NATO会議が7月11日と12日で、リトアニアのビリニュスで行われており、ウクライナの加盟が議論されているところです。ロシアとの戦争が終わらないとNATO加盟できないという状勢ですが、勝ち目のない戦争をどこまで継続できるのかが争点なのかと感じる所です。
昨年9月以降の攻勢でも、今年の6月以降の攻勢でも、ウクライナと西側は主目的であるザポリージャ原発を破壊できないのであり、ロシア側が原発を破壊する悪魔であるという嘘で進める戦争を先に進めることが出来ずにいるのでした。その代償は15~20万人レベルのウクライナ側の戦死者であり、非常にたくさんの国民を殺しながらも、戦略的な目的を全く達成できない姿なのでした。
今年の6月以降の攻勢ではイギリスの偽旗ハープーンミサイルで、カホフカダムを破壊できて洪水の被害を起こせているのですが、肝心のザポリージャ原発を偽旗ハープーンで破壊する事には失敗し続けている様子です。イギリスが参戦してもこの程度であり、偽旗で使える武器の性能に従う結果しか出せないのでした。
イギリスは勝てるつもりでザポリージャ原発の破壊を計画したでしょうが、ロシアの防衛を崩せなかったのでした。恐らくこれで現実であり、イギリスにはもうザポリージャ原発を破壊してロシアのせいだと口汚く罵るガセネタ攻撃が出来なくなっていると思えるのでした。
ウクライナ側としては、イギリスに騙されて戦争を継続しているような物でしょう。関連するニュースを続けます。もう勝つことの出来ない、ウクライナ側の不満が透けて見えるのでした。
NATO会議声明に「前代未聞」 ゼレンスキー大統領が不満表明
共同通信社 によるストーリー • 1 時間前
【ビリニュス共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟を議論しているリトアニアでのNATO首脳会議で出す声明の中に、ウクライナの加盟や招待の期限を示さないのは「前代未聞でばかげている」と通信アプリへの投稿で強くけん制した。
ゼレンスキー氏は、首脳会議では声明の文言の調整が続いていると指摘。現時点では、加盟招待にも条件があり「ウクライナをNATOに招待する用意も、加盟させる用意もないようだ」と強い不満を表明した。
また、NATO側がロシアとの交渉において、ウクライナ加盟問題を駆け引き材料にする可能性があると批判した。
NATO首脳会議開幕 ウクライナ大統領参加へ
2023/7/11 22:56
【ビリニュス=板東和正、坂本一之】北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議が11日、リトアニアの首都ビリニュスで2日間の日程で開幕した。これに先立つ10日、NATO加盟国のトルコが北欧スウェーデンの加盟を認める姿勢に転じ、スウェーデンが32番目の加盟国になる運びとなった。首脳会議では、ロシアの侵略を受けるウクライナについて、将来の加盟に向けた道筋をつけられるかが焦点となる。
スウェーデンのクリステション首相とトルコのエルドアン大統領が10日にビリニュスで会談。NATOのストルテンベルグ事務総長は会談後、トルコがスウェーデンの加盟に向けた批准手続きを「可能な限り早く」進めることで合意したことを明らかにした。
スウェーデンが加盟すると北欧5カ国が全てNATO加盟国となり、対露防衛力は大きく向上する。ストルテンベルグ氏は「同盟国の安全保障に資する歴史的な一歩だ」と述べた。ペスコフ露大統領報道官は、ロシアの安全保障に「負の結果を招くことは明白だ」と反発した。
NATO入りには全加盟国の批准が必要とされる。トルコは、スウェーデンがクルド人の武装組織を支援しているとみて「テロ対策」を要求し、加盟を拒んでいた。ストルテンベルグ氏は、批准を保留している東欧のハンガリーも手続きに入るとの認識を示した。
北欧のスウェーデンとフィンランドは昨年5月に加盟を申請し、フィンランドは今年4月に正式加盟した。
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は11日、トルコが追加購入を求めていた米製F16戦闘機について、バイデン米政権が議会と協議して売却する方針だと述べた。
NATO首脳会議ではウクライナへの長期的な支援や、ウクライナの安全を保証する仕組みづくりが最大の焦点となる。サリバン氏は11日、ウクライナが求める将来的な加盟への道筋に関し、「(首脳会議で)前向きなシグナルを送ることになる」と強調した。
ただ、ウクライナ加盟については温度差があり、条件や時期で折り合えるかは不透明だ。ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、加盟の時期を示さないのは「ばかげている」と通信アプリで述べた。NATOはウクライナとの協議体を「委員会」から「理事会」に格上げし、12日にゼレンスキー氏を招いて第1回理事会を開く。
ウクライナに対するEUの支持は衰えるだろう–ブロックメンバーの大統領
チェコ共和国のペトル・パベルは、キエフは年末までロシアに対する反撃において「機会の窓」を持っていると述べた。
ウクライナは、反撃の二度目のチャンスがないかもしれないので、年末までにロシアからできるだけ多くの領土を取り戻すことを目指すべきである、とチェコのペトル・パベル大統領は警告した。彼は、キエフの支持者が敵対行為の継続に対する欲求が少ないかもしれない潜在的な理由として、一般的な「戦争疲労」と州での次の大統領選挙を挙げた。
火曜日に放送された英国のスカイニュースTVチャンネルとのインタビューで、パベルは「理想的な世界で」ウクライナが1991年の国境内のすべての領土の支配を取り戻すのを見たいと思っているが、これは現実的ではないかもしれないことを認めた。
彼は、状況は「わずかに異なる」ように見える可能性が高く、キエフは「前進のすべての可能性を期限切れにしたら」モスクワとの交渉を開始する準備ができていると付け加えた。
当局者はさらに、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナもロシアも凍結紛争に関心がなく、おそらくある時点で同じ結論に達するだろうと予測した。
「したがって、ウクライナが現在目指しているのは、今年末までに可能な限り多くの領土を支配することです。そうすれば、まったく異なる状況になるからです」とチェコ大統領は説明しました。
以前NATO軍の最高司令官を務めた当局者によると、キエフは二度目の反撃のために軍隊を集めるのに苦労するでしょう。
さらに、西側の支持者のウクライナに対する軍事的支援は、特に次の大統領選挙のために減少する可能性があるとパベルは説明した。
先週、ジョー・バイデン大統領がウクライナにクラスター爆弾を提供するという決定についてコメントし、米国国防次官のコリン・カール政策担当は、キエフの現在の反撃に関して「物事は一部の人が望んでいたよりも少し遅くなっている」ことを認めた。
先週初めにCNNと話して、ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、西側の支持者が彼の国に十分な武器を十分に迅速に提供しなかったと非難し、その結果、進行中の軍事作戦は「減速」した。
フィナンシャル・タイムズは先月、欧米当局者はキエフの戦場でのパフォーマンスに感銘を受けなかったと報じた。同紙の情報筋は、ウクライナに対する西側の長期的な支援は、反撃の最終的な結果に左右されると主張した。
一方、ロシア国防省は、ロシア国防省は、これまでのところ、6月初旬に始まったプッシュを撃退することに成功していると報告しています。
ウクライナを腕(武器)の長さに保つためのNATOは
キエフは「同盟国が合意し、条件が満たされた場合」に米国主導のブロックに参加することを許可されます。
NATOは、将来のある時点でウクライナに加盟を認める用意があることを再確認しました。米国主導のブロックの年次サミット中に発表された共同声明は、キエフは「同盟国が合意し、条件が満たされた場合」にのみ参加するよう招待されるが、候補者メンバーに通常必要とされるいわゆるメンバーシップ行動計画を迂回することは許可されると述べた。
「我々は、ウクライナがNATO加盟国になるという2008年のブカレスト・サミットで行ったコミットメントを再確認し、本日、完全な欧州大西洋統合へのウクライナの道が加盟国行動計画の必要性を超えたことを認識している」と声明は述べた。
ウクライナは「ますます相互運用可能になり、米国主導のブロックと政治的に統合されている」と述べた。また、国内における「追加の民主的および安全保障部門の改革」の必要性を概説した。
「同盟は、ウクライナが将来の加盟への道を歩む際にこれらの改革を行うことを支援します。同盟国が合意し、条件が満たされた場合、私たちはウクライナに同盟への参加を招待する立場にあります」と声明は結論付けました。
NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグは記者会見でこの問題をさらに詳しく説明し、ブロックはまずウクライナがロシアとの進行中の紛争で「勝利」を達成することを確実にしなければならないと述べた。キエフが成功しなければ、NATO加盟は問題外になるだろう、と彼は警告した。
この誓約は、米国主導の同盟に、国をすぐに受け入れるか、少なくともサミットで国の公式の「招待状」を作成するように繰り返し促してきたウクライナ高官による呼びかけには及ばない。ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、ブロックの共同声明が発表される数時間前に、ソーシャルメディアを利用してNATOを批判し、同盟にウクライナへの「尊重」を要求し、ブロックの共同声明に影響を与えるための明らかな最後の試みを行いました。
「招待もウクライナの加盟にも時間枠が設定されていないのは前例がなく、ばかげています。同時に、ウクライナを招待するためにさえ、「条件」についての曖昧な表現が追加されています」とゼレンスキーは、メディアに部分的にリークされた文書の草案に言及して書いた。
ゼレンスキーがNATOを攻撃
ウクライナ大統領は、キエフに即時加盟を提供することに消極的である米国主導のブロックを非難した。
ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、キエフに即時加盟を提供したくない米国主導のブロックを激しく非難したため、NATOが十分な「敬意」を示さなかったと非難した。
ゼレンスキーは火曜日、NATOがリトアニアのビリニュスでサミットを開始したときにブロードサイドを立ち上げました。ウクライナ大統領は、キエフがブロックに参加するためのいかなる種類の招待も与えられないことを示した彼が受け取った「信号」を引用した。
「私たちは同盟国を大切にしています。私たちは共有セキュリティを大切にしています。そして、私たちは常にオープンな会話に感謝しています。ウクライナはビリニュスでのNATOサミットに出席します。それは尊敬についてだからです。しかし、ウクライナも尊敬に値する」とゼレンスキーはソーシャルメディアの声明で述べた。
招待にもウクライナの加盟にも時間枠が設定されていないとき、それは前例のないばかげています。同時に、ウクライナを招待するためにも「条件」についての曖昧な表現が追加されています。
報道によると、NATOによるコミュニケ草案の最新版は、「同盟国が同意し、条件が満たされた場合、ウクライナへの招待を拡大する立場にある」と述べています。そのような姿勢は、ブロックがロシアの手に渡ったと非難しているキエフには受け入れられないように見える。
「ウクライナをNATOに招待することも、同盟のメンバーにすることも準備できていないようです。これは、ロシアとの交渉においてウクライナのNATO加盟を交渉する機会が残されていることを意味します」とゼレンスキーは書いています。
伝えられるところによると、ウクライナの指導者からの爆発は、ビリニュスのサミットで西側の外交官とうまくいっていません。「私は多くの側面、特に一部の同盟国の態度に批判的ですが、これは思慮深く公正なアプローチではないと思います」と中央ヨーロッパの上級外交官はポリティコに語り、ゼレンスキーは「行き過ぎだ」と主張した。
NATOは、ある時点でウクライナをその階級に受け入れる準備ができているという十分な信号をすでに送った、と別の外交官はアウトレットに語った。「私たちのコミュニケの文言が何であれ、すべての同盟国は、ウクライナの将来の正当な場所はNATOにあり、私たちと彼らだけがこれを決定できることに同意しています」と彼は言いました。
NATO諸国はウクライナに武器を送り込むことで、軍事産業の非常に大きな利益を得ているのですが、ウクライナ側が失う大きな資産である、人とインフラには全く興味がないのでした。全くもって自分達の利益だけなのでした。
ゼレンスキーは2022年4月以降に勝てる戦争だとイギリスに強要されてやらされているのですが、イギリスの作戦はミサイル巡洋艦モスクワの破壊と、カホフカダムの破壊が出来ただけであって、ザポリージャ原発の破壊には失敗し続けていて結果を出せないのでした。昨年から続く状況なので、この原発の偽旗攻撃による破壊はもうムリだと言えるのでしょう。ウクライナ軍ではなくて、裏口から参戦しているイギリスの愚かしい失敗なのでした。
これは普通に信じにくいでしょうが、ウクライナ側がNATOに対して持つ本質的な不満の原因なのでした。ウクライナは自国の兵器で全く戦えない状況下にあるのに、それでも経戦するほどに、他国に依存しているのが現状です。自力で出来ない戦争において、誰がその主導権を持つのでしょうか。ウクライナは既にNATOの奴隷に成り下がっているのであり、自国の兵士達をたくさん殺す中で戦争を継続して、西側の軍需産業の利益を確保する役割でしかないのでした。
イギリスの戦略で勝てるはずだったのに、2回も大敗の失敗をしておりもうこの続きに勝ち目などないでしょう。これが今の姿に現れているウクライナ側の不満です。軍事的には核兵器を持つだけの弱小軍でしかない、軍事を知らないスナクのイギリスに責任など取れる訳がないのでした。裏口からの参戦がバレるとスナク政権など吹き飛ぶでしょうし、ボジョのやらかしたミサイル巡洋艦モスクワの破壊に責任を取るしかない、国際政治の動きがこれから表面化してくるでしょう。
イギリスの二枚舌外交の嘘の維持は、あからさまな軍事力の低下でもう長いこと前から不可能になっているのであり、国民がそれを知る時になるのでした。イギリスの国力と過去に英国を動かしてきたロンドンの資本家達では、その強欲故にでしょうが、どうやってもロシアに負けるしかないのです。
ここまでが現在の姿であり、キエフに向かうベラルーシからのプリンさんの軍勢が明らかになると、ゼレンスキーはこれを良い機会だと捉えてリビウに逃げ出すでしょう。もう勝てない戦いであり、続かない物だと理解するのでしょう。この可能性を非常に高めた日本時間12日4時前の現状です。
ここまでの判断をするに足る組み込みがたくさんあるのですが、結果が出てから改めて公表します。正直なところで現状は駆け引きの最中であって、ゼレンスキーが崩れるのを待つ所だと思います。これを起こさないで先に進めるように、悪魔達は必死の工作でしょう。
この工作が非常に大変なので、日本では悪魔達の司法行政が崩されて、善の側の求める政治が始まる所に進めるのでしょう。7月5日も7月15日の変化も敵を釣る目的に使っている様子なので、その結果がここに前後して出てくるのではないかと思っています。
どうなるのか変化はこれからです。自然が動きを見せて協力してくれる可能性もあるでしょうが、基本はジェド柱霊界ラジオと質量制御の技術がニュースになってからでしょう。
ここに到るまでまだ数日必要ですが、まもなく変化の時となりそうです。備えと注意を油断なくお願い致します。
稲生雅之
イオン・アルゲイン