昨日は雪の成人式となり、新成人の中には雪で大変な思いをされた方も多かったようです。普段雪の多い地区では慣れた物なのかも知れませんが、関東では混乱も多く対応に大変だった様です。
関東の大雪は2~3月に多いので、この時期の物は珍しく、気象庁も雪の予想を外すほどに、いつもとは異なる状況だったようです。
温暖化に関連して、北極の氷が過去最大に減少したことを昨年9月25日のこのHPでお伝えしています。
この影響と言えるらしいのですが、サイエンスなどの科学雑誌にも「温暖化で寒くなる冬」などの記事(2月号)が載っていて、現在の状況を予想しています。
温暖化の原因は暗号によれば、経済活動に関連するCO2排出と太陽の伴星の影響の2つが出されています。伴星の影響は太陽の活性化として現れる物が分かりやすいですが、現状では目に見えて太陽が活性化していることはありません。
ただ、地球に目を向けると、昨年1月31日のHPで火山活動が活発化してきている可能性があることに触れています。地震も含め、過去のトレンドに変化が感じられるようになってきています。
前回のHPでシェールガスの平和につながる部分を見てきました。これはありがたいことですが、当然ながらCO2の排出は増えるので、それでも良いのかという議論になります。原子力発電については事故時の放射能の影響が除去できない以上、望ましいエネルギーではないと考えて頂けると思います。
原子力をとりあえずシェールガスなどの化石燃料に変えると、温暖化には悪影響です。ではどうすべきかの観点を暗号から書いておきたいと思います。まず、シェールガスも乱開発をすれば、思わぬ所から私たちに悪影響が及びます。
シェールガス地震 の解析結果
シェールガスの開発により断層に高圧の水が浸入すると、大きな地震を引き起こすかも知れない。1,995年の日本の阪神淡路の地震のように人工地震になる。
悪影響はシェールガスの乱開発が引き起こす地震です。既にアメリカではM5程度ですが、これまで地震の起きなかったエリアで地震が起きるようになりました。理由は恐らくですが、高圧の水を地下に注入し、そのまま作業後の排水を流し込むことで地盤を破壊し、地震につながっている事なのです。
シェールガスは都市部の地下にも存在しています。もしここに断層が存在するとどうなるでしょうか。暗号は阪神淡路のような震災の発生を警告しています。
断層に水を流し込むことは本当に危険な行為です。アメリカでの断層の探索がどれくらい正確なのかは分かりませんが、今の日本の原子力発電所の地下のように、あとから断層が見つかるようではいけないと思います。
シェールガスの開発をすることが、その地区の水資源を汚染する例も既に現れています。リスクの高い都市部のエリアは使わなくても、資源は人のいない場所に豊富にあると思います。適切な開発が進むことを願っています。
ここ10年で調べると、2,015年にその可能性が高くなっています。今から対策の出来ることなので、何とか回避出来ると思っています。
同様にメタンハイドレートも乱開発すると、海底のメタンハイドレート層が崩壊し、大量のメタンガスを発生させ、地球を大きく温暖化させることにつながります。
化石燃料には温暖化という性質があるのであり、これを使いすぎていては良くないことは現実です。日本のメタンハイドレートの開発にもこのリスクが伴っていることはここに書いておきます。
前回のシェールガスの解析では、その利用が平和につながるところを見てきました。過去の歴史は経済的な圧力が戦争を起こしてきた事例にあふれています。日本も例に漏れず石油の問題で戦争に追い込まれたのでした。
戦争になると、CO2の発生よりもまずは勝つことになるので、何でもありの世界が始まり環境など考えられなくなるでしょう。放射能の汚染さえも引き起こされうるのです。
今の世界には戦争のリスクがあるのであって、このリスクを取り去ることが先決だと考えられます。戦争を起こしてそこから大きく環境を破壊するよりも、平和に温暖化の解決を見いだしてゆく方が良いようです。
この事は昨年9月4日のエネルギーの未来のグラフが教えてくれています。
この日のデーターをもう一度ここに載せておきます。3つめのグラフよりお分かり頂けるのは、原子力を止めていく過程で化石燃料の利用が増えることです。未来を考えた行動がこの状況になるのですから、一時的に化石燃料の利用が増えても、シェールガスが増えても良いのではないかと思います。
必要なことは、戦争を避けることに加えて、次のエネルギーを作り出してゆくことです。再生可能エネルギーも増えてくる未来が出ていますし、原子転換の技術も新しいエネルギーになるでしょう。この種の動きがまだ少ないことは残念なのですが、戦争を避けるための経済の活用は、積極的であって良いと思います。
稲生雅之
2月23日土曜日に沖縄の自然信仰家・比嘉良丸さんの大阪勉強会に講師として参加します。しばらく前に参加して下さいと連絡があったのですが、いつの間にかマヤ暦の終わりについて話すことになっていました。マヤの長老ドンさんに教えられたことをお話ししたいと思います。暗黒の3日間など次の本に書きますが、現状3月までかかるかも知れませんので、情報の公開はこの日が最初になりそうです。
あわせて開発中のソフトについても現状をお話しすることになると思います。現時点で複数の選択肢の中から起きる可能性の高い未来を調べる事が出来ています。事例を積み上げて作業が順調に進めば2月の初めに状況を公表し、ソフトのバージョンアップの日程を決めたいと思っています。
ご参加頂けますようお願い致します。お申し込みは以下のHPよりお願い致します。
2月23日学びの和大阪申し込みページ