情報通信インフラの整備についてのコメント3 12月13日 12月15日追記

 自然の動きを待っている所です。数日前に市販のCPUが既に64コアに集積されていて、しかもそれが2020年のAMD社からの発売だと知りました。これまでにも目についていたとは思うのですが、Intel以外からは関心が薄れていたので気づかなかったのでしょう。情報通信インフラの整備を書く上では重要な部分なので、コメントを書いて残しておきます。
 AMDの半導体技術はTSMC社の7nmプロセスで、Intelの物は40コアが自社のサーバー向け10nmプロセスです。この差というよりもIntel社は競争から脱落しつつあると考える方が良いのかも知れません。変化の時でもあるのでこれをチャンスに出来ると大きいのでした。
 インフラ整備事業で難しい事がやりたい訳ではないのです。この点を明確にして、未来の流れについても簡単に触れておきたいと思います。

 Intel社の問題は、EUV露光技術への移行が問題を起こしている部分でしょう。サムソンとTSMCは7nm技術を可能にしており製品レベルの出荷も問題ない所でしょう。EUV露光技術とは極端紫外線露光技術であり使う光の波長が真空中でしか使えない13.5nmです。この前のプロセスは液浸ArF露光装置であり、195nmのエキシマレーザー装置でした。
 ここに大きな技術のギャップがあることは、誰でもすぐに気付けるでしょう。これをいきなり越えるなどは無謀なので後回しであり、13.5nm試作ラインを作って比較しながら液浸ArFの製造ラインをまずは整えるになるでしょう。
 作り上げたいCPUですが、14~16nmのプロセスで最大32コアのタイプがまずは完成出来れば良いでしょう。この目標は10年前に出来ていたPowerPCが目標であり45nmで9コアがIBM・東芝・ソニー連合のPS3に搭載されていたのでした。Cell Broadband Engineという名前でした。
 プロセスはどんどん狭くなって、同等製品でIBMが予定していた最後で32nmでした。これが完成していればもう少し延命したでしょうが、PCからの撤退で中止なのでしょう。
 PowerPCを8コアにすることと、Cell Broadband EngineのCellチップをそのまま使うことは異なるのですが、マルチコアの流れを作り出したチップでもあり、この改変レベルで現在でも通用する8コア製品に作れるのではないかと思います。
 32nmで8コアだったのであれば、プロセスルールを14~16nmにすると単純に4倍です。32コアまでの集積を可能に出来れば、目先まずは成功でしょう。
 ここまでを枯れている古いプロセスで実現すると、続きがやりやすくなるでしょう。ここに進むまでに2~3年でやれるかどうかです。簡単ではないという話ならたくさん出てくるでしょうが、今の最先端技術ではないので、それを作り上げる新技術向けの投資などゼロであり、数年前に完成している古い技術でここまで進めるでしょう。
 重要なのは最先端のスペックを出すことではなくて、最先端から数年遅れのスペックを余裕を持って確保することです。これが出来ると普通のPCはCPUの安定供給が可能になって、外部調達だったCPUがどんどん減らせるところとなるでしょう。

 EUV露光技術は現在が7nmプロセスで、4nmが数年後、10年前後で1nmまで進むとそれ以上は大きな変化が起きないでしょう。ここに明確な頭打ちのポイントがあるのです。少し遅れてこの時点を目指すのであれば、難しくないと考えて欲しいのでした。Intel社が手間取る7nmのプロセスをどの様に立ち上げるかが、インフラ整備としてのビジネスでしょう。
 まだ詳しく調べていませんが、TSMCの例で見ると、線幅他の仕様の全てを7nmにしたのではなくて、スペースに余裕を持っています。これで行くなら14nmから7nmに移行した時にはベストの1/4面積にならず1/2とかでも、消費電力上のメリットを享受出来るでしょう。無理せず出来る部分から立ち上げているのがTSMC社なのかと思います。
 もともと全ての露光をEUV露光技術でするのではなくて、液浸ArF露光との併用でしょうから、これでも大きな進歩なのでした。今のままなら4nmはともかく2nmになる時に享受出来るメリットが低下するでしょう。こういった部分もあるのでとにかく進んで行かないと1nmまでたどり着けるのかは分からない部分を残すのでした。
 2022年にインフラ整備事業をスタートして3年後ですが、2025年だと4nmプロセスが立ち上がっているでしょう。2nmが間に合うのかは分かりません。
 この時点でのCPUは、国産で32コア、4nmプロセスだと理想的には512個です。今の技術の推定では実際には128コア程度でしょう。現状の7nmプロセスで64個ですので、速やかにここまで追いつきたいところです。5年後の2027年で間に合えば良いでしょう。
 10年後の2032年ですが、1nmが可能になるとして、4nmに追いつけるかどうかでしょう。5年遅れで1nmに追いつくと、その先には大きな差など生まれないでしょう。インフラ整備としてこれで十分な成果だと考えて欲しいのでした。

 16nmプロセスで32コアCPUは、1nmプロセスまで進むと256倍で8192コアです。これを使いこなせる個人ユーザーなどいないでしょう。
 AMDの64コアCPUですが、約72万円です。8192コアにすると実に9216万円です。これだとPCの世界ではなくて汎用コンピューターでしょう。
 こちらの目に留まった64コアのAMD社のCPUですが、もともとこちらの仕事である暗号解析において大量のCPUパワーが必要なので関心があるのです。古い試算で4コアが50台必要だと考えていました。合計200コアの3GHZ駆動レベルになるのです。
 特に目を引く部分が64コアという多さなのでした。3台で192コアになるのでまずはこちらの必要とする性能です。実際の運用において50台を駆動するか3台で済むかは大きな違いであり、設置スペースと消費電力で効率の差が大きすぎる結果になるのでした。
 現状でLANでつないで3台運用をするだけで、メモリ残量の管理や個別のマシンの操作にも手間がかかるのです。これが50台だと管理者が必要になり、3台だと片手間仕事でしょう。それほどの差になるのでした。
 最近のスーパーコンピューターは、CPUの数も1万台レベルです。この管理は非常に大変でしょうし、1CPUで8192もあるなら50台とかで必要数になり、大きな利益でしょう。しかしながらここまでの需要があるのかどうか、これからでしょう。
 72万円のCPUはPCにするとワークステーションと名前が変わって120万円とかです。映像やアニメのクリエイター向けには需要がある様子ですが、一般向けではほとんど売れないでしょう。
 一方で消費電力もそれにそこそこに比例して低下するので、1nmになると携帯やノートPCではありがたいでしょう。この意味では一般消費者向けには必要性が残る部分だと思います。費用対効果の問題だけでしょう。

 リアリティも検討すると、AMD社はTSMC7nmプロセスで64コアです。線幅ルールから言えば128コアでも良いのですが、これは4nmプロセスに先送りでしょう。そうであるなら1nmにおいても512コアで限界を迎えるかも知れないのでした。
 理想通りなら4nmプロセスで達成出来るはずなので、これが可能になるのはさらに5年とかが必要になるのかも知れません。これらは将来課題として、まずは16nmプロセスで32コアを達成して、7nmのEUV露光技術を物にすることでしょう。そこまで進んで64や128コアにまで手が届くと思われる部分であり、最先端よりも数年遅れに現実味を感じて欲しいのでした。
 コア数が増えるとPCの台数を減らせるので、消費電力も含めて有利になるのでした。256から512コアの前後に限界があるとするなら、32コアを達成して64コアに進むだけでも、その続きが見えてくるでしょう。インフラ整備の中期目標としてもこれで進めると思うのでした。クラウドシステムを作り上げるには十分に利用出来ると考えています。
 リスクサイドからはもう一点あって、14~16nmプロセスで64コアも作り上げるでしょう。半導体の大きさで2倍なら許容範囲であり、64コアのCPUを使って問題の起きないソフトウエアの整備を進めても、大丈夫に出来るかも知れません。出来るだけ線幅を細くしての実現です。
 256から512コアの予想限界との差が小さいほど、安心して続きのステップに進めるでしょう。電力消費上不利ですが、一時的な物としてガマンすれば意味のある続きに出来るでしょう。そして7nmが出来ると128コアのあとで理論上の256から512コアに追い着けるのでした。
 普通に見て、半導体技術の最先端においてムーアの法則が守れないのみならず、Intelでさえこの問題を適切に扱えていない部分までは明らかです。これをその分の参入障壁の低下とみると、彼らの困難の結果で学べる液浸ArF露光の1.5番手商法で基礎を立ち上げる事になります。
 その後にEUV露光技術を5年やそれ以上かけて立ち上げても、最先端の彼らはムーアの法則が守れないのでそれほど遠くには行けないのでした。産業に必要なインフラ整備事業としては、このチャンスを生かして歪められた市場をあるべき姿に修正出来るでしょう。

 続きで重要なテーマがあって、これを書きたいとさえ言えるテーマです。企業経営は難しくないという話です。有名企業のトップになるのは宝くじに当たるくらい難しいと思うのですが、その経営など誰でも出来るのでした。誰でも出来るの意味ですが、コンサルタント会社に丸投げして出来ない経営などないと言う意味です。
 数字のつじつま合わせが出来るだけで、目先の経営に困ることはなくて、長期のビジョンなど誰にも適切には評価出来ないでしょう。そこには運があるだけだという所です。理系でも文系でも、未来を予測出来たら嬉しいだけであって、根拠なきギャンブルの類いです。大半は運が良かっただけなのに、俺には先見の明があると言うのが文系理系を問わず、社長の決まり文句でしょう。多くの他者への評価は、未来の計画があると知る時に、変わらざるを得ないのでした。ここの仕事も含めて、代わりをする人材に事欠かないと言えるでしょう。
 今言われている企業経営の難しさは、この種の社長達の作り上げた神話の類いであり、無能な経営者でもメディアを使って自社への批判を減らせる世界であり、資本の嘘の蔓延する世界こそ今の社会でしょう。特定の個人でないと出来ない仕事は皆無です。特許制度のまずさこそ、会社と個人の神話を支えてもいるでしょう。
 例を上げておきます。日産自動車のゴーン社長の改革が良い例でしょう。これこそマッキンゼーでもどこでも、丸投げで達成出来る改革だと思います。京セラの稲森氏にも失礼を承知ですが、JALの立て直しなど民間の意識があれば出来る物の類いであり、コンサル会社に丸投げ可能でしょう。
 社長になると自分の凄さを語れば、やってきた事の正しさも語るのだとは思います。経営が大きく傾かない限りは、失敗しても批判されないのであり、稲森氏ならこれから復活するかも知れないPHSを生かしておいて欲しかったとなりますし、経営の神様松下幸之助氏も、コンピューター事業を「儲からないなら止めときなはれ」で中止した話は有名でしょう。特定の誰かに何でも出来るなど、人間は神ではないのだから無理なのでした。
 ここにCellを取り上げたのでソニーにも触れると、情報ビジネス失敗の会社でありせっかくの卵を平井氏には全く理解出来ずでしたし、バイオのビジネスも手放すレベルなのでした。惨状なのに批判させない体質なのだと思えてしまう程なのでした。

 ここまでを書くと、1.5番手商法でPowePCビジネスを、国のインフラをベースにして立ち上げる事の簡単さと難しさが理解されるかと思います。半導体ビジネスを深いレベルで技術も合わせて知っているコンサル会社などないでしょうし、人材も限られるでしょう。即座の丸投げが出来ないのは残念ですが、始めはチームで進めるレベルだと思います。コンサル側に学ぶ気があるなら、その時間に比例するだけの難しくないビジネスであり、ここまでを含んで費用込みで投げたいでしょう。政治家として経営に責任を持つのですが、参考意見は複数の角度、視点からあると、より間違いの数を減らせるでしょう。
 経営は簡単で、技術の取り込みを如何に進めるかが鍵になるところでしょう。これが最先端にかかる技術で新規参入なら、コンサル会社は責任に気が狂うところでしょうが、1.5番手商法です。加えてこれから特許制度改革まで行って、協業の追求を日本の社会で進めるのです。この変化も考えにくいでしょうが、プラスに作用させてこそのインフラ事業への協力なのでした。
 具体的に書いて、CPUをやりたいと思うところは日立、富士通、NEC、東芝と三菱でしょう。ノートPCで成功している松下やその他にも候補はあるでしょう。技術者を集めてTSMCよろしくファウンドリーのビジネスを国が主体で立ち上げる事になるでしょう。
 国家には経営が出来ないと思う人もいるでしょうが、書いているように数字合わせはコンサル会社に丸投げまで可能です。批判を複数受ければ意味のある情報になるでしょう。
 国として半導体生産のファウンドリーになるので、インフラ事業に必要なCPUやチップセットを作るのですが、製造ラインには結果が出せたら余裕が持てるのです。技術者を出してくれた会社の受託を受けられるでしょう。自社のCPUを国のCPUを少し改変して出しても良いのであり、自社ビジネスへの差別化を図れるのでした。国としてはビジネスの育成にもなるでしょう。インフラ整備が出来るとおまけがつくのでした。
 これまでのビジネスは、進化する半導体技術への追随能力が問われてきたでしょう。これがここ10年で飽和して大きく変化します。ここにビジネスチャンスを見られるなら、今はチャンスその物でしょう。特にIntelがこけている現状であり良く見て欲しいと思うのでした。

 あと一点、全般的な話があり、日本で言えば、憲法も会社法も変わるでしょう。資本の嘘をこれまでのようには許さなくなりますし、会社という法人が、個人の人権を大きく阻害する状況も大きく減るでしょう。民主主義なのに資本力を持った法人にはやりたい放題であり、個人にその嘘が押し付けられて、しかも責任を問えなかったのでした。
 民主主義社会において、個人には投票におけるただの1票です。これと比較する法人には、賄賂その物の企業献金があるのであり、政治を歪めてきたその物になるのでした。広告宣伝費でメディアに嘘を書かせる物もよく似た罪でしょう。
 繰り返し書くように、トヨタのプリウスの電磁波問題、携帯と5Gの電磁波問題、JRリニアの安全性の嘘、原発の安全性の嘘、コンビニの防腐剤を筆頭にした食品添加物他の体に取り込む化学物質の問題など、個人に押し付けられている問題は、上げて行くと切りがないほどです。
 会社法にはもう一つ問題があって、会社は株主の物にされています。これも変える時でしょう。悪魔達に都合が良いだけであって、そこに働く人たちの人権がとことん無視出来て、企業経営者と株主が儲かるだけの仕組みです。社員の生きる場である会社なのに、その基本的人権など無視でしょう。
 綺麗事では進まない部分でもあり、小さな会社では個人経営でしょう。少し大きくなるところから社員の複利に注意が必要であり、大企業の今のあり方には制限まで必要でしょう。生かすも殺すも経営者次第なら、一般社員は利益の材料でしかないでしょう。彼らの生活環境を守るという観点が、大きく制約を受けてきたと思う所です。
 この件は現行憲法の問題解決と同時進行でしょう。勤労が義務なのに、そこから受ける利益を大きく制約されるのはおかしいでしょう。資本家の嘘が通る体系であり、法治なのに文系裁判官には科学を審理する能力がないのでした。やり方次第で嘘はつき放題なのです。
 明文法まで無視出来る体系に加えて、憲法には良心で判断するとありながらも、その良心に規定がないので何でもやりたい放題なのでした。これで現行憲法であり、私たちの修正を待っているのでした。あるべき姿の民主主義と法治を達成しましょう。資本の嘘、権力の嘘を弱者達でも裁けるように、大きく変える時なのでした。

 法改正の一部になる特許制度改革では、新しい特許は誰でも使えて、使った部分の使用料を支払う形式への転換を目指します。加えて、特許は申請直後から誰でも見えるように変えたいと考えています。当面は他国には無理なので自国の人たちだけが申請直後の閲覧を可能にするでしょう。
 こうすると科学技術の立ち上がりは非常に早くなります。まずは繰り返し書く常温核融合であり、質量制御の技術です。大きな変化になるでしょう。
 この国では医療制度の改革も進むので、これまでのような医療資本による国家財政へのたかりは数兆円のレベルで減るでしょう。加えて国債のあり方も見直すので、国債の金利支払いをなくせるでしょう。日本の財政基盤を大きく強化出来るのであり、常温核融合のエネルギー革命と、質量制御の技術の輸送革命の利益を国民の皆さんが受けられるようになってこそ、豊かな社会への一歩でしょう。
 この記事の情報インフラ整備に関連しては、日立、富士通、NEC、東芝と三菱さんの協力が必要になるでしょう。同時に常温核融合と質量制御の技術では電気系の会社として関わることにもなるでしょう。結局大企業相手ではあるのですが、会社法をあるべき姿に変えるのであり、子会社の社員さんの利益を無視して親だけ儲かるなどは変えられるでしょう。何でも一人で分かる訳ではないのでどんどん意見を頂ければ、会社法の修正に役立つでしょう。
 今ここで大きく変わるのであり、憲法も会社法も変えるところですが、具体的な変化をつなげられてこその改革です。情報インフラ整備は重要ですし、新しい科学技術の発展もさらに重要でしょう。皆で協力し合ってこその豊な未来であり、永続する平和な社会です。

 本日は自然の動きに可能性の高まる日であり、続きで17日の前後までが要注意の日々です。日本の呪いのサークルが528kmと52.8度で柏崎刈羽原発を警告する日ですが、18時を回って11月14日に続いてここもスカするのかと予想出来る所です。33日おきに繰り返す日なので注意を集めるには都合が良いのでした。
 前回は11月14日を過ぎて26と27日にリスクが高まることが分かって記事にしました。その結果もスカでしたが、この時は25日に桜島の噴煙アートが起こされて、仮称旭川古墳の計測中心を解析させられています。これが重要な仕事だった様子であり、神を名乗る者の悲しい姿、悪魔を内部にかかえる姿を教えられたのでした。
 本日は何をやりたいのか理解出来ていないままでしたが、この記事を検討していて重要な部分に抜けがあったので追加修正となりました。情報インフラの記事も重要であり、17日に向けて仕上げる部分なのかと思う所です。

 携帯電話、スマートフォン向けのCPUは後回しで考えてきたのですが、現在の携帯4Gと5Gを止めるとすると、大きな変化になるのであってその変化がCPUへの要求仕様にも現れると理解しました。キチンと考えていればすぐに気付けるレベルですので、このタイミングで調整されたものかも知れません。
 話は簡単です。携帯4Gも5Gも電波の送受信でエネルギーを大きく消費しているのです。比較する10年前のPHSの電波とは比較出来ない強さでしょう。エネルギー消費に大きな差があり当時使っていた頃は充電を毎日する必要がなく電話としては便利でした。今では携帯の毎日充電が当たり前ですし、充電サービスまで町に溢れるほどに電池食い虫でしょう。
 私たちがどんな安全性を選択するのかは決まっていない未来ですが、電波の電力消費を1/10にしないとその分脳細胞が破壊されるだけであり、5Gは特に酸素の血中濃度にまで悪影響がありそうです。やはりPHSの電波レベルが良いのかと思います。
 携帯の嘘は非常に大きくて、電波塔の周辺では健康被害まで出ているでしょう。ひどい物ですが規制を官庁の骨抜きでごまかすレベルだと思います。特に5Gはひどくて、健康被害を周辺にたくさん生み出すでしょう。
 野鳥を殺す程なのに資本家に隠され無視されて広まるところですが、明確に自然が拒否を伝えている以上は今後の自然の災害と大噴火の動きを見ると、人間達の対処も変わらざるを得ないのでした。
 そうなると5Gの電波塔を自然に破壊されるレベルなので、電波の強さと周波数の高さが問題な携帯のシステムはもう続かないでしょう。こう書かれても信じにくくて当然なので、続きは自然が動きを見せた前提で読んで下さい。

 携帯のCPUもマルチコアが普通になって電力消費もそれなりに増えているでしょう。7nmプロセスで低消費電力と早さが確保出来たと宣伝されています。
 情報インフラの整備事業で努力しても、始めは14~16nmのプロセスでのCPU供給でしょう。工夫をしても7nmとの差はあからさまなので、充電池の持ちを考えるとインフラ向けに製造するCPUでは不利なのでした。
 ところが、4Gも5Gも使えなくてPHSレベルに変わるとします。すると電波の電力消費は1/10になるのであり、ここに産み出される余裕はスマフォを長時間駆動に出来るでしょう。その時に7nmのCPUでないといけないのか、差が出るでしょう。普通に1日使えて充電で済むなら、特に困ることはないでしょう。7nmだと2日持つのでさらに便利も良いでしょうが、実際にこれで選ばれるかは消費の動向の変化次第でしょう。
 携帯向けにはPowerPCでもRisc-Vでも、低消費電力向けの修正が必要になるでしょう。2コアで十分だと思いますが、これは全体のバランスで決まるところです。これを2025年に供給可能に出来るとして、4Gと5Gのシステムの移行に間に合うかどうかでしょう。こちらの切り替えには検討から時間がかかるのであり、3年で整備まで進めるか、微妙かも知れません。
 ここにも変化のチャンスがあるのであり、アンドロイドとArmのあり方でこのまま進むのかを国民が考える所でしょう。公官庁の携帯需要を一通り切り替えても、一般国民の需要量にははるかに及ばないでしょう。これでもやれるのかは、インフラとは異なる分野であり検討も必要でしょう。小さくないので実行すべきが今の見方です。
 まずは目先、安全性で国民を騙してきた携帯のあり方は修正が必要です。ついでにソフトとCPUまでを変える必要があるかは国民の選択でしょう。
 インフラ整備の側としては、早いと2027年には7nmプロセスのCPUに変えて行けるでしょう。ここには多少の遅れも出るでしょうが、国家として責任を持って実行する部分なので、日本の総合的技術力を信じて下さいとなるのでした。市場では4nmがこの頃には使われ始めるでしょうが、大きな差になる前に7nmに進めると、ユーザーを価格面で困らせることはなくせるでしょう。市場の進歩に半歩遅れる所になるでしょうが、1nmで飽和するので結局追いついて低価格を実現するでしょう。
 電話網も携帯網も国家にとってはインフラですが、国民が利便性で選ぶべき物には強制力を使えないでしょう。市場の競争がなくなるとあとで困るのは国民であり製品の進歩、サービスの進化が止まってしまうのでした。

 長い目で見ると携帯事業にはもう一つの転換点があるかも知れません。常温核融合についてたくさん書いていますが、ここで産み出される新しい技術にウラン電池があります。ナノテクの塊になるのですぐには出来ないでしょうが、2030年代後半には家庭用の大きな蓄電池レベルやノートPC用などの小型のバッテリーレベルに出来ると思います。5年や10年は遅れる可能性のある部分ですが、実現してくるはずになるのでした。
 スマフォにも使えるところまでの小型化を達成して、電池の寿命が1ヶ月とかになると、CPUの低消費電力には大きな意味がなくなるのでした。それよりも安い方が良いとなって必要仕様の大きな変化となるのでした。
 ウラン電池は回収しないと放射能汚染につながるので、あまり小さな物は作らないかも知れません。自動車にも事故で破損する場合があって使えないでしょう。その場合はバッテリーが残るのですが、ノートPCのウラン電池から充電するや、ウラン電池を充電器として持ち運ぶまでを含めて変化する部分でしょう。
 費用対効果で変化するのが、携帯のCPUビジネスでありここまでを考えての長期の変化になると思っています。
 情報インフラ事業としては、携帯でも使えるCPUとOSの供給が出来るでしょう。公官庁の需要を切り替えられる物を準備出来たとして、それがどこまで市場で評価されるか、需要を見ながらの対処になると思います。基本ベースが作れたとして、携帯各社がCPUを自社向けに改良して使ってもらえるところまで進むと、一般向けにもシェアが取れるように変われるでしょう。
 当初携帯向けは、PCレベルが完成したあとで実現する目標に捉えていました。これだと携帯電波切り替えのタイミングが、ビジネス参入のタイミングとして失われることになるので相応しくないでしょう。ここに気がつけたので、この部分も同時に検討すべきとなる所です。

 情報通信インフラの整備にはお金がかかります。政治としては既に書いたように、医療費は数兆円のレベルで減るでしょう。加えて国債の金利支払いを大きくなくせるでしょう。これらを財源にして進めるべき事になります。
 日本の半導体事業の失敗の一つに、半導体製造装置の供給会社への、代金の支払いの悪さがネット上では確認出来ます。製造装置を納入しても利益が上がるまで2年も待たされるなど、古き悪しきビジネスが残っていて足を引いた様子です。台湾など代金8割が納入時で残りが性能確認の検収作業後です。
 この種の問題には一通り解決を国として準備しますし、1.5番手商法として色んな物を買わないといけないでしょう。大盤振る舞いはしたくないのですが、目の前にある失敗から学ばない訳にも行かないので、2~3年で結果を出すためにプレミアムを支払う場面も増えるでしょう。
 それでも結果を出すのであって、まずは未来につながる物を立ち上げてこそのインフラ整備です。社会を豊にするためにがんばりましょう。時間にもお金を払うと考える必要があり、相手の資金繰りにも配慮が出来る所でビジネス展開出来るでしょう。

 ここまでを書いてから、連中がスマフォビジネスを考えさせた理由が、やっと分かった気がします。どうやらスマートフォンへの要求仕様が変わる中で、近未来の姿を考えさせたかったのだと、やっと理解出来たところです。
 気づくのに時間がかかりましたが、スマートフォンはデスクトップやノートPCの心臓部にまで進化出来るのであり、持ち歩けるPCに成れるでしょう。遠くない将来において、小学生以上の全員にスマートフォンとX端末を配布することで、全国民に行き渡る情報インフラに出来ると分かったところです。
 ここまでの説明で、PowerPCの2コアを搭載したスマフォを作る部分は流れをご理解頂けると思います。この続きに重要な部分があったことにやっと気付けたのでした。
 ここの仕事がペンティアムゴールドの2コアで問題なくこなせている部分はこれまでにも書いてきています。3.7GHZあるので発熱量も多くてスマフォには載せられないのですが、所詮はCPUであり、駆動速度を下げると発熱量も下がって、それなりの動作になるのでした。空冷FANのついたスマフォなど目にしたことがないので、低消費電力が売りだと思われます。
 PowerPCの2コアを4GHZで動かすのではなくて、1GHZくらいで動作させて、電力消費を抑えてスマフォとして使えると考えていました。これはバッテリーに限る話ですがウラン電池にするならその制約を離れるでしょう。加えてメモリーもPC並に搭載可能ですので、スマフォ専用のOSは必要なくなって、PC用のOSでそのまま使えるでしょう。主にアプリケーション側で画面サイズとタッチパネルの特性に対処すれば、双方の使い方をサポート出来るでしょう。スマフォとPCのOSの双方に二重に投資する無駄を省ける世界が目の前にあることに、やっと気付けたのでした。
 ここでも話は難しくありません。スマフォとして使う場合と、普通のPCとして使う場合のそれぞれの状況を2025年の時点で説明します。
 まずスマフォですが、バッテリーで動作するものとして使う場合は、1GHZとかの低速で発熱の少ない中での動作です。これまでのスマフォと同様に使えれば良いのであり、狭い画面とタッチパネルに対応する程度でしょう。既に出来ている部分です。

 PCとしての利用は新しい使い方です。古いノートPCにはドッキングステーションという物があった時期があり、フロッピーディスクやCDなどを、USBではなくて専用のハードウエアで実現していました。
 今回はドッキングステーションの見直しになるでしょう。まずは電力を100Vや大型バッテリーから取ることで、4GHZでの駆動を可能にします。その分の発熱が問題になるのですが、この部分こそドッキングステーション側の機能です。CPUの増えた発熱を空冷でも水冷でも良いので、外部に効果的に取り出すだけです。適当な接触面が必要なだけで発熱量も大きくないので難しくないでしょう。熱暴走への保護をきっちりすれば、動作に不安はないでしょう。電力と冷却の確保で、CPUの能力は問題なく発揮出来るでしょう。
 続きが入出力です。ここで学校に導入する説明をしたX端末の登場です。スマフォ側にX端末のサポートを載せることは簡単でありソフトには既存の機能です。これをX端末に渡す部分を作り込むだけなのでした。
 その結果はスマフォの入出力を、大きな画面とマウスのあるX端末で行えるようになるのです。これは学校で説明した高機能なPCを使う姿と全く同じなのでした。
 学生達など勉強しながらスマフォをいじるところですし、寝ころびながらの操作も普通でしょう。家での利用がそれなりに多いのであり、その時X端末を使えるなら狭い画面に悩むことも、入出力操作の面倒に悩むことも減るでしょう。使いやすくなるのでした。オマケに早くなるので動作のストレスからもある程度ですが解放です。
 誰だってスマフォとノートPCの双方への投資が二重に感じる部分はあると思います。メールなどPCメールとスマフォメールに分かれていて普通であり、面倒なのでした。どちらか一方に取り込まれる仕組みはあるのでしょうが、それで便利かは別問題なのでした。
 この機能はこの部分の二重投資を大きく減らせるでしょう。スマフォの購入にドッキングステーションで高くて1万円、X端末も1万円の前後で普通のノートPCになるのです。スマフォとPCでソフトを分けて運用する面倒からも解放されるのでした。
 これはこちらには、大きなメリットです。買い換える物も多くの場合はスマフォだけになるでしょう。スマフォが進化してCPUコアが増えると、ドッキングステーションも交換が必要になるのでした。それでもスマフォとノートPCを買い換えて運用するよりは、はるかに安上がりで効率的になるのでした。

12月15日の追記
 CPUの性能ですが、手持ちのペンティアムゴールドG5400、3.7GHZと2004年のMacのPowerPC、G5の970FX2コア、2.5GHZの比較データーを探せました。GeekBench4において、5542と2079であり、2.67倍の性能向上でした。現在は14nmプロセスで、当時は90nmプロセスです。
 これを現代向けに作り直して14~16nmにするなら、4GHZ前後への高速化も可能ならコア数も余裕で4コアに出来るでしょう。必要であるかどうかだと思います。
 この仕様で2025年が余裕であり、2032年ならもっと早くなってさらに余裕で普通のPCの心臓部になれるでしょう。市場への広がり次第でMacOSもWindowsもメーカーが希望するなら載せるだけになって、ユーザーの選択肢も増やせるでしょう。
 ここまでの未来が簡単に見通せるので、政治的な利益だけでなく国民の皆さんの利益のためにも、携帯・スマフォ向けのCPU開発も同時進行させることが重要になりそうです。ノートPCの出荷台数が以後は減るでしょうが、より高級なスマフォとX端末は増えるでしょうし、デスクトップも用途が異なる部分で生き残り、ビジネスレベルでは大きな変化にならないと思えます。企業としてはチャンスを生かせるかどうか、変化に対応出来るかどうかでしょう。
 例えばPHSスマフォの場合、(ノート)X端末との組み合わせで、施設内の内線電話網を簡単に構築出来て外線共用に出来るはずです。内線電話の交換機を除いたある程度の費用を、PC投資に吸収出来るでしょう。
 携帯電波のままでも、5~10年遅れくらいで同様の進歩になっていたでしょう。PHSに変わることでデーター通信速度を向上させる問題が残るのですが、技術の進歩分で高速化に余裕はあるはずです。PHS的なシステムへの移行で、この変化への機会が早くなるのであり、ユーザーには大きなメリットでしょう。

 これは2025年に達成可能なスマフォの将来像になるでしょう。高機能なノートPCやデスクトップのPCと中身を同期させる使い方でも良いですし、企業ではPCとスマフォのソフトとデーターの統一で苦労することも大きく減らせるでしょう。ひたすらに二重に投資をするように強制されてきたこれまでのあり方と、必要な部分で決別出来るでしょう。
 一般的な使い方では、スマフォがあればPCの機能をそのまま利用可能になるので、これまでよりも便利になることは間違いないでしょう。
 PHSシステムに移行すると決めつける訳ではないのですが、少なくとも電波送受信の電力消費が1/10になると、スマフォのあり方までも大きく変われるのでした。
 Risc-VになるのかPowerPCになるのかまだ決められないのですが、ユーザーの皆さんにはPHSレベルのシステムに移行することで、スマフォがノートやデスクトップのPCの心臓部になれると説明出来るでしょう。必要性が低いのにスマフォとPCを二重に持つことは、今後は不要に出来るでしょう。スマフォの機能に2万円ほどでノートPCとなり、CDなどの必要な機能は追加で利用が可能に出来るでしょう。
 これは大きな変化ですので二重投資をしいられてきたユーザーの皆さんに、大きくアピール出来るメリットになるでしょう。携帯がPHSレベルに変わって面倒を強制されると多くの方は感じるでしょうが、その分のメリットこそ、ここでスマフォとPCの機能を統合することになるのでした。TVも取り込めるのであり各種二重投資が不要になる部分で浮いたお金で、生活を楽しんで頂ければと思います。

稲生雅之
イオン・アルゲイン