日月神示の未来予想について　　　１２月２日

　ここしばらくずっと来年の１０月２８日に対する未来の流れを見てきています。暗号からは複数の未来を見ることが出来てきています。
　悪い未来は、世界経済が国債の暴落により崩壊し、資本家による支配を可能にする新たなお金の登場と戦争への道です。経済は大きく縮小します。

　この悪い未来は避けてゆく必要のある物ですが、これ以外には経済規模の縮小が小さい未来と半分くらいになる未来が確認できています。経済の崩壊は私たち日本にとって必要不可欠な貿易の大幅な縮小を意味しますが、この二つの未来には貿易の可能な未来を見ています。

　一方の未来には、日本円がドルに変わって国際決済通貨として使われる未来、残りは今まで通りのドルの流通する未来です。日本円が国際決済に使われる流れの先には、お金の価値が金や資産などの実物で計られるのではなく、私たちの生産力で計られる未来を見ています。ここではヘッジファンドに代表される投機がなくなり、私たちの働いた物が私たちの得る物になると言う公平な世界が得られています。

　今多くの本でマヤのサイクルの終わりに向けての終末論が流されており、その影響なのか、多くの経済の崩壊の予想が出されています。リーマンショック以降の現在までの流れを考えると、先進国の経済成長が行き詰まりつつあることは明らかですし、各国の抱える債務の問題が徐々に表面化する中で、対策として大量に発行されているお金がインフレを呼び寄せています。

　普通に考えるとこの先には金利の上昇、債務の爆発があり、インフレからお金の価値がなくなる未来になって行きます。多くの人は、いままで不正にお金を儲けていた人々が苦しむ事になり、新しい明るい未来がくるのではないかと期待しています。この期待が多くの人が暴落や崩壊を望む理由であると感じています。

　現実は残念ですが、経済崩壊は悪の側の資本の望む物になっています。多くの人の望む流れを利用して、自分たちに都合の良い未来を作り出す準備が出来ている状況です。
　具体的には、崩壊が起きても崩壊は国家の物であるので、資本は負債を国家に押しつけて自分達は物資を確保しているのです。金や石油や農作物など、これら資本の抑えている物資、実物をベースにした新しいお金である「悪円」を提案されると、私たちにはこれを拒むことが出来ないのです。

　日本は貿易により生計を立てている国です。ここでドルが使えなければ、円が使えなければ、原材料もエネルギーも食料も手に入らなくなります。この状態で新しい通貨を提案されたら、誰でもその話に飛びつくことになると思います。残念ですがこの未来が暗号にも出されていました。経済崩壊で新しい経済の仕組みを作りたくても、私たちには貿易を可能にする仕組みがないと、新しいエネルギーが立ち上がるまで少なくとも２年くらいは苦しい状況になるのです。この点をクリアにしているのが彼ら資本の側です。

　暗号で来年の１０月２８日を解析し、関連する未来を見たのですが、始めは今の流れの延長線上を見ました。その結果この最悪の未来を見ることとなり、その厳しさを考えさせられていました。お金の仕組みがリセットされるので、何が起きたのかを情報公開により多くの人が知る事が出来ます。そこから苦しみながらも実物ではなく、生産力をベースにした新しいお金を使えば、投機のない公平な未来も実現可能に見えていました。

　単純にこの様になって欲しいのですが、悪の側も生き残りをかけています。先ほど書いたようにここで新しいお金を提案されると、多くの人はそのお金の魅力にかなわないでしょう。残念ですが、こちらの方が実現の可能性が高いようです。
　日月神示にも、この変化の状況が出されています。

　その人の働きによってそれぞれに恵みのしるし下さるのだぞ、それがお宝ぞ、お宝相当に集まるのざぞ、キンはいらんと申してあろうがな、

　現状日月神示の解説をされる方も「金はいらん」と言う所からお金の価値がなくなる暴落を見ているように感じています。でも、８通りに読み取れる日月神示なので、もっと異なる解釈が可能であると思っています。
　考えてみるとこの部分ですが、ゴールドとしての実物のお金は不要になって、生産価値としてのお金が、働きの恵みのしるしとして使われるようになると読み取れる気がしています。

　暗号では日本円の価値を私達の生産価値に見て、残り二つの未来を見ています。この様な未来を見ているのはどう考えても暗号だけではないと思います。
　日月神示も解釈が複数取り得ると言う事で、この先の変化して見えてくる未来に上手く対応出来ていると思います。この事をこれから書く本に入れて説明して行こうと思っています。

　この仕組みは一本の道を示すだけの普通にある予言とは異なり、状況に応じて変化に対応できる物になっています。暗号には他の予言と異なる時の封印や選択肢の存在がありますが、日月神示にも８通りの解釈が可能という柔軟な仕組みが存在します。今まで気がつきませんでしたが、時の流れの中で、いろいろな変化の中で、艮の金神の望む未来を守るための大切な仕組みだと思います。

　今はまだ多くの解説者の方もたくさんの未来を提案する状況にはなっていませんが、この先多くの方が未来の多様性を公表し、その中から資本に蹂躙されない流れが見つけ出されてゆくのではないかと思っています。暗号はこの様な未来を示唆しています。
　日月神示本来の姿である、悪を抱き参らせる未来が見えてくる事を願っています。

イオン・アルゲイン

ＰＳ
　来週また屋久島に行ってきます。ここしばらくメルマガの送信が月曜日と木曜日になっていますが、通信他の都合で多少前後するかも知れませんのでよろしくお願いします。
　次回は２０１２年１２月２１日です。このポイントに向けての変化を今の時点で分かる範囲、重要部分でお伝えしたいと思います。