先週このHPでPC処理能力の向上に関してお願いをしました。ご協力を頂いた方々ありがとうございます。何とか2台増やして作業に取り組んでいます。
マヤ暦に時間を回せるようになりとても助かりました。この関連での進展があったので、その内容をお伝えしたいと思います。
マヤ暦を使うと地球の過去に遡れる可能性があることを見てきています。今までは主に約3万年前からの出来事を見てきています。
伴星の本に1年が360日から365日に変化したことを説明しています。深海での大規模な水蒸気爆発によりこの変化が起きた可能性を指摘しています。
こちらが知りたいことは、この様な変化が3万年毎に繰り返されているのか、それとも非常にまれに起きたことなのかということです。
数字を書くとアレルギーが出る方もおられるかと思いますので、簡単な所だけにします。マヤ暦に残されている数字を見ると、1年が375日であった時代に可能性があるのです。
マヤ暦は5,200年で1つの周期を表しています。これに6回の周期と360日を掛けて日数で見ると、
5,200年 x 6回 x 360日 = 11,232,000日
この数値は彼らの暦の周期の6回分です。
これに対して伴星の周期の象徴値である29,952年を1年375日の日数で表すと
29,952年 x 375日 = 11,232,000日
理由はよく分からないのですが、数値に一致が見られるのです。1年が375日であった時代があることを伝えているように見えたのです。
29,952年が365日にも360日にも関連する数字であることは、こちらも伴星の本に説明しています。この様な数字を伝え残すために、数値との関連を含んだ物を暦にして残しているのです。
では、1年が本当に375日だった時代があるのでしょうか。この証拠をマヤ暦を使って探してみました。
探した物とは、伴星の位置から考えた場合の近日点と遠日点がマヤ暦に表現されているかです。伴星が太陽に最も近づく点と最も離れる点です。
今の1年が365日の時代において、この近日点と遠日点はマヤ暦に表現されていることを確かめています。その結果伴星の周期が29,83x年であることも分かっています。
もし375日が1年の時代があるとしたら、365日の時代同様にマヤ暦に組み込まれて残されていると考えました。
見つかったデーターを下に載せています。伴星の近日点をマヤ暦の(0.0.0)にした場合の次の近日点は(12.13.x)、その途中で通過する遠日点は(12.16.x)となります。
データーには軸というグラフでこの2つの点が大きくピークを持っており、遠点や近点なども近くでピークを持つように配慮されていたのでした。軸とは伴星の楕円軌道において遠点近点が交わる軸(太陽と伴星をつないだ直線)を表します。
このグラフは7つのグラフを統計的に処理して得られた物です。たまたま一つのグラフにある物が出ているわけではないので、コードの制作者が配慮して組み込んだ物でしょう。
近点では伴星の接近に伴う電気や災害などの発生も重ねられており、この時期の大きな変化を伝えてくれています。
この変化が約6万年前に起きたとすると、当時の地球の状況がこの場所に記録されて残されているはずです。この確認のための作業を今進めているところです。
この時期の大きな変化として認められている物を以下に挙げておきます。
1)約7万3千年前にスマトラ島のトバ湖が大爆発をして、地球の温度を数度下げています。同時に人口が約1万人程度まで減った。
2)約7万年+/-1万3千年前に、ヨーロッパ系の祖先とアジア系の祖先が分岐している。遺伝子レベルの解析結果です。
歴史における時期の特定は、私たちの科学技術ではまだまだ誤差が大きい様です。トバ湖の爆発が約6万年前なのかは議論のあるところだと思います。
マヤ暦における約6万年前のポイントは(3.8.x)です。現在この部分を調べていますが、スマトラ、トバ、遺伝子分岐について一定の相関のあるところまでは分かってきました。遺伝子の分岐はレムリアの伝説として語られるムーとアトランティスへの分離に相当するので、この現実にはちょっとした興味があるのです。
得られたデーターが統計的なばらつきを超えた物であることの確認をしたいのですが、もう少し時間がかかりそうです。
トバ湖の噴火は約6万年より前から起きていて、この時期にも噴火していたとか、可能性は様々にあって、このタイミングで大爆発したとするにはかなりの追加調査が必要です。
マヤ暦は地球の過去を伝えるために残されたデーターの様です。過去を知ることが未来の出来事を予想する手がかりを与えてくれるでしょう。
今こちらにとって重要なのは未来を出すことなので、残念ですがマヤ暦の解析に時間が非常にかかりそうな場合はこの作業を一時停止します。来週は少し遅れますが21日金曜日の夏至の日にお送り致します。いつもと違いますがよろしくお願い致します。
稲生雅之