを」という5つの目標は、インフラ整備や経済振興の話なので、投資をするお金があればできないこともない。ただ、国によって経済力には大きな差があるので、これを世界のすべてでやるというのも現実にはなかなか難しい。
胡散臭い「7つの目標」
これらの10の目標よりも実現が難しく、ほぼ間違いなく看板倒れになるに違いないのが、残りの7つの目標である。「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「6.安全な水とトイレを世界中に」「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」というエネルギー、食料、水、生物多様性に関する目標は、私からすれば「いったいどうするつもりだよ?」と驚くほど、矛盾だらけ。かなり胡散臭い。
たとえば、「エネルギーをみんなに」っていうのは、もちろんお題目としては結構なことだけど、それを「クリーン」にするっていうのは、SDGsの文脈では化石燃料を燃やさないってことであるわけだから、エネルギーの価格はどんどん値上がりする。そうなると、開発途上国の人たちや貧しい人たちがエネルギーを買えないわけだ。「クリーンに」という目標は達成できても、「エネルギーをみんなに」は達成できないし、「貧困をなくそう」という目標とも大きく矛盾する。
だから、「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」という美しい目標はいいんだけど、じゃあ、その不可能なことを実現するためにはどうすればいいのかという深い話はほとんどされていない。
また、「海の豊かさを守ろう」なんていうのも現実的ではない。これはあんまり魚をとらないほうがいいって話になるけれど、現実は世界の漁獲高はすさまじい勢いで増大していて、このままいくと、あるときにまったく水産資源がとれないという事態が起きる恐れもあるが、今はそれを止めるルールもない。しかも、それを規制して漁獲量を減らしたら、「飢餓をゼロに」とか、「貧困をなくそう」という目標は達成できない。
素晴らしい話をどれだけ語られても、それがまったく実現できないおとぎ話ならば、それは「嘘」と変わらない。私がSDGsは嘘だという理由はここにある。
「人口を減らそう」という目標の欠落
そこに加えて、このSDGsというものが胡散臭いのは、17もの目標を並べているわりには、地球の持続可能性を考えるうえで、およそ欠かすことのできない目標が含まれておらず、その解決策にもまったく言及していないことだ。
それは人口問題である。
世界の人口は20世紀初頭には約16億5000万人だったが、この100年で爆発的に増えて在は79億人まで膨れ上がっている。長期的には減少に転じるという話もあるが、発展途上国も多いので、しばらくは増え続けていくだろう。
この人口増加を抑えないで、SDGsが掲げる「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「6.安全な水とトイレを世界中に」「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」という目標を徹底的に追求していくと、人類は間違いなく〝地獄〟へ直行していく。
SDGsの大嘘 (宝島社新書)
『SDGsの大嘘 』(宝島社新書)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
まず、原生林や原野といった自然生態系が消滅するだろう。そして、野生動植物の生物多様性が激減し、それでも間に合わないと、結局は個人間や国家間での、エネルギーや食料、水などのリソースの奪い合いが始まって、もはやSDGsどころの騒ぎではない「資源争奪戦争」がスタートする。
これを回避する究極の方途はただひとつしかない。SDGsふうに気取ったかたちでいえば、「みんなで協力して人口を減らそう」。
「人を減らせ」などと言うと、何やら過激で危険な思想の持ち主であるかのような誤解を与えるかもしれないが、人を殺そうという話ではなく、世界規模で出生率を下げようという話だ。科学的な視点で今の地球と人類の状況をみれば、エネルギーや食料、水などのリソースを、人や野生生物を含めた全世界の生物たちにどのように分配するかということが喫緊の課題になっているというのは明らかである。
エネルギーや食料、水などの資源の「上限」はすでに決まっていて、人を含めた地球上のすべての生物は、それをシェアして生きているにすぎないからだ。
水素エネルギー社会はやって来ない
松田 智
2021.05.13 07:00
元静岡大学工学部化学バイオ工学科 松田 智
管政権の目玉政策の一つが「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」であり、日本だけでなく国際的にも「脱炭素」の大合唱しか聞こえないほどである。しかし、どのようにして「脱炭素社会」を実現するかについての具体的な議論は、筆者の見立てでは相当に貧弱である。マスコミ等で具体例として挙げられている昨今の「脱炭素政策」の中には、科学技術的に見てナンセンスとしか言えないものが散見される。例えば水素とアンモニア発電・CCS・森林吸収・排出権取引等である。
本稿では、水素関連の「ナンセンス」を指摘したい。最近のマスコミ等には「CO2を排出しない次世代のエネルギーとして期待される水素」等の言葉が躍り、TV放送やCM等でも大々的に取り上げられているし、開催予定の東京五輪でも水素で動く燃料電池バスが選手や観客を運ぶことになっている。最近された政府の計画でも、火力発電の1割を水素とアンモニアの燃焼で賄うとなっている。
しかし水素には、克服すべき課題が余りにも多い。水素の「取り柄」は、燃やしても水(H2O)しか出ない点だが、それ以外にはほぼ何もなく、欠点だけが目立つ。
まず、水素は天然資源としては産出されないので、必ず「何か」から作られる、つまり「二次エネルギー」なので、性格としては電力と同じエネルギー媒体である。この点が、化石燃料(石油・石炭・天然ガス)・原子力・自然エネ(水力・風力・太陽光その他)等の「一次エネルギー」と異なる。「一次」がエネルギー「源」であるのに対し「二次」以下は「媒体(運び屋)」である。電力が様々な方法で得られるのと同様、水素も種々の方法で入手出来る。
しかし現実的な選択肢としては、天然ガスから得るか、水の電気分解しかない。現在、最も安価に水素を得る方法は、天然ガス中のメタン(CH4、一般には炭化水素CmHn:石油・石炭等でも可)を水蒸気改質するものである。恐縮ながら、化学反応式で書くと以下のようになる。
CH4+H2O →3H2+CO (1)
CO +H2O →H2 +CO2 (2)
+) CH4+2H2O→4H2+CO2 (3)
この例に限らず、メタンその他の炭化水素やバイオマスなど、炭素を含む物質から水素を製造する場合、含まれる炭素はCO2として排出される。その理由は、炭素(C)-水素(H)結合を切断しないと水素(H2)が作れないため、炭素(C)を何か強い酸化力で引きつけないといけないからである(その酸化剤は通常、酸素(O)が一般的)。つまりこの過程では、メタンを燃やしたのと同じだけCO2が出てしまう。
豪州からの褐炭水素、UAEからの天然ガス水素、また下水汚泥からの水素等も全部同じで、これらは全て、結局はメタンガスを水蒸気改質して水素を得ているので、原理的に同じ方式であり、製造段階でメタンを燃やすのと同量のCO2が排出されるプロセスである。
元々、この方法は、アンモニアなどの化学原料を得るために開発されたのであり、エネルギー媒体製造が目的ではなかった。実際、上記(1)式は吸熱反応であり、かつ1000℃近い高温で反応させるため、たくさんの熱エネルギーが必要で、熱力学計算では、製造される水素の保有エネルギーの約半分は、製造時に消費されてしまうことが分かる(その分CO2を排出)。
それでは「脱炭素社会」の構築には役立たないということで、発生したCO2を回収・圧縮して海底や地中深く埋めてしまうCCS (Carbon Capture and Storage)を適用することになっているが、CCSにはコストがかかり、エネルギーを消費するので、さらにCO2排出が増えることになる。
本末転倒の極みである。CCSも「脱炭素の切り札」などとマスコミ等ではもてはやされているが、現実には、大口発生源の火力発電所でさえも実現していない。発電単価の上昇が避けられないからである。
最近は、水素にはブラック・グレー・グリーンの3色があるとの説も見られる。上記の、化石燃料など炭化水素(又は他の有機化合物)を改質して水素を造ると、同時にCO2を排出するのでブラック、上記CCSを併用すると、見かけ上CO2は出さないが効率は低下するのでグレー、太陽光や風力発電など自然エネルギーから造った水素なら、製造過程でCO2を排出しないから「グリーン」水素であると。
確かに、水の電気分解で水素は造れる。しかし、その水素の最も効率的な使用法は、燃料電池への適用であり、その産物は電力である。すなわち、自然エネからの電力→水素→燃料電池→電力のサイクルは、単に電力の無駄遣い以外の何者でもあり得ない。自然エネからの電力をそのまま使うのが断然効率的である。また、水の電気分解で水素を製造すると高くつくので、商業ベースで実用された例はない(石油会社などがCMで宣伝している水素は全部天然ガス由来)。
現実の効率を考えると、水の電気分解(=水素の発生)と燃料電池による発電(=水素の消費)各段階の実用的効率は60%程度なので、この2段階を経るとエネルギー効率は0.6×0.6=0.36、つまり36%に落ちてしまう。
水素は電力と違い貯蔵が利くことを利点に挙げる人もいるが、蓄えたら64%も電力が減る蓄電池を使う人が、どこにいるだろうか?
電力貯蔵法としても、水素に利点はほぼない。ムダの典型と言われる揚水発電でさえ、ロスは30%程度で済んでいるのにである。
水を原料とする水素製造法は、1970年代の石油危機以降、様々なものが考案されたが、反応速度や効率の面で実用化されたものはない。太陽光を用いて水を分解するのは、人工光合成の第一段階だが、同じ太陽光から電力を得るのなら、太陽光→水素→燃料電池→電力のルートよりも、直接的に太陽電池を用いて太陽光→電力のルートが、効率的にもコスト的にも断然有利である。高温ガス炉と言う原子炉を用いる方法もあるが、これも水素を経由するより直接発電する方が効率的である。
この高価で貴重な水素を燃やして発電燃料に使うというのは、正気の沙汰とは思えない。
特に、水素が上記「グリーン」である場合には、自然エネ電力→水素→火力発電→電力となり、何をやっているか訳が分からない。水素の原資が天然ガスならばもちろん、水蒸気改質などせずに直接燃焼させるのが良い。まして言わんや、アンモニアの燃焼となると、高価な水素にさらにエネルギーを投入して合成する貴重品を発電燃料に使うことであり、アタマがどうかしているとしか言えない。これが一体、なぜ国のエネルギー政策の一環なのか、筆者には到底理解できない。
「水素社会」とは、二次エネルギーとして電力ではなく水素を使う社会を指すが、上記から、そんな社会は決してやって来ないだろう。電力の方が圧倒的に優れた二次エネルギーであり、一次エネルギー構成がどうなるにせよ、二次エネルギーの主体が電力であることは間違いない。
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松田 智
2020年3月まで静岡大学工学部勤務、同月定年退官。専門は化学環境工学。主な研究分野は、応用微生物工学(生ゴミ処理など)、バイオマスなど再生可能エネルギー利用関連
双方とも国連やIPCCも含めて、嘘丸出しの議論なので、この種の批判記事を簡単に探せるのでした。水素社会などお笑いだと書けるほどであり、石油資源を水素社会に使えるので、これで誤魔化したいと言うだけの情けない議論です。嘘が通る間だけの議論なのでした。国連の嘘であり長くつづいて欲しいのですが、ウソバレで消えて行くしかない、非常に愚かな議論です。SDGも同様だと御理解頂けるでしょう。
こちらは常温核融合で対応するのであり、核分裂並みのエネルギー発生までを発電として実現してみせるのであり、新しい科学だからこその現実です。これと比較する水素社会など、何の進歩もないゴミ屑でしょう。石油資源をエネルギーとして無駄にして、水素を取り出せると言う世界であり、そんなことをしないでエネルギー資源として使う方が効率的なのでした。
水素社会では、石油から同じ様にCO2が地球を温暖化するほどに出てくるからであり、現状ではCO2を回収出来るのは、常温核融合のエネルギーを使えればこそでしょう。これはプラントとしても実現するだけであり、CO2の回収は可能と実証されているので、続きでアルコールが燃料(電池)系で、エチレンが化学プラントの主要な素材になって、石油化学としてのプラスチック産業を代替えして支えられるのでした。
水素ガスをそのまま使う問題は、取り扱い時の安全性確保がまだ十分ではないこと、貯蓄合金が高価で限定的な素材だからです。普及させるならアルコールは便利であり、余計な費用も心配もいらないのでした。水素よりもはるかに簡単に普及させられるのでした。
アルコールは燃やすと水とCO2が出てきますが、このCO2は常温核融合のエネルギーで大気中から回収すれば良いのであり、水素で普及を図るのと、アルコールで普及を図るとして、最後にどちらが安いかであり、地球に優しいかでしょう。CO2は鉄鋼業などを筆頭に他の産業からも発生しており回収は必須になるでしょうから、このプラントに便乗するだけで良いでしょう。
あと有名なヒンデンブルク号の火災は水素ガスの危険性だと言われていたのですが、今回調べ直して気球の塗装と静電気による発火の可能性が高いとのことでした。水素にするなら取り扱い時の安全性確保が重要になるという状況で、燃料ガス同様に扱える技術の進歩を起こす必要がある所です。
同じ事など国際石油資本の石油プラントで出来る理由はゼロです。彼らは消えるに相応しい横暴な資本であり、化学プラントになって生き延びられるかの勝負でしょう。
科学のレベルとしてはこの状況であり、国際石油資本が未来を失う流れでしょう。自分達の未来のために世界を犠牲にするなど受け入れられなくて当然であって、SDGや水素社会などゴミ屑のレベルに低い科学技術とエネルギー技術の過去の遺物になるでしょう。
国連機関のひどさは特筆に値するのであり、世界の国々の福利を支えるよりも、どちらかと言えば強盗にも等しいマイナスをもたらしているでしょう。
WHO 新型コロナウイルスのバイオテロを世界に仕掛けているだけでも恐ろしいのに、医学の教科書に嘘を書いてがんや糖尿病を幅広く引き起こすように指導して、病気を拡散して治療費で国際医療資本が金儲けをする道具に成り下がっている。
IMF 世界に資金をもたらす役割でしょうが、現実的には国際金融資本が不可能な経済モデルを押し付けて投資を行わせ、失敗からその国の資産を奪い取る役割に広く使われてきた。
IPCCと国連 目の前で起きてくる2027年に6mまで起きる海面上昇を隠して、SDGや水素社会で未来に進んで行けると誤解させている。
IPCCですがこの実体は6mもの海面上昇が起きると十億人以上が住む場所を失い、農地も水も不足する事態の発生です。世界の港湾施設は満足に機能しなくなるのであり、SDGや水素社会で対処出来ないという話に戻るのでした。
さらに続きは国際石油資本に都合の良い話になり、温暖化はもう止められないので、起きてくる結果に対処しようと誘導するのでした。これまで通りに数十年間を石油の利権でしのぎ、未来の変化に備えるのでしょう。
現状はここまでが見え見えであり、国際機関など自己の利益の為に世界の人々を犠牲にする存在です。国際機関を支える国際資本の狩り場でしかなかったのでした。私たちはこの実体をここで明確に知るのであり、これらへの対処こそ重要であると理解するのでした。大きな変化の始まりとして、日本だけでなく世界でもバレないつもりの嘘を使ったビジネスモデルが崩れ、歴史に刻まれる時がまもなくでしょう。
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以上