プリゴジン劇場で導くウクライナの失敗とNATOの困窮1 6月26日 6月27日追記

 地の声記事にてプリゴジン劇場の始まりとおしまいを載せており、今の時点で続きが重要になったので独立した記事にまとめ直すところです。善の側の地の声による導きとして、7月11~12日のヴィリニュスNATO会議での困窮が求められていた部分が明確になりました。どうして見え見えの釣り餌にウクライナ軍どころか米英まで食いついているのかこちらには疑問でしたが、このNATOの会議で戦果を上げて報告しないと先に進めないのでしょう。
 地の声の情報は敵に見せる物でもあるので、これで現時点における悪魔達への強い脅しになるのでしょう。ロシア側は少し前にウクライナ軍がペースを落としたのを見て軍事戦略が変わる部分を推測したので、自軍が不利になる前に、古い戦術で相手がごり押しする状況を作ったのでした。これに乗らざるを得ないほどに米英ウクライナの連合軍は、NATO会議に報告する戦果に困窮しているのでした。
 始めに7月5日に降参になる可能性の高い情報を載せます。7月1~15日までを53の降参と組み合わせて確認した中で、7月5日が最も強く強調されているのでここに載せています。降参は降参でも、これを口にしない実質的な降参でしょう。NATO会議までに結果が出せなくなるので、その予想で動けなくなるタイミングに見えるところです。
 このあとプリゴジン劇場が予想出来た根拠を載せるのですが、西側の嘘まみれの情報からは分からなくても普通でしょう。ロシア側の情報と、広島G7に合わせて面白く演技しながらバフムートを落として見せたプリゴジンさんと、彼に協力するロシア軍は、ここで見せた実力に相応しい動きが出来るからこそ、普通に予想される動きを記事に書けるのでした。

6月15日フィジー諸島の地の声から
ヴィリニュス中心部(ヴィリニュス大聖堂~ゲディミナス塔)
53              降参        119、整数の強調、救急の強調
70553           705降参     7449718、74495+2、+2だけれども一応五桁の強調、29798の強調
7019053         NATO降参    748819、7488x10+1、一応五桁の強調、29952の強調
7019053         NATO降参    249606、2496+x10、五桁の強調、29952の強調
5370196         降参NATO    2983131、29834-3、-3だけれども一応五桁の強調、29834の強調
535196          降参NATO    1859972、186、牧草地、草地、しかし、関係、比率、186x100-1、一応五桁の強調
2056620         剣を置く      4840223、484、サモワール(ロシアのお茶用湯沸かし)、x100+2、+2だけれども一応五桁の強調
20706620        剣を置く      25383、2583x10+3、+3だけれども一応五桁の強調、2538の強調

キエフ大統領府
53              降参        30431132、悪魔311、六桁の強調
53              降参        9983962264、99840x10-1+622=311x2、一応五桁の強調、29952の強調
53              降参        33280188、33280、五桁の強調、29952の強調
70553           705降参     900004252、90、命令、x1000、五桁の強調、一桁の強調
70553           705降参     75000354、75、これ、同じ、種、種類、勝つ、得る、x1000、五桁の強調
70553           705降参     25000354、25、彼と、神よありがとう、虚しく見つめる、子供、作る、建設する、それゆえ、薄く光る、x1000、五桁の強調
70553           705降参     1234355、1234x10+3、+3だけれども一応五桁の強調
5370196         降参NATO    1866198、18662x10-1、一応六桁の強調、29860の強調
156620          剣を置く      1029785、103、ヨガ、x100-3、-3だけれども一応五桁の強調
20706620        剣を置く      48399255、484、サモワール(ロシアのお茶用湯沸かし)、x100-1、一応五桁の強調

 どの様な形で剣を置く流れになるのか、ポーランドの国境までロシア軍を到達させられるのかなど、現時点では不確定でしょう。どの様な形で7月5日を迎えるのか、その状況次第に感じる所です。地の声が出てこない部分が不思議だったのですが、この通り準備済みであって、お前のペースで仕事しろの状況なのでしょう。ジェド柱霊界ラジオと質量制御の仕事がどんどん遅れてきたのですが、この節目を意識させて動かしたかったのだと思えています。
 この続きは地の声記事を編集して載せます。今はプリゴジン劇場後の、ウクライナ軍のぼろ負けの続きを確認するために数日模様眺めの予定ですが、取り敢えずロシア側の公表通りに負けていると捉えて、確認は後からこの記事に書き足すことにする予定です。

6月24日
 本日は残念なニュースが流れており、面白いニュースを提供してくれていた、プリゴジン劇場が終演の時になりそうです。
 状況の分析が難しい事と、地の声はだまりであり、今のところ予定通りなのでしょう。

6月15日のフィジー諸島の地の声から
ロストフ・ア・ドヌーの空軍基地 621mインチ、621、祖父、飲み過ぎ、
アルチェモフスク・バフムート 321.5度、321、集める、収集、興奮させる、怒らせる、刺激的、50、プレゼント

私たちは国内の反逆罪から国を守ります–プーチン
エフゲニー・プリゴジンのクーデター未遂は、ウクライナ紛争の中での「背中の刺し傷」であるとロシア大統領は言った
ワグナー民間軍事会社の長エフゲニー・プリゴジンによる暴動の試みは、ロシアとその国民の裏切りに相当する、とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は土曜日の朝の国民への演説で述べた。彼はまた、国の法執行機関が秩序を回復するために断固たる行動を取ることを誓った。
テレビ演説で、プーチンは、特にプリゴジンを名指しせずに、ロシアの軍人と「欺瞞や脅迫によってこの犯罪的ギャンブルに引き込まれた」人々に訴えた。
彼は、モスクワは西側の「ネオナチとその主人からの攻撃を撃退する」一方で、その未来を守るための歴史的な闘争に従事していると述べた。
「私たちは国民の生命と安全、主権と独立のために戦っています。ロシアであり続ける権利のために」と大統領は述べ、仲間の市民に力を合わせ、外国の敵によって悪用される可能性のあるすべての分裂を脇に置くよう促した。

だからこそ、私たちの団結を分裂させる行動は、実際には、私たちの人々、私たちの戦友の背教です...これは私たちの国と私たちの人々への背中の刺し傷です。

このような背景から、ロシア軍や他の政府機関は必要な命令を受けているとプーチン大統領は述べ、モスクワ、モスクワ地方、および他の多くの地域でテロ対策措置が導入されていることも指摘した。
彼はまた、ロシア南部の「ロストフ・ナ・ドヌの状況を安定させるために断固たる行動が取られる」と述べた。その日の早い段階で、いくつかのメディアが市内を移動する戦車のクリップを共有し、正体不明の兵士が通りをパトロールしました。
ロシア大統領はまた、暴動に引き込まれている人々に「唯一の正しい選択をし、犯罪行為への参加をやめる」よう促した。
金曜日、プリゴジンはロシア国防省がワーグナーグループのキャンプに致命的なミサイル攻撃を開始したと非難し、報復を誓った。しかし、同省はこの主張を「情報挑発」と一蹴した。
ロシア当局は後に、武装反乱を呼びかけたとされるワグナー首長に対して犯罪捜査を開始したと述べた。

 もう一つ重要なニュースがあるので先にそれを載せてから解説です。

ウクライナはプリゴジンの「挑発」の後にアルチェモフスクを奪還しようとします–MOD
キエフは攻撃のために軍隊を集中させている、とロシア省は主張している
キエフは、ウクライナのバクムットとして知られるドンバスの主要都市アルチェモフスクを奪還しようとして軍隊を集中させていると、ロシア国防省は発表した。
同省によると、ウクライナの部隊は「状況を混乱させることを目的とした[ワグナーの首長エフゲニー]プリゴジンの挑発を利用している」。
「南部グループの軍人は、砲兵と航空のストライキで敵を抑圧している」と声明は付け加えた。
金曜日に、省は、ロシア領土からの会社の基地の1つへのロケット攻撃についてPMCワーグナーの責任者エフゲニープリゴジンによってなされた主張を拒否しました。「[エフゲニー]プリゴジンに代わってソーシャルネットワークで配布されたすべてのメッセージとビデオは、後部地域のPMCワーグナーのキャンプに対する[ロシア軍]によるストライキの疑いについて、現実に対応せず、情報提供の挑発です」と同省は声明で述べた。
プリゴジンの声明に続いて、連邦保安局(FSB)は、武装反乱の呼びかけに対する犯罪捜査を開始した。
5月20日、プリゴジンは、ワーグナーが率いていたアルチェモフスクを支配する作戦が終了し、都市が「完全に占領された」と発表した。主要な物流ハブをめぐる戦いは224日間戦われていたと彼は付け加えた。
ロシア国防省は同日遅くに都市が占領されたことを確認し、ウラジーミル・プーチン大統領はワグナー軍人と正規のロシア軍人の成功を祝福した。

 プリゴジン氏の目には6月4日以降のウクライナ軍がボロボロであり、戦果を上げることにこだわりのあるアルチェモフスクに攻勢を仕掛けて来る事くらいは、分かり切っているでしょう。ここでも失敗するでしょうから、前線が崩壊するほどに、ウクライナ軍には打撃になる所でしょう。
 このタイミングで武装蜂起なので、しかも嘘の連発で自軍を動かすのであり、嘘がばれる部分から崩れるしかないでしょう。これも予想通りのはずです。ロシア軍と戦いたくないので嘘を繰り返しているはずです。
 後は時間を稼いでウクライナ側がアルチェモフスクへ仕掛けてくることを待つだけでしょうし、敵をおびき出せればもう十分でしょう。彼は返す刀で、ロシア軍への不満をここでも明確にして、それで一段落とするのではないかと思えます。

 プリゴジン氏はもう前線に戻ることなくウクライナ戦争が終わる可能性までを感じていたのかと思います。彼の立場として、ロシア側でのガセネタ流し隊であり、ウクライナの嘘や米英の嘘流し部隊とよく似た部分があったでしょう。悪魔達を喜ばせる係も引き受けていたのでした。
 現状でウクライナ側は大きく負け越しており、長くは続かないところに追い込まれつつあるので、このまま戦争が終わると彼の軍部への不満は解消できないところでした。
 このタイミングなので、ウクライナ軍をおびき出す目的が一番で、派手に目立つ様に物事を動かして見せているだけでしょう。ロシア側ももちろん、アルチェモフスクの肉挽き機にウクライナ軍を呼び寄せたいでしょうから、以後のタイミングがこれに合わせて操作されてしかるべきですが、結果を待つ部分でしょう。
 現時点でのロシア側の情報公開が、ウクライナ側の大失敗を明確にしている物に染まりつつあるので、ここで実はロシアも上手く進んでいないというニュースを流すのも、ガセネタ流し隊としては当然の動きです。西側は喜ぶでしょうし、NATOの判断もまた狂うでしょう。
 プリゴジン氏の個人の独走であるにしても、ロシア側はこれを利用してウクライナ軍をおびき出すのは当然です。阿吽の呼吸でこれが出来るかは分からないのですが、プリゴジン劇場の終演に相応しい演出がこれから見られると、ウクライナ軍の消耗をさらに促す結果となり、武器を置いてロシア軍を受け入れるまでの時間を短縮できれば良いのでしょう。
 内部抗争の演出なので、死者を出さずに上手く立ち回って欲しいと思います。良い演技で敵を騙せることを願っています。

6月24日の2回目の追記
 いまだだまりの地の声ですので、フィジー諸島の地の声で少し調べてみました。既に伝えているのでだまりの様子ですが、敵を釣る目的もあるので不明瞭です。内容には公表に意味があるという判断でここに載せます。

6月15日フィジー諸島から
船橋事務所
62680203750     626プリゴジン  5174999132、517、まき散らす、少量、50、プレゼント、x100-1、一応七桁の強調、51750kフィート、ロストフ・ア・ドヌーの空軍基地への距離
62680203750     626プリゴジン  496607、4966x10、五桁の強調、29798の強調
800203750       プリゴジン     38899405、389、裁く、x100-1、一応五桁の強調、裁くの強調
6265196         626NATO   4140261、414、飛び歩く、very、from、by、x100+2、+2だけれども一応五桁の強調
6265196         626NATO   13800869、138、安全な投資、ボンド、建物の側面、軍の側面、部門、ウィザード、PLO、屑、拒否、揺れる、震える、矢筒、流れでる、流す、頭、軸、x100、五桁の強調
6275196         627NATO   125994、126、毒、x100-1、一応五桁の強調
6275196         627NATO   4960394、496、空中分列式、飛ぶこと、一続きの、x100+3、+3だけれども一応五桁の強調
626778080       626ZNPP   51752、5175x10+2、+2だけれども一応五桁の強調、51750kフィート、ロストフ・ア・ドヌーの空軍基地への距離
626778080       626ZNPP   4966263、49663-1、一応五桁の強調、29798の強調
6262149         626バフムート  517985、518、急げ、囲む、革命、転換、遅鈍、不貞を犯す、x100-2、-2だけれども一応五桁の強調
626920160       626釣り餌    517402、5175-1x10、一応五桁の強調、51750kフィート、ロストフ・ア・ドヌーの空軍基地への距離
626920160       626釣り餌    783639、7836x10+3、+3だけれども一応五桁の強調、78360の強調
626181          626猿人     518013、518、急げ、囲む、革命、転換、遅鈍、不貞を犯す、x100+1、一応五桁の強調
62660200        626猿      4139717、414、飛び歩く、very、from、by、x100-3、-3だけれども一応五桁の強調
62660200        626猿      1379905、138、安全な投資、ボンド、建物の側面、軍の側面、部門、ウィザード、PLO、屑、拒否、揺れる、震える、矢筒、流れでる、流す、頭、軸、x100-1、一応五桁の強調

 現状はロストフ・ア・ドヌーにあるロシアの軍事司令部を空転させているので、NATOやウクライナがここで釣られなくても動きを出すのは当然です。探りを入れながら騙されない様に軍事作戦を進めて普通ですが、それがどこまで出来るかが問われるでしょう。
 この部分は結果待ちです。プリゴジン劇場の最終幕がどの様になるのか、注目でしょう。26日に前後して動きが見られそうです。

6月25日の追記
 ストルテンベルグ氏のコメントを待っているのですが、まだゼレンスキーの物しか出されていません。

ゼレンスキー氏、武装反乱で「ロシアの弱さ明らか」
2023/6/24 20:54
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアで起きた露民間軍事会社(PMC)「ワグネル」による武装反乱を受け、「ロシアは長期にわたってその弱さと愚かさをプロパガンダで覆い隠してきたが、今や噓をもってしても隠しきれない混乱が起きている。ロシアの弱さは明らかだ」と表明した。ツイッターに投稿した。
ゼレンスキー氏はプーチン露大統領を念頭に「悪の道を選ぶ者はみな自らを破滅させることになる」と指摘。露軍やPMCによるウクライナ侵略が続く限り、「さらなる混乱と苦痛、問題を自らにもたらすことになる」と強調した。

 操り人形でしかないゼレンスキーにはこの先の予想が不可能なので、コメントはこんな物であって、今しか見ない姿でしょう。問題はストルテンベルグ氏がどんな発言をするかであり、その結果でアルチェモフスク・バフムートへの侵攻計画が決まるでしょう。今こそその時だという判断につながるメッセージを出す様であれば、プリゴジン氏の勝利であって、ウクライナ軍はその地でボロ負けするでしょう。
 ワグネルの部隊がどれほどの規模でロストフ・ア・ドヌーをはじめとしたロシア領に戻っているのか不明瞭ですが、ロストフ・ア・ドヌーからアルチェモフスク・バフムートへ直線距離で190kmしかないので、1日で戻って戦線を補強できるでしょう。こんなあからさまな釣り餌を見逃す物かどうかに疑問があるのですが、ストルテンベルグが釣られると、アルチェモフスク向けの攻撃がまた、NATOの軍事シミレーションの意図的な操作で、成功する物に書き換えられて実施されて、再び繰り返す大惨事になるのでしょう。
 これはあからさまな愚かさの繰り返しですが、アルチェモフスク・バフムートに向けて集結しているウクライナ軍を粉砕するには、ロシア側にとっては非常に有利な展開になるのでした。
 この様に書けばこの未来は失われる可能性を高めるでしょうが、NATOの無謀な作戦立案とその実行は、止める事が出来るかを結果で語るしかないでしょう。時はどんどん流れるので、7月1日を過ぎて7月18日まではあっと言う間でしょう。
 どんな結果になるのか、ここ数日が注意の時でしょう。何が見えてくるのか、それ次第です。

6月25日の2回目の追記
 3時になる所です。プリゴジン劇場は終わりに向かうのですが、何を得てこれからどの様に変化するのかはまだ未知です。ロシア側にはリスク低下ですが、NATOがどの様な反応をするのかはこれからです。アルチェモフスク・バフムートへの反撃が実施されるかは微妙に感じる所です。

ワーグナーは「暴動」を終わらせることに同意します–ルカシェンコ
エフゲニー・プリゴジンはモスクワへの行進を停止し、「血まみれ」を回避することに同意したとベラルーシ大統領は述べた。
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は土曜日に、ワグナーグループのリーダーであるエフゲニープリゴジンが戦闘機の「安全保証」と引き換えに反乱を放棄するという取引を手配したと発表した。
「エフゲニー・プリゴジンは、ロシアでのワグナーの武装した男たちの移動を止め、緊張を緩和するためのさらなる措置を講じるというアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の提案を受け入れた」とルカシェンコの事務所からの声明を読んだ。
声明によると、ルカシェンコとプリゴジンは「一日中」会談し、「ロシアの領土で血まみれを解き放つことは容認できないことについて合意に達した」。
ルカシェンコの事務所は、会談はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と調整して行われたと述べ、プリゴジンは「ワグナーPMC戦闘機の安全保障とともに、状況を解決するための有利で受け入れられるオプション」を提供されたと付け加えた。
このニュースは、民間軍服のメンバーが南部の都市ロストフナドンを通過してから数時間後、ワーグナーの護送船団がモスクワに近づいたときに来ました。金曜日以降に発表された一連のビデオ声明で、プリゴジンは、彼が腐敗していると見なしたロシア軍当局者と対峙するためにモスクワに進んでいると宣言した。
プリゴジンはロシアの支配層からの支持を集めなかった。代わりに、プーチンはワグナーの首長を「私たちの国と私たちの人々を裏刺した」と非難し、ロシアの連邦保安局(FSB)は「武装反乱を呼びかけた」としてプリゴジンの犯罪捜査を開始した。
ロシアの上級政治家と軍人はプリゴジンの反乱を非難し、ワグナー戦闘機に武器を置くよう求めた。
ルカシェンコの発表の直後、プリゴジンは彼の軍隊がモスクワへのプッシュを放棄し、彼らの野戦キャンプに戻っていることを確認した。

 ここに書かれていることだけから考えるなら、当然の結果でしょうし、始まりからこの予定があったのかと思える所です。
 この先が重要であり、これで十分にNATOとウクライナ側の反応を引き出せるかです。ロシアは意図的に内部の脆弱な部分を嘘かホントかは別として見せたことになるのでした。これをチャンスとして今頑張る以外に生き残りの道はないほどなので、乗ってくるはずが、善の側の見込みなのかと思えます。結果は明日以降に出て来るでしょう。
 もう少し頑張ると思えたのですが、思うよりも早い決着でした。続きを頑張って欲しいと思います。ワグネルはバフムートに戻るでしょう。状勢を伝える地の声なしの決着であり、予定通りの流れであったと思われます。

 ここから一眠りした後の続きです。15時過ぎまでのニュースを続けます。

プリゴジン氏は声明で、進軍停止の理由を「我々は正義の行進を始め、兵士たちの血を流すことなく、24時間でモスクワから200キロ以内まで到達した。ロシア人の血が流れることへの責任を自覚し、部隊を方向転換させ、野営地に戻る」などと主張した。

米、ワグネル反乱を事前把握=核兵器管理への影響懸念―報道
 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は24日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が武装反乱を起こす準備をしていることを、米政府が事前に把握していたと報じた。米政府はプリゴジン氏の反乱がロシアの核兵器管理に及ぼす影響を懸念していたという。
 報道によると、米情報機関が最初にプリゴジン氏の反乱準備を察知したのがいつかは不明だが、21日には政府・軍高官に詳細な説明をした。22日には米議会幹部にも報告した。 

ロシアの混乱、ウクライナには「吉報」-早期戦争終結に期待感
(ブルームバーグ): ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏の反乱がどう展開しようとも、ウクライナの政府当局者が確信していることが1つある。ウクライナを利する結果になるということだ。
  ウクライナの反転攻勢開始から3週間が経った重大な局面で、ロシアは混乱に陥ったことになる。状況がどうなるかは今後24-48時間が鍵を握るだろうが、ウクライナが急いで軍事的な対応をとることはないと、ゼレンスキー大統領の顧問を務めるミハイロ・ポドリャク氏は語った。
  それでも、この混乱はロシアの政治システム内に分裂があるという明らかな証拠で、プーチン大統領の戦争遂行の妨げになることは確実だと、ポドリャク氏は指摘した。
  自身の執務室でインタビューに応じたポドリャク氏は、「ウクライナにとって間違いなく吉報だ」と述べ、「戦争終結を早めるのは確実だろう」と続けた。
  同氏によると、プリゴジン氏の反乱の結末は複数のシナリオが考えられるが、既に明らかなことは3つある。ロシアのエリート層が分裂していること、プーチン氏が絶対的存在としてのオーラを失ったこと、軍事的な内紛がロシアで進行中だということだという。
  ゼレンスキー大統領は24日、ロシア情勢について安全保障担当幹部らと協議した。プーチン氏はテレビ放送された国民向けの演説で、プリゴジン氏の行動を裏切りと呼んだ。
  今のところロシア正規軍が国内の反乱に対応するためウクライナから移動している形跡はない。ウクライナでの戦場に大きな影響を及ぼしている兆しも見られない。ウクライナは24日、米国に対して反転攻勢は「計画通り」進めていると説明したと、ザルジニー軍総司令官は述べた。
  元米軍司令官のマーク・ハートリング氏は、ロシアの混乱がウクライナにとって戦場での好機をもたらすとの見方にツイッターで警告した。
  それでも、ウクライナの軍情報当局は発表文で、ロシア側がモスクワ包囲攻撃に備えた準備を進めており、ウクライナとの国境に蓄えられていた軍装備がモスクワに送り返されつつあると主張した。この主張は第三者によって証明されてはいない。
  ゼレンスキー大統領は「ロシアの弱さが鮮明になった。全面的な弱さだ。ロシアが軍や民間戦闘員をウクライナに長くとどめておけばおくほど、後でロシアにとって大きな混乱と痛み、問題が生まれる」とツイートした。

米仏独英首脳が電話会談 ワグネル反乱で
 【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの反乱を巡る情勢についてフランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、英国のスナク首相と電話会談した。ウクライナへの揺るぎない支援を確認した。
 オースティン国防長官はカナダ、フランス、ドイツ、ポーランド、英国の国防相と、ブリンケン国務長官はトルコやウクライナの外相と電話会談し、ロシア情勢を巡って意見交換した。
 バイデン氏はハリス副大統領と共に安全保障チームからロシア情勢の報告を受けた。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、ブリンケン、オースティン両氏、ヘインズ国家情報長官らが参加した。

ウクライナ軍、ロシアに多方面攻撃 国防次官が発表
(CNN) ウクライナ軍は24日、民間軍事会社ワグネルの武装蜂起で混乱するロシアに対し、多方面で同時に反転攻勢をかけた。
マリャル国防次官はSNS「テレグラム」で、東部の部隊が同日、複数の方向に攻撃を仕掛けたと発表。具体的にバフムート、ヤヒドネなど数カ所の名前を挙げた。
マリャル氏は「全方面で前進がある」と述べたが、それ以上の詳細には言及しなかった。
同氏はまた、ウクライナ南部で激しい戦闘が続いているとも報告。ロシア軍は守勢に回り、ウクライナ軍の動きを必死に阻止しようとしていると主張した。

 恐らくプーチン大統領の配慮で、流血の事態を避けるために、武力での侵攻の停止を求めなかったのでしょう。モスクワまで200kmに接近できたというのは驚きですが、ヤラセもここまでやるからこそ効果があるという姿その物でしょう。
 欧米には大きな動きなしですが、ウクライナは早速バフムートに攻撃を仕掛けたとあるので、ロシア側としてはこれで良い判断なのかも知れません。目先は負けてみせるでしょうから、続きでどこまで進んでくれるか、本格化するかでしょう。
 スピード解決の理由は200kmまで侵入させたことによる、ロシアへの弱体化の声を上げさせる部分で、十分な成果が得られるという判断に見えます。これも予想通りでしょうから、上手く機能したプリゴジンさんの最後の劇場だったのかと思います。

2に続く 中略にしていた部分を27日の修正で載せ直しました。

稲生雅之
イオン・アルゲイン