太陽の伴星の本に、太陽に存在する伴星の周期を30,368年の可能性があると書いています。年末に出す暗号の本に載せるために内容を見直していました。
今年の6月にグアテマラのシュルトゥン遺跡から2010年に見つかった壁画に、4つほど数値が出ていることを知りました。その解説をこのHPで6月27日に載せたのですが、その時に引っかかっていたことを改めて調べました。
その結果は、伴星の周期は30,368年ではなく、29,952年であること、関連して推定できる太陽の伴星の最接近の時期は、約西暦2,050年になることが分かりました。
エジプトのピラミッドは、西暦2,030~2,080位の幅を示唆していました。今回新たに見つかった遺跡に残る距離の数値は伴星の周期を導き、そこに今までの数値を組み合わせることで、最接近の時期を推定することが出来ました。
数値の計算も含めてなるべく簡単に説明したいと思います。
それではまず、シュルトゥン遺跡の壁画の数値からです。
第一行 1,195,740日
第二行 341,640日
第三行 2,448,420日
第四行 1,765,140日
この数値は365で割り算が出来ます。この数値が360で割りきれると、これらの数値が30,368年を導き出したドレスデン絵文書の数値
1,366,560
と相性が良かったのです。でも数値は365でした。
伴星の本の私の勘違いになるのですが、
1,366,560÷360×8=30,368
これをこの遺跡で相性の良かった365に替えると
1,366,560÷365×8=29,952
となるのです。
これだと伴星周期の可能性が2つに増えて30,368年と29,952年になるだけです。それでも前進ですが、前文明の人々がこの数字に関わる何かを残さないとは思えないので、関連する数値を探しました。
その結果は、テオティワカンの遺跡の位置関係も、ギザのピラミッドの位置関係も、それぞれに数値を残してくれていたことがはっきりしました。
まず、テオティワカンですが、この遺跡には
1stu=1.05946mという標準長さが含まれています。これは月のピラミッドの頂点から、正面に伸びる死者の道が太陽のピラミッドの正面に来る距離と、ピラミッドの頂点までの距離の比で表されています。
この比を使うとケッアルコアトルの神殿の中央までの距離が1,872stuとなります。その結果
1,872×16=29,952年
となります。
一方のギザには、伴星の本に書いたようにメートルで表す距離が直接使えます。すると下の絵に表す2つのピラミッドの距離の和がほぼ936mになります。その結果
936×32=29,952年
となります。
ギザにはもう一つの数値があり、それは下の絵の932.3mです。同様に
932.3×32=29,833,4年
となります。
この数値は計測の誤差を含んでいますので、年単位が正確かは疑問が残ります。専門家の計測を待つことになりますが、この前後15年くらいの誤差だと感じています。
29,952年は、360や365など多くの数字の公倍数に選ばれており、象徴的な数値です。そのために真の値がもう一つの数値で選ばれているようです。
ギザだけを考えると、大ピラミッドにリゲルの重なる約西暦2,030年が、この29,834年に相当すると思います。これがもう一方のテオティワカン、マヤの暦から確認できないかを考えました。
シュルトゥン遺跡の数値を365で年換算して、足したり引いたりをすると以下の数値の組み合わせが見えてきます
3,744+156=3,900
これを8倍すると
29,952+1,248=31,200
となります。
31,200年はマヤの暦の大周期13バクトゥンを6倍した数値です。
1,872,000日=5,200年 (360日/年)
(ここにも1,872が出てきて、13バクトゥンの終わりに注意を促しています。)
5,200年×6=31,200年
マヤの人々は暦の終わりと歳差運動周期の差を知っていたのです。知っていれば当然この一致が見出せたはずです。
マヤにはパレンケの遺跡に1,359,540という数値が残されています。数値は
1,359,540÷365×8=29,798.13
となります。
この値はギザと比較して36年短くなっています。でも、マヤの人々にギザと同じ数値が理解されていなかったは思えないのです。
ギザには29,952が残されていて、同じ数字であるマヤを参照するように私たちを促しています。そうすると、この差を最接近とのずれと見ることも出来ると思います。
マヤの暦の2012年の終わりが正しいとすると、ここに36年を加えた2048年が最接近となります。
この数値はギザの星の重なりから18年のずれですが、誤差の範囲で一致します。この数値の信憑性を今度は暗号で、地球の変化の予想から確認しました。
詳しくは、海面上昇と噴火のグラフを見て頂くことで分かって頂けると思います。変化は2,040年以降に大きくなっています。明日明後日のにんげんクラブの展示会では、グラフを見て頂くことが可能です。
今年の暮れに出す本にはこの情報と、詳細な壁画の数値の計算などもご紹介したいと思います。
また、マヤの暦の続きはその表記法(13,0,0,0,0)がその翌日
(3,2,8,0,1)
に変わることで、次の最接近時にも(13,0,0,0,0)を迎えます。この詳しい計算なども同様に次の本でご紹介致します。
前文明の残してくれた数値からは、マヤの暦の終わりである西暦2,012年は、伴星周期の最接近時期を前もって警告するために残された物であると考えられます。
最接近の時期は、西暦2,050年くらいです。この時期に向けて地球環境が大きく変化する可能性のあることを伝えてくれているようです。
まだ先に感じるかもしれませんが、変化の始まりを伝える2,012年でもあると思います。
稲生雅之
にんげんクラブ全国大会
9月22,23日にパシフィコ横浜で行われるにんげんクラブ全国大会の展示会に出展しています。高機能版のソフトウエアのデモに加え、未公表のグラフをご覧頂けます。信長、秀吉、家康、地震の関連と三浦友和・山口百恵さん、江口洋介・森高千里さんや海面上昇などです。
10月27日発売予定・個人向け時間分解グラフ機能を利用できるバイブルコードメッセージVer3.0の前売りも始める予定です。
ご来場お待ちしています。
ソフトウエアの購入説明会
9月30日の日曜日に大阪(地下鉄西大橋駅コベントガーデン)でソフトウエアの説明会を行います。新規購入のための説明会です。現在のVer2.0の使い方の説明もしますが、今開発中の時間分解機能と、その関連する使い方についても説明致します。9月20日の高機能版と、10月27日までに実現する機能をご説明する形になります。
お申し込みは以下のHPよりお願い致します。
9月30日日曜日 暗号解析ソフトの説明会申し込みページ
説明会申し込みページ
ソフトウエアの講習会
Ver1.0,Ver2.0のソフトウエアの使い方の講習会です。ノートPC持参で、知りたいボックスを入り口とし、詳しく自分を調べてゆきます。
10月14日(日)13:00~17:00(15分前開場)
SAPPORO-CAFE
〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目2-3 札幌公務員受験学院ビル1F・2F
http://sapporo-cafe.jp/
参加費 2,000円
お申し込みは以下の販売ページよりお願い致します。
販売ページ